美容室におすすめのキャッシュレス決済とは?種類や選び方を解説

美容室では、カットやカラーに加え、トリートメントの追加やシャンプー、ヘアオイルなどの店販品購入によって、会計金額が1万円を超えることもあります。お店がクレジットカードや電子マネー、QRコードなどのキャッシュレス決済に対応していれば、お客さまは手持ちの現金を気にせず支払えるため安心です。一方、個人サロンや美容室のオーナーの中には「どの決済方法が本当に必要なのか」「端末代や手数料負担が高そう」「売上はすぐに入金されるのか」といった不安や疑問も持つ人もいるでしょう。

実はキャッシュレス決済は会計だけでなく、さまざまなサロン業務を効率化してくれます。本記事では、美容室にキャッシュレス決済を導入するメリットと注意点から、決済方法の種類や選び方、導入手順までわかりやすく解説します。決済だけでなく予約管理や顧客カルテなどのサロン業務をまとめて効率化できるSquareのツールもご紹介します。

📝この記事のポイント

  • 美容室にキャッシュレス決済を導入すると、お客さまの支払いニーズに対応し、追加メニューや店販品の購入機会を広げやすい
  • 現金の受け渡しが減ることで、釣り銭の間違いやレジ締めなどの負担を軽減できる
  • 主な決済方法は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済の3種類
  • 対応できる決済手段や決済端末代、決済手数料、入金サイクルなどが比較ポイント
  • Squareなら、店舗規模に合わせて端末を選び、キャッシュレス決済からPOSレジ、予約・顧客管理を連携できる
目次


美容室にキャッシュレス決済を導入するメリットと注意点

PD02922 L appts hair salon 11
美容室にキャッシュレス決済を導入すると、お客さまの利便性向上や販売機会の拡大、会計業務の効率化が期待できます。一方で、決済手数料や通信環境への備えも必要です。

お客さまの支払いニーズに対応できる

ORENDが2026年5月に実施した調査1では、美容室でよく使う支払い方法として現金を挙げた人は49.6%で最多だったものの、クレジットカードは32.2%、QRコードも11.2%を占めました。美容室で使えると嬉しい支払い方法では、クレジットカードを挙げた人が46%と最も多く、QRコード決済(38.4%)、ポイント払い(19%)などを求める人もいました。現金以外の支払い方法に対応することで、現金をあまり持ち歩かないお客さまのニーズを汲み取ることができます。

追加メニューや店販品を購入してもらいやすい

ホットペッパービューティーアカデミーの統計2によると、美容室への来店頻度は減少傾向にあります。2026年上期の美容室の年間利用回数は、女性が4.18回と前年より2.8%減少し、男性は5.05回と前年より3.6%減りました。一方、1回あたりの利用金額は女性7,686円、男性4,853円と、いずれも2022年に比べ300円前後増えており、ここ数年増加傾向にあります。

来店頻度が減るなか、1回の来店時に選ばれる施術や店販品の購入機会を逃さないためにも、高額会計に対応できる決済手段を用意しておくことが重要です。前述のORENDの調査1では、客単価が上がるほどクレジットカードの利用が増加する傾向があることも示されています。支払い金額が2,000円未満の場合、現金払いが7割以上を占めていますが、10,000円〜20,000円未満の場合は58.6%がクレジットカードを使うと回答しています。お会計が20,000円以上の場合、現金で支払うと答えた人はわずか7.7%でした。

キャッシュレス決済があれば、お客さまが持ち合わせを気にせずに単価が高いメニューや追加メニューを選ぶことができるため、客単価アップも期待できます。施術で使ったシャンプー、ヘアオイルなどを購入する場合も、手元の現金を理由に見送られる機会を減らせます。

会計や現金管理の負担を減らせる

現金の受け渡しが減ると、釣り銭の準備や数え間違い、レジ締めといった作業を減らせます。特に1人で運営する個人サロンや少人数スタッフの美容室では、会計作業の時間を短縮することで施術や接客などにより多くの時間を使えます。

