店舗や小規模ビジネスにとって、ホームページは事業の基本情報を伝える大切な場所です。営業時間や所在地、メニュー、問い合わせ先などをまとめておけば、検索やSNSから興味を持った人に安心して来店してもらいやすくなります。
「ホームページ 作成 無料」と検索すると、多くのホームページ作成ツールが見つかります。ただし、無料プランでできることはサービスごとに異なります。この記事では、店舗オーナーや個人事業主に向けて、無料で始められるホームページの作り方や業種別の検討ポイント、おすすめツールの比較を紹介します。
📝この記事のポイント
- 無料ホームページ作成ツールなら、専門知識がなくても店舗サイトを作成できる
- 小売業や飲食業、不動産業、美容業では、必要なページや機能が異なる
- ツール選びでは、無料で使える範囲や独自ドメイン、予約・決済機能を確認する
- 代表的なツールにはSquareやWix、Jimdo、ペライチなどがある
- Squareならホームページ作成だけでなく、事前注文サイトやネットショップの作成も簡単
目次
- 無料ホームページの作成方法
- 業種別の検討ポイント
・小売業
・飲食業
・不動産業
・美容業
・教育業 - 簡単でおすすめ!無料ホームページ作成ツール厳選4選
・(1) Square
・(2) Wix
・(3) Jimdo
・(4) Studio - 無料ホームページ作成ツールを利用するメリット
・コストを抑えられる
・専門知識がなくても始めやすい
・すぐに公開・いつでも更新できる
・ネットショップとして利用できることも - 無料ホームページ作成ツール利用時の注意点
・広告が表示されるのが一般的
・機能やデザインに制限がある
・独自ドメインは有料の場合が多い - 無料でホームページを作成するならSquare
- まとめ
無料ホームページの作成方法

ホームページを作成する方法には、主に以下の3つがあります。
- HTMLやCSSを使って自分で作る
- 制作会社やフリーランスに依頼する
- ホームページ作成ツールを使う
HTMLやCSSで作る方法は自由度が高い一方、コーディングやサーバー設定などの専門知識が必要です。制作会社に依頼する方法は品質を期待できますが、作成時だけでなく、更新や保守にも継続的な費用がかかる場合があります。
店舗や小規模ビジネスがまず自分で始めるなら、ホームページ作成ツールを使うのが現実的です。テンプレートを選び、写真や文章を入れるだけで、店舗紹介やメニュー、アクセス、問い合わせフォームなどを作成できます。
業種別の検討ポイント

無料ツールを選ぶ前に、何を掲載すべきか、無料ツールで必要な情報を網羅できるかを確認しておきましょう。
小売業
小売店のホームページでは、店舗情報や取扱商品、営業時間、アクセス方法などが重要な記載項目です。オンライン販売も検討する場合は、商品登録数や在庫管理、決済機能、配送設定を確認しましょう。ネットショップ機能を持たせたい場合は、商品数や画像の掲載点数に上限があるのか、ある場合は何点までなのかを確認する必要があります。また、決済システムは使いやすいか、決済手数料はいくらなのかも検討するポイントといえるでしょう。
飲食業
飲食店のホームページでは、メニューや写真、地図、営業時間などを案内することが大切です。メニューを掲載できるテンプレートがあるかどうかをチェックし、予約方法や問い合わせ先も分かりやすく掲載しましょう。テイクアウトや事前注文を受け付けたい場合は、注文ページや決済機能があるかどうかも確認します。
不動産業
不動産業のホームページでは、物件の外観はもちろん、収納を含めた内観写真を多数掲載して、お客さまにどのような物件であるかを伝える必要があります。写真の掲載点数に制限があるかどうかや、物件ごとにページを作れるか、地図を埋め込めるかを確認しましょう。更新頻度が高い場合は、手軽に編集しやすいツールを選ぶと運用が楽になります。
美容業
美容室や美容サロンのホームページでは、メニューやスタッフ紹介、施術写真、予約導線などが重要な記載項目です。お店の雰囲気やメニューがしっかり伝わるテンプレートがあるツールを選ぶとよいでしょう。InstagramなどのSNSと連携できるか、予約ページにスムーズに誘導できるかも重要な比較ポイントです。
教育業
学習塾や教室のホームページでは、コース内容や料金、講師紹介、体験申込フォームなどの基本情報を掲載します。よくある質問をまとめたFAQページが作れるかも確認しておくと便利です。保護者がスマートフォンで確認することも多いため、スマートフォン表示の見やすさも重要です。
簡単でおすすめ!無料ホームページ作成ツール厳選4選

