クレジットカード決済やQRコード決済など現金を使わない支払い方法の「キャッシュレス決済」経済産業省によると、日本国内の2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%(国内指標)と、2028年の29.8%の2倍近い割合まで伸びました1。買い物などの日常生活にキャッシュレス決済が浸透するなか、個人事業主にとってもお客さまの支払いニーズに応えるための選択肢になっています。
一方、「常設店舗がなくても導入できるの?」「決済端末の種類が多すぎて選べない」といった疑問や悩みを持つ個人事業主もいるでしょう。決済手数料など、現金払いではかからないコストも気になるところです。本記事では、個人事業主がキャッシュレス決済を導入するメリットや、自分の営業スタイルに合うサービスを選ぶための比較ポイントを解説します。Squareのキャッシュレス決済の活用方法も紹介します。
📝この記事のポイント
- 常設店舗を持たない個人事業主でも、事業内容や販売場所に合うキャッシュレス決済を導入できる
- キャッシュレス決済の主なコストは初期費用、月額料金、決済・振込手数料と決済端末の購入費
- レシートプリンターや現金用のレジなど、「何が必要で何が足りないか」を考えると選びやすい
- イベントや移動販売では、持ち運べる小型端末やスマートフォンを決済端末代わりに使う方法も検討できる
- Squareのキャッシュレス決済は決済端末の費用と決済手数料のみで利用でき、コストを抑えたい個人事業主向け
目次
- 個人事業主もキャッシュレス決済を導入できる
- 個人事業主がキャッシュレス決済を導入するメリット
・支払い方法の選択肢を増やせる
・会計や現金管理の負担を減らせる - 個人事業主がキャッシュレス決済を比較するポイント
・初期費用だけでなく総コストを見る
・必要な決済方法に対応しているかを見る
・入金サイクルと振込手数料を比べる
・利用場所に合う端末・決済方法を選ぶ
・POSレジや会計ソフトとの連携を見る
・契約期間や解約条件を見る - 個人事業主の営業スタイル別・おすすめの選び方
- 個人事業主にSquareがおすすめの理由
- 個人事業主がSquareを導入する流れ
- まとめ
- よくある質問
・個人事業主がキャッシュレス決済を導入するにはいくらかかりますか?
・店舗を持たない個人事業主でもキャッシュレス決済を利用できますか?
・スマートフォンだけでもキャッシュレス決済を始められますか?
個人事業主もキャッシュレス決済を導入できる

キャッシュレス決済サービスには、法人だけでなく個人事業主が申し込めるものもあります。個人経営の飲食店や小売店はもちろん、キッチンカー、イベント出店、訪問型サービスなど、固定店舗を持たない事業でも申し込めます。サービスによっては、開業準備中や開業届提出前の段階でも、申し込みの相談が可能です。
ただし、実際にキャッシュレス決済が利用できるかどうかは加盟店審査の結果次第になります。申し込む際は、次のチェックリストを参考に、準備をしておくと安心です。
✅事業者情報
✅店舗名・事業内容
✅業種・事業カテゴリ
✅取扱商品・サービス
✅所在地
✅代表者情報
✅銀行口座情報
✅許認可が必要な業種の場合は許認可情報
✅ウェブサイトやSNSなどの店舗情報
開業届や本人確認書類、売上金の振り込み先口座の情報などの情報を準備して手続きを進めましょう。オンライン販売など固定店舗を持たない業態の場合は、自社ウェブサイトに正確な情報が記載されているかどうかも確認しておきましょう。加盟店審査の詳しい流れについては、こちらの記事も参考になります。
個人事業主がキャッシュレス決済を導入するメリット

キャッシュレス決済の導入を検討する理由は、単に「現金を使わないお客さまに対応できる」ことだけではありません。個人事業主にとっては、会計や売上管理の方法を見直すきっかけにもなります。
キャッシュレス決済端末の情報サイトを運営するGRADMINが、キャッシュレス決済端末を導入している全国の個人事業主130名を対象に行った調査では、導入後に売り上げが増えたと回答した人は66.1%、新規顧客が増えたと回答した人も43.8%にのぼりました2。また、導入して良かったこととして「会計がスムーズになった」を挙げた人も49.2%にのぼり、キャッシュレス決済が収益アップと業務効率化の両方で効果を生み出していると感じている個人事業主が多いことが読み取れます。
支払い方法の選択肢を増やせる
キャッシュレス決済に対応すると、お客さまは手持ちの現金に左右されずに、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなどから支払い方法を選べます。とくに客単価が高いサービスや、旅行者・若い世代の利用が多い店舗では、お客さまが希望する支払い方法に対応することで来店体験や利便性の向上を図ることができます。
会計や現金管理の負担を減らせる
現金の受け渡しや釣り銭準備の手間を減らせるのも、キャッシュレス決済のメリットです。キャッシュレス決済は通常、支払いと同時に決済データが自動保存されるため、管理画面で確認すれば営業後の売上集計やレジ締めにも活用できます。1人で接客から会計、経理まで担う個人事業主にとって、業務効率化を図れるのは嬉しいポイントです。
個人事業主がキャッシュレス決済を比較するポイント

