主要5社の決済端末を比較!種類や業種別の選び方を解説

キャッシュレス決済の利用が広がる中、店舗でもクレジットカード、電子マネー、QRコード決済などに対応する場面が増えています。一方で、決済端末にはオールインワン型やカードリーダー型など複数の種類があり、どれを選ぶべきか迷う場合もあるでしょう。

決済端末は、対応している決済方法や持ち運びやすさ、POSレジとの連携機能などがサービスごとに異なります。業種や営業スタイルに合った端末を選ぶことが大切です。

本記事では、主要5社の決済端末を比較し、端末の種類や選び方を解説します。業種別に重視したいポイントも紹介するため、自店舗に合う決済端末を検討する際の参考にしてください。

📝この記事のポイント

  • 決済端末には、オールインワン型、カードリーダー型、据え置き型などがあり、店舗の業種や会計シーンに合わせて選ぶことが大切
  • 決済端末を導入すると、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などに対応でき、支払い方法の選択肢を広げられる
  • 端末を選ぶ際は、初期費用、月額固定費、対応ブランド、操作性、POSレジ連携、入金サイクルを比較する必要がある
  • 飲食店、小売店、美容室・サロン、移動販売では、持ち運びやすさ、レシート発行、POS連携、バッテリー性能など重視すべき点が異なる
  • Square ターミナルのようなオールインワン型端末は、決済やレシート発行を1台で行いやすく、周辺機器を増やしたくない店舗の選択肢になる
目次


決済端末とは

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決済端末とは、クレジットカード電子マネーQRコード決済などのキャッシュレス決済を受け付けるための機器です。

近年は、複数の決済方法に1台で対応できる端末や、スマートフォン・タブレットと連携して使う端末など、さまざまな種類があります。店舗の営業スタイルや会計シーンに合わせて選ぶことが大切です。

なお、複数のキャッシュレス決済をまとめて受け付けられる端末は「マルチ決済端末」とも呼ばれます。

決済端末の導入を検討したい理由

キャッシュレス決済の利用が広がる中、店舗でも多様な支払い方法に対応する重要性が高まっています。経済産業省によると、2025年の日本のキャッシュレス決済比率は58.0%(国内指標)となりました1

決済額の内訳を見ると、クレジットカードが82.7%と最も高く、QRコード決済も10.2%まで拡大しています。また、政府は2030年までにキャッシュレス決済比率65%、将来的には80%を目指す方針を示しています1

決済端末を導入すると、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などに対応しやすくなります。支払い方法の選択肢を広げるだけでなく、会計業務や現金管理の負担軽減にも役立つでしょう。

決済端末を導入するメリット・デメリット

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決済端末を導入すると、会計業務の効率化や支払い方法の拡充に役立ちます。一方で、端末費用や決済手数料、通信環境への対応も必要です。導入前にメリットとデメリットの両方を確認しておきましょう。

メリット

決済端末を導入する主なメリットは、以下のとおりです。

  • クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、支払い方法の選択肢を広げられる
  • 現金の受け渡しや釣り銭対応を減らし、会計業務を進めやすくなる
  • レジ締めや現金管理の負担を軽減しやすい
  • POSレジと連携することで、売上管理や経理処理に活用しやすくなる
  • お客さまの利便性向上に役立つ場合がある

決済端末は、店舗側の業務効率化だけでなく、お客さまが支払い方法を選びやすい環境づくりにも役立ちます。

デメリット

決済端末の導入には、以下のような注意点もあります。

  • 端末購入費や決済手数料がかかる場合がある
  • 売上金が入金されるまでに時間がかかることがある
  • 通信環境によっては決済できない場合がある
  • 通信障害時に備えて、現金払いや別の決済手段も用意しておく必要がある

キャッシュレス決済はインターネット通信を利用するため、通信環境の影響を受けます。また、入金サイクルは決済サービスによって異なります。資金繰りに無理がないか、事前に確認しておきましょう。