ここでは、無料から始められる代表的なホームページ作成ツールを比較します。
| ツール | 料金プラン | 特徴 |
|---|---|---|
| Square | 無料プランあり 有料プラン:月額3,375円〜 |
ホームページ作成や決済、予約、POSレジと連携しやすい |
| Wix1 | 無料プランあり 有料プラン:月額1,300円〜 |
テンプレートが豊富で、デザインの自由度が高い |
| Jimdo2 | 無料プランあり AIビルダーの有料プラン:月額1290円〜(1年契約の場合) |
AIビルダーを使える |
| Studio3 | 無料プランあり 有料プラン:月590円〜(年払いの場合) |
デザイン性が高いサイトをコードなしで作成 |
料金や機能は変わることがあるため、導入前に公式サイトで最新情報を確認してください。
(1) Square

決済代行サービスのSquareのホームページ作成ツールは、実店舗とネットショップ・オンライン注文などを一括で管理したいお店に向いているホームページ作成ツールです。コーディングなどの知識は不要で、業種に合ったテンプレートを選び、写真や文章を入力するだけの直感的な操作で、デザイン性の高いホームページを簡単に作成できます。無料プランでは、オンライン販売に必要な基本機能を利用できます。有料プランにすると、カスタムドメインの利用や高度なEコマース機能などを使えるようになります。
Squareの特徴は、店舗経営に役立つ幅広い機能を無料で使える点です。ホームページだけでなく、本格的なネットショップや予約サイトも作成でき、それらのデータをすべて1カ所で管理できます。また、POSレジ、在庫管理、顧客リストなどの機能とも連携できるため、店舗運営を効率化したい人に最適です。
無料で利用できる機能の例
- モバイル対応
- ネットショップ機能(商品掲載数無制限)
- 予約(Square 予約との連携)
- 決済(決済手数料3.6%)
- SEO機能
- SNSとの連携
ネットショップを無料で開始するならSquare
Square オンラインビジネスはモバイル対応のオンラインストアを無料で構築できるサービスです。実店舗と在庫を自動で連動させたり、店頭受取やデリバリーに対応していたりと、便利な機能が豊富。無料でECをはじめたい小売店や飲食店に向いています。
(2) Wix
Wix1は、イスラエル生まれのホームページ作成ツールです。専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で簡単にデザイン性の高いホームページを作ることができます。
2024年には「AI サイトビルダー」という機能が登場し、AIにチャットでデザインや機能の要望を伝えるだけで、レイアウトやテーマ、文章、画像などを組み込んだサイトデザイン案が瞬時に生成できるようになりました。無料プランでは、Wixのドメインを使ってサイトを公開でき、有料プランでは独自ドメインの接続や広告非表示などが利用できます。なお、Wixには日本語でのサポートもあります。
無料で利用できる機能の例
- 500MBのデータ容量と1GBの帯域幅
- モバイル対応
- 無料のWixドメイン設定
- SEO機能
- AIによるホームページの生成
- サイトの機能を拡張できるアプリの追加
Wixの無料プランを使ったホームページの制作については、こちらの記事でも解説しています。
(3) Jimdo
Jimdo2は、質問に答えるだけでサイトを作れるAIビルダーと、テンプレートを編集するクリエイターを選べるサービスです。細かい設定に時間をかけず、まずは店舗紹介のホームページを公開したい人に向いています。
無料プランでは、Jimdoのサブドメインを使ってホームページを作成できます。有料プランでは、独自ドメインの利用やサポート機能などが利用できます。
無料で利用できる機能の例
- 5ページまでのホームページ作成
- お問い合わせフォーム
- モバイル対応
- 画像ライブラリ
- 5GBのサーバー容量
- 無料の.jimdosite.comのサブドメイン設定
(4) Studio
Studio3は、デザイン性の高いサイトをノーコードで作成できるツールです。ブランドの世界観を重視する店舗やサービス業に向いています。無料プランでは、過去に編集した履歴を保存できるのが1日分だけなので、サイトを更新した24時間以降に元の状態に戻すことはできない、といった制限があります。有料プランでは、独自ドメインやページ数の拡張などの機能が使えるほか、専用のサポートを受けることや、より多くのフォーム回答を受け付けられるようになります。
無料で利用できる機能の例
- 1ページのサイト作成(累計10,000PVまで)
- 5GBのストレージ容量
- 100件までのフォーム回答
- 1日間のバージョン管理
無料ホームページ作成ツールを利用するメリット

