ブックカフェの開業までの流れと準備すべきもの

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ブックカフェとは、カフェと書店が一つになったお店のことを指します。近年、書店の廃業が増加している背景もあり、本や雑誌の販売だけでなく、プラスアルファの魅力が求められています。書店がカフェを併設したり、逆にカフェが店内に本を置いたりと、「ブックカフェ」という業態は年々増加しているようです。

今回はブックカフェに興味がある人向けに、ブックカフェの開業について説明します。

ブックカフェの種類

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ブックカフェの形態は、大きく分けると3パターンに分類できます。

カフェと新刊書店が併設
商業施設などにカフェと本屋が併設されている場合がこれに当たります。企業同士が業務提携したり、一つの企業が新しくカフェや本屋を併設する場合が多いようです。

カフェと古本屋が併設
もともと古本屋だった店舗にカフェを併設したり、カフェに古本屋を併設したりする場合が当てはまります。新刊を扱う場合に比べ、価格の自由度が増し、特定のジャンルや分野に沿って本をそろえることが多いようです。

閲覧のみのカフェ
本の販売は行わず、閲覧のみのブックカフェです。扱う本が希少価値の高いものが多いとき、在庫を抱えたくないときにとられることが多い形態です。本を販売しないため在庫コストはかかりませんが、収益源が減ってしまうというデメリットがもあります。

ブックカフェは、オーナーの関心があるテーマや、特定のジャンルに特化したお店が多いようです。

また、地域にブックカフェが開業されることで、コミュニティの活性化につながるなど、社会問題を解決するソーシャルビジネスとしても注目されています。

参考:
東京、ブックカフェ25選(タイムアウト東京)
市営の「八戸ブックセンター」、民間書店やカフェとの連携も(2019年1月28日、日経BP総研)

ブックカフェ開業の際に準備すべきもの

ブックカフェを新しく開業する場合、まず飲食物をお客様に提供するカフェの開業と似た手順を踏むことになります。

開業のステップ

開業に向けてのおおまかな流れは以下のとおりです。

1, お店のコンセプト決定、経営計画
2, 必要な資格の取得
3, 資金調達、物件探し
4, 営業許可申請
5, 食材仕入先決定
6, 宣伝広告
8, オープン

飲食店の営業許可を得るためには、食品衛生責任者を設置する必要があります。東京都の場合は。一般社団法人東京都食品衛生協会が実施する食品衛生責任者養成講習会を受講し、資格を取得します。栄養士、調理師などの特定の資格をすでに持っている人は、講習が免除されます。飲食店の許認可については、「飲食店に興味を持ったら一度は確認!店舗経営に必要な資格や届出」の記事も参考にしてみてください。

参考:食品衛生責任者とは(東京都福祉保健局)

また、古本を販売する場合は、お店を所轄する警察署で古物商の許可申請が必要です。

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ブックカフェの集客のアイデア

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ブックカフェの開業準備に欠かせないのが、お客様を呼び込む工夫です。いかにお客様にリピートしてもらい、また新規のお客様を呼び込めるかがオープン後の経営に影響します。ブックカフェならではのアイデアをいくつか紹介します。

読書会の開催
本好きの人たちの中には、読んだ本のことを語りたいと考えている人もいます。定期的に読書会を開催することでリピーターや新規客の獲得につながります。

本の交換会
ミステリーや時代小説などのジャンルを決めて、本の交換会を行ってはどうでしょう。同じジャンルの人たちが集まるきっかけになります。

メンバー価格の導入
リピーターを増やすために、料金にメンバー価格を導入することも一つのアイデアです。たとえば、お店のロゴの入ったメンバーカードを用意し、会員限定イベントなどを開催してもよいかもしれません。

参考:いいことだらけ!今すぐギフトカードを導入するべき理由まとめ

ブックカフェ経営のポイント

ブックカフェを経営する際のポイントがいくつかあります。継続的に利益をあげるためのポイントをいくつか紹介します。

コンセプト・ターゲット層を明確にする
コンセプトとターゲット層を明確にすることがまず大切なポイントです。どのようなお店で、どのような客層に、どのようなサービスを提供して、お店でどんな体験をしてもらうのか、といった点を考えて言語化しましょう。コンセプトは店名や品揃え、内装にも関わってきます。

客単価を上げる
「仕事疲れでゆっくりしたい」「落ち着いた時間を過ごしたい」と思い、数時間滞在するお客様もいることから、回転率が低くなりがちです。ドリンクと食べ物のセット販売や、時間料金制など、客単価を上げる工夫が必要です。また、現金の手持ちがないために本の購入を諦めるお客様がいないよう、クレジットカードを受け付けられるようにしておきましょう。

ブックカフェ以外の収入源を検討する
ブックカフェ以外の新たな収入源を検討することも重要です。イベントスペースとして賃料収入を得たり、読書会などを開催したり収入源を拡大することもできます。事業を継続させるために、新しい収入源を検討しましょう。

ブックカフェには、さまざまな可能性が詰まっています。本に関連するグッズの物販を行うことや、街のコミュニティスペースとしての役割を担うことも考えられます。ぜひ愛されるブックカフェを目指してください。

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執筆は2019年2月27日時点の情報を参照しています。
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