キャッシュレス決済を導入している店舗オーナーのなかには、「入金サイクルが遅い」「手数料や月額費用を見直したい」といった理由で、決済代行会社の乗り換えを検討している人もいるでしょう。利用していたサービスが停止した場合は、できるだけ速やかに別の決済代行会社との契約を進めたいものです。
決済代行会社を乗り換える際、新しい決済端末がなかなか使えないと、お客さまが使いたい支払い手段に対応できず、販売機会を逃してしまう恐れがあります。スタッフに新しいシステムに慣れてもらう研修時間なども必要です。
この記事では、実店舗が決済代行会社をスムーズに乗り換えるための手順をわかりやすく解説します。よくある失敗とその回避策や、決済代行会社の比較ポイント、乗り換えがスピーディーに行えるSquareの特徴も紹介します。
📝この記事のポイント
- 決済代行を乗り換える際は、新サービスの審査と端末準備が完了してから旧サービスを解約する
- 旧サービスを先に解約すると、キャッシュレス決済を受け付けられない期間が発生するおそれがある
- 審査書類の不備やスタッフ教育不足、未入金の売り上げの確認漏れに気をつける
- 決済代行会社は手数料だけでなく、入金サイクルや対応決済方法、端末、サポートも含めて比較する
- Squareなら審査がスピーディーで、決済端末が届くまではスマートフォンでクレジットカードのタッチ決済を受け付けることもできる
目次
- 決済代行の乗り換えとは
・乗り換えを検討する主な理由
・旧サービスを先に解約しないほうがよい理由 - 決済代行を乗り換える手順・方法
・ステップ1:現在の課題と必要条件を整理する
・ステップ2:候補の決済代行会社を比較する
・ステップ3:新しい決済代行サービスに申し込む
・ステップ4:加盟店審査を受ける
・ステップ5:端末設定とテスト決済を行う
・ステップ6:並行運用してから旧サービスを解約する - 決済代行の乗り換えでよくある失敗と回避策
・旧サービスを先に解約してしまう
・決済手数料だけで判断してしまう
・審査や端末準備にかかる時間を見落とす
・売上データや未入金分を確認しない - 決済代行会社の比較ポイント
- 最短当日から利用できる!Squareでスムーズな乗り換え
・Squareのキャッシュレス決済と審査の速さ
・店舗に合わせて選べるSquareの決済端末
・Squareの通常入金と即時入金サービス - まとめ
- よくある質問
・決済代行の乗り換えにはどのくらい時間がかかりますか?
・乗り換え時も加盟店審査は必要ですか?
・旧端末はいつ返却すればよいですか?
決済代行の乗り換えとは

決済代行の乗り換えとは、現在利用している決済代行会社やキャッシュレス決済サービスから、別のサービスへ移行することです。実店舗の場合は、決済端末や管理画面のほか、POSレジとの連携方法も変わることがあります。お客さまに不便をかけないよう、乗り換え中にキャッシュレス決済が止まらないよう準備することが重要です。
乗り換えを検討する主な理由
決済代行会社を乗り換える理由は店舗によってさまざまで、「入金サイクルを早めたい」「対応できる決済手段を増やしたい」「今の端末が使いにくい」といった理由があります。オンライン販売や請求書決済への対応を目的に、サービスを変更するケースもあります。
まずは、今のサービスで困っていることを明確にし、何が課題なのかを洗い出すことで、新しいサービスでも同じ不満が残らないようにしましょう。
旧サービスを先に解約しないほうがよい理由
決済代行サービスを乗り換える際には、新しいサービスで決済できる状態になってから旧サービスを解約するのが基本です。先に解約手続きを進めてしまうと、加盟店審査や端末配送を待つ間にクレジットカードなどの決済を受け付けられなくなってしまいます。
また、解約前には未入金の売上金の有無や、決済端末の返却条件を確認しましょう。過去の売上データや手数料明細も、会計処理のために保存しておくと安心です。
決済代行を乗り換える手順・方法

