クレジット決済を​かんたんに。​ICカードリーダー導入の​すすめ

ものや​サービスを​「買う・売る」方法は​多様化していく​一方です。​支払い​方法も​その​一つです。​今回は、​日本でも​多くの​利用者が​いる​クレジットカード決済に​ついて、​対応する​ICカードリーダー、​店舗で​カード決済を​受け付ける​メリット、​そしておすすめの​導入方法を​紹介します。

目次



ICカードリーダーとは

ICカードリーダーとは、​ICチップを​搭載している​カードを​読み取る​機器です。​なかには​マイナンバーカードを​読み取れる​ICカードリーダーも​ありますが、​この​記事では​主に​キャッシュレス決済端末と​して​使われている​ICカードリーダーに​ついて​説明します。

磁気ストライプが​ついている​クレジットカードも​まだ​利用されていますが、​近年では​偽造防止効果が​高い​ICチップの​付いた​クレジットカードが​普及しています。​2018年には​改正割賦販売法が​施行され、​経済産業省は​クレジットカードの​100%IC化を​推進しています。

また、​クレジットカードその​ものだけでなく、​対面取引を​行う​ビジネスでは、​ICチップを​読み取れる​クレジットカード端末の​導入が​求められています。

ICチップ搭載の​クレジットカード所有者が​増えていく​現状を​踏まえて、​クレジットカード決済を​導入するには​ICカードリーダーが​いまや​必要不可欠だと​いえます。

ICカードリーダーには​Square

ICカードリーダーのなかでも、​手頃な​価格で​手に​入るのが​Square リーダーです。​Square リーダーは、​手の​ひらサイズの​小型の​決済端末で、​スマートフォンなどの​モバイル端末と​Bluetoothで​接続し、​キャッシュレス決済を​受け付ける​ことができます。

Square リーダーの​特徴は、​以下の​表から​ご確認ください。

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対応している​カードブランドや​電子マネーは​以下の​通りです。
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Squareでは​ICカードリーダー(Square リーダー)だけでなく、​初期費用や​固定費を​かけずに​利用できる、

などの​便利な​機能も​充実しています。​決済端末と​あわせて、​レジ代わりになる​タブレットの​購入も​検討している​場合には、​Squareの​オールインワン決済端末、​Square ターミナルの​導入も​おすすめです。​レジ機能と​レシートプリンターが​搭載されているので、​決済端末・タブレット・レシートプリンターを​それぞれ個別に​揃える​必要が​ありません。​スマートフォンなどと​Bluetoothで​接続する​必要もないので、​「機器の​設定は​苦手」と​いう​人でも​すんなりと​使いこなす​ことができるでしょう。

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▲Square ターミナルの​使用例

また、​実店舗では​Square POSレジを​利用し、​ネットショップを​Squareで​作成すれば、​実店舗と​ネットショップの​売上・在庫状況が​自動で​同期されるので、​それぞれの​店舗に​かかる​業務負担が​大幅に​減ります。

その他にも、​以下​機能の​ほとんどが​無料で​利用できます:

クレジットカード決済の​メリット

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そもそも、​クレジットカード決済に​対応すると、​どのような​メリットが​生まれるのでしょうか。

1. 来店数の​増加に​つながる

たとえば、​お客様が​現金を​持ち合わせていなかったと​したら、​店舗側が​クレジットカード決済に​対応していない​ことで、​お客様の​購入意欲が​冷めてしまうかもしれません。​わざわざ銀行を​探して​現金を​引き出してくる​ほどの​時間や​労力が​ないと、​あきらめてしまうと​いった​ことも。

また、​登山や​ランニングなど​アウトドアでの​スポーツや​レジャーを​目的に​出かけている​お客様は、​なるべく​荷物を​軽く​したいと​思っています。

こんな​場面を​想定して、​店舗側が​クレジットカード決済に​対応している​ことは、​売り上げの​チャンスを​逃さないための​取り組みであるのは​もちろんの​こと、​スムーズで​気持ちの​よい​会計を​お客様に​提供する​ことにもつながります。