一口にキャッシュレス決済といっても、決済端末やサービスは多岐に渡ります。個人事業主がキャッシュレス決済を選ぶ上で、確認しておきたい比較ポイントを整理して、事業内容に合った方法を見つけましょう。
初期費用だけでなく総コストを見る
まず比べたいのは、導入時と導入後にかかる費用です。決済端末の購入費だけでなく、月額料金、取引ごとの決済手数料、売上金の振込手数料などを含めて考えましょう。初期費用が低くても毎月の固定費がかかる場合があるため、想定する月間売上やキャッシュレス比率をもとに継続費用を見積もることが大切です。
必要な決済方法に対応しているかを見る
自分のお客さまが使う支払い方法を受け付けられるかが重要です。実店舗ならクレジットカードやQRコード、電子マネーの利用状況を、オンライン販売ならネット決済で受け付けられる決済方法の種類や、ウェブサイトとキャッシュレス決済を連携しやすいかどうかを確認しましょう。
導入したいキャッシュレス決済を個別に導入する方法もありますが、レジ前にたくさんのQRコードを掲示する手間や、売上データや入金状況を各サービスごとに確認するなどの業務負担が増えてしまいます。複数の決済手段に対応したい場合は、1回の申し込みで複数のキャッシュレス決済を導入できる決済代行サービスがおすすめです。
入金サイクルと振込手数料を比べる
キャッシュレス決済では通常、お客様が支払うタイミングと売上金が銀行口座に入金されるまでに時間差があります。仕入れ代金や家賃などの支払いがある場合は、決済から何日後に売上金を受け取れるかを確認しておくと、資金繰りの見通しを立てる材料になります。必要なときだけ早期・即時入金を選べるかどうかも検討ポイントになります。
利用場所に合う端末・決済方法を選ぶ
レジ横で使うのか、客席へ持ち運ぶのか、屋外イベントへ持参するのかによって、必要な機器を選びましょう。固定店舗がなく、クレジットカードなど一部のキャッシュレス決済のみの対応でも良い場合は、スマートフォンを決済端末として使う方法も選択肢になります。通信方法や充電の持ち、レシートを発行できるかどうかなど、自分に必要な機能を絞って検討するのがおすすめです。
POSレジや会計ソフトとの連携を見る
決済データをPOSレジや会計ソフトと連携できれば、現金とキャッシュレスの売上データをまとめたり、記帳前の転記作業を減らしたりでき、確定申告などの作業にも役立ちます。今使っているPOSレジや会計ソフトと連携できるかどうかや、キャッシュレス決済と一緒にPOSレジも導入する場合はどんな機能がついているかなどを比較するとよいでしょう。
契約期間や解約条件を見る
キャッシュレス決済を使うお客様がどれくらいいるかわからない場合は、最低契約期間や自動更新、解約金の有無も見ておきたい項目です。
なお、代表的なキャッシュレス決済サービスの詳細や比較については、こちらの記事も参考にしてみてください。
個人事業主の営業スタイル別・おすすめの選び方

キャッシュレス決済を導入する際は、「現状、何が足りていないか」「何ができたら嬉しいか」などを考えると、自分の営業スタイルに合う導入方法が見えてきます。ここでは、営業スタイルや業種別に向いているキャッシュレス決済の種類を見てみましょう。
| 営業スタイル | 業種例 | 検討したいタイプ | 選ぶ理由 |
|---|---|---|---|
| 🚚イベント・移動販売 | キッチンカー、イベント出店 | スマホのタッチ決済/小型端末 | 持ち運びやすく、省スペースで会計できる |
| 🏠小規模な常設店舗 | 飲食店、小売店、サロンなど | 小型端末+スマホ/タブレット | 手持ちの機器をPOSレジとして活用できるサービスもある |
| 🧾出先で決済・レシート発行 | エアコン清掃などの出張サービス | オールインワン端末 | 決済・POSレジ・レシート発行まで1台で対応可 |
| 💻オンラインサービス・販売 | ネット販売、オンライン教室 | リンク決済/請求書 | オンラインで支払いを受け付けられる |
たとえば常設店舗でも、テーブル会計が多ければ持ち運べる端末が便利です。イベント販売でも電子マネーを受け付けたい場合は、決済端末の購入を検討しましょう。まだPOSレジを導入していないなら、POSレジ搭載の決済端末だと個別に導入するよりコストが抑えられ、売上分析機能などを利用できるサービスもあります。このように、実際の会計場面や困りごとなどを考えながら選びましょう。
個人事業主にSquareがおすすめの理由
決済代行会社Squareが提供するキャッシュレス決済サービスなら、固定費を抑えてキャッシュレス決済を始められます。POSレジやオンライン販売まで1つのアカウントで管理でき、営業スタイルに合わせて使い方を柔軟に選べるのが特徴です。
Squareの決済端末は、以下のキャッシュレス決済に対応しています。月額費用や初期費用はかからず、必要なのは決済端末の購入費と決済ごとに発生する決済手数料のみです。