キャッシュレス決済なら、決済履歴が自動で記録されるため、レジ締めなどの作業負担を軽減できます。さらにPOSレジシステムと合わせて使えば、詳細な売上データの分析も可能になります。

決済手数料や通信障害への備えが必要になる

一方で、キャッシュレス決済には覚えておきたい注意点もあります。その1つがコストです。キャッシュレス決済は通常、決済ごとに手数料が発生するほか、決済端末代や月額料金、振込手数料がかかるサービスもあります。開業直後は、なるべく低価格な決済端末を導入し、月額料金や振込手数料がかからない決済代行サービスを選ぶのがおすすめです。

また、決済端末を使うためにはインターネット接続や電源が必要です。通信障害や停電に備え、予備の通信手段を用意しておく、閉店後に必ず充電する、といった対策をしておくと安心です。手持ちのスマートフォンでクレジットカードのタッチ決済を受け付けられるサービスを選べば、いざというときも安心です。

美容室で導入できるキャッシュレス決済の種類

美容室で導入できる主なキャッシュレス決済は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済の3種類です。それぞれの特徴を理解し、自店舗の客層や会計単価に合わせて選びましょう。

クレジットカード決済

jp-blog-creditcard-reader-comparison
クレジットカード決済は、会計金額が比較的高くなりやすい美容室と相性のよい支払い方法です。カットにカラー、パーマ、縮毛矯正、トリートメントなどを組み合わせると、会計が1万円を超えることもあります。

ORENDの調査では、美容室で使えるとうれしい支払い方法としてクレジットカードが最も多く挙げられました1。カットメニューのみで5,000円を超えるサロンには必須の決済方法といえるでしょう。

電子マネー決済

PD02204 - JP payments tiles T2 suica
電子マネー決済は、交通系ICカードやスマートフォンを端末にかざして支払う方法です。暗証番号の入力などが不要な場合が多く、会計を短時間で済ませやすい点が特徴です。

駅前の美容室、通勤・通学の前後に来店するお客さまが多い店舗、施術後の会計をスムーズにしたい店舗に向いています。「1000円カット」など学生が多い低価格帯の店舗にもおすすめです。

QRコード決済

PD03517 - JP paypay nail salon
QRコード決済は、スマートフォンのアプリを使って支払う方法です。店舗側がお客さまのコードを読み取る方法と、お客さまが店舗のコードを読み取る方法があります。若年層やスマートフォン決済をよく利用するお客さまが多い美容室では、有力な選択肢になります。

美容室に合うキャッシュレス決済の選び方

PD05725 - USEN Terminal Hair Salon
キャッシュレス決済サービスを選ぶ際は、どの決済手段を導入したいかを考え、決済端末の機能や料金、入金サイクルなどを比較しましょう。

お客さまが利用する決済方法に対応しているか

まずは、自店舗の客層がよく使う決済方法を確認します。駅前にある若年層が多いメンズサロンや、ファミリー層が多い店舗など、立地やコンセプトに合う決済方法を選びましょう。

既存のお客さまへの簡単な聞き取りや、現在の会計単価を参考にすると判断しやすくなります。高単価メニューが多い場合はクレジットカード、スピーディーな会計を重視する場合は電子マネーなどを検討しましょう。

複数の決済方法を1台の端末で受け付けられるか

受付周りのスペースが限られている美容室では、複数の端末を並べるより、1台でクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応できる端末が便利です。据え置き型でなく、充電式で持ち運べるコンパクトな決済端末を選ぶと、席でお会計を済ませてもらうこともできます。

初期費用・固定費・決済手数料が予算に合うか

キャッシュレス決済導入時には、決済端末の購入費だけでなく、初期費用や月額料金がかかるサービスもあります。決済端末の無料提供・貸与があるサービスでは、「◯年縛り」や「長期継続の場合」など、契約期間に関する規約がある場合もあります。決済サービスを選ぶ際には、契約期間や解約条件もよく確認しましょう。