決済端末の主な種類

決済端末は、形状や機能によっていくつかの種類に分かれます。代表的なのは、オールインワン型、カードリーダー型、据え置き型です。店舗の会計シーンや設置場所に合わせて選びましょう。

オールインワン型

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オールインワン型は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、複数の決済方法に1台で対応できる端末です。レシートプリンターや通信機能を内蔵した機種もあり、周辺機器を増やさずに運用しやすい点が特徴です。

Wi-Fiやモバイル回線に対応している端末であれば、店舗内だけでなく、移動販売やイベント出店などでも使いやすいでしょう。

カードリーダー型

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カードリーダー型は、スマートフォンやタブレットと連携して使う小型の決済端末です。専用アプリとカードリーダーを組み合わせることで、クレジットカードや電子マネーなどの決済を受け付けられます。

コンパクトで持ち運びやすく、キッチンカー、ポップアップストア、イベント出店などにも向いています。一方で、紙のレシートを発行したい場合は、別途レシートプリンターが必要になることがあります。

据え置き型

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据え置き型は、レジカウンターや受付に設置して使う決済端末です。有線LANやWi-Fiで接続して利用するものが多く、会計場所が固定されている店舗に向いています。

操作画面が大きい端末もあり、お客さまが暗証番号を入力しやすい点も特徴です。ただし、持ち運びには向いていないため、テーブル会計や移動販売で使いたい場合は、ポータブル型やオールインワン型も比較しましょう。

決済端末5社の特徴を比較

決済端末は、端末費用や月額固定費、入金サイクル、POSレジとの連携機能などがサービスごとに異なります。ここでは、代表的な5社の決済端末を比較します。

サービス 端末費用 月額固定費 振込手数料 入金サイクル
Square ターミナル(Square) 39,980円(税込) 無料 無料 三井住友銀行・みずほ銀行:最短翌営業日
その他の金融機関:週1回
即時入金サービス:最短当日(手数料1.5%)
Airペイ 1台目無償貸与、2台目以降は有償 無料 無料 みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行:月6回
その他の金融機関:月3回
※Airペイ QRは月1回
STORES 決済端末2(STORES 決済) 27,720円(税込)
※プランにより1台目無償貸出の場合あり
無料(フリープランの場合) 手動入金:10万円未満は200円、10万円以上は無料
自動入金:無料
手動入金:最短翌々日
自動入金:月1回
PAYGATE(スマレジ) 39,600円(税込) 無料(スタンダードプランの場合) 要問い合わせ クレジットカード・電子マネー:月2回
QRコード決済:月1回
USEN PAY(USEN) レンタル 条件により月額0円〜 みずほ銀行・住信SBIネット銀行:無料
その他:198円
決済手段により異なる

料金や入金サイクルは、契約プランやキャンペーン、審査結果によって変わる場合があります。導入前に、各サービスの公式サイトや見積もりで最新情報を確認しましょう。

Square ターミナル(Square)

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Squareが提供するSquare ターミナルは、POS入力・決済・レシート印刷を1台で行えるオールインワン型の決済端末です。クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済に対応できます。

バッテリーを内蔵しているため、店舗内のレジカウンターだけでなく、移動販売やイベント出店などでも使いやすいでしょう。

カードも電子マネーも、決済はこれ1台で

Square ターミナルは、クレジットカードや電子マネーに対応したオールインワンの決済端末です。スタイリッシュなデザインに、レシートプリンター内蔵で持ち運びも可能。カフェや美容サロン、アパレル店など、決済に柔軟性とスピードを求める店舗にぴったりです。ビックカメラやヨドバシカメラなど、家電量販店でもお求めいただけます。また、初期費用をかけずに始めたい方には、お手持ちのスマホを使った「スマホでタッチ決済」もおすすめです。

Airペイ(Airペイ)