決済代行会社の乗り換え手順を、ステップごとに確認してみましょう。
| ステップ | やること | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 課題と必要条件を整理する | 入金、費用、端末、決済方法の不満を整理する |
| 2 | 候補サービスを比較する | 総コスト、入金、機能、サポートを見る |
| 3 | 新サービスに申し込む | 店舗情報や銀行口座、本人確認書類を準備する |
| 4 | 加盟店審査を受ける | 取扱商品や営業実態を確認される |
| 5 | 端末設定とテスト決済を行う | 返金、取消、レシート発行も試す |
| 6 | 並行運用して解約する | 未入金分やデータ保存を確認する |
ステップ1:現在の課題と必要条件を整理する
最初に、現在の決済代行サービスで困っていることを書き出します。手数料が高いのか、入金が遅いのか、端末の使い勝手が悪いのかなど、課題の種類ごとに分けて考えて、譲れない条件をまとめましょう。
飲食店ならテーブル会計できる端末かどうか、小売店なら在庫管理と連携できるか、イベント出店なら持ち運びやすさ、美容室では予約から会計までを一元管理できるかなどの項目に着目すると良いかもしれません。
ステップ2:候補の決済代行会社を比較する
候補サービスを比較するときは、決済手数料だけではなく月額固定費や端末費用のほか、振込手数料と入金サイクルも重要なポイントになります。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、自店に必要な決済手段に対応しているかどうかも大切です。
ステップ3:新しい決済代行サービスに申し込む
候補が決まったら、旧サービスを解約する前に決済端末を手配し、新しいサービスへ申し込みます。一般的には、事業者情報、店舗情報、銀行口座、本人確認書類などの提出が必要です。許認可が必要な業種では、許可証も準備しましょう。
本人確認書類や営業実態を確認できるウェブサイト、SNSの情報が必要になる場合もあります。申し込み情報に不備があると審査が長引くことがあるため、ウェブサイト上の店舗名や住所、電話番号の表記を許認可情報と一致させておきましょう。
ウェブサイト上の店舗名や住所、電話番号などの表記が正しいかも確認しましょう。
ステップ4:加盟店審査を受ける
新しい決済代行サービスを利用するには、多くの場合、加盟店審査が必要です。すでに別の決済代行会社を使っていても、新しいサービスでは改めて審査が行われます。
審査では、事業内容、営業実態、取扱商品などが確認されます。急ぎで乗り換えたい場合は、申し込み前に必要書類をそろえ、店舗情報を確認しておきましょう。加盟店申請の流れについて、詳しくはクレジットカード加盟店申請の解説記事も参考にしてみてください。
ステップ5:端末設定とテスト決済を行う
審査に通ったら、決済端末やアプリを設定します。商品登録や税率、レシート表示などを確認し、少額のテスト決済やレシート発行を行いましょう。テスト決済の後は取消や返金操作を試し、売上データの確認方法もチェックしましょう。スタッフが迷わないよう、エラー時の対応や問い合わせ先も共有しておくと安心です。
ステップ6:並行運用してから旧サービスを解約する
新しいサービスで問題なく決済できることを確認したら、旧サービスの解約に進みます。可能であれば、数日から数週間は並行運用し、実際の会計で問題がないかを確認しましょう。
解約前には、未入金の売上金や返金予定、チャージバック対応があるかどうかを確認します。決済端末の返却が必要な場合は、返却期限や同梱物も確認しましょう。
決済代行の乗り換えでよくある失敗と回避策

ここでは、決済代行の乗り換え時に起こりやすい失敗や、特に注意したいポイントを紹介します。
| よくある失敗 | 起こりやすい問題 | 回避するコツ |
|---|---|---|
| 旧サービスを先に解約する | キャッシュレス決済を受け付けられない期間が生じる | 新サービスの利用開始後に解約する |
| 手数料だけで選ぶ | 入金や端末機能に不満が残る | 総コストと運用面を確認する |
| 書類不備で審査が遅れる | 導入開始が遅れる | 店舗情報や許認可、ウェブサイト表記を確認 |
| スタッフ教育を後回しにする | 実際の決済時に操作ミスが起きる | 運用前にテスト決済と操作共有を行う |
決済代行会社の比較ポイント
決済代行会社を比較するときに着目したい4点のポイントを紹介します。
| 比較ポイント | 確認すること |
|---|---|
| 総コスト | 決済手数料、月額固定費、端末費用、振込手数料 |
| 入金サイクル | 通常入金の頻度、早期入金の有無、手数料 |
| 対応決済方法 | カード、電子マネー、QRコード決済など |
| 運用サポート | 問い合わせ方法、受付時間、トラブル時の対応 |
より詳しい比較ポイントについては、決済代行サービスの比較ポイントをまとめた記事も参考にしてみてください。
最短当日から利用できる!Squareでスムーズな乗り換え

