キャッシュレス決済を導入するには?かかる費用やメリットを解説

近年、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなどを日常的に利用する人が増えており、店舗側にも多様な支払い方法への対応が求められています。

また、キャッシュレス決済の導入は売上拡大だけでなく、会計業務の効率化やレジ締めの負担軽減、インバウンド対応など、店舗運営全体の改善にもつながります。

この記事では、キャッシュレス決済の基礎知識から導入にかかる費用、メリット・デメリット、サービスの選び方までわかりやすく解説します。

📝この記事のポイント

  • キャッシュレス決済は​年々​普及が​進み、​日本では​決済比率4割を​超えている
  • キャッシュレス普及の背景には人手不足やインバウンド需要があり、なかでも​QRコード決済の利用が拡大している
  • 導入することで、機会損失の防止、売上や客単価の向上、スタッフの業務負担軽減が見込める
  • 導入時は初期費用・月額固定費・決済手数料・入金サイクルなどを比較して、自店舗に合うサービスを選ぶ必要がある
  • Squareなら​低コストかつスピーディーに​キャッシュレス決済を​導入できる
目次


キャッシュレス決済とは

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キャッシュレス決済とは、紙幣や硬貨などの現金を使わずに代金を支払う仕組みのことです。専用端末にカードを差し込む・かざす、スマートフォンでQRコードを読み取るなどの動作だけで、スムーズに会計が完了する利便性の高さが特徴です。

キャッシュレス決済には以下のような種類があります。

  • クレジットカード
  • 電子マネー(交通系など)
  • QRコード決済
    など

国内のキャッシュレス決済の状況

国内でキャッシュレス決済は急速に普及しています。その社会的背景や最新のトレンドについて解説します。

人手不足解消とインバウンド需要による後押し

キャッシュレス化が進んでいる要因として、「店舗の人手不足」と「訪日外国人(インバウンド)需要の増加」が挙げられます。

2025年12月19日に経済産業省が公表した「キャッシュレス推進検討会とりまとめ(案)」1では、キャッシュレス決済の導入によって業務の多くが自動化・効率化されるため、店舗の作業負担が減り、人手不足対策に貢献するとされています。

また、2030年に年間6,000万人の訪日外国人を目指す政府の目標も、キャッシュレス決済の普及を後押しする要素です。たとえば、韓国のキャッシュレス決済比率は95.3%、中国は83.8%、オーストラリアは72.8%です2。日常的にキャッシュレス決済を利用する外国人観光客の需要を取り込むためにも、キャッシュレス対応は欠かせない準備といえるでしょう。

QRコード決済の急成長

QRコードやバーコードを読み取る「QRコード決済」は電子マネーを上回る勢いで成長しています。

経済産業省が発表した2025年のキャッシュレス決済額と内訳は以下のとおりです3

決済手段 決済額(兆円) 内訳
クレジット 134.6 82.7%
デビットカード 5.5 3.4%
電子マネー 6.0 3.7%
QRコード決済 16.6 10.2%

2019年時点ではわずか1兆円だったQRコード決済の決済額は、2025年には16倍の16.6兆円まで増加しており、急速に普及が進んでいることが分かります。

「キャッシュレス利用者」は9割超

電通が2025年12月に実施した「第8回 生活者のキャッシュレス意識調査」4によると、キャッシュレス決済の利用者は全体の94.5%にのぼっています。

なかでも「キャッシュレス決済が利用できるところでは、100%キャッシュレスで支払う」と回答した人は45.2%に上り、2023年から約5ポイント増加するなど、キャッシュレス派の割合が拡大している様子が見られます。

また、同調査からは、利用シーンに応じて以下のように決済手段が使い分けられている傾向が読み取れます。

  • 百貨店・デパート・ホテルなど:クレジットカードが主流
  • コンビニ・ドラッグストアなど:QRコード決済の利用が多い

代表的なキャッシュレス決済手段

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キャッシュレス決済と​ひと口に​いっても、​さまざまな​種類が​あります。ここでは、押さえておきたい代表的な4つの決済手段について解説します。