Airペイは、iPadまたはiPhoneとカードリーダーを組み合わせて使用するカードリーダー型の端末を無償貸与しています。すでにiPadやiPhoneを持っていれば、初期費用を抑えて導入できます。

端末は貸与されるかたちになるため、Airペイを解約する際には手順に沿って返却します2

STORES 決済端末2(STORES 決済)

STORES 決済が提供する「STORES 決済端末2」は、端末単体で決済できる「スタンドアロンモード」と、スマートフォンやタブレットのアプリと連携する「アプリ連携モード」に対応した決済端末です3

小型で持ち運びやすく、固定店舗のほか、移動販売やポップアップストアなどでも使いやすいでしょう。

PAYGATE(スマレジ)

PAYGATEは、スマレジと連携して使えるオールインワン型の決済端末です。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、複数のキャッシュレス決済に対応できます。

プリンターを内蔵し、プランによってはモバイル回線も利用できるため、周辺機器を減らして運用しやすい点が特徴です。

USEN PAY(USEN)

USENでは、オールインワン型の端末「USEN PAY」のレンタルを提供しています。約70種類の決済ブランドに対応しており、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などをまとめて受け付けられます。

最初の3か月間は無料ですが、4か月目以降は月々の決済金額が50万円未満の場合、金額によって1,980円(税抜)または3,980円(税抜)の月額利用料がかかります4

決済端末を選ぶポイント

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決済端末を選ぶ際は、端末費用だけでなく、対応できる決済方法、操作性、POSレジとの連携、入金サイクルも確認しましょう。店舗の業態や会計シーンに合わない端末を選ぶと、導入後に使いづらさを感じる場合があります。

初期費用はどれくらいか

決済端末には、購入型、レンタル型、無償貸与型などがあります。端末費用が無料に見える場合でも、特定プランへの加入や利用条件が設定されていることがあります。

また、カードリーダー型では、スマートフォンやタブレット、レシートプリンターなどを別途用意する必要がある場合もあります。端末本体だけでなく、周辺機器も含めた導入コストで比較しましょう。

必要な決済方法に対応しているか

決済端末を選ぶ際は、自店舗で利用されやすい決済方法に対応しているかどうかを確認しましょう。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などに対応していると、支払い方法の選択肢を広げやすくなります。

たとえば、駅近くの店舗では交通系電子マネー、訪日外国人の来店が多い店舗ではAlipay+WeChat PayUnionPay(銀聯)などへの対応も確認しておくとよいでしょう。

端末1台でキャッシュレス決済業務を完結できるか

決済端末によって、1台で対応できる範囲は異なります。決済だけでなく、レシート発行やPOSレジまで備えた端末もあれば、スマートフォンやプリンターなどの周辺機器が必要な端末もあります。

レジ周りをすっきりさせたい店舗や、移動販売・イベント出店などで持ち運びたい場合は、端末1台で対応できる機能を確認しておきましょう。

従業員・顧客が使いやすいか

決済端末は毎日の会計で使うため、操作のしやすさも大切です。タッチパネルの見やすさ、決済方法の選びやすさ、暗証番号の入力しやすさなどを確認しましょう。

操作が複雑だと、会計に時間がかかったり、従業員の負担につながったりする場合があります。可能であれば、導入前にデモ画面や実機で操作感を確認しておくと安心です。

POSレジ・会計ソフトと連携できるか

決済端末がPOSレジや会計ソフトと連携できると、売上管理や経理処理を進めやすくなります。決済金額の二度打ちや手入力を減らせるため、入力ミスの防止にも役立ちます。

ただし、連携には専用アプリや追加契約が必要な場合があります。すでにPOSレジや会計ソフトを利用している場合は、導入予定の端末が対応しているかどうかを確認しておきましょう。

入金サイクル・資金繰りに影響しないか

キャッシュレス決済では、売上金がすぐに口座へ入金されるとは限りません。入金までの日数、月の入金回数、振込手数料はサービスによって異なります。

仕入れや人件費などの支払いに影響しないよう、資金繰りに合う入金サイクルかを確認しておきましょう。特に小規模店舗や個人事業主は、入金タイミングを事前に把握しておくことが大切です。

