POSレジは、会計業務や売上管理を効率化し、店舗運営の精度を高めるツールです。一方で、種類や機能が多く、料金体系や業種との相性によって最適な選択は大きく異なります。
本記事では、POSレジの基本機能や比較ポイント、特徴別のサービスを整理して解説します。初めて導入を検討する場合でも、自店舗に適したPOSレジを判断できるように情報をまとめていますので、参考にしてください。
📝この記事のポイント
- POSレジは、会計だけでなく在庫管理・売上分析・顧客管理まで対応できる
- POSレジは、業種に合った機能と操作性、コストバランスやサポート体制を踏まえて選ぶ
- 飲食店はオーダー・テーブル管理、小売店は在庫管理・売上分析など、重視する機能が異なる
- Square POSレジは、無料から始められて、必要に応じて機能を拡張できるため、導入コストを抑えたい人に向いている
目次
- POSレジの基本機能
- POSレジの主なタイプ
・汎用型POSレジ
・業種特化型POSレジ - POSレジの主な機器タイプ
・タブレット型POSレジ
・ターミナル型POSレジ
・パソコン型POSレジ - POSレジの費用相場
- POSレジを比較する際のチェックポイント
・必要な機能が自店舗に合っているか
・料金とコストバランスが適切か
・サポート体制が充実しているか
・拡張性や外部連携に対応しているか - 汎用型POSレジのお勧め5選
・Square POSレジ
・Airレジ
・スマレジ
・ユビレジ
・CASHIER - 飲食店向けPOSレジのお勧め4選
・Square POSレジ 飲食店向け
・USENレジTAB FOOD
・blayn
・POS+(ポスタス)FOOD - 小売店向けPOSレジのお勧め3選
・Square POSレジ リテール向け
・POS+(ポスタス)retail
・パワクラ - POSレジを導入するメリット・デメリット
・POSレジを導入するメリット
・POSレジを導入するデメリット - 低コストで始めるならSquare POSレジ
- Square POSレジの導入事例
・WAT inc.
・クラマエカヌレ
・NATURAL ANCHORS - まとめ
- よくある質問
・POSレジを選ぶ際のポイントを教えてくれませんか?
・飲食店・小売店でお勧めのPOSレジは違いますか?
・POSレジは導入にどれくらい時間がかかりますか?
POSレジの基本機能

POSレジは、単なる会計ツールではなく、店舗運営を支える多機能なツールです。主な基本機能は以下のとおりです。
| 機能 | 特徴 |
|---|---|
| レジ機能 | 代金の精算、釣り銭の計算、レシートの発行など |
| 商品登録 | 取り扱う商品・サービスの価格や数量などの情報登録 |
| 売上管理・分析 | 日別・商品別、カテゴリ別などの売上情報の蓄積と分析 |
| 在庫管理 | 在庫数の登録、会計情報と連動した在庫数の自動更新 |
| 顧客管理 | 顧客情報の登録、購入履歴や来店情報の蓄積 |
| キャッシュレス決済 | CAT端末などと連携し、クレジットカードなど多様な支払い方法に対応 |
| 外部システム連携 | 会計ソフト・予約システムなどとの連携 |
| 複数店舗管理 | 複数店舗の売上・在庫などの情報を一元管理 |
POSレジに搭載されるこれらの機能によって、売り上げや在庫、顧客情報を自動で記録・管理でき、日々の業務の効率化を図れます。さらに、蓄積されたデータを活用することで、売れ筋商品の把握や販促施策の改善など、経営判断にも役立つ点が魅力です。
POSレジの主なタイプ
POSレジは、「汎用型」と「業種特化型」の2つに大別されます。
汎用型POSレジ
汎用型POSレジは、業種を問わず幅広い店舗で利用できるタイプです。会計処理や商品登録、売上管理といった基本的なレジ機能を一通り備えています。
また、レジによっては外部サービスとの連携やオプション機能の追加によって、店舗の運用に合わせて柔軟にカスタマイズできます。
業種特化型POSレジ
業種特化型POSレジは、飲食店や小売店、美容室など特定の業種に最適化された機能を備えたタイプです。
主な機能の例は、以下のとおりです。
| 業種 | 主な機能 |
|---|---|
| 🍴飲食店 | ・オーダー管理 ・テーブル管理 ・キッチン連携 |
| 🛒小売店 | ・在庫管理 ・バーコード読取 ・棚卸機能 |
| 💈美容室・サロン | ・予約管理 ・顧客管理 ・施術履歴の管理 |
このように、現場の業務に直結する機能が標準で備わっているため、実務に活用できる点が特徴です。
POSレジの主な機器タイプ

