通話やネット検索から、写真撮影や健康管理まで、スマートフォン1台でできることはますます増えています。スマホのような多機能な端末がお店にもあったらいいのに……と思ったことはありませんか。
今回は1台あればお店が回る、そんな頼りになるポケットサイズの端末「Square ハンディ」について解説していきます。
📝この記事のポイント
- Square ハンディは多機能かつ軽量なオールインワンの決済端末`
- 手軽に持ち運べる携帯性、ほこり・水滴に強い耐久性を両立し、場所を選ばず活躍`
- 業務フローに柔軟に対応し、さまざまな業種でスムーズな運営をサポート`
- Squareアカウントの作成と端末の購入だけで利用を開始できる`
目次
- Square ハンディとは
- Square ハンディの特長
・ポケットサイズなのに多機能
・バーコードスキャナーとカメラを内蔵
・ほこりや水滴にも強い - 業種別おすすめの使い方
・飲食店
・小売店
・美容サロン - Square ハンディの導入手順
- まとめ
Square ハンディとは
Square ハンディは多彩な機能を搭載したオールインワンの決済端末です。1台でキャッシュレス決済の受付から、POSレジ入力、バーコードスキャン、カメラ撮影までできます。しかも、ポケットにすっぽり収まるサイズで、重さも315gと軽量。店舗経営を1台でこなせる頼れる端末です。
Square ハンディの概要
| 重さ | 315g |
| サイズ | 縦17.9cm×横7.9cm×奥行き2.19cm〜1.57cm |
| 対応決済方法 | クレジットカード(挿入、タッチ) 電子マネー QRコード |
| ソフトウェア | Square POSレジ内蔵 |
| コードレス | ◯ |
| カメラ | ◯ |
| バーコードスキャナー | ◯ |
| 耐久性 | IP54レベルの防塵・防滴性 |
| 費用 | 44,980円(税込)/台 |
Square ハンディの特長
Square ハンディの強みを一つずつ紹介していきます。
ポケットサイズなのに多機能
Square ハンディは約300gと軽量かつ薄型で、ポケットに入れて簡単に持ち運べるサイズです。小型ながらも、機能は充実しています。内蔵のSquare POSレジがその一例です。注文を取ったり、キッチンに注文内容を送信したり、テーブルを管理したり、在庫数をチェックしたりなどの操作がSquare ハンディ上でできます。

伝票やペンを持ち歩く必要も、キッチンとお客さまのテーブルを往復する必要も、もうありません。さらに、その場でクレジットカードやQRコードによるキャッシュレス決済の受付もできるので、お会計の場面でお客さまを待たせることもなくなります。
バーコードスキャナーとカメラを内蔵
用途の広さもSquare ハンディの特長です。たとえば、バーコードスキャナーは小売店、物販も扱う飲食店や美容サロンに便利な機能です。入荷した商品の登録も、お会計時のバーコードの読み取りも、Square ハンディがあればできます。バーコードスキャナーを別途用意する必要がない分、コスト削減にもなります。

POSレジに商品やサービスを登録するとき、写真があると分かりやすいうえに、打ち間違い防止にもなります。いつもは自前のスマートフォンで撮っているというビジネスオーナーも多いのではないでしょうか。Square ハンディはカメラを内蔵しているので、撮影したらそのままPOSレジの商品ライブラリに登録ができます。

ほこりや水滴にも強い
倉庫やキッチン、屋内外問わず、いつでもどこでもササッと持ち出して使える。そんな頼れる相棒として活躍できるよう、Square ハンディはほこりと水滴に強い設計になっています。別売りのシリコンケースをつければ、万が一落としたときにも端末が保護されます。

さらに、1日中持続するバッテリーを搭載。充電を気にせず使えるのもポイントです。
業種別おすすめの使い方
飲食店
飲食店を運営していくうえで避けたいのが、お客さまを待たせることです。一方、人員を増やすのも簡単ではありません。接客のクオリティを維持しつつ、回転率を上げるには、Square ハンディが役に立ちます。
たとえば
- Square ハンディで注文を取り、その内容をキッチンディスプレイやキッチンプリンターに送信する
- Square ハンディでテーブル会計を受け付ける
という使い方をするだけで、スタッフの移動距離が大幅に削減できることが分かります。また、フロアプランを登録しておけば、テーブルの回転率もSquare ハンディ上で確認可能です。

小売店
多種多様な商品を扱う小売店にとって課題になるのが、在庫の管理です。新規入荷商品から、返品や店舗移動になった商品まで、すべての商品の行方を把握するのは簡単ではありません。
Square POSレジには小売店に特化したリテールモードがあります。リテールモードとSquare ハンディのバーコードスキャナーを組み合わせることで、どの商品がいつ・どこで・いくつ売れたのか、どの店舗にどれくらいの在庫があるのか、1週間以内に売り切れる商品はいくつあるのかといった情報をリアルタイムで把握でき、高度な在庫管理が可能になります。もちろん、棚卸しにも役立ちます。

美容サロン
美容院やエステサロン、ネイルサロンでは、予約管理、カルテ管理、売上管理など、多岐にわたる業務が発生します。こうした業務をビジネスオーナーが一人で担っているサロンも多いのではないでしょうか。Square ハンディは心強い右腕としてビジネスオーナーを支えます。
具体的には、
- 予約管理(Square POSレジで予約管理モードを選択)
- 物販の在庫管理
- カルテ管理(内蔵のカメラでお客さまの写真を撮影)
- キャッシュレス決済の受付
- 勤怠管理(Square POSレジで出勤・退勤を記録)
- 売上管理(1日の売上高や客単価の把握が可能)
といった機能がSquare ハンディ1台で利用できます。洗練されたスリムなデザインの端末なので、店舗の雰囲気に影響しないのもメリットです。

Square ハンディの導入手順
Square ハンディの導入手順はとても簡単です。
1) Squareのアカウントを作る
2) Square ハンディを購入する
Square ハンディがお手元に届いたら、ログインして商品やサービスを登録するなど、一つずつ必要な設定をしていきましょう。以下の記事と動画もぜひ参考にしてください。
▶【動画】Square ハンディで商品をスキャン・登録する方法
▶Square ハンディを設定する
▶Square ハンディで決済を受け付ける
▶Square ハンディでバーコードとQRコードをスキャンする
手のひらの上で作業が完結
コンパクトで持ち歩きしやすい、全面タッチパネル付きの軽量端末。お客さまとのやり取りから、バーコードスキャナーによる在庫管理まで、一連の業務がSquare ハンディだけで完結します。
まとめ
Square ハンディは店舗運営の効率をぐっと上げる万能端末です。オペレーションを効率化したい、スタッフの負担を軽くしたい、サービスレベルを向上させたい、そんな悩みにはSquare ハンディが解決策になるかもしれません。できることが段違いのSquare ハンディの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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執筆は2025年7月23日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。

