一日にコーヒー、何杯飲んでいますか?
仕事前にコーヒーショップに寄って1杯テイクアウト、ランチの時にはセットメニューに付いてくるコーヒーを1杯、外回りの最中にコンビニエンスストアで1杯、気付いたら一日に何杯もコーヒーを飲んでいるという人も多いのではないでしょうか。
全日本コーヒー協会によれば、日本人のコーヒー消費量は年々増加しているようです。
参考:息抜きに欠かせない場所、喫茶店やカフェの常連客を増やすには
実際、昔ながらの喫茶店からテイクアウト専門のコーヒースタンドまで、さまざまな場所で美味しいコーヒーが手に入るようになりました。
日本人はラテが好き!?
さて、日本人に親しまれている、コーヒー。ブラックコーヒーやカフェラテ、カプチーノなど数々あるメニューの中で、実際どんなものが好まれているのでしょうか。
Squareがカフェやコーヒースタンドなどコーヒーを専門に提供している加盟店の売上トレンドから分析したデータによれば、人気のコーヒー第1位はカフェラテでした。約70%と他のメニューを大きく引き離し、ダントツに売れていることがわかります。
2位のカプチーノ、3位のカフェモカ、6位のエスプレッソ、7位のマキアートは全てエスプレッソを使ったメニューです。
コーヒーが良く飲まれている地域を都道府県別に見ると、
1位:東京都
2位:大阪府
3位:京都府
4位:北海道
5位:福岡県
1位の東京都、2位の大阪府は人口に合わせて飲食店の数も多いため、その分コーヒーもよく売れているようです。
3位の京都府。実は、コーヒー好きの地域として知られています。総務省の家計調査では、コーヒー豆やインスタントコーヒーなどコーヒーへの支出が多い都道府県として京都府が第2位にランクインしています。
参考:家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング
(平成26年(2014年)~28年(2016年)平均)
カプチーノの北海道とアイスコーヒーの福岡
今回は5位と4位の北海道と福岡の2地域で売れているコーヒーを比べてみました。
カフェラテが人気を博していることは北海道・福岡ともに変わりません。北海道は全国平均よりもドリップコーヒーやアイスコーヒーがあまり飲まれておらず、その代わりカプチーノやカフェモカ、エスプレッソが人気です。一方、福岡ではアイスコーヒーがよく飲まれており、カプチーノは余り人気がないようです。
北海道のスキーリゾートは外国人旅行者に人気の観光地です。北海道のコーヒーの売り上げには外国人旅行者の好みも反映されているかもしれません。
Square データでは、商品ごと・店舗ごと・期間ごとの売り上げを随時確認できるだけでなく、売上分析に活かせるデータを提供しています。ぜひ日々の経営にお役立てください。
参考:【保存版】加盟店の“マイページ”、Square データとは?
Square加盟店の取材記事【商いのコト】。最新記事や取材風景は Instagram をフォローしてご覧ください。