クレジットカード決済端末5選を比較!選び方や業種別の導入事例を紹介

経済産業省によると、2025年のキャッシュレス決済額162.7兆円のうち、クレジットカード決済が82.7%(134.6兆円)を占めています1。クレジットカード決済端末は、対応する決済方法や端末価格、決済手数料、入金サイクルなどがサービスによって異なります。

本記事では、代表的な決済サービス5社を比較し、端末の選び方や導入手順、業種別の活用事例を紹介します。

📝この記事のポイント

  • クレジットカード決済端末は、端末の形状や対応する決済方法、持ち運びの可否などがサービスによって異なる
  • 決済サービスを選ぶ際は、端末費用や決済手数料だけでなく、入金サイクルやPOSレジとの連携、サポート体制も比較する
  • 決済端末を導入すると、支払い方法を増やせるほか、会計や売上管理の負担を減らしやすくなる
  • 申込から利用開始までの期間や必要書類は、決済サービスやカードブランド、業種によって異なる
  • Squareでは、用途に応じて複数の決済端末を選べ、月額固定費・振込手数料なしで利用できる
目次


クレジットカード決済端末の基礎知識

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クレジットカード決済端末は、カード情報を読み取り、決済の承認や売上処理を行う機器です。利用できる機能や対応する決済方法は、端末や決済サービスによって異なります。

クレジットカード決済端末の主な機能

代表的な機能は以下のとおりです。

機能 内容
カード情報の読み取り・信用照会 ICチップやタッチ決済などでカード情報を読み取り、決済の可否を確認する
売上処理 決済情報を決済事業者へ送信し、取引を確定する
複数の決済方法への対応 端末によっては、電子マネーやQRコード決済にも対応する
レシート発行 紙またはメール、SMSなどでレシートを発行する
POSレジ・売上管理との連携 対応サービスでは、売上集計や在庫管理、会計ソフト連携などを利用できる

売上分析や在庫管理などは、端末単体ではなく、付帯するPOSレジや管理画面の機能として提供される場合があります。必要な機能に対応しているか、導入前に確認しましょう。

クレジットカード決済端末のタイプ

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決済端末は、主に以下の3タイプに分けられます。

タイプ 特徴 向いている利用シーン
据置型 レジカウンターに設置して使用する 固定の会計場所がある店舗、複数スタッフで利用する店舗
オールインワン型 端末単体で決済やレシート発行ができ、持ち運べる機種もある 飲食店のテーブル会計、宿泊施設、移動販売
スマートフォン・タブレット連携型 小型カードリーダーをスマートフォンなどと接続して使う 小規模店舗、イベント出店、訪問サービス

選ぶ際は、会計を行う場所、持ち運びの有無、通信環境、周辺機器の必要性などを確認してください。

クレジットカード決済端末を提供する決済サービス5選

代表的な決済サービス5社について、端末費用や決済手数料、月額固定費、入金サイクルを比較します。

サービス 端末費用(税込) 月額固定費(税込) 主な決済手数料 入金サイクル・振込手数料
Square 4,980円〜 無料 対面決済:2.5%または3.25%※ 三井住友銀行・みずほ銀行:翌営業日
その他:週1回
振込手数料無料
Airペイ カードリーダーを無償貸与※ 無料 クレジットカード:3.24%
電子マネー・QRコード決済:決済方法により異なる
月3回または月6回
QRコード決済は月1回
振込手数料無料
楽天ペイ 楽天ペイ ターミナル:38,280円
キャンペーンで無料の場合あり
プランにより異なる クレジットカード:2.20%〜
電子マネー:2.95%(税抜)〜
QRコード決済:プラン・決済方法により異なる
楽天銀行:最短翌日
その他:選択した入金方法により異なる
stera pack 無償貸与 1年目は無料
2年目以降3,300円※
1.98%〜※ 毎日締め〜月2回締めから選択
三井住友銀行:無料
その他:220円
PAYGATE 39,600円 3,300円※ クレジットカード:1.98%〜
電子マネー:3.24%
QRコード決済:2.00%〜
クレジットカード・電子マネー:月2回
QRコード決済:月1回