クレジットカード

クレジットカードは代金を後で支払う「後払い」の決済手段です。

決済時の代金はカード会社がいったん立て替え、利用者は後日、利用分をまとめてカード会社に支払う仕組みです。

QRコード決済

QRコード決済は、店頭のQRコードを読み取る、あるいは専用アプリでQRコードを提示することで支払いを行います。

PayPayや楽天ペイなどが代表的なサービスです。

電子マネー

電子マネーは、ICカードやスマートフォンを端末にかざすだけで決済が完了する、スピーディーな支払い手段です。大きく分けて以下の3タイプがあります。

  • 交通系:Suica、PASMOなど
  • 流通系:WAON、nanacoなど
  • ポストペイ系:iD、QUICPayなど

事前にチャージして利用する「プリペイド(前払い)方式」が多く、コンビニやスーパーなど、日常的な少額決済の場面で幅広く利用されています。

デビットカード

デビットカードは、決済と同時に銀行口座から代金が引き落とされる「即時払い」の決済手段です。

クレジットカードとは異なり、発行時の与信審査が不要なため、幅広い層の消費者が所有しやすい特徴があります。「Visa」や​「Mastercard」など​国際ブランドの​マークが​ついている​デビットカードなら、​その​ブランドの​加盟店で​利用できます。

クレジットカード決済の仕組みと手数料

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クレジットカード決済は​後払いの​決済手段です。​その​ため、​購入した​タイミングでは​購入代金の​受け渡しが発生しません。​事業者には​どの​タイミングで​売上金が​支払われるのでしょう。

クレジットカード決済の仕組み

現金決済は「お客さま」と「店舗」の二者間で完結します。一方、クレジットカード決済はもっと複雑で、以下のような関係者が登場します。

関係者 詳細
カード名義人(消費者) カードを所有し、買い物に利用するお客さま
加盟店 決済を受け付ける店舗・事業者
イシュア カードを発行し、会員情報を管理する
アクワイアラー 加盟店と契約を結び、審査や管理を行う
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなど

各者が連携して以下の流れで代金の精算が行われます。店舗に売上金が入金されるのは、全体の工程のうちの3ステップ目です。

1.カード名義人(消費者)が加盟店で商品やサービスの購入代金をクレジットカードで支払う
2.アクワイアラーが、カード名義人の購入代金を立て替える
3.購入代金から決済手数料を差し引いた額が、加盟店に入金される(アクワイアラーと加盟店の間に、決済代行会社が入る場合もある)
4.アクワイアラーが、イシュアにカード名義人の取引情報を送る
5.イシュアがカード名義人に購入代金を請求する
6.カード名義人の口座から購入代金が引き落とされる

クレジットカード決済にかかる手数料

加盟店が負担する決済手数料(売上金額の数%)は、何に​使われているのでしょうか。加盟店と​契約を​結び、​カード決済の​インフラを​提供する​アクワイアラーは、​決済手数料を​主に​以下の​コストに​充てています。

(1) インターチェンジフィー

インターチェンジフィーは、イシュアに支払われる手数料です。カード発行会社のカード会員を管理するコストなどに利用されます。

(2) 国際ブランドのライセンスフィー

ライセンスフィーは、以下のような「世界中で利用できるカードブランド」のネットワーク利用料です。

  • Visa
  • Mastercard
  • American Express
  • Diners Club
  • JCB

(3) リスク管理・不正利用対策コスト

クレジットカード決済において重要な、セキュリティー維持のための費用です。情報漏えいや不正利用を未然に防ぐためのシステム構築などに充てられています。

また、決済を仲介する決済代行会社にも手数料の一部が渡り、加盟店がより快適にサービスを利用するための機能開発やシステム運営などに役立てられています。

キャッシュレス決済導入にかかる費用の種類

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キャッシュレス決済の導入・運用に必要な費用は、主に「初期費用」「月額固定費」「決済手数料」の3つに分類されます。

初期費用

初期費用は、店頭で利用する決済端末や周辺機器をそろえるための費用です。多くのサービスで導入キャンペーンが実施されており、実質0円で始められるケースもあります。

ただし、レシート発行用のプリンターが必要な場合は、別途費用がかかる点に注意しましょう。また、店内にインターネット環境がない場合は通信工事費なども発生するため、キャッシュレス決済の利用環境も含めた予算計画を立てることが大切です。

月額固定費

契約するサービスや利用する機能によっては、以下のようなコストが発生します。

固定費の種類 特徴
月額利用料 決済システムの利用にかかる費用
サポート費用 電話や対面など、有料サポートサービスの利用にかかる費用
振込手数料 売上金を指定口座に入金する際にかかる費用
早期入金手数料 通常よりも早い入金を指定する場合にかかる費用