※対面決済にかかる手数料は、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)、Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、WeChat Pay、Alipay+、iD、QUICPayが3.25%です。年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満の新規かつ中小企業の加盟店の場合、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの決済手数料を2.5%でご利用いただけます。年間キャッシュレス決済額が3,000万円を超える場合、すべての決済手段においてカスタム決済手数料をご利用いただける可能性がありますので、営業チームまでお問い合わせください。
決済端末も、スマートフォンやタブレットと接続して使う小型のSquare リーダーや、POSレジ・レシートプリンター内蔵の持ち運べるオールインワン端末Square ターミナルなどから、営業スタイルに合わせて選べます。また、「iPhoneのタッチ決済」または「Tap to Pay on Android」を利用すれば、お手持ちのスマートフォンでタッチ決済対応カードやモバイルウォレットでの支払いを受け付けられます。
手持ちのスマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードするだけでレジとして利用できる無料のSquare POSレジアプリを使えば、在庫や売上データをいつでも簡単に確認でき、経理やレジ締め作業も楽になります。ほかにも、出張サービスなどに便利なクラウド請求書機能や、ネットショップ作成機能、個人サロンの予約受付業務を楽にしてくれる予約管理システムなどもあります。
いずれも、導入費用や維持費はかからないので、初期費用と固定費を抑えつつ、いろんな機能を活用して効率よく事業運営したい事業主にはぴったりの選択肢かもしれません。
Squareなら今すぐキャッシュレス決済導入できる
Squareはアパレル店やカフェからサービス業まで、あらゆる業種に対応するキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済が簡単に始められます。アカウント作成は無料、月額利用料も0円。売上は最短即時入金、スマホを使ったタッチ決済なら端末購入も不要と、キャッシュレス化をはやさでサポートします。
個人事業主がSquareを導入する流れ

Squareでキャッシュレス決済を始める流れはとてもシンプルです。Square リーダーを導入する場合の手順を紹介します。
(1) 無料アカウントを作成する(※1)
(2) QRコード決済・電子マネー決済に申し込む
(3) 決済端末を手に入れる(※2)
(4) 決済端末の設定を行う
(5) ご利用開始!
※1. 一部のカードブランドはアカウント作成後、最短当日からお取り扱いいただけます。
※2. Square リーダーは、Square ショップのほか、家電量販店から手に入れることもできます。取り扱い店舗はこちらからご確認ください。
決済端末は、通常2日から5日程度で手元に届きます。上記5つのステップが無事に終わり、審査に通過すると、以下のキャッシュレス決済手段が受け付けられるようになります。さらにお急ぎの場合は、スマートフォンを使ったタッチ決済の受付なら、決済端末の到着を待たずに始めることができます。
まとめ
個人事業主にとっても、キャッシュレス決済は業務効率化やお客様の利便性向上につながる経営の強い味方です。キャッシュレス決済を選ぶときは手数料だけでなく、利用シーンに応じた使いやすい方法を選びましょう。POSレジや会計ソフトとの連携も比較ポイントになります。Squareのキャッシュレス決済も、ぜひ候補の1つとして検討してみてください。
よくある質問
個人事業主がキャッシュレス決済を導入する際によくある質問をまとめました。
個人事業主がキャッシュレス決済を導入するにはいくらかかりますか?
費用はサービスによって異なり、主に端末代、月額料金、決済手数料、振込手数料がかかります。ちなみにSquareでは、アカウント開設費・月額固定費0円で、スマートフォンを使ったクレジットカードのタッチ決済なら決済端末の購入費もかからず、決済手数料のみで運用できます。
店舗を持たない個人事業主でもキャッシュレス決済を利用できますか?
固定店舗がなくても、個人事業主が利用できるキャッシュレス決済サービスはあります。Squareは個人事業主もオンラインで申し込め、審査が通れば最短当日から一部のクレジットカード決済を受け付けられます。
スマートフォンだけでもキャッシュレス決済を始められますか?
Squareなど一部の決済代行サービスでは、対応するスマートフォンと専用アプリだけで、タッチ決済対応カードやモバイルウォレットを受け付けられます。
Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。
執筆は2026年8月27日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。