※適用条件、決済ブランド、契約プラン、キャンペーンなどによって異なります。最新情報は各社の公式サイトで確認してください。

Square

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Squareは、カードリーダー型からレシートプリンター内蔵型、据置型まで複数の端末を提供しています。店舗の規模や会計場所、必要な機能に合わせて選べる点が特徴です。

月額固定費と振込手数料は無料です。対象となる中小事業者には、主要クレジットカードブランドの対面決済に2.5%の手数料が適用されます。Square POSレジと連携し、売上管理や在庫管理などの機能が無料で利用できます。

Squareなら今すぐキャッシュレス決済導入できる

Squareはアパレル店やカフェからサービス業まで、あらゆる業種に対応するキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済が簡単に始められます。アカウント作成は無料、月額利用料も0円。売上は最短即時入金、スマホを使ったタッチ決済なら端末購入も不要と、キャッシュレス化をはやさでサポートします。

Airペイ

Airペイは、iPadまたはiPhoneとカードリーダーを組み合わせて使用する決済サービスです。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。

月額固定費と振込手数料は無料で、カードリーダーは新規申し込み、かつ申し込み月の6カ月後の月末までに審査を通過している場合は無料で1台貸与されます。利用には対応するiPadまたはiPhoneが必要なため、所有していない場合は端末代も含めて検討しましょう。

楽天ペイ

楽天ペイ ターミナルは、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応したプリンター内蔵型の端末です。端末の通常価格は38,280円(税込)ですが、新規加盟店向けキャンペーンで無料になる場合があります。

楽天銀行を振込先に指定すると、売上金を最短翌日に受け取れます。他行を利用する場合は、振込手数料や入金方法を確認しましょう。

stera pack

stera packは、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応する据置型端末を無償で利用できるサービスです。アプリを追加することで、POSレジなどの機能も利用できます。

利用開始から1年間は月額固定費が無料で、2年目以降は月額3,300円です。所定の売上条件を満たすと、2年目以降も無料になります。

PAYGATE

スマレジのPAYGATEは、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応するポータブル型端末です。プリンターと4G通信機能を備え、店外やテーブルでの会計にも利用できます。

スマレジのPOSシステムと連携すると、会計金額の二重入力を減らせます。端末無料や月額無料のプランには条件があるため、通常料金とキャンペーン内容を確認して申し込みましょう。

クレジットカード決済端末の選び方のポイント

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クレジットカード決済端末は、料金だけでなく、利用場所や対応する決済方法、入金サイクル、サポート体制なども比較して選びましょう。

確認するポイント 主な確認内容
利用シーン 据置型か持ち運び型か、屋外やテーブル会計で使うか
対応する決済方法 クレジットカードのほか、電子マネーやQRコード決済に対応するか
費用 端末代、月額固定費、決済手数料、振込手数料の総額
入金サイクル 入金頻度が資金繰りに合っているか
POSレジ・周辺機器との連携 利用中のPOSレジや会計ソフト、プリンターなどと連携できるか
サポート・セキュリティー 問い合わせ時間、故障時の対応、PCI DSSやEMVへの対応状況

必要以上に高機能な端末を選ぶと、費用が増える場合があります。一方、料金だけで選ぶと、必要な決済方法や連携機能を利用できないこともあります。

店舗の規模や会計場所、月間の決済額を整理したうえで、必要な機能と総コストのバランスを比較しましょう。

クレジットカード決済端末を導入するメリット・デメリット

クレジットカード決済端末には、支払い方法を増やせる一方、手数料や通信環境への対応が必要になるといった側面があります。導入前に双方を確認しましょう。

クレジットカード決済端末を導入するメリット

メリット 概要
支払い方法を増やせる 現金を持っていないお客さまや、カード決済を希望する訪日外国人にも対応しやすくなる
会計業務の負担を減らせる 現金の受け渡しや釣り銭計算が減り、会計ミスやレジ締めの負担を抑えやすい
売り上げを管理しやすくなる 決済データを自動で記録できるため、売上集計や入金確認に活用できる
現金管理のリスクを抑えられる 店舗内で保管する現金や銀行へ入金する金額が減り、紛失などのリスクを抑えやすい