POSレジは、使用する機器によって操作性やコスト、設置方法が大きく異なります。代表的なのは「タブレット型」「ターミナル型」「パソコン型」の3タイプです。
タブレット型POSレジ
タブレット型POSレジは、iPadやAndroid端末などの市販タブレットにPOSレジアプリをインストールして利用するタイプです。導入コストを抑えやすく、コンパクトで場所を取らないため、キッチンカーや小規模なカフェ、席でお会計をするような飲食店やサロンに適しています。安定したインターネット環境とバーコードリーダーなどの周辺機器を用意する必要はあるものの、アプリは無料で提供されていることも多いうえに既存のタブレットを使用できるので、導入費用の負担が少ない点がメリットです。
ターミナル型POSレジ
ターミナル型POSレジは、専用のハードウェアに専用のソフトウェアをインストールしたPOSレジ端末で、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど大型店舗やチェーン店でよく導入されています。
操作の安定性や処理速度に優れている点が強みです。キャッシュドロアーやレシートプリンターが一体化しているケースも多く、周辺機器を別途用意する手間がかからない点も特徴です。
パソコン型POSレジ
パソコン型POSレジは、パソコンに専用ソフトをインストールして利用するタイプです。すでにパソコンがある場合は新たな端末が不要なため、比較的低コストで導入できます。
画面が大きく操作性や処理能力にも優れており、売上分析や管理業務を同じ端末で行える点がメリットです。
POSレジの費用相場
主な費用の目安を、以下にまとめました。
| 費用項目 | 内容 | 相場 |
|---|---|---|
| 初期費用(端末) | POSレジの利用に必要なハードウェアの購入費用 | ・タブレット型:0〜10万円 ・ターミナル型:50〜100万円 ・パソコン型:0〜20万円 |
| 初期費用(周辺機器) | バーコードリーダー・レシートプリンター・キャッシュドロアーなど | 5万〜30万円 ※構成により変動 |
| 月額費用 | システム利用料・メンテナンス費用・サポート費用 | ・タブレット型:0〜1万円程度 ・ターミナル型:数千〜数万円 ・パソコン型:数千〜数万円 |
POSレジは、機器のタイプや使用する機能によって費用が大きく変わります。特に、初期費用だけで判断せず、システム利用料やサポート費用などの固定費も含めた「トータルコスト」で比較することがポイントです。運用を見据えて、自店舗に合った費用バランスで選びましょう。
POSレジを比較する際のチェックポイント

POSレジはサービスや機能が多く、どれを選べばよいか迷いやすいですが、ポイントを押さえれば判断は難しくありません。ここでは、導入前に確認しておきたいチェックポイントを解説します。
必要な機能が自店舗に合っているか
POSレジ選びで重要なのは、「必要な機能が備わっているか」です。業種によって必要な機能は大きく異なるため、まずは自店舗の業務に合う機能を整理しましょう。
例として、業種ごとに求められる機能は以下のとおりです。
- 飲食店:オーダー管理・テーブル管理・分割会計
- 小売店:在庫管理・バーコード読取・棚卸機能
- 美容室・サロン:予約管理・顧客管理・カルテ管理
判断のポイントはシンプルで、「日々の業務の課題を解決できるか」です。また、必要な機能、あると便利な機能に分けて整理すると選びやすくなります。
料金とコストバランスが適切か
POSレジは、安さだけで判断するのではなく、導入後にどれだけコストに見合う価値をもたらすかで選ぶことが重要です。初期費用が安くても、月額費用が高ければ、長期的な負担が大きくなる場合があります。
確認すべき費用は、以下の3つです。
- 初期費用:アカウント登録や、ハードウェア・周辺機器にかかる費用
- 月額費用:システムやアプリの利用にかかる月々の固定費
- 追加費用:現地サポートの利用、外部システムとの連携やオプション機能にかかる追加費用
サポート体制が充実しているか
POSレジは日常業務に直結するため、トラブル時の対応力を確認しましょう。会計中にシステムが停止すると、営業に直接影響が出る可能性があります。
事前に確認しておきたいポイントは、以下のとおりです。
- 問い合わせ方法(電話・チャット・メールの対応可否)
- 対応時間(営業時間内でのサポート体制)
- 初期設定サポート(導入時の支援の有無)
初めて導入する場合は、「困ったときにすぐ相談できるか」を重視しましょう。サポートが充実しているサービスは、運用の安心感につながります。
拡張性や外部連携に対応しているか
POSレジは長期的に使うもののため、将来の運用も見据えて選びましょう。外部サービスと連携できると、業務効率だけでなく、売上データや顧客データなどの活用の幅も広がります。
また、店舗数の増加や、インボイス制度といった税制改正に対応できるかも確認しておくとよいでしょう。「今だけでなく、1〜3年後も使い続けられるか」という視点で選ぶことがポイントです。
汎用型POSレジのお勧め5選

