【Squareガイド】予約のドタキャンに困っています

宿泊施設やレストラン、美容院にエステサロンなど、予約制を取っているビジネスのなかには、ドタキャンに悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。今回はそんな課題を抱える加盟店さまからのご相談を紹介します!

■Squareガイドでは、Squareが提供している豊富な機能の使い方を紹介しています。シリーズ一覧はこちら

お悩み

・予約をしていた団体のお客さまが当日ドタキャン!せっかくお食事も準備していたのに……。当然、見込んでいた売り上げもないので困っています!(飲食店経営者)
・長期のご予約の場合、宿泊料金の一部前払いをお客さまにお願いしているけれど、海外のお客さまだと、海外送金は手数料が高いし、返金時に手間もかかる。どうしたものか?(ゲストハウス経営者)
・予約客のドタキャン対策をしたいが、前払いの仕組みは管理が大変そう。(美容院経営者)

このようなお悩みに役立つSquareの機能を紹介します。

宿泊施設や飲食店の事前決済には「Square 請求書」

Square 請求書は、クレジットカード決済機能のついたクラウド請求書です。長期滞在のお客さまが多い宿泊施設、忘年会や歓迎会などの団体客のご予約が多い飲食店などでは、事前にSquare 請求書をお客さまのメールに送付し、料金の全額もしくは一部を受け取ることができます。

ポイント1:必要なのはメールアドレスだけ、かかるコストも3.25%の決済手数料のみ

メールアドレスが分かれば、請求書をメールでお客さまに送り、事前決済が可能です。英語での送付も可能なので、海外のお客さまともやりとりが可能で、かかるコストは国内外とも3.25%の決済手数料のみです。お客さま自身でカード情報を入力する仕組みなので、お客さま側も請求金額を確認したうえで、決済ができます。

たとえば、かっぱ橋にある「ぬま田海苔」では、海外のお客さまからの注文にSquare 請求書を活用しています。

jp-blog-numatanori-invoice-01

▶ ぬま田海苔の活用事例について詳しくは:ぬま田海苔 –インバウンド集客成功事例

また、東京スカイツリー展望デッキ内にある「Sky Restaurant 634(musashi)」では、無断キャンセルのリスクを避けるためにSquare 請求書を導入しました。予約したお客さまはSquare 請求書を介して代金を事前に支払います。

▶ Sky Restaurant 634(musashi)の活用事例について詳しくは:Sky Restaurant 634 –事前決済によるキャンセル・ノーショウ率低下事例

※請求書に表記される請求金額は、円建てになります。

ポイント2:キャンセル時は差額をワンクリックで返金可能

Squareでクレジットカード決済した取引は、決済してから1年以内であれば、Square データまたはSquare POSレジから返金(払い戻し)が可能です。払い戻し手数料はSquareで負担致します。また全額返金だけでなく一部返金も可能ですので、キャンセル料が発生するタイミングでは、キャンセル料分を差し引いた差額を返金できます。

※宿泊費の事前のクレジットカード決済は、カード保有者より異議申し立てがあった場合、チャージバックが成立する可能性が高くなります。こちらの注意事項を必ずご一読の上、ご利用ください。

ポイント3:ひと目で支払いステータスを管理

店頭決済と事前決済の管理、両方を行うとなると手間が心配です。Squareであれば、店頭決済もSquare 請求書による事前決済も、Square データから一括管理可能で、ひと目で支払いステータス(未払い、支払い済、払戻済)を確認できます。

美容院やエステサロンの事前決済には「Square 予約」

Square 予約は美容院やエステサロン、ネイルサロン、パーソナルトレーニングなどのビジネス向けの予約管理システムです。予約の受付や管理だけでなく、事前決済の機能もあります。

ポイント1:事前決済のコストは3.6%の決済手数料のみ

電話や口頭で予約を受け、ノートや表計算ソフトなどで管理している場合、予約の管理・受付だけでも負担が大きいでしょう。お客様へのリマインドも手作業だと、予約が多ければ多いほど、作業が増えます。Square 予約では24時間予約受付が可能な専用サイトを無料で作ることができます。お客さまへのリマインドの送付も自動で行われます。また、予約と同時に決済も受け付ければ、スタッフの負担はさらに減るでしょう。事前決済にかかる決済手数料は3.6%です。

ポイント2:無断キャンセルの防止も可能

Square 予約の有料プランでは、無断キャンセルの防止機能を利用することができます。予約時にお客さまにクレジットカード情報を入力してもらい、無断キャンセルやドタキャンが起きた際には、キャンセルポリシーに沿ってキャンセル料金を課金できる機能です。

▶無断キャンセルの防止機能について詳しくは:Square 予約でキャンセルポリシーをカスタム設定する

突然のキャンセルは本当に困ってしまうものですが、Squareの機能を活用して、キャンセルが発生しにくい体制を整えていきましょう。


■Squareサポート
Squareに関する不明点のお問い合わせ、ご質問はSquare サポートまで、お電話もしくはEメールにてお気軽にご連絡ください。


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

※執筆は2016年2月16日時点の情報を参照しています。2023年9月1日に記事の一部情報を更新しました。