大阪・関西万博の会場内店舗を対象とした調査2では、約9割の店舗が「売り上げに占めるクレジットカード決済の割合が26%以上」と回答しました。また、全面的にキャッシュレス化した店舗では、売上データの集計・報告にかかる時間が短い傾向も報告されています。

クレジットカード決済端末を導入するデメリット

デメリット 確認したい対策
決済手数料が発生する 月間決済額をもとに、決済手数料や月額固定費を含む総コストを比較する
端末や周辺機器に費用がかかる場合がある 端末の購入・貸与条件に加え、スマートフォンやタブレットの必要性も確認する
入金まで時間がかかる場合がある 入金回数や振込手数料を確認し、資金繰りに合うサービスを選ぶ
通信障害や故障の影響を受ける LTE対応端末や別の支払い方法を用意し、故障時の交換・サポート体制も確認する

料金や入金条件はサービスによって異なります。導入による効果だけでなく、継続的に発生する費用やトラブル時の対応まで含めて比較しましょう。

クレジットカード決済端末導入の流れ

クレジットカード決済端末は、主に次の3ステップで導入します。
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ステップ1:必要書類を準備する

申し込みに必要な書類はサービスや業種によって異なります。一般的には、以下の書類を用意します。

  • 本人確認書類
  • 振込先口座の情報
  • 店舗写真やウェブサイトなど、事業内容を確認できる資料
  • 営業許可証など、業種ごとに必要な書類

書類に不足があると審査に時間がかかる場合があるため、申し込み前に公式サイトで確認しましょう。

ステップ2:申し込み・審査を受ける

ウェブサイトなどから申し込み、加盟店審査を受けます。審査期間は、決済サービスやカードブランド、提出書類の内容によって異なります。

たとえば、Squareでは一部のカードブランドは最短当日で審査が完了することがありますが、サービスによっては数週間かかることもあります。開店日が決まっている場合は、余裕をもって申し込みましょう。

ステップ3:初期設定と動作確認をする

審査完了後、端末やアプリを設定してテスト決済を行います。主な確認項目は以下のとおりです。

確認項目 内容
通信設定 Wi-Fiやモバイル通信に接続できるか
端末・アプリ設定 アカウントとの連携やソフトウェア更新が完了しているか
決済・レシート 決済、取消、返金、レシート発行を行えるか
POSレジ設定 必要に応じて商品、税率、登録番号などを設定する
スタッフへの共有 基本操作やトラブル時の対応を確認する

営業開始前に、決済から取消・返金まで一通り試しておくと、導入後のトラブルに対応しやすくなります。

クレジットカード決済端末のよくあるトラブルと対処法

決済端末では、通信エラーやカードの読み取り不良、端末故障などが起こる場合があります。主な原因と対処法を確認しておきましょう。

トラブル 主な原因 対処法
通信エラー Wi-Fiの接続不良、通信障害、ルーターの不具合 通信状況を確認し、端末やルーターを再起動する。必要に応じてモバイル回線や別の支払い方法を利用する
カードの読み取り不良 ICチップや磁気ストライプの汚れ・劣化、端末の読み取り不良 カードの向きを確認して差し直す。端末の案内に従って、IC・タッチ決済など別の読み取り方法を試す
端末が動作しない 充電不足、ソフトウェアの不具合、落下・水濡れなど 充電や再起動、ソフトウェア更新を試す。改善しない場合はサポートへ連絡する
決済が承認されない 利用限度額、カードの有効期限、不正利用防止機能など エラー内容を確認し、別のカードや支払い方法を案内する。カード会社への問い合わせはお客さま自身に依頼する