継続的に利用する場合、振込手数料も考慮に入れるべきです。売上金の振込ごとに手数料がかかるサービスでは、月1回の入金サイクルでも年12回の振込手数料が発生することになります。特に1人サロンなど月間の接客人数が少なく、売上規模が比較的小さい店舗では、こうした費用を抑えられるサービスが導入しやすいでしょう。

入金サイクルに問題がないか

キャッシュレス決済の売り上げは、現金のように決済のタイミングですぐに手元に入るわけではありません。入金までの期間が長いと、家賃や仕入れなどの支払いに影響する場合があります。資金繰りを安定させるには、入金サイクルがなるべく短いサービスを選びましょう。また、急ぎの支払いが発生した場合の備えて、通常よりも早い入金オプションがあるかどうかも確認しておくと安心です。

POSレジや予約システムと連携できるか

美容室では、施術メニューやロング料金などのオプション、店販品などをあらかじめ登録しておけるPOSレジがあると、会計作業をスムーズに進められます。POSレジと決済端末を連携させることで、決済と売上データの記録を同時に済ませることができます。

さらに顧客管理や予約サイトと連携できるシステムなら、お客さまの会計内容と一緒に予約・施術内容や来店履歴を一元管理することができます。それぞれを異なるシステムで管理するよりも効率的です。

美容室のキャッシュレス決済ならSquare

jp-blog-cashless-payments-for-hair-salons
「美容室の業務をまとめて効率化したい!」というサロン経営者におすすめなのが、決済代行会社Squareのサービスです。Squareではクレジットカードや電子マネー、QRコードのキャッシュレス決済に対応できるほか、POSレジや予約システム顧客管理もまとめて導入できます。

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応できる

Squareのキャッシュレス決済では、主要なクレジットカード、電子マネー、QRコード決済を受け付けられます。決済手段ごとに別々のサービスを契約する負担を減らし、売上を1つの管理画面で確認できます。初期費用や月額費用は無料で、かかるのは決済端末の購入費用(4,980円〜)と、決済ごとに発生する決済手数料のみというシンプルな料金体系です。

Squareで受け付けられる決済方法は以下のとおりです。

jp-blog-payment-methods-logs-unionpaysmall

アカウント作成や月額費用は無料で、かかるのは決済時の手数料のみ。決済手数料は、対面決済のクレジットカードが2.5%(※1)または3.25%、電子マネー・QRコード決済が3.25%とシンプルな体系です。入金サイクルもスピーディーで、振込手数料無料の通常入金の場合、みずほ銀行と三井住友銀行の口座なら翌営業日に、その他の金融機関をご利用の場合は毎週金曜日に売上金が振り込まれます。さらに、タップひとつですぐに売上金を受け取れる即時入金サービスもご用意しています(※2)。

※1: 年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満の新規かつ中小企業の加盟店の場合、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discoverの決済手数料を2.5%でご利用いただけます。年間キャッシュレス決済額が3,000万円を超える場合、すべての決済手段においてカスタム決済手数料をご利用いただける可能性がありますので、営業チームまでお問い合わせください。
※2: 即時入金サービスのご利用には、入金額の1.5%の手数料がかかります。

店舗の規模や会計方法に合わせて端末を選べる

jp-blog-cashless-payments-for-hair-salons
Squareでは、美容室の受付スペースや予算に合わせて選べる5種類の決済端末を提供しています。

製品 価格(税込) 特徴
Square リーダー 4,980円 スマホ・タブレットと接続して使う小型カードリーダー
Square ターミナル 39,980円 決済端末・POSレジ・レシートプリンターが一体
Square スタンド 29,980円 POSレジを入れたiPadを取り付けて使用
Square ハンディ 44,980円 バーコードスキャナー・POSレジ・決済機能を搭載
Square レジスター 99,980円 POSレジ・決済機能・お客さまとスタッフ用の2画面を搭載