こうした費用は利益を圧迫する要因となります。導入前には必ず固定費を試算し、長期的なランニングコストを比較することが大切です。

決済手数料

決済手数料とは、キャッシュレス決済を受け付ける​際に​取引ごとに​発生する​費用です。
NTTデータ経営研究所が2024年12月に公表した「諸外国における各種決済手段に関する調査」5では、代表的な事業者の決済手数料を取り上げています。

決済手段 手数料
クレジットカード 2.95%(下限)
電子マネー 3~4%
QRコード決済 1.6~2.8%
デビットカード 数%

決済手数料は決済手段によっても、あるいは加盟店と決済事業者の間で交わされる契約内容によっても異なります。ウェブサイトで決済手数料を公表している事業者もあるため、事前に確認しておくのがお勧めです。

店舗がキャッシュレス決済を導入するメリット

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店舗へのキャッシュレス決済導入は、売上拡大やインバウンド集客といった収益面の向上だけでなく、レジ業務や売上管理の効率化にもつながります。

売上拡大につながる

キャッシュレス決済の導入は、機会損失を防いで店舗の売上拡大につながります。

経済産業省の発表3によると、国内のキャッシュレス決済比率は2025年に46.3%(国際比較指標)に達しており、決済額は162.7兆円に伸びています。

国内で着実に利用が増えているキャッシュレス決済の導入には以下のような効果が見込めます。

  • お客さまの購買意欲を後押しできる
  • 手持ちの現金が足りずに購入を諦めるケースが減る
  • 希望する決済方法がないことを理由に来店を避けていた層を取り込める

訪日外国人の集客につながる

インバウンド需要を取り込むためにも、キャッシュレス対応は欠かせません。三井住友カード株式会社が2026年1月に公表したレポート6によると、2025年のインバウンド消費額は2023年と比べて約1.9倍に成長しています。

日本を訪れる外国人観光客のなかには、自国でタッチ決済やQRコード決済を日常的に利用している人も少なくありません。

多様な決済手段やカードブランドに対応しておくことで、言語の壁があってもスムーズに会計でき、インバウンド客に選ばれる店舗づくりにつながるでしょう。

釣り銭の準備にかかる手間とコストが減る

現金を​取り扱う​際に​手間が​かかる​ことと​いえば、​釣り銭の​準備です。​店舗経営者なら、​銀行への往復だけでも​それなりに​時間が​かかる​ことを実感しているでしょう。​最近では​両替手数料も​改定され、​手数料の​額も​無視できない​コストに​なりつつあります。​キャッシュレス決済を​導入して​利用者が​増えてくると、​銀行で​現金を​両替する​頻度と、​それに​伴う​手数料の​削減が​期待できます。

キャッシュレス決済の導入によって効果を実感している飲食店があります。神楽坂にあるスペイン料理店「エスタシオン(Estación)」です。

コロナ禍前までキャッシュレス決済が占める割合は5割ほどだったそうですが、最近では8割近くに増加しています。その結果、週に2回両替のために銀行に行っていたのが、月に2回行くだけで済むようになったそうです。

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エスタシオン(Estación)の導入事例を詳しく読む

レジ締めや売上管理を効率化できる

キャッシュレス決済を​導入すると、​レジ締めに​かかる​時間を短縮できます。​

たとえば​Square POSレジのように​、決済を​受け付ける​たびに​売上データを​自動保存してくれる​POSレジと利用すると、リアルタイムで各店舗の売上状況がわかるだけでなく、営業終了時間にはどの決済手段でいくらの決済が行われたのかが自動的に集計され、レジ締め作業の負担軽減につながります。
さらにオールキャッシュレスにすると、レジ締め自体が必要ありません。たとえばカスタムサラダ専門店「CRISP SALAD WORKS」の各店舗では、基本的にオールキャッシュレスで決済を受け付けているため、スタッフは閉店時間の10分後には退勤できているそうです。

レジ締めは一般的に30分ほどかかるといわれています。オールキャッシュレスの導入が、作業時間の大幅短縮に貢献していることがわかる事例です。

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CRISP SALAD WORKSの導入事例を詳しく読む

お客さまがキャッシュレス決済を使うメリット

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キャッシュレス決済は店舗側だけでなく、お客さまにとっても多くのメリットがあります。

支払いをスムーズに済ませられる

キャッシュレス決済を利用すると、会計にかかる手間やストレスを大きく軽減できます。具体的なメリットは以下のとおりです。

  • 事前に銀行やATMで現金を引き出す必要がない
  • 財布から現金を数えて渡し、お釣りを受け取る手間がかからない
  • クレジットカードやスマートフォンを専用端末に差し込む、あるいはかざすだけで支払える