トラブルに備え、サポート窓口や端末の交換条件を確認し、現金など別の支払い方法も用意しておくとよいでしょう。

【業種別】Square端末の導入事例を紹介

Squareの決済端末は、店舗内での会計だけでなく、テーブル会計やイベント出店などにも利用されています。業種別の導入事例を紹介します。

【飲食店】天よこた

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東京・元麻布の天ぷら店「天よこた」では、手持ちのiPadとSquare リーダーを組み合わせてキャッシュレス決済を導入しました。

現在は、持ち運べるSquare ターミナルを使用し、客席での会計にも対応しています。決済の約9割がキャッシュレス決済です。

天よこたの導入事例を読む

【小売店】analogico

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レザーブランド「analogico」は、店舗とイベントの両方で利用できる点からSquareを導入しました。現在は、Square スタンドとSquare ターミナルを使い分けています。

持ち運べるSquare ターミナルは、イベント会場での決済やレシート発行にも活用されています。

analogicoの導入事例を読む

【美容業】そそ

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東日本橋のヘアサロン「そそ」では、フロントスペースをすっきりとまとめるためにSquare スタンドを導入しました。

タッチ決済にも対応しており、会計時の操作を減らしながら、お客さまとの会話を続けやすい環境を整えています。

そその導入事例を読む

【宿泊業】穂高岳山荘

北アルプスの「穂高岳山荘」では、宿泊者の支払い方法を増やすため、Square リーダーを導入しました。

クレジットカード決済への対応により、宿泊者が多額の現金を持ち歩く負担や、山荘側が現金を運搬する際のリスクを抑えています。

穂高岳山荘の導入事例を読む

【動物病院】犬と猫の皮膚科

東京・清澄白河にある「犬と猫の皮膚科」では、開院前から利用していたSquare リーダーを引き続き使用しています。入金までの早さも、継続利用の理由の1つです。

半数以上の飼い主がクレジットカードで支払い、高額になりやすい診療費についても、現金以外の支払い方法を提示できています。

犬と猫の皮膚科の導入事例を読む

まとめ

クレジットカード決済端末は、端末費用や決済手数料、入金サイクル、対応する決済方法などがサービスによって異なります。

導入時は、利用場所や必要な機能を整理し、月額固定費や振込手数料を含む総コスト、POSレジとの連携、サポート体制まで比較しましょう。

Squareでは、用途に応じて複数の決済端末を選べます。月額固定費と振込手数料は無料で、Square POSレジとも連携します。業種別の導入事例も参考にしながら、自店舗の運用に合う端末を検討してみてください。

クレジットカード決済端末に関するよくある質問

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クレジットカード決済端末の導入を検討する際に、よく寄せられる質問を3つ回答します。

個人事業主でもクレジットカード決済端末を契約できますか?

個人事業主でも申し込めます。一般的には、本人確認書類、振込先口座の情報、店舗写真やウェブサイトなど事業内容を確認できる資料が必要です。業種によっては、営業許可証などの提出も求められます。

必要書類や審査基準はサービスによって異なるため、申し込み前に確認しましょう。

端末代も月額も無料で導入できる端末はありますか?

端末の無償貸与や無料キャンペーン、月額固定費がかからないサービスがあります。

ただし、無料になる条件や期間はサービスによって異なります。対応端末を別途用意する必要がある場合もあるため、端末代だけでなく、決済手数料や振込手数料を含む総コストで比較しましょう。

クレジットカード決済端末の決済手数料はどのくらいかかりますか?

今回紹介したサービスでは、クレジットカードの対面決済手数料は1.98%〜3.25%程度です。

実際の料率は、決済ブランド、契約プラン、事業規模などによって異なります。電子マネーやQRコード決済では別の料率が適用される場合もあるため、利用予定の決済方法ごとに確認してください。


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

執筆は2026年7月2日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。