2. 客単価が​上がる

「現金では​ちょっと」と​思ってしまうような​高価な​ものでも、​「クレジットカードが​使えるのであれば」と​いう​心理が​働いて​購入に​踏み出せると​いう​お客様も​いらっしゃいます。​もちろん、​カード情報を​用いた​決済なので、​お釣りの​計算や​現金の​扱いに​おける​負担も​軽減されます。

他にも、​ほとんどの​クレジットカード発行会社が、​顧客向けに、​支払金額に​応じて​ポイントを​付与するなどの​特典を​そろえています。​現金での​支払いとは​異なり、​クレジットカードで​お買い物を​すると​ポイント還元が​ある​ことから、​進んで​クレジットカードを​使いたいと​思う​お客様も​少なく​ありません。

このように、​クレジットカード決済は、​お客様に​とっても​経営者に​とっても、​多くの​メリットが​挙げられます。

これまで​クレジット決済が​気軽に​導入できなかった​理由

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しかしながら、​カード所持率自体が​上がり、​クレジットカード決済に​メリットを​見出している​お客様が​増えたとしても、​全ての​店舗が​クレジットカード決済に​対応しているわけではないのが​現状です。

特に、​個人事業主や​中小規模の​店舗に​とっては、​クレジットカード決済の​導入は、​気軽に​行える​ことでは​ありませんでした。​主な​理由と​して、​以下が​挙げられます。

1. 初期導入費用が​高く、​固定費が​かかる

従来の​クレジットカード決済は、​カードの​有効性を​クレジットカード会社に​照会を​する​ための​専用端末を​有線で​接続して​使用してきました。​この​端末の​価格は​安ければ​10万円前後、​高ければ​100万円近く​する​ものでした。​あわせて、​現金を​保管するのに​必要な​レジスターや​レシートを​印刷する​プリンターなどの​導入も​考えると、​初期導入費用は​さらに​高額に​膨れ上がっていた​ことでしょう。​固定費も​決して​安くはなく、​月額利用料には​数万円ほど​かかる​ことが​一般的と​されていました。

2. 操作が​複雑

従業員が​機械の​操作に​慣れる​ための​時間が​必要に​なりますし、​端末に​よって​操作方法が​異なる​ため、​入力ミスに​つながることも​あります。

3. 会計場所が​固定

レジの​横に​有線で​接続されているので、​会計時には​お客様に​レジの​近くまで​足を​運んで​もらわなければなりません。​レジスペースが​狭く、​十分な​場所が​確保できない​ことも​あります。

屋外や​宅配先でも​使用できる​携帯用の​端末も​ありますが、​当然、​端末費と​ネットワークなどの​導入費の​コストが​かかってしまいます。​この​他にも、​加盟する​カード会社や​端末に​よって​異なる​月額使用料や​決済手数料などの​負担も​あり、​規模の​小さい​店舗に​とっては、​クレジットカード決済を​導入する​ことがかえって​負担となる​ことも​あります。

すべての​店舗が、​クレジットカード決済を​もっと​簡単に​受け付けられる​方法は​あるのでしょうか。

ICカードリーダーのなかでも、​おすすめは​モバイル決済端末

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前述の​ICチップ付きクレジットカードを​読み取れる​決済端末には、​大きく​二種類あります。

業種や​用途に​合わせて​細かく​カスタマイズが​でき、​導入や​維持費用が​高額な​CAT端末と、​手軽で​低コストで​導入できる​小型な​モバイル決済端末です。

CAT端末は​端末自体の​費用に​加え、​回線工事や​カスタマイズ費用など​高額な​初期費用と​維持費が​必要で、​規模が​大きい​ビジネス向けと​いえます。

モバイル決済端末は、​端末の​費用が​手頃で、​維持費が​無料の​サービスも​あったりと、​より​幅広い​ビジネスが​クレジットカード決済を​導入する​手段と​して​近年登場した​ものです。