ポイントをためてお得に買い物ができる

現金払いにはない大きな魅力が、決済サービスごとのポイント還元や特典を受けられる点です。多くのキャッシュレス決済サービスでは、次のようなお得な仕組みが用意されています。

  • 支払い金額に応じたポイント付与やキャッシュバック
  • アプリ限定クーポンの利用による割引

利用履歴が残るためお金を管理しやすくなる

キャッシュレス決済は支出の管理が容易になる点もメリットです。購入履歴が自動的にデータ化されるため、以下のような形で手軽にお金の流れを把握できます。

  • 決済サービスの専用アプリで、日々の取引履歴を確認する
  • 家計簿アプリと連携させ、複数の決済手段をまとめて管理する

【業種別】キャッシュレス決済導入のメリット

キャッシュレス決済を導入して得られる効果は、業種によって具体的に異なります。ここでは飲食店と小売店に分け、それぞれの導入メリットを詳しく解説します。

飲食店でのキャッシュレス決済導入のメリット

飲食店におけるキャッシュレス決済の導入には、会計のスムーズ化だけでなく、機会損失の防止や客単価のアップといった効果が期待できます。

1.会計が一段とスムーズになる
注文と​会計を​別々の​お客さまから​同時に​お願い​されたと​思ったら、​新たな​お客さまが​来店……!​飲食店では​よく​ある​ことでしょう。​お客さまを​待た​せずに、​複数の​タスクを​こなしていく​ためには、​単純作業の​効率化が​重要です。​キャッシュレス決済で​あれば​お釣りを​数えたり、​計算ミスしないように​気を​使ったりなど、​現金特有の​煩雑さから​解き放たれて、​会計時間を​できるだけ​短く​できます。

2.手持ちがなくても入店してもらいやすい
「手持ちの現金が少ない」ことによる機会損失を防ぎ、気軽な入店を促せるのもメリットです。

株式会社ロイヤリティ マーケティングが2025年11月に出した調査結果7によると、キャッシュレス決済を導入した事業者が継続利用する理由として、「客数・利用者数が増えているから(39.0%)」が最多でした。キャッシュレス決済が集客に寄与していることが見受けられます。

3.追加オーダーで客単価のアップが見込める
マネーメディアの「みんなのマネ活」が2025年3月・4月に行った調査8では、財布に入っている現金でもっとも多いのが「1万円以上2万円未満(24%)」でした。

現金払いのみの店舗では、手持ちの予算を気にして追加注文を控えるお客さまもいるかもしれません。キャッシュレス決済に対応していれば残額を気にする必要がなくなり、サイドメニューや食後のデザートなどの追加オーダーにつながりやすくなります。

Square 加盟店であるmouの店主DJ Moriuraさんも、お客さまに飲食をより快適に楽しんでもらううえでキャッシュレス決済が一役買っているといいます。

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「酔っ払っているときに現金を数えるのって面倒じゃないですか。mouは幸いコンビニが近くにありますが、ATMの手数料をお客さまに払わせるのも申し訳ないですし。クレジットカードが使えればその分もう1、2杯お話ができますよね」
ー下北沢(東京都世田谷区)にあるバー、mouの店主DJ Moriuraさま

小売店でのキャッシュレス決済導入のメリット

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小売店におけるキャッシュレス決済の導入は、販売の機会損失を防ぐだけでなく、煩雑な在庫管理を効率化できる点も魅力です。

1.売上増加が期待できる
株式会社Textradeが2025年8月に実施した調査9によれば、店舗で買い物をしようとした際に「キャッシュレス決済ができずに購入を諦めた経験がある」と答えた人は45.9%に上りました。機会損失を​防いで​客単価アップを​狙ううえでも、​キャッシュレス決済の​導入は​検討して​おきたい​ところです。

2.見込み客の来店意欲を高められる
JCBが​2019年に​行った​調査10からは、​キャッシュレス決済が​できないと​知ると​来店意欲が​「とても​下がる」と​回答した​人と​「どちらかと​いうと​下がる」と​回答した​人が、​合わせて​53%にも​及ぶことが​わかっています。​気軽に​来店できる​店舗づくりにも、​見込み客を​逃さないためにも、​キャッシュレス決済は​打てる​手の​1つです。

3.在庫管理が楽になる
小売店に​とって、​手間と​時間の​かかる​作業と​いえば​棚卸しです。​キャッシュレス決済端末を​POSレジと​連携し、​商品登録を​しておくと、​売り上げは​もちろんの​こと、​決済を​受け付ける​たびに​在庫数が​リアルタイムで​データと​して​更新されます。​このような​機能を​活用する​ことで、​在庫管理に​かけていた​時間を​より​優先度の​高い​タスクに​充てられるようになるでしょう。