ここでは、業種を問わず幅広い業態で利用できる汎用型POSレジを5つ紹介します。どれもタブレットにアプリをインストールして使うタブレット型POSレジです。
| POSレジ | 月額費用(税込) | 対応OS |
|---|---|---|
| Square POSレジ(スタンダードモード) | 無料 | iOS / Android |
| Airレジ | 無料 | iOS |
| スマレジ | スタンダード:無料 プレミアム:5,500円 プレミアムプラス:8,800円 |
iOS |
| ユビレジ | プレミアム:6,900円 | iOS |
| CASHIER | D3 MINI スタンダードプランA:9,240円 ※ハードウェアはレンタル |
Android |
Square POSレジ
決済サービスのSquareが提供するPOSレジには複数のモードがあり、そのなかでもスタンダードモードは、月額利用料0円で充実した機能が使える汎用型POSレジです。iOSとAndroidの両方に対応し、スマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードして利用します。
登録できる商品数に制限はなく、商品のカテゴリ分類など細かな登録設定が可能です。複数店舗を運営している場合でも、追加料金なしで300店舗まで対応できます。
またSquareのアカウントがあれば、キャッシュレス決済の導入も簡単。決済用端末を用意すれば、主要なクレジットカード、QRコード、電子マネーでの支払いを受け付けることができます。
Airレジ
株式会社リクルートが運営するAirレジは、iPad・iPhone専用のPOSレジアプリです。商品登録や会計、在庫管理、売上分析などの機能が、導入費用および月額費用無料で利用できます。
また、Airペイと連携することで、クレジットカードやQRコード決済にも対応できます。iPadやキャッシュドロアーなどの必要な機器がセットになったスターターパックもあるので、初めてPOSレジを導入するビジネスオーナーに向いています。
スマレジ
スマレジは、iOS向けのPOSレジアプリです。基本的なレジ機能が使える無料のスタンダードプランから、プレミアムプラン、飲食店向けのフードプランや小売店向けのリテールプランなど、5種類のプランが用意されています。
業種や規模に応じて機能を追加できるほか、外部サービスとの連携やアプリ拡張にも対応しており、運用に合わせたカスタマイズが可能です。また、本部管理機能(有料)があるなど、フランチャイズや多店舗展開にも柔軟に対応できます。
ユビレジ
指1本で直感的に利用できるところが名前の由来であるユビレジは、iPad専用のPOSレジアプリです。無料のお試しプランと有料プラン、飲食店向けと小売店向けの有料オプションを設けており、基本的なレジ機能に加え、売上管理や分析、顧客管理や会計ソフトとの連携も利用できます。
また、有料の導入サポートでは、インターネットの開通や商品情報のデータ化などを専任のスタッフにお任せすることができ、ITに不慣れなスタッフがいる店舗でも安心して利用可能です。
CASHIER
CASHIERは、業種や規模に合わせて柔軟に構成できるカスタマイズ性の高さが特徴のAndroid対応のPOSレジです。利用するには専用のハードウェアが必要で、ハードウェアを購入するか、あるいはレンタルするかで、初期費用や月額費用が異なります。
POSレジ、キャッシュドロアー、バーコードスキャナー、カスタマーディスプレイの4点がセットになったD3 MINIは有線LANによる接続に対応し、安定した運用が可能な点が特徴です。
飲食店向けPOSレジのお勧め4選
ここでは、飲食店にお勧めのPOSレジを4つ紹介します。
| 飲食店向けPOSレジ | 初期費用(税込) | 月額費用(税込) | 対応OS |
| Square POSレジ 飲食店向け | 無料 | 無料プラン:0円 プラスプラン:13,000円 プレミアムプラン:要問い合わせ |
iOS |
| USENレジTAB FOOD | 要問い合わせ | 要問い合わせ | iOS |
| blayn | 要問い合わせ | 要問い合わせ | Android |
| POS+(ポスタス)food | 要問い合わせ | 要問い合わせ | iOS |
Square POSレジ 飲食店向け

