パン屋を開業するには

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焼き立てのパンの香りに、甘いパンから惣菜パンまで目移りするような品揃え。パン屋に行くのを楽しみにしている、地元にお気に入りのパン屋がある人もいるのではないでしょうか。

2017年版新小学一年生の将来就きたい職業のアンケートでも、女の子の1位が「ケーキ屋・パン屋」でした。

参考:将来就きたい職業(株式会社クラレ)

小さいころからの夢だったパン屋の開業を、転職や退職をきっかけに考えている人もいるかもしれません。今回は、パン屋の開業について紹介します。

パン屋開業に必要な準備

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パン職人と名乗るのに国家資格は必要ありません。パンの製造を学ぶのには、調理専門学校に通ったり、独学で勉強したりする方法があります。パン屋で働きながら修行をする人も多いでしょう。パン製造技能士や製菓衛生士、食品衛生責任者の資格をとっておくと、仕事に役立ちます。

パン屋を開業するには、さまざまな資格が必要です。まず、必要となるのが「食品衛生責任者」の資格です。食品衛生責任者の資格を取得した上で、保健所で「営業許可書」を交付してもらいます。「飲食店に興味を持ったら一度は確認、店舗経営に必要な資格や届出」の記事も参考にしてみてください。

その他に必要な資格は、パン屋の営業形態や自治体によって異なります。

たとえば、店舗内でパンを製造し、店内で食べてもらう場合は、飲食店としての営業許可が必要です。パンだけでなく、コーヒーなどにもこだわったカフェを営業するなら、飲食店でなく喫茶店としての営業許可になるかもしれません。

さらに、お持ち帰り用のパンだけを販売するなら、飲食店や喫茶店の営業許可は必要なく、菓子製造業の営業許可だけが求められ、他で仕入れたパンを販売するだけなら、特に許可は必要ないという自治体もあるようです。

自治体によって条件が異なるため、開業を現実的に考え始めた段階で管轄の保健所に相談し、どんな許可が必要かを確認することをオススメします。

オンラインのみのパン屋もありますが、実際に目の前でお客様にパンを販売するためには、店舗物件を探さなければなりません。什器の設営から設備工事まで一連の工事が必要なスケルトン物件か、前のテナントの内装や設備を活用できる居抜き物件かによってコストは異なります。予算やお店のコンセプトに合わせて物件を選びましょう。

個人事業主として開業する場合には、開業手続きが必要です。詳しくは、国税庁の情報を確認してみてください。

参考:
[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続(国税庁)

[手続名]所得税の青色申告承認申請手続(国税庁)

開業のメリット・気になること

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自分だけのパン屋を開業するメリットとしては、使う素材やパンの種類など自分のこだわりを反映したパンを多くの人に届け、食べてもらえるように工夫できることです。値段やメニューも自分で決められるため、季節に合わせてパンの種類を変えたり、内装や装飾もコンセプトに合わせてアレンジできます。

気になる点は、パンの製造だけではなく、経営面の業務もこなす必要があることです。経営者として従業員の採用活動やシフト調整をしたり、ホームページやソーシャルメディアの更新作業を行ったり、機材や設備の追加購入やメンテナンスなどの費用を売り上げの中から工面したりなど、多岐にわたる業務に追われることが考えられます。

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開業後の集客方法

経営に携わった経験がない人は、一からさまざまな業務について学ぶ必要があります。お店を開いただけで、お客様が来なければ、その先の営業は続けられません。ここでは、集客のヒントを紹介します。

パン屋の場合、お店周辺に住んでいる人たちや働いている人たちがターゲット顧客となるでしょう。このように特定のエリアに絞って集客する場合は、一見アナログに思えるチラシでの集客が効果を発することがあります。「広告費を無駄にしないチラシ集客のコツ」の記事もぜひ参考にしてみてください。

また、FacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルメディア、ブログを活用して、より多くの人に知ってもらうことも大切です。店名のハッシュタグをつけ、美味しそうなパンの写真や食べた感想をシェアしてもらうことで集客効果を期待できます。

加えて、お客様の再来店を促すにはパンの味だけでなく、サービス全体の質を高めることが大切です。飲食業界の経営指針として用いられる用語にQSCAという言葉があります。Qは「Quality:クオリティ=パンの品質」、Sは「Service:サービス=店舗での接客」、Cは「Cleanliness:クリンリネス=店舗の清潔さ」、Aは「Atmosphere:アトモスフィア=店舗の雰囲気」を意味します。集客に力を入れるのと同様、QSCAに気を配ることも大切です。

また、さまざまな支払い方法を用意することで、集客につなげる方法もあります。お客様の中には、外国人観光客など、現金を持ち合わせておらずクレジットカードで支払いたいお客様や、ポイントをためるためにカード払いを好むお客様もいるかもしれません。クレジットカード決済導入には複雑な手続きが必要と思っていませんか。Squareなら無料のアカウント作成後、ICカードリーダーと無料アプリで普段お使いのスマートフォンやタブレット端末でクレジットカード決済とSquare POSレジを利用できます。ぜひ導入を検討してみてください。

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執筆は2018年3月27日時点の情報を参照しています。
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