新型コロナウイルスへの対応

新型コロナウイルス対策 -飲食店や小売店ができること-

Square (スクエア), ブログ編集者

この記事は2020年4月20日時点の情報を参照しています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況、感染予防に関する最新情報は厚生労働省のウェブサイトも合わせてご確認ください。

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて人やモノの動きが停滞するなか、「今できること、やるべきことは何だろう」と思い悩むスモールビジネスも少なくないかもしれません。この記事では、飲食店、小売店がすぐにでも始められる対応策をまとめてみました。

飲食店でできること

jp-blog-takeout-01

配達やテイクアウトなどを用意する

不要不急の外出を控えるよう政府から呼びかけがあるなか、外食はなるべく避けたい、と考える人も少なくありません。そんななか、取り入れたい手段といえばお弁当の提供や配達です。お弁当や配達であれば、お客様は不特定多数の人が集まる密集空間に踏み込むことなく、お店の料理を楽しむことができます。

また、キッチンで調理した食べ物をお弁当として出すのであれば追加で手続きを行う必要もなく、容器さえ用意すればすぐに始めることができます。ただ、なかにはハムやアイスクリームなど、別途許可申請が必要な食べ物もあるので注意が必要です。始める前に解消しておきたい点などがあれば、管轄の保健所に相談してみましょう。

参考:既に営業許可をお持ちの方へ こんなときは保健所に相談しましょう(東京都福祉保健局)

デリバリーの導入を検討している場合は、以下のようなデリバリー代行サービスに登録をしてみましょう。通常であれば初期費用や月額費用、利用手数料がかかるのが一般的ですが、新型コロナウイルスの影響を受けて、手数料を無料としているサービスもあるようです。

食品ロス削減に取り組むサービスに登録するのも一つの手段かもしれません。たとえばTABETEは、初期費用、導入費用、ランニングコストなしで始めることができます。

【6月30日まで】 「期限付酒類小売業免許」の取得でお酒のテイクアウトをはじめる

申請の受付は終了しました。
「酒類も食事と同様、テイクアウト販売したいけれど、販売業免許がない」という飲食店事業主も少なくないかもしれません。酒類のテイクアウトを実施するには、本来であれば、酒税法に基づき販売業免許の取得が必要となります。一般的には、申請処理には二カ月ほどかかり、すぐに販売を始めるのは難しいとされています。

しかし、現状を踏まえて、販売業免許の取得と比べて審査期間の短い「期限付酒類小売業免許」への申請が4月10日より可能となっています。無事取得ができれば、免許日から半年間、酒類のテイクアウト販売ができます。

詳細は以下の表からご確認ください。

申請期限 2020年6月30日(火)
対象 既存の在庫をはじめ、既存の取引先からの仕入れの販売に限定
免許期限 免許取得日から6カ月

申請に必要な書類や申請方法などは、国税庁がまとめているQ&Aからご確認ください。

さらに詳しい情報を知りたい場合は、管轄の税務署に相談してみましょう。ただし、期限付酒類小売業免許を担当する酒類指導官は、全ての税務署に配置されていないので注意が必要です。相談窓口を設けている税務署はこちらに記載されている通りです。

参考:新型コロナウイルス感染症に関する対応等について(国税庁)

支援サービスに登録する

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、お客様が「今は行けないけど、応援したい」と思う飲食店の食事を事前購入できるサービスが登場しています。購入した食券は、指定された期間内に利用できる仕組み。参加している旨をソーシャルメディアなどで発信し、お客様の支援を募ってみてはいかがでしょうか。代表的なサービスとしては以下が挙げられます。

クラウドファンディングで支援を募るのも一つの手でしょう。たとえば新型コロナウイルス感染症の収束後、5,000円のコースを3,000円で食べられるクーポンを用意するなどして、支援額を集めてみてはいかがでしょうか。クラウドファンディングには以下のようなサービスがあります。

▶︎▶︎▶︎ クラウドファンディングについて詳しくはこちら

ソーシャルメディアで自店舗のコロナウイルス対策を発信する

お客様が抱く感染への不安を軽減するためには、ソーシャルメディアでの発信も大切です。特にこの時期は来店客に少しでも安心してもらえるよう、「一緒に予防し、感染拡大を防止しよう」という姿勢を伝えてみましょう。たとえば消毒液を用意していることを発信してみたり、テイクアウトできるメニューを積極的に紹介してみたり、自店舗の対策が伝わる投稿内容を考えてみるといいかもしれません。

小売店でできること

jp-blog-invoice-02

クラウド請求書やお会計リンクなどを活用してみる

インスタグラムなどで商品写真を投稿し、注文を受け付けている店舗も少なくないかもしれません。注文を受け付ける際は、ダイレクトメッセージなどでお客様とやりとりをし、お支払い方法は代引きなどに設定している店舗も多いようです。お客様との決済のやりとりを簡単にするためには、クラウド請求書やお会計リンクなどの活用が便利です。

クラウド請求書とは、オンラインで作成・送信できる請求書です。サービスによっては、現金決済に限らずクレジットカード決済を受け付けることができるのも特徴的です。

たとえばSquareでは、無料アカウントを作成するだけで、クラウド請求書が何通でもタダで作成・送信できます。お客様は、受け取ったメールからクレジットカード番号を入力することで、決済ができるようになっています。

オンラインショップがなくても簡単にクレジットカード決済を受け付けられるもう一つの方法として、お会計リンクが挙げられます。お会計リンクは、商品名や値段を登録するだけで、自動的に決済画面に飛べるリンク(URL)が作成できる機能です。作成したリンクは、注文のやりとりをする際にお客様に共有したり、商品を紹介しているブログに貼り付けて購入を促したり、など必要に応じて貼り付けて活用できます。お客様はお会計リンクをクリックするだけで決済画面に飛び、そのまま支払いを進められるので、やりとりもスムーズに進むかもしれません。

jp-blog-soc

Squareでは、お会計リンクが無料で作成できる「Square オンラインチェックアウト」という機能があります。無料アカウントを作成するだけで、必要に応じて何個でもお会計リンクが作成できます。Square オンラインチェックアウトの使い方や活用方法については「ECサイトなしにオンライン販売をはじめよう!Square オンラインチェックアウトのススメ」もご参考ください。

もちろん、オンラインストアを立ち上げるのも一つの手です。最近ではウェブサイト制作に関する知識がなくても、数クリックで簡単にオンラインストアを始められるサービスが登場しています。初心者でもすぐに開設できるECサイトの作り方についてはこちらをご覧ください。

Squareを利用している場合は、WixやWeeblyなどSquareの連携サービスを利用することで、実店舗とECサイトでの売上額を一つのアカウントで管理することができます。WixやWeeblyを利用したオンラインストアの開設方法はこちらを参考にしてみてください。

最近ではInstagramにもショッピング機能が追加され、ユーザーはほしい商品が写っている投稿からそのままECサイトに飛ぶことも可能となりました。このような機能もあわせて活用することで、「商品を買いたい!でも今はお店に行くことが難しい」というお客様の要望に応えることができます。

新型コロナウイルスの感染拡大が今後どのような結末を迎えるのか、現段階ではまだ読めないのが実情。自身と従業員、お客様の健康を最優先に、まずはできるところから始めてみてはいかがでしょうか。

続けて読もう。新型コロナウイルスの支援策

(1) 新型コロナウイルス対策 -飲食店や小売店ができること-
(2) 中小ビジネス・個人事業主に向けた、新型コロナウイルスの支援策


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

執筆は2020年3月31日時点の情報を参照しています。2020年4月20日、8月3日に記事の一部情報を更新しました。
当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。