Square POSレジにはスタンダードモードのほか、飲食店に特化したモードがあります。フロアマップの作成や、キッチンディスプレイシステムとの連携など、飲食店の業務効率化につながる機能が充実しています。厨房での調理にかかる時間なども追跡できるので、飲食店の稼働状況を可視化したいお店におすすめです。
無料プランでも使える機能が充実していますが、もっと細かな機能を求める店舗向けには有料プランも用意されています。iPad、あるいはSquare ターミナルおよびSquare レジスターから利用できます。
▶️Square POSレジ 飲食店向けについて詳しくはこちら
USENレジTAB FOOD
USENレジTAB FOODは、株式会社USENが提供する飲食店に特化したiPad向けPOSレジです。ハンディ端末による注文入力やセルフオーダー、デリバリーサービスとの連携などに対応しており、幅広い業態で活用できます。
また、導入時の設置サポートや導入後の駆けつけ保守など、運用面の支援も充実しているのもポイントです。
blayn
blaynは、専用のハードウェアを使ったタブレット型POSレジ、券売機、セルフレジなどを提供しています。たとえば、D3と呼ばれる製品はレジ画面、レシートプリンター、お客さま向けの金額表示ディスプレイが一体になっている端末で、約30センチ四方に収まるコンパクトさが特徴です。
シンプルな操作性と省スペース性を重視したい飲食店に適したPOSレジです。
POS+(ポスタス)FOOD
ポスタスと読むPOS+は、さまざまな業種に特化したPOSレジを提供しているサービスです。飲食店向けのPOS+ FOODは、飲食店の運営に特化した機能が揃っています。会計に加え、注文管理やキッチン連携、配膳管理まで一体化されており、複雑になりがちなオペレーションの効率化を図れるのが特徴です。
Fooding JournalやTableCheck、Uber Eatsなど各種外部システムとの連携にも対応しているため、サービスの向上や人手不足の解消にもつながります。
小売店向けPOSレジのお勧め3選
小売店向けにお勧めのPOSレジを3つ紹介します。
| 小売店向けPOSレジ | 初期費用(税込) | 月額費用(税込) | 対応OS |
| Square POSレジ リテール向け | 無料 | 無料プラン:0円 プラスプラン:6,000円 プレミアムプラン:要問い合わせ |
iOS / Android |
| POS+(ポスタス)retail | 要問い合わせ | 要問い合わせ | iOS |
| パワクラ | 要問い合わせ | スタンダードプラン:5,250円〜 プレミアムプラン:13,050円〜 |
Windows |
Square POSレジ リテール向け

細かな在庫管理から販売・分析までを一元化できる、Square POSレジの小売店に特化したモードです。
登録できる商品数に制限がなく、在庫数が少ない商品を知らせてくれるアラート機能や、全店舗の在庫をリアルタイムで追跡できる機能などがあります。取引先情報の一元管理もできるので、在庫にまつわる情報をPOSレジ内にまとめて記録しておけるのが便利です。
さらに、Square オンラインビジネスなどの機能と組み合わせることで、店舗とオンラインの販売データをまとめて管理し、チャネルをまたいだ在庫管理や販売戦略にも対応できます。
▶️Square POSレジ リテール向けについて詳しくはこちら
POS+(ポスタス)retail
POS+(ポスタス)retailは、店舗オペレーション全体を最適化できる小売店向けPOSレジです。
セルフレジ「POS+ selfregi」やスマートフォンを利用したPOSレジ「POS+ retail スマホPOS」など、拡張機能を利用して理想のレジ環境を設計できる点が特徴です。ピーク時のレジ待ち削減や省人化にも対応でき、現場の負担軽減と回転率向上につながります。
パワクラ
パワクラは、ECサイトと実店舗の連携に強みを持つ小売特化型POSレジです。
実店舗とECサイトの在庫・商品情報をリアルタイムで連動できるため、売り越しや在庫ズレを防ぎやすくなります。また、LINE連携や会員機能を活用することで、オンラインとオフラインを横断した販促施策の実施が可能です。顧客接点を分断せずに管理できるため、リピーター獲得にもつながります。
POSレジを導入するメリット・デメリット