ここからは、無料ホームページ作成ツールのメリットを整理します。
コストを抑えられる
制作会社に依頼すると、初期費用や更新費用がかかります。無料ツールなら、まずは費用を抑えてホームページを公開できます。開業直後や小規模店舗でも始めやすいでしょう。
専門知識がなくても始めやすい
少し前まで、ホームページの制作にはHTMLやCSSの知識が必須でした。しかし、ホームページ作成ツールを利用すれば、テンプレートを選び、文章や写真を入れるだけでページを作れます。HTMLやCSSを知らなくても、店舗情報やメニューを掲載できます。
すぐに公開・更新できる
ホームページの制作を業者に依頼すると、どうしても時間がかかります。またタイムリーに更新したくても、都合よく作業してもらえるとは限りません。営業時間や定休日、メニュー、キャンペーン情報など頻繁に変わる情報を簡単に更新できるツールなら、手が空いた時間にすぐに情報を直せます。SNSやチラシと連動した告知にも使いやすいでしょう。
ネットショップとして利用できることも
無料のホームページ作成サービスのなかには、ネットショップ機能を備えているものもあります。たとえば上で紹介したSquareには、本格的なネットショップ作成プラットフォームが含まれており、商品マスタの作成からサイトの構築まで、ネットショップの開設に必要な作業を効率よく進めることができます。
さらに、商品の在庫管理やInstagramとの連携など、ネットショップの運営に役立つ機能も充実しています。これらの機能はすべて最初から備わっているため、外部アプリなどを追加する必要はありません。
無料ホームページ作成ツール利用時の注意点
無料ツールには便利な点が多い一方で、注意点もあります。
広告が表示されるのが一般的
多くの無料ホームページ作成サービスでは広告が自動表示されます。非表示にするには有料プランの契約が必要になるサービスがほとんどです。内容次第ではホームページを訪れた人が意識を取られたり、不快に思ったりすることで離脱のリスクが高まります。店舗の信頼感を重視する場合は、広告非表示の有料プランも検討しましょう。
機能やデザインに制限がある
無料プランでは、ページ数や容量、フォーム、予約機能などに制限がある場合があります。決済や分析機能も、有料プランでないと使えないことがあります。最初は無料で試し、もっとオリジナリティのあるサイトを作りたい、もっと色々な機能を使いたい、と感じたら有料プランに切り替える方法もあります。
独自ドメインは有料の場合が多い
ドメインとは、ホームページのURLに使われるインターネット上の住所のようなものです。ホームページ作成サービスの無料版では、サービス提供会社のドメインを使い、自由に設定できるのはサブドメインのみというケースがほとんどです。店舗名やブランド名をURLに入れたい場合は、独自ドメインが使える有料プランを検討しましょう。
なお、ドメインを途中で変更することはSEOの観点から避けた方がよいでしょう。というのも、検索エンジンはドメインごとにサイトの内容を評価しており、有益なコンテンツを発信するドメインを優先します。よいコンテンツを発信し続けて検索エンジンからの評価が高まっても、途中でドメインを変更してしまうと、それまでの評価が失われかねません。「とりあえずサブドメインでいい」と判断せず、長く使えるURLにしておくと安心です。
SquareならECサイトとしても予約サイトとしても利用できる

無料でホームページを作成し、店舗運営にもつなげたいならSquareが便利です。Square オンラインビジネスなら、ビジネスタイプごとにシンプルで美しくデザイン性の高いテンプレートがそろっており、簡単なステップで文章や写真を入力するだけで、ホームページが完成します。
Square オンラインビジネスの無料プランでは、ホームページ作成やオンライン販売に必要な基本機能を利用できます。有料プランでは、カスタムドメインやオンラインでの事前注文の受付などのより高度な機能を用意しています。たとえば飲食業の場合、レストランのメニューや場所、内装写真や営業時間などを掲載した公式サイトを作成し、さらに有料プランの機能を使って「テイクアウトの注文はこちら」というページを作成すれば、オンラインでテイクアウトメニューの注文を受け付けることができます。お客さまはクレジットカードを利用してサイト上で決済を済ませ、予定時間になったらお店で注文を受け取る、といった運用が可能になります。
小売店の場合は、お店の立地や営業時間などの基本情報を掲載するページのほか、セール情報などを定期的に更新するページ、さらにオンラインショップのページを1つのツールで作成できます。実店舗への集客強化と同時に、ネットショップの開設で遠方に住むお客さまにもリーチできるようになります。
さらにSquare オンラインビジネスと一緒にSquare POSレジを使えば、実店舗とネットショップの在庫や売り上げを一緒に管理できます。実店舗でSquareのキャッシュレス決済を使って受け付けた決済と、ネットショップや事前注文サイトでのオンライン決済のデータを1カ所で管理できるため、オンラインと実店舗の売上データを別々に集計する手間を減らせます。
ネットショップを無料で開始するならSquare
Square オンラインビジネスはモバイル対応のオンラインストアを無料で構築できるサービスです。実店舗と在庫を自動で連動させたり、店頭受取やデリバリーに対応していたりと、便利な機能が豊富。無料でECをはじめたい小売店や飲食店に向いています。
まとめ
無料ホームページ作成ツールを使えば、店舗や小規模ビジネスでも費用を抑えてホームページを持てます。まずは無料で使える範囲や独自ドメイン、予約・決済機能を確認し、事業の成長に合わせて必要な機能を追加できるツールを選びましょう。今回の記事を参考に、事業に最適なツールを探してみてください。
Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。
執筆は2018年3月20日時点の情報を参照しています。2026年7月27日に記事の内容を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。

