クレジットカード決済導入で知っておきたい入金サイクルとは?

事業者にとっても、お客さまにとっても便利なクレジットカード決済ですが、健全な資金繰りのためには「入金サイクル」について知っておきたいところです。「入金待ちで手元に資金がない」といった事態は、入金サイクルを理解することで避けられます。

また、利用中の決済サービスで入金遅延やサービス停止が発生すると、事業の資金繰りに大きく影響します。決済代行サービスを提供していた株式会社全東信が2026年7月、破産手続開始決定を受けたとの報道を受けて、新しいサービスへの乗り換えを検討している人もいるでしょう。新しいクレジットカード決済サービスを導入する際には、決済手数料だけでなく、入金日や入金頻度、早期入金サービスの有無、トラブル時の確認方法もチェックしておきたいポイントです。

この記事ではクレジットカード決済の入金サイクルや、決済代行サービスを選ぶうえでの注意点を説明します。

📝この記事のポイント

  • 入金サイクルとは、売上額を集計する「締め日」から振り込まれる「入金日」までの期間のこと
  • 入金サイクルはクレジットカード会社や決済代行サービスによって異なる
  • 入金サイクルが長いと、仕入れ代金や人件費などの支払いに影響する場合がある
  • 決済代行サービスを選ぶ際は、決済・入金手数料や入金サイクルの早さ・柔軟性がポイントに
  • Squareなら売上額の入金がスピーディー。通常入金の場合は最短翌営業日に、即時入金サービスならすぐ入金される
目次


入金サイクルとは

お客さまがクレジットカードを使って商品やサービスを購入すると、すぐに事業者に売上金額が入金されるわけではありません。クレジットカード会社や決済代行サービスは「締め日」と「入金日」を設定していて、締め日までの売上額が入金日に事業者の登録口座に振り込まれます。締め日から入金日までの期間を入金サイクルと呼びます。

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クレジットカード決済の導入を検討する際に、「月末締め、翌月15日入金」「決済日の翌営業日入金」「最短1営業日」といった表記を見たことがあるのではないでしょうか。

クレジットカード決済を導入するには、クレジットカード会社や決済代行サービスと加盟店契約を結びます。

クレジットカード会社や決済代行サービスは、それぞれ独自の入金サイクルを設定しています。また、サービスによっては、振込先の金融機関によって入金サイクルが異なることがあります。

事業者としては、日々の運転資金に大きく影響する入金サイクルには気を配りたいところです。たとえば飲食店や小売店で「クレジットカード決済の売り上げの次の仕入れ代金に充てたい」と考えていても、入金までの日数が長いと、売上は立っているのに手元資金が不足する状態になってしまう恐れがあります。

できるだけ早く売上額を手に入れたいという場合は、入金サイクルが速い、または柔軟に入金サイクルを設定できるサービスを選ぶといいでしょう。また、サービスに合わせて、もっとも入金が速い金融機関の口座を用意するのも資金繰りを良くする対策の1つです。

ただし、スピーディーな入金サイクルを提供しているサービスでは、売上額の下限を設定している場合もあります。また、金融口座によっては、入金手数料がかかることもあります。細かい条件などを確認したうえで、事業に合った入金サイクルを総合的に判断しましょう。

売上代金を受け取るまでの流れ

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事業を営む中で意識する機会は少ないかもしれませんが、お客さまがクレジットカードで決済をして、事業者が売上代金を受け取るまでの流れをあらためて振り返ってみましょう。

お客さまが店舗やオンラインストアでクレジットカードを使って代金を支払う際には、事業者は以下にあるいずれかの方法で決済処理を要求します。

  • クレジットカード会社に直接、決済処理を要求
  • 決済代行サービスを通して、クレジットカード会社に決済処理を要求

いずれの場合も、最終的にクレジットカード会社から決済可能かどうか、事業者に結果が戻されます。

クレジットカード会社から戻された結果、決済が可能であれば、事業者はお客さまに商品やサービスを提供します。

クレジットカード決済の場合、代金はお客さまの口座から即引き落とされるわけではありません。クレジットカード発行会社が、月末払いなど一定のサイクルでカード保有者にクレジットカードの利用合計金額を請求し、カード保有者の口座から代金を引き落とします。クレジットカード会社や決済代行サービスは、クレジットカード発行会社から代金を受け取ります。

事業者に支払われる売上代金は、クレジットカード会社や決済代行サービスが一時的に立て替えて、事業者の金融口座に振り込まれます。このため、クレジットカード決済を導入する際は、売上代金がどのタイミングで確定し、いつ登録口座へ入金されるのかを確認することが重要です。

