そそ | キャッシュレス決済導入事例

会話を遮らないキャッシュレス決済場面を実現

東日本橋に2021年5月にオープンした美容室「そそ」。株式会社いつくしによる二店舗目の美容室で、2トントラックが余裕で入る高い天井に、ゆとりのあるスペースが印象に残る空間だ。代表の才田とおるさんは1店舗目のいつくしをはじめた頃からSquareの決済端末を使用しており、そそでも自然な流れでSquare スタンドを導入することにした。ここでは2017年よりSquareの決済端末を使用してきた才田さんにSquareを導入した理由、新たに導入したSquare スタンドの気に入っているところなどを聞いてみた。

業種 美容
業態 美容室
利用しているサービス Square リーダーSquare スタンド
導入を検討した理由 ・コンパクトな端末を探していた
・フロントスペースをスッキリさせたかった
Squareが役に立っている点 ・説明書を読まなくても使いこなすことができる
・決済が会話を遮らない
・スッキリとしたレジ空間を実現できた

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2017年9月、才田さんは株式会社いつくしの1店舗目として「いつくし」を中目黒ではじめた。決済端末には数々の会社を検討するも、最終的には「とにかく小さい」点に惹かれ、Square リーダーを導入。才田さんが当時手に入れたSquareの端末はタブレットやスマートフォンのイアホンジャックに差し込むタイプで、片手で握ると手の平のなかに隠れてしまうほど小さなサイズだった。才田さんは「イアホンジャックだけで完結するというのがセンセーショナルでした」と振り返る。

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▲才田さんが最初に導入したSquareの決済端末は、イアホンジャックに差し込むタイプだった

使い始めると、コードレスで持ち運べることの利便性に気づいた。「当時は意外とテーブルでカード決済しちゃう人もいまして。そのときにカードをお預かりして決済するよりも端末とiPadをお客様の席まで持っていくだけで終わるのはすごいなと思いましたね。『仕上げ終わったらすぐに出ないといけない』と言われれば、『じゃあ席で会計しちゃいましょうか』ということもできました。それがコードレスの最大のメリットかなと思いました」

コードレスなのは持ち運びに便利なことに限らず、才田さんが思い描いていたスッキリとしたフロントスペースを作るうえでも一役買った。

「フロントスペースはすごく大事にしているところで、ごちゃごちゃするのが好きじゃなく、スッキリ見せてくれる端末を探していました。開業のときはあまりスペースが取れなかったので、30センチくらいのスペースでレジもキャッシュドロワーも全ておさまるのはすごくよかったです」

そそではSquare スタンドを導入

いつくしをはじめて4年ほどが経ったタイミングで、才田さんは東日本橋にそそをオープンすることを決めた。

中目黒の店舗は「15年間勤めていた表参道のサロンからのお客様を歩かせたくない」という思いから、ロケーションをある程度重視して選んでいたものの、県、そして時には国をまたいででも才田さんを指名するお客様もいることから、今回は場所にこだわらず、思い切って物件を重視することにしたという。

場所選びの条件は、ゆとりある接客ができる、ゆとりある空間。お客様とじっくり向き合えるパーソナルな空間を作るうえでも、7席以上は置かないことにした。予算とも相談しながらいくつかの物件を見ていくなかで、しっくりくる物件との出会いは東京の東側にあった。

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▲そそは日本橋大伝馬町の江戸通りから、みどり通りに曲がるとすぐの場所にある。みどり通りに向かって伸びるえびす通りとちょうどぶつかる辺り

才田さんが大事にしているというフロントスペースは、そそに足を踏み入れるとすぐ左手にある。モールテックスでできたレジカウンターに置かれているのは、新しく導入したSquare スタンドとコイントレーだけ。

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▲そそのフロントスペースはミニマルを体現したような空間

新しく導入したSquare スタンドの使い心地は、どのように感じているのだろう。

「タッチ決済のあのアナウンスの感じがすごくいいなと思いました(※1)。あとはクレジットカードの暗証番号で打ってもらうときにスタンドをくるっと回してしまえば、レジ操作をしているスタッフが暗証番号を全く見えることがないのがすごくいいです。タブレットがただただ壁になって視認性がない状態になる。暗証番号を安心して押せる(※2)のはすごくいいなと思います」

※1:Square スタンドで決済場面に進むと、端末のカードをかざす箇所、差し込む箇所を囲むようにライトが点灯します。
※2:お客様が暗証番号がわからない場合には、サインに切り替えることもできます。