Square 加盟店でヴィーガンスイーツを販売している「ovgo Baker」では、実店舗を構える前にファーマーズマーケットで出店をしていました。キャッシュレス決済は当初から採用しており、さまざまなメリットを実感できていたそうです。

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「クレジットカードで支払ってもらったほうが購入単価が高かったりするので、チャンスロスや手間と比較して考えるとキャッシュレス決済のほうが現金よりいいんじゃないかと思いますね。それにマニュアルで売り上げを記録するのって面倒じゃないですか。そこにかける時間を考えると、デジタルで記録が残ったほうがいいし、手数料分くらいは全然惜しくないと思います。小さいビジネスこそ入金が早いことも大事だし、そういう意味でSquareはいいんじゃないかと思います」
ー株式会社 ovgo 代表取締役 溝渕由樹さま

キャッシュレス決済の選び方

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キャッシュレス決済サービスは、初期費用・月額固定費の有無や入金サイクルの早さ、対応決済手段の豊富さなどを比較することが重要です。

初期費用や月額固定費は無料か

多くの決済事業者が実施するキャンペーンを利用することで、初期費用無料、あるいは初期費用を抑えてキャッシュレス決済を導入できます。

また、月額固定費が無料のサービスを選ぶのもポイントです。売り上げが少ない月でもランニングコストが利益を圧迫しないため、低リスクでキャッシュレス対応を始められます。

入金サイクルは早いか

店舗の資金繰りを安定させるには、入金サイクル(売り上げが振り込まれるまでの期間)が早いサービスを選ぶことも大切です。月末締め翌月末払いの事業者もあれば、手数料を支払うことで入金スピードを早められる事業者もあります。

仕入れや経費の支払いが滞るリスクを防ぐためにも、入金サイクルや早期入金サービスの有無は事前に確認しておきましょう。

必要な決済手段を網羅しているか

以下の3種類を網羅したサービスなら、お客さまの多様な支払いニーズを取りこぼさず、販売機会を広げやすくなります。

  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • 主要なQRコード決済(PayPay、au PAY、d払いなど)

導入前に、各キャッシュレス決済サービスのウェブサイトなどで「対応している決済手段」の項目を確認しておくと安心です。

キャッシュレス決済導入なら「Square」がお勧めな理由

キャッシュレス決済を導入するなら、初期費用・月額費用が無料で、最短申込当日から利用できる「Square」がお勧めです。

売上が最短で当日に振り込まれる

Squareの入金サイクルには「通常入金」と「即時入金」の2パターンがあり、店舗の資金繰りニーズに合わせて柔軟に活用できます。

入金サイクルの種類 詳細
通常入金 - 売上金は最短で翌営業日に自動で振り込まれる(※1)
- 振込申請の手間はなく、振込手数料も無料
即時入金 - 売上金をすぐに登録口座へ入金できる
- 入金額の1.5%の手数料が差し引かれる

「月1回の入金だと資金繰りが大変」といった理由で、キャッシュレス決済(※2)の導入を見送っていた個人事業主や小規模店舗でも、安心して導入しやすい環境です。

※1: 三井住友銀行・みずほ銀行をご登録の場合:0:00から23:59までの決済分が、決済日の翌営業日に振り込まれます。三井住友銀行とみずほ銀行以外の金融機関口座をご登録の場合:毎週水曜日で締め、同じ週の金曜日に合算で振り込まれます。
※2: Squareで受け付けられるキャッシュレス決済には、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)、交通系IC(Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)、iD、QUICPay、QRコード決済(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、WeChat Pay、Alipay+)が含まれます。

最短申込当日から使える

申し込み手続きはオンラインで数分で完了し、審査を通過すれば最短でその日のうち(※)にキャッシュレス決済の受け付けを開始できます。

長期間待たされることなく、思い立ったタイミングで新しい決済環境を整えられる点は大きなメリットです。

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※決済端末はSquareショップからご購入いただけます。お届けまでに2日から5日程度かかります。

固定費はゼロ、決済手数料は2.5%~

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Squareのキャッシュレス決済は月額の固定費や振込手数料が発生せず、料金体系がシンプルです。基本的にかかる費用は以下のとおりです。

  • 初期費用:決済端末の購入代金のみ(Square リーダーの場合は税込4,980円)
  • 決済手数料:2.5%~(※)