直接契約か、決済代行サービスか

クレジットカード会社と直接契約する場合、複数のクレジットカードを扱うにはそれぞれの会社と個別で契約を交わす必要が出てくるため、導入には時間と費用がかかります。

また、入金サイクルがクレジットカード会社ごとに異なるため、入金管理が複雑になることも懸念点の1つです。このような観点から、特に小規模な事業者にとって、直接契約でクレジットカード決済を導入するハードルは高いものです。

そこで検討したいのが、クレジットカードをはじめとするキャッシュレス決済を一括で導入できる決済代行サービスです。短期間で低コストでキャッシュレス決済を導入できる気軽さや、売上管理や入金処理などを一元化できることから利用する事業者が増えています。

決済サービスを乗り換えるときの確認ポイント

2026年7月、決済代行サービスを提供していた株式会社全東信が破産手続開始決定を受けたことが報道されました。全東信を利用していた店舗の中には、「早くクレジットカード決済受付を再開したい」と悩んでいる経営者もいるでしょう。

利用中の決済サービスから別のサービスへ乗り換える場合は、以前の決済会社で発生した売上と、新しい決済サービスで今後受け付ける売上を分けて考える必要があります。以前の決済会社で未入金の売上がある場合、利用していた決済会社との契約内容を確認し、必要に応じて弁護士・税理士などの専門家に確認しましょう。

特に急いで乗り換えたい場合、新しい決済サービスの導入にどれくらい時間がかかるかは気になるところです。新しい決済端末の購入や配達、クレジットカード会社による審査にかかる日数の目安を事前に確認しておきましょう。同じ決済代行サービスでも、振込先の銀行口座によって入金サイクルが異なる場合があります。必要に応じて新しい銀行口座の開設も検討しましょう。

クレジットカード決済で​注意したい​点

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クレジットカード決済を導入するうえで注意したい点もあります。ここでは、クレジットカード決済につきものの手数料と、クレジットカード決済を扱う上で事業者が守るべきルール、入金遅延やシステム停止などのトラブルへの対応策について説明します。

決済手数料

クレジットカード決済を利用すると、クレジットカード会社、または決済代行サービスに手数料を支払う必要があります。決済手数料は売り上げの数パーセントと設定されているのが一般的で、割合はクレジットカードの種類や決済代行サービスで異なります。たとえば決済代行サービスのSquareの対面決済におけるクレジットカード決済手数料は、2.5%(※)です。

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▲Squareが対応しているクレジットカードブランド

※年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満の新規かつ中小企業の加盟店の場合、Visa、​Mastercard、​American Express、​JCB、​Diners Club、​Discoverの決済手数料を2.5%でご利用いただけます。年間キャッシュレス決済額が3,000万円を超える場合、すべての決済手段においてカスタム決済手数料をご利用いただける可能性がありますので、営業チームまでお問い合わせください。

決済手数料のほか、入金手数料を差し引くサービスもあります。1回の入金にかかる手数料は数百円でも、年間で計算すると入金手数料だけで数万円になる可能性があります。前述のSquareの通常入金であれば、入金にかかる手数料は無料です。

このように入金サイクル以外にも、入金手数料の有無、入金手数料を抑えられる金融口座など、条件をよく調べましょう。

加盟店が守るべきルール

クレジットカード決済を利用する事業者(加盟店)が守らなければならないルールもあります。クレジットカード会社と直接契約する場合だけでなく、決済代行サービスを利用する場合にも同様のルールが存在します。

まず、決済手数料を、料金に上乗せしてお客さまに請求してはいけないというのが1つです。このような行為は禁止されています。

現金での支払いを促したり、お客さまが希望するクレジットカードと異なるカードを要求したりしてもいけません。「カードを利用できるのは5,000円以上」「カードを利用できるのはディナーのみ」など、クレジットカードが利用できる条件を課すのもクレジットカード利用者の不利益になるとされ、規約違反になる可能性があります。

クレジットカード決済は便利で、すぐにでも導入したいところですが、トラブルなどを避けるためには、クレジットカード会社や決済代行サービスの規約を理解しておくことが大切だといえます。

入金遅延や決済サービスの停止が起きたとき

利用中の決済サービスで入金遅延やサービス停止が発生した場合は、まず公式サイトやメール、管理画面で案内を確認しましょう。未入金の売り上げがある場合は、対象となる決済日、金額、入金予定日を整理したうえで、利用中の決済代行会社への問い合わせや専門家への相談を行うのがおすすめです。必要に応じて、管財人、弁護士・税理士、金融機関などに必要な対応を確認しましょう。