Square スタンドの底には回転盤がついていて、お客様がクレジットカードを差し込んだりかざしたりする際には画面がお客様側を向くようにくるっと回すことができる。勢いついてぐるんぐるん回り続けることもなく「ちゃんと止まってくれるのがすごくやりやすいですよね」と才田さん。

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いつくしとそその両方を利用するお客様はSquare スタンドを見ては「新しくてかっこいいですね」とコメントすることも。「お客様のリアクションはすごくいい印象で、個人的にはうれしいですね」と才田さんは微笑む。

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Square スタンドは操作も簡単で、セットアップに関しては「お店の営業を終えて帰る前にちゃちゃっと20分くらいで終わらせました」という才田さん。「分厚い取扱説明書がなくても、本当に直感的に触っていけば使えちゃう感じがします」

特にタッチ決済だと金額によっては暗証番号を打たずに、クレジットカードやスマートフォンをかざすだけで決済が完了するので、会計に話を遮られることもないという。「会計中にしたい会話もあったりするので、ペンを持ってもらって『こちらにサインをお願いします』という流れに会話が遮断されるのがちょっと微妙だな、というのが僕の中にありました。タッチだけだったら『タッチでお願いします』の一言でそのまま会話が続くのはいいなと僕は思います」

「会計中にしたい会話もある」という言葉を掘り下げて、才田さんにとって会計がどのようなひとときなのかを聞いてみた。

「施術に対して対価をもらって、そこで『よかった』という表情が見れる場だと考えています。なのでコミュニケーションをとりながらどうだったかを確認するのはすごく大事ですよね。そこで納得がいっていない表情だったら、会計を進めるべきではないと思います」

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才田さんの話からは仕事に対する熱意や一人ひとりのお客様と真摯に向き合う姿勢が感じられる。いつくしやそそで働くことを「食べるために働いているというよりかは、生きがいとしてやっている仕事」と表す彼は、「立てる限り、70歳くらいになるまでやりたいと思っている」と話す。

最近では感染症をきっかけに今後どのようにお客様に寄り添えるだろうと考え、車椅子で生活する人や寝たきりの人の髪を切るための資格を取得したという。才田さんがお客様との関係性についてどのような考えをお持ちなのか、踏み込んで聞いてみた。

「いつくしをはじめるまで、僕はずっと原宿・表参道いました。ただ、若い世代のお客様が集まる美容室では原宿で髪を切るのを卒業していく人たちを見送り、またどんどん若いお客様が入ってきます。僕はお客様と一緒に年をとりたいという思いで、ショップをかまえました。資格をとったのも、僕が70代になるころに僕のお客様も70代くらいになっているんじゃないかな、と思ったからです。お客様とはずっとつながりを持っていきたいなと思っているので、そのつもりでずっと仕事をしていきたいと思っています」

「暗証番号を安心して押せるのはすごくいいなと思います」ー株式会社いつくし 代表 才田とおるさま

株式会社いつくしがSquareで実現したこと

会話を遮らない会計を実現できた

会計の時間はお客様の満足度を確認するための貴重な時間ととらえる才田さん。タッチ決済をはじめ、Squareで行う決済は時間をとらないことから、会話を遮られることなく会計ができているそうです。

すぐにセットアップできた

才田さんがSquare スタンドのセットアップにかけたのはほんの20分ほど。端末を使い始める準備は帰宅間際、すぐに終えられたといいます。

スッキリした見た目のカウンターを作ることができた

自身の店舗を作るうえでフロントスペースはどうしても乱雑にしたくなかったという才田さん。Square スタンドも、いつくしで使用しているSquare リーダーもほかの機器とつなげる必要がないため、カウンターの上に配線の様子がちらつくことがなく、才田さんはスッキリとしたフロントスペースを作り上げることができました。

スムーズな決済をSquare スタンドで

高性能なPOSレジと決済機能が利用できるSquare スタンドなら、お客さま専用のディスプレイなしで、スムーズな決済フローを提供します。レジ周りを簡易化して、あなたのお店のキャッシュレス決済をさらにスムーズにしませんか?

Squareでは、キャッシュレス決済が受け付けられる決済端末(Square スタンド)に加えて、各種メニューを価格とともに登録できるPOSレジやスタッフの出退勤時間を記録できるスタッフ管理機能など、美容室での業務に役立つサービスや機能を多く提供しています。

この事例に登場したSquareのサービスは:


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執筆は2022年4月12日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。