決済代行を乗り換えるときは、キャッシュレス会計に対応できない時間を作らないことが重要です。加盟店審査や決済端末の配送がスピーディーなSquareなら、乗り換えをスムーズに進められます。店舗の規模や会計スタイルに合わせた複数の決済端末から選べるのも嬉しいポイントです。
Squareは審査がスピーディー
Squareのキャッシュレス決済へのお申し込みはすべてオンラインで完結します。基本情報を入力して無料アカウントを作成し、審査を進めれば、最短で申し込み当日から一部のカードブランドでの決済を受け付けられます。加盟店審査がスピーディーなのもSquareの魅力の1つです。
店舗に合わせて選べるSquareの決済端末
Squareで提供している5種類の決済端末の特徴を見ていきましょう。
| 端末 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| Square リーダー | スマートフォンやタブレットと組み合わせて使う小型カードリーダー | 小規模店舗、イベント、移動販売 |
| Square ターミナル | 決済・レシート印刷・POSレジを1台に搭載 | 飲食店、小売店、サロン |
| Square ハンディ | バーコードリーダー付き、注文入力と決済を手元で行える | テーブル会計、店内移動が多い店舗 |
| Square レジスター | POSレジ・2画面搭載の据え置き型端末 | レジカウンター中心の店舗 |
| Square スタンド | iPadをPOSレジとして使える | お手持ちのiPadを活用したい店舗 |
Squareのキャッシュレス決済は、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応でき、料金体系もシンプルです。初期費用や月額費用はかからず、必要なのは決済端末の購入費と、決済ごとに発生する決済手数料のみ。対面決済の場合、主要なクレジットカードの決済手数料は、Squareなら2.5%(※)です。

※年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満の新規かつ中小企業の加盟店の場合、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discoverの決済手数料を2.5%でご利用いただけます。年間キャッシュレス決済額が3,000万円を超える場合、すべての決済手段においてカスタム決済手数料をご利用いただける可能性がありますので、営業チームまでお問い合わせください。
※Squareにおける審査に加えて、Visa・Mastercard・UnionPay(銀聯)カードのお取り扱いは三井住友カード株式会社、American ExpressカードはAmerican Express International, Inc.、JCB・Diners Club・Discoverカードのお取り扱いは株式会社ジェーシービー、QRコード決済のお取り扱いは各QRコード決済事業者による審査が必要です。審査結果によってはカード決済サービスまたは一部カードブランドでの決済をご利用いただけない場合があります。ご了承ください。
さらにSquareなら、決済端末が届くまでの期間も安心。iPhoneのタッチ決済やTap to Pay on Androidを使えば、iPhoneやAndroidのスマートフォンで、タッチ決済対応のクレジットカードやモバイルウォレットに登録されたクレジットカードによる支払いを受け付けられます。
Squareなら今すぐキャッシュレス決済導入できる
Squareはアパレル店やカフェからサービス業まで、あらゆる業種に対応するキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済が簡単に始められます。アカウント作成は無料、月額利用料も0円。売上は最短即時入金、スマホを使ったタッチ決済なら端末購入も不要と、キャッシュレス化をはやさでサポートします。
通常入金と即時入金サービスを使い分けられる
決済代行を乗り換えるときは、入金サイクルも重要です。Squareの通常入金では、三井住友銀行またはみずほ銀行の口座を登録している場合、最短翌営業日に売上金が入金されます。その他の金融機関の場合も振込手数料無料で毎週金曜日に自動入金されます。
さらに急ぎで資金が必要なときは、Squareの即時入金サービスも利用できます。売上金をタップひとつですぐに受け取れるサービスで、振込額の1.5%の手数料がかかります。通常は通常入金、仕入れや給与の支払いで急ぎの資金が必要なときは即時入金、という風に使い分ければ、資金繰りを健全に保つのに役立てられます。
まとめ

決済代行の乗り換えは、手数料の見直しだけでなく、入金サイクルの改善や会計業務の効率化、対応決済方法の拡充にもつながります。新サービスの審査と端末準備を終えてから段階的に切り替え、スタッフへの周知やデータ保存も済ませたうえで旧サービスを解約するのがポイントです。Squareなら、店舗に合った決済端末が選べ、入金のタイミングも柔軟に選べます。
よくある質問
ここでは、決済代行の乗り換えを検討するときによくある質問に答えます。
決済代行の乗り換えにはどのくらい時間がかかりますか?
決済代行の乗り換えにかかる時間は、決済代行会社の加盟店審査にかかる時間によって変わりますが、一般的にはすべての審査が終わるまでには3週間から1ヶ月ほど見ておくと良いでしょう。急ぎの場合でも、旧サービスを解約する前に新サービスの審査と端末準備を進めることが大切です。
乗り換え時も加盟店審査は必要ですか?
一般的には別の決済代行サービスに乗り換える際も加盟店審査は必要です。すでに別の決済代行会社を使っていても、新しいサービスでは改めて事業内容や取扱商品を確認されます。
旧端末はいつ返却すればよいですか?
新しい端末で本番決済を確認し、未入金分や返金予定を整理してから返却するのがおすすめです。返却期限や同梱物は、旧サービスの契約条件を確認してください。
Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。
執筆は2026年8月6日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。