ここでは​モバイル決済端末に​注目します。

モバイル決済端末では、​日常的に​使用している​スマートフォンや​タブレット端末と​Bluetoothで​接続して、​クレジットカード決済を​受け付けます。​端末に​ICチップ搭載の​クレジットカードを​差し込む、​もしくは​タッチするだけで​決済を​受け付ける​ことができます。

ICチップ付きクレジットカード対応の​決済端末のなかでも、​モバイル決済端末を​選ぶと、​次のような​メリットが​生まれます。

1. 大幅な​コスト削減

カード情報の​読み​取りが​可能な​カードリーダーと​モバイル端末を​準備するだけで​クレジットカード決済の​環境が​整います。​これまでは​安ければ​10万円前後、​高ければ​100万円近く​していた​決済端末を、​数千円から​2万円程度の​手頃な​価格で​手に​入れられる​ため、​大幅な​コスト削減に​なります。

2. かんたんな​操作

全ての​操作は、​モバイル端末の​画面で​行えるので、​タップや​スワイプなど、​直感的に​操作を​する​ことができ、​入力に​迷う​こともなく​ミスが​減ります。​スマホユーザーで​あれば​日常生活で​馴染みの​ある​操作なので、​練習や​従業員の​教育に​かける​コストの​軽減に​も​つながります。

3. 手軽に​持ち歩き可能

ポケットや​カバンに​収まる​モバイル端末は、​持ち運びにも​便利です。​宅配先や、​イベントなど​屋外に​おける​場面でも、​クレジットカード決済を​簡単に​行えてしまいます。​飲食店では、​お客様の​テーブルで​決済を​受け付ける​ことができます。

増える​ものは​カードリーダーのみなので、​レジ周りを​スッキリさせる​ことにも​一役​買ってくれます。

4. アプリとの​連携

売上データなどを​管理できる​アプリケーションと​連携して​使用すれば、​クレジットカードに​よる​売上高だけでなく、​現金や​商品券など​その他の​データと​合わせて​一括​管理が​できます。

他にも、​在庫管理​請求書発行など、​これまで​別々に​なっていた​一連の​処理を​全て​一台の​端末で​処理、​一括​管理が​できるようになります。

Squareなら​今すぐ​キャッシュレス決済導入できる

カード決済、​タッチ決済、​電子マネー決済、​QRコード決済が​簡単に​始められます

Squareを​導入する​方法

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冒頭でも​紹介した​モバイル決済端末の​Squareで​あれば​導入も​簡単。​必要なのは、​無料アカウントと​決済端末の​購入代金のみです。​固定費は​かかりません。​Square リーダー​Square ターミナル​Square ショップから​注文できるうえ、​Square リーダーなら​家電量販店からでも​手に​入れる​ことができます。

アカウント作成から​利用開始までの​流れは​以下の​通りです。

  1. 無料アカウントを​作成する
  2. 審査が​完了し、​アカウントが​有効化されたら​ Square リーダー、​または​Square ターミナルを​購入​(審査結果は、​通常一週間以内に​登録した​メールアドレスに​届きます)
  3. 【Square リーダーの​場合】スマートフォン、​または​タブレット端末に​Squareの​アプリを​ダウンロードし、​Square リーダーを​Bluetooth接続する
    【Square ターミナルの​場合】決済端末の​左横に​ある​電源を​つけて、​タッチスクリーンから​Squareの​アカウントに​ログインする

クレジットカードが​使えると​いうだけで​売り上げの​チャンスが​広がります。​この​機会に​ぜひ簡単に​導入・​操作が​できる​モバイル端末と​カードリーダーを​検討を​してみては​いかがでしょうか。


執筆は​2017年1月30日​時点の​情報を​参照しています。​2021年3月16日に​記事の​一部情報を​更新しました。
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