どれもシンプルでスタイリッシュなデザインで、サロンの雰囲気を邪魔しません。

小規模サロンにはコンパクトなSquare リーダーやSquare ターミナルがおすすめです。スタッフが増えたり、より大きな店舗に移転したりする段階で、大画面で操作できる決済端末に買い換える方法もあります。端末を買い替えても、売り上げや顧客情報は同じSquareアカウントで継続して管理できます。

Squareなら今すぐキャッシュレス決済導入できる

Squareはアパレル店やカフェからサービス業まで、あらゆる業種に対応するキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済が簡単に始められます。アカウント作成は無料、月額利用料も0円。売上は最短即時入金、スマホを使ったタッチ決済なら端末購入も不要と、キャッシュレス化をはやさでサポートします。

POSレジ・予約・顧客管理を連携できる

jp-blog-how-to-introduce-free-appointment-system-01
Squareは美容室運営に役立つさまざまな機能を提供しています。決済端末と組み合わせて使うSquare POSレジでは、売上データをいつでもリアルタイムで確認でき、レジ締めや売り上げの計算などの手間を省くことができます。基本的なPOSレジ機能は月額無料で利用でき、iOSとAndroidのスマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードして利用できるほか、Square ターミナルなどすでにPOSレジアプリが搭載されている決済端末でも利用できます。

さらに、Squareの予約システムを活用すれば、オンライン予約の受付、顧客情報の記録、売上情報の管理をまとめて扱えます。顧客プロフィールやメモ機能を活用すれば、施術履歴や好み、来店時の要望などを記録し、次回以降の接客に役立てられます。予約時にクレジットカードで事前決済を受け付けることもできるため、無断キャンセルへの対策にも有効です。無料キャンセル期限後にキャンセルが発生した場合は、事前登録済みのクレジットカードにキャンセル料を請求することができます。

美容室にキャッシュレス決済を導入する流れ

美容室にキャッシュレス決済を導入する際は、次の流れで準備します。

ステップ 内容
1. 必要な決済方法を決める クレジットカード、電子マネー、QRコードなどから選ぶ
2. サービスと端末を比較する 端末代や決済手数料、入金サイクル、連携できる機能を確認する
3. アカウントを作成して審査を受ける 事業者情報や本人確認書類、銀行口座情報などを提出し申し込む
4. 端末とPOSレジを設定する 必要であればタブレットも準備を
5. メニューと店販品を登録する 施術メニューや指名料、税率などを登録する
6. テスト決済とスタッフ研修を行う 返金対応や通信障害時にどうするかも確認しておく
7. お客さまへ案内する 店頭や受付、予約サイトやGoogle ビジネス プロフィールなどで利用できる支払い手段を周知

まとめ

美容室にキャッシュレス決済を導入すると、単価アップが期待できるほか、現金管理やレジ締めの負担も軽減できるなどさまざまなメリットがあります。Squareなら幅広い決済端末のなかから自店に合うものを選び、POSレジや予約システム、顧客管理まで一元管理できます。美容室業務の効率化に、ぜひSquareの各種サービスを検討してみてください。

よくある質問

ここでは美容室のキャッシュレス決済導入について、よくある質問をまとめます。

美容室ではどのキャッシュレス決済を導入すればよいですか?

自店舗の客層とメニュー単価に合わせて選びましょう。高単価な施術が多い場合はクレジットカード、会計時間を短縮したい場合は電子マネーやタッチ決済、スマートフォン利用者が多い場合はQRコード決済が候補になりますが、より幅広いお客さまに対応するには、複数の決済方法をまとめて導入できるサービスが安心です。

小さな美容室でもキャッシュレス決済を導入できますか?

もちろんです。小型の決済端末なら、狭い美容室でも導入できます。コンパクトなカードリーダーや、レシートプリンター内蔵のオールインワン型の端末などがおすすめです。

複数のキャッシュレス決済をまとめて導入できますか?

できます。たとえばSquareなら、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済を1つのアカウントでまとめて導入できます。端末を決済方法ごとに分ける必要がなく、操作手順、会計スペース、売上管理をシンプルにできます。


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

執筆は2026年7月30日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。