別の決済代行会社への申し込みを検討する場合、利用開始までの流れや審査に必要な情報・日数、決済端末の入手方法、入金サイクル、サポート体制を確認しておくことが大切です。特に入金サイクルは、以前利用していた決済サービスと同じか、より早いサービスを選ぶと、資金繰りへの影響を最小限に抑えることができます。

Squareなら売り上げが最短当日に入金される

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現金払いはすぐ手元に売り上げが入るメリットがありますが、クレジットカード決済でも入金サイクルが短ければ、資金繰りの観点からは現金と比べてほぼ遜色がないといえます。加えて、クレジットカード決済であれば、現金を集計して、金融機関に預け入れに行くといった手間、紛失や盗難のリスクを低く抑えられます

Squareでは、通常入金と即時入金の2パターンの入金方法を用意しています。通常入金の場合、三井住友銀行またはみずほ銀行の口座なら翌営業日に、それ以外の口座でも週に1度、クレジットカードを含むキャッシュレス決済の売り上げが自動で入金されます。振込手数料は無料です。

さらに即時入金サービスを利用すれば、売り上げをすぐに登録口座へ入金することができます。入金額の1.5%の手数料がかかり、手数料を差し引いた金額が入金されます。即時入金サービスをうまく活用することで、入金サイクルを短縮し、資金繰りを楽にすることができます。仕入れ代金や急な支払いに備えたい場合、特に便利なサービスです。

全東信からお乗り換えでSquare リーダーが無料

全東信からお乗り換えの方限定、Squareリーダーが1台無料に!最短でお申し込み当日からキャッシュレス決済を利用できます。導入も決済も入金も、早くて安心なSquareに乗り換えませんか?キャンペーンは8月31日(月)まで(利用規約が適用されます)

Squareなら、別の決済代行サービスからの乗り換えもスピーディーです。無料のアカウントを作成し、メールアドレス、​事業内容、​代表者の​情報、​決済代金の​入金先口座情報などを入力すると、​Visa、​Mastercard、​American Express、UnionPay ​(銀聯)は​最短当日から1〜3営業日(それ以外のクレジットカードは通常​2〜3週間)で審査が​完了し、カード決済が有効化されると利用できるようになります。決済端末も通常2〜3営業日(※)で配送されるほか、お急ぎの場合はお手持ちのスマートフォンでクレジットカードのタッチ決済を受け付けることもできます。

※離島、遠隔地を除きます。天候により遅れる場合があります。

まとめ

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本記事では、資金繰りを左右するクレジットカード決済の入金サイクルと、クレジットカード決済を扱ううえでの注意点について説明しました。キャッシュレス化が進む中、Squareのように非常に短い入金サイクルで売り上げを受け取れる決済代行サービスや、初期費用と維持費を抑えて導入できる決済代行サービスは、支払いの利便性を高めるうえで有効な選択肢の1つです。

急ぎでクレジットカード決済を導入したい場合は、入金サイクルに加えて、決済受付を始められるまでの必要日数も確認しましょう。Squareなら、最短でアカウント作成当日から一部のクレジットカード決済を受け付けられる場合もあり、iPhoneを使ったタッチ決済にも対応しています。緊急時や、専用端末が手元にない場合の選択肢として、ぜひSquareの導入を検討してみてください。

よくある質問

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Squareの​アカウントを​作った​後、​どれくらいで​使えるようになりますか?


Squareのアカウント作成後、​Visa、​Mastercard、​American Express、​UnionPay ​(銀聯)は​審査に​通常1~3営業日程度かかります。​最短の​場合、​アカウント作成当日から​利用できます。​それ以外のクレジットカードは2〜3週間で​審査が​完了し次第、決済を受け付けられます。​

ほかの​決済会社から​Squareに​乗り換える​ことは​できますか?


はい。​メールアドレス、​事業者さまの情報、​事業内容、​入金先と​なる​金融機関口座を​ご用意いただき、​ウェブ上で​入力すれば​簡単に​Squareアカウントが​作成できます。​お申し込みの​手順に​ついて、​さらに​詳しくは​こちらをご覧ください。

Squareで​決済した売上金は​何日で​口座に​入金されますか?


Squareアカウントの​登録口座が​三井住友銀行またはみずほ銀行の​場合は、​決済日の​翌営業日に売上金が​振り込まれます。​そのほかの​銀行口座の​場合は、​毎週​水曜日締めで同じ週の​金曜日に合算で入金されます。通常入金の場合、振込手数料は​かかりません。売り上げをすぐに登録口座へ入金できる即時入金サービスのご利用には、入金額の1.5%の手数料がかかります。


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

執筆は2020年11月18日時点の情報を参照しています。2026年7月8日に記事の一部を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。