【業種別】決済端末の選び方

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決済端末は、業種や会計シーンによって重視したいポイントが異なります。

業種 決済端末を選ぶ際のポイント
🍽️ 飲食店 テーブル会計に対応しやすい、持ち運びしやすい、レシート発行まで1台で行える
🛍️ 小売店 クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など幅広い支払い方法に対応している、POSレジと連携できる
💇 美容室・サロン 受付まわりに置きやすいコンパクトな端末、予約システムやPOSレジと連携しやすい端末
🚚 移動販売・イベント 軽量で持ち運びしやすい、バッテリーを内蔵している、モバイル回線やスマートフォン連携に対応している

決済端末の導入方法

決済端末を導入する方法には、主に「決済事業者と直接契約する方法」と「決済代行サービスを利用する方法」があります。複数のキャッシュレス決済にまとめて対応したい場合は、決済代行サービスを利用すると、契約や管理を一元化しやすくなります。

決済代行サービスを利用する場合の主な流れは、以下のとおりです。

手順 内容
1. 申し込み アカウントを作成し、店舗情報や口座情報を入力する
2. 書類提出 本人確認書類や営業実態を確認できる書類を提出する
3. 加盟店審査 決済サービス側で審査が行われる
4. 端末受け取り 審査通過後、決済端末を受け取る
5. 初期設定 端末やアプリを設定し、利用環境を整える
6. 利用開始 決済方法や操作手順を確認し、店舗で運用を始める

必要書類や審査期間、端末到着までの日数はサービスによって異なります。導入をスムーズに進めるためにも、申し込み前に公式サイトで必要書類や導入条件を確認しておきましょう。

まとめ

決済端末は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などに対応するための機器です。オールインワン型、カードリーダー型、据え置き型などがあり、対応できる決済方法や持ち運びやすさ、POSレジとの連携機能はサービスごとに異なります。導入時は、端末費用、月額固定費、入金サイクル、操作性などを比較しましょう。

自店舗に合う決済端末を選ぶには、業種や会計シーンに合わせて重視したいポイントを整理することが大切です。Square ターミナルのようなオールインワン型の端末は、決済やレシート発行を1台で行いやすく、周辺機器を増やしたくない店舗の選択肢になります。

よくある質問

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ここでは、決済端末に関するよくある質問をまとめて解説します。

決済端末は無料で使えますか?

決済端末は、サービスやキャンペーンによって端末費用が無料になる場合があります。ただし、端末費用が無料でも、決済ごとに手数料が発生する点には注意が必要です。

また、カードリーダー型の場合は、スマートフォンやタブレット、レシートプリンターなどを別途用意する必要がある場合もあります。端末本体だけでなく、周辺機器や月額費用、決済手数料も含めて確認しておきましょう。

個人事業主でも決済端末を導入できますか?

個人事業主でも、条件を満たせば決済端末を導入できます。飲食店、美容室、移動販売、イベント出店など、幅広い業種で利用されています。

申し込み時には、本人確認書類や事業内容を確認できる書類の提出が必要になる場合があります。必要書類や審査内容はサービスによって異なるため、導入前に確認しておきましょう。

オールインワン型・カードリーダー型はどちらがお勧めですか?

どちらが合うかは、店舗の規模や営業スタイルによって異なります。

カードリーダー型は、初期費用を抑えやすく、持ち運びしやすい点が特徴です。一方、オールインワン型は、決済やレシート発行、通信機能などを1台でまとめやすく、周辺機器を増やしたくない店舗に向いています。

小規模店舗や移動販売ではカードリーダー型、会計回数が多い店舗やレジ周りをすっきりさせたい店舗ではオールインワン型を検討するとよいでしょう。


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執筆は2026年6月8日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。