【使い方のヒント】もう紙の帳簿はいらない。Squareで始めるクラウドPOSレジ!(第4回 会計システム連携編)

iPad用SquareレジをPOSレジとして使いこなしていただく方法をご案内するこのシリーズ、第1回の記事では商品やサービスメニューの登録方法を、第2回の記事では現金/その他の支払い方法での売上を記録する方法を、第3回の記事では売上データを分析する方法を紹介しました。

シリーズ最終回の今回は、いま話題のクラウド会計ソフトfreeeMFクラウド会計と連携をすることで、面倒な会計処理を省力化する方法をご案内します。クラウド会計ソフトとの連動で、毎日の経理処理が大幅に短縮されたというお客様もたくさんいらっしゃいます。

ぜひこの記事を参考に、連携の設定をしてみてください。

クラウド会計ソフトとは?

クラウド会計ソフトとは、オンラインでアカウントを作成するだけですぐに利用を開始できるクラウドベースの会計ソフトです。代表的なものにはfreeeMFクラウド会計があります。従来の会計ソフトでは、取引情報の入力や仕分処理を手動でおこなう必要がありましたが、クラウド会計ソフトでは、インターネット上の銀行口座やクレジットカード明細との連動をすることで、取引情報が自動的に登録され、自動的に仕訳処理がおこなわれます。取引情報の手入力が不要となるため、いままで手入力にかかっていた時間が短縮され、また手入力による間違いの防止にもつながります。登録された情報はクラウド上のサーバーに保管されますので、万が一ご利用中のパソコンが故障しても、情報が消えてなくなってしまうことはありません。

Squareとの連携で何が変わるの?

Squareとクラウド会計ソフトを連携すると、Squareレジアプリ上で登録された売上情報を、自動的にクラウド会計ソフトに反映させることができます。そのため、現金やクレジットカードなどの売上をSquareレジを使って管理している場合には、売上情報を会計ソフトに手入力することなく、自動的にクラウド会計ソフトに反映させることが可能です。登録された情報は、決算書や確定申告書を出力するための元データとして利用されます。

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Squareとクラウド会計ソフトの連携方法は?

現在Squareは、freeeMFクラウド会計という2種類のクラウド会計ソフトとの連携が可能です。連携の際は、まずそれぞれのウェブサイトからいずれかのアカウントを作成します。アカウントの作成が完了したら、以下のページを参考に連携をおこないます。
freeeとSquareの連携
MFクラウド会計とSquareの連携

いかがでしたか? 今回のシリーズでは、商品データの登録から会計システムの連動まで、4回にわたってSquareレジをもっと使いこなすためのヒントをお届けしてまいりました。

最初の設定は少々面倒かもしれませんが、いったん一通りの設定をしてしまえば、いままで紙の帳簿では簡単にできなかったデータ分析や会計システムとの連動がかんたんにできるようになり、時間のかかっていた事務処理作業も大幅に削減することが可能です。

Squareでは「Making Commerce Easy (あなたの商業活動をかんたんに)」をモットーに、お店の業務改善に役立つ機能を今後も開発して参ります。ぜひいろいろお試しいただき、お店の業務改善に役立てていただければ幸いです!

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※執筆は2016年1月19日時点の情報を参照しています。