POSレジは、業務効率化や売上改善に直結する一方で、コストや運用面の注意点もあります。重要なのは、メリットだけで判断せず、自店舗の課題に合っているかどうかを見極めることです。
POSレジを導入するメリット
POSレジのメリットは、日々の業務を効率化しながら、売上改善につなげられる点です。
売り上げ・在庫・顧客といった経営に必要な情報を把握できることで、「何が売れているのか」「どこに課題があるのか」が明確になり、改善施策を打ちやすくなります。
業種ごとの主なメリットは、以下のとおりです。
| 業種 | 主なメリット | 具体的な効果 |
|---|---|---|
| 小売店(アパレル・雑貨) | 在庫管理の自動化 | 売り上げと連動して在庫を更新し、欠品や過剰在庫を防げる |
| 飲食店(カフェ・居酒屋) | 業務効率化・回転率向上 | オーダー連携でミスを減らし、配膳や会計をスムーズにできる |
| 美容室・サロン | リピート率の向上 | 顧客情報や来店履歴を活用し、個別対応や再来店促進ができる |
| サービス業(スクール・ジム) | 事務作業の効率化 | 会員管理や売上管理を一元化し、管理業務の負担を軽減できる |
このように、POSレジは「売り上げを伸ばすための判断材料」を得られるのが特徴です。単なるレジではなく、店舗運営を改善するためのツールとして活用できる点に価値があります。
POSレジを導入するデメリット
POSレジには以下のようなデメリットもあります。
- 初期費用・月額費用などのコストがかかる
- 停電や故障時にレジ業務が停止するリスクがある
- 通信環境の影響を受ける
ただし、近年は初期費用0円のサービスもあるため、小規模店舗でも導入しやすくなっている傾向です。また、クラウド型のPOSレジであれば売上データや在庫データ、取引履歴などがインターネット上のストレージにバックアップされているため、複数の端末や場所からアクセスでき、トラブル時のリスク軽減にもつながります。
このように、デメリットは事前の対策やサービスの選定でカバーができます。「まずはコストを抑えて試したい」という場合は、無料から使えるPOSレジを検討するのがお勧めです。
低コストで始めるならSquare POSレジ

豊富な機能を無料で使い始めたい店舗におすすめなのは、Square POSレジです。改めて、Square POSレジの特徴を見てみましょう。
| サービス名 | 🏪 対象業種 | 💰 初期費用(税込) | 📅 月額使用料(税込) | 📱 対応OS | ⚙️ 利用方法 |
|---|---|---|---|---|---|
| Square POSレジ(スタンダードモード) | 各業種 | 無料 | 無料 | iOS, Android | アプリダウンロード後、「スタンダード」モードを選択 |
| Square POSレジ 飲食店向け | 飲食店 | 無料 | フリープラン:0円 プラスプラン:13,000円 プレミアムプラン:要問い合わせ |
iOS | アプリダウンロード後、「フルサービス」「クイックサービス」「バー」のいずれかのモードを選択 |
| Square POSレジ リテール向け | 小売店 | 無料 | フリープラン:0円 プラスプラン:6,000円 プレミアムプラン:要問い合わせ |
iOS, Android | アプリダウンロード後、「リテール」モードを選択 |
どれも導入コストはかからず、無料アカウントを作ってアプリをダウンロードすれば、利用を開始できます。
▶️無料アカウントを作成
▶️Square POSレジアプリをダウンロード
SquareのPOSレジは高機能なのに初期費用0円
Square POSレジは業務効率化を実現する、高機能な無料アプリです。売上分析、在庫管理、スタッフ管理など、必要な機能が1つのアプリにまとまっています。業務をなるべくシンプルにしたい、小規模なアパレル店、美容院、理容室、サービス業に適しています。
Square POSレジの導入事例
ここでは、Square POSレジを利用している加盟店の声をいくつか紹介します。
WAT inc.