詳しい料金体系を知りたい人は、こちらをご覧ください。

※年間キャッシュレス決済額が​3,000万円未満の​新規かつ中小企業の​加盟店の​場合、​Visa、​Mastercard、​American Express、​JCB、​Diners Club、​Discoverの​決済手数料を​2.5%で​ご利用いただけます。​年間キャッシュレス決済額が​3,000万円を​超える​場合、​すべての​決済手段に​おいて​カスタム決済手数料を​ご利用いただける​可能性が​ありますので、​営業チームまで​お問い​合わせください。

豊富な機能が無料で利用できる

決済機能だけでなく、豊富な機能を備えたPOSレジアプリを無料で利用できる点もSquareの強みです。

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Square POSレジは、初めて導入する人でも直感的に操作できる設計になっています。基本的なレジ機能に加えて、以下のような機能が利用できます。

機能 概要
顧客管理 顧客情報の登録、来店頻度や購入履歴の把握
在庫管理 在庫数の登録、在庫状況の把握
勤怠管理 従業員の登録、出退勤時の打刻
売上管理 時間帯別、商品別、カテゴリ別の売上金額の把握

簡単に持ち運べる手のひらサイズ

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屋外イベントや​ケータリング、​宅配サービスなど、​店の​外で​キャッシュレス決済を​受け付ける​場面も​あるかもしれません。​従来の​決済端末は​有線、​かつ​重たい​ものも​多く、​外へ​持ち運ぶことは​難しい​ものでした。

​Squareには​無線かつ​片手で​持てる​コンパクトな​サイズの​決済端末​(Square リーダー​Square ターミナルなど)が​あるので、​持ち運びも​楽ちんです。​多額の​現金を​持ち運ぶ負担も​減ります。

Squareでキャッシュレス決済を始めるには

Squareで決済を受け付けるための準備はシンプルで、4ステップで手軽にスタートできます。
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アカウント登録後の審査に通過したら、店舗で使用する決済端末を準備しましょう。端末はオンラインのSquareショップのほか、全国の主要な家電量販店でも購入可能です(取扱店舗の検索はこちら)。

Squareなら今すぐキャッシュレス決済導入できる

Squareはアパレル店やカフェからサービス業まで、あらゆる業種に対応するキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済が簡単に始められます。アカウント作成は無料、月額利用料も0円。売上は最短即時入金、スマホを使ったタッチ決済なら端末購入も不要と、キャッシュレス化をはやさでサポートします。

まとめ

日本国内でも、現金よりキャッシュレス決済を好む消費者が徐々に増加しています。Squareのように低コストで始められるサービスを活用すれば、個人事業主や小規模店舗でも無理なく決済環境を整えられます。

お客さまの「買いたい・食べたい」ニーズを満たし、店舗の売上拡大にもつながるキャッシュレス決済を、新たな会計手段として取り入れてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

最後に、キャッシュレス決済の導入に関するよくある質問をまとめました。

キャッシュレス決済の導入に活用できる補助金はありますか?

導入コストを抑えるための補助金が、国や自治体から幅広く提供されています。以下が代表的な制度の一例です。

補助金 概要
デジタル化・AI導入補助金制度11 業務効率化やDXのためにITツールの導入を支援
小規模事業者持続化補助金12 小規模事業者が制度変更に対応し、販路開拓に取り組む際の経費の一部を支援
各自治体のキャッシュレス支援制度 自治体ごとに独自の支援枠を設置

各自治体の補助金情報を探すときは「補助金ポータル」などの専門サイトで検索するのがお勧めです。

キャッシュレス決済を導入するデメリットはありますか?

キャッシュレス決済の導入には、以下のようなデメリットが考えられます。

  • 決済ごとに決済手数料がかかる
  • 売上金が口座に振り込まれるまでにタイムラグがある
  • 決済端末の操作を覚える必要がある

キャッシュレス決済は最短でどれくらいで導入できますか?

決済サービスにもよりますが、審査が早いものであれば申し込んだ当日から利用を開始できるケースもあります。

新店舗のオープンが迫っている場合や、今すぐ販売機会の取りこぼしを防ぎたい場合は、「審査から導入までのスピード」を基準にサービスを選ぶのも1つの方法です。

自店舗がいつまでに決済環境を整えたいかを逆算し、余裕を持ったスケジュールで申し込むことをお勧めします。


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

執筆は2020年8月13日時点の情報を参照しています。2026年5月1日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。