都内を中心にカフェの開発・運営を行うWAT inc.では、Square POSレジのスタンダードモードを各店舗で利用しています。POSレジの初期費用や月額費用がかからないため、新店舗立ち上げの際にコスト負担がないことをメリットに感じています。
また、自動で生成される売上レポートを基に、客単価や時間帯別の売り上げを分析し、各店舗の課題発見や売上改善にも活用しています。現場でPOSレジの登録内容を柔軟に編集できるため、会計しやすい画面づくりにもつながり、日々の運用効率向上にも役立っています。
クラマエカヌレ

焼きたてカヌレ専門店のクラマエカヌレでは、持ち運びが可能なSquare ターミナルとSquare POSレジの飲食店向けモードを導入することで、ホールスタッフの負担軽減と人件費の削減を実現しています。
特に、POSレジのフロア管理機能が伝票の重複や退店時間の管理漏れを防いでいます。紙での管理が不要になり、オペレーションの手間とストレスを大幅に削減できました。
NATURAL ANCHORS

長野県にあるアウトドアセレクトショップのNATURAL ANCHORSでは、本店に加えて別施設でも販売を始めたことをきっかけに、Square POSレジを有料版に切り替えました。
リテールモードの有料版を使うことで、2拠点間の在庫移動を管理画面から簡単に操作でき、在庫差異や入力ミスの発生が減りました。
さらに、販売データを基に在庫消化率が自動で見えるようになったことで、「売れている商品」「売れ残っている商品」を感覚ではなく数字で判断が可能になっています。これによって、仕入れや販促の精度も向上しました。
まとめ
POSレジは、会計業務の効率化にとどまらず、在庫管理や売上分析、販促など店舗運営全体を支える重要な仕組みです。導入事例からもわかるように、課題に応じた機能を活用することで、人件費の削減や業務負担の軽減、売上改善につなげられます。
一方で、機能やコストはサービスごとに異なるため、自店舗の規模や業態に合った選定が欠かせません。Square POSレジは無料から始められる気軽さが強みです。必要に応じて機能を拡張できるため、初めての導入でも運用しやすいメリットがあります。
まずは低コストで始められるサービスを導入し、運用に合わせて最適化していきましょう。
よくある質問

POSレジに関するよくある質問と回答を紹介します。
POSレジを選ぶ際のポイントを教えてくれませんか?
POSレジを選ぶ際は、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 業種に合った機能の充実度(在庫管理・オーダー管理など)
- 操作のしやすさ(誰でも使えるか)
- コストの適切さ(初期費用・月額費用・手数料)
これらを基準に比較することで、自店舗に合ったPOSレジを選びやすくなります。
こうした条件を満たすサービスとしては、無料から始められ、必要に応じて機能を追加できるSquare POSレジが、無理なく導入・運用しやすい選択肢です。
飲食店・小売店でお勧めのPOSレジは違いますか?
飲食店と小売店では業務内容が異なるため、重視すべきPOSレジの機能も変わります。主な違いは以下のとおりです。
| 飲食店向け | 小売店向け |
|---|---|
| - テーブル単位で注文・会計を管理する機能 - 注文内容を厨房へ連携するオーダー管理機能 - 個別会計・割り勘などに対応する会計機能 |
- 商品ごとの在庫数を把握する在庫管理機能 - 売上データを分析するレポート機能 - 複数店舗やECと連携する一元管理機能 |
このように、飲食は「接客オペレーションの効率化」、小売は「在庫とデータ管理の最適化」が重視されます。店舗の業務に直結する機能を基準に選びましょう。
POSレジは導入にどれくらい時間がかかりますか?
POSレジの導入期間は、導入内容によって異なります。目安は以下のとおりです。
| 導入内容 | 期間の目安 |
|---|---|
| レジ機能のみ | 数日〜1カ月程度 |
| キャッシュレス決済を含む | 1〜2カ月程度 (審査・手続きが必要) |
余裕をもって準備したい場合、2〜3カ月前から手続きを進めましょう。
また、導入時には以下の準備も必要です。
- 商品・メニュー・店舗情報の登録
- インターネット回線の整備
- スタッフへの操作トレーニング
このように、単に機器を設置するだけでなく、運用開始までの準備期間を見込むことが重要です。
Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。
執筆は2022年1月17日時点の情報を参照しています。2026年5月13日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。


