mukutou | 決済リンク導入事例

自宅で制作した作品を全国に届ける無店舗のビジネスが続々と誕生している。今回お話を聞いたドライフラワー専門店のmukutou(むくとう)も、Instagramを通してお客さまに作品を届けている無店舗型のビジネスだ。ネットショップはあえて立ち上げず、注文の受付や決済は全てInstagram上で完結している。その際に決済方法として採用したのが、Squareの決済リンクだ(※)。ここではお店をはじめた経緯などを聞きながら、Squareの決済リンクを選んだ理由やその使い心地をオーナーの宮下恵介さん(以下、恵介さん)に教えてもらった。

※決済リンクは、たった数ステップで商品の決済ページを作成できる機能です。作成後、発行されるリンクをブログやメール、ウェブサイトなどに載せてお客さまに共有します。オンラインショップは複雑そうと感じる人におすすめの機能です。詳しい使い方はこちらでも紹介しています。

業種 小売業
業態 無店舗のドライフラワー専門店
利用しているサービス Square リンク決済
導入を検討した理由 ・Instagram上で利用できる決済方法を探していたため
Squareが役に立っている点 ・1週間以内で販売をはじめられた(検討から導入まで)
・Instagram上でクレジットカード決済が受け付けられるようになった
・決済のやりとりに手間がかからない

mukutouは、恵介さんが妻の菜実子さんと共に2021年の頭にはじめたプロジェクト。「作品づくりに関しては僕は全くやっておらず」と恵介さんは話し出す。「作品づくりは妻がして、僕はInstagramまわりやマーケティング、お客さんとのやりとり、経理を担当しています。アーティストの妻と、僕はそれ以外という形です(笑)」

菜実子さんは以前からものづくりが大好きで、子どもを寝かせてからコツコツと多肉植物の寄せ植えをしたり、アクセサリーを作ったりしていたという。メルカリなどのフリマアプリでたまに販売もしていたものの、趣味程度でとどまっていた。「それを見て、その情熱はビジネスにしないともったいないよって言ったんです」と恵介さん。そこからどんなものなら売れるだろう、とビジネス計画を二人で少しずつ練り始めたという。

最終的に商品として決めたのが、ドライフラワー。「なぜ、ドライフラワーに?」と聞くと、二人がつい最近までほとんど植物に触れてこなかったことを恵介さんが笑いながら打ち明けてくれた。「庭いじりも全然したことがなくて。むしろ虫がいっぱい出るからいやだと思っていました(笑)」。ところが一軒家での新生活がはじまり、部屋に植物などを飾れるちょっとしたスペースができた。玄関先には小さな花壇もでき、菜実子さんの中に植物を育てたい気持ちがふつふつと湧き出したのだそう。そこからは家族で園芸屋や近くのドライフラワーの問屋に通い出すようになり、どんどん植物の魅力に惹き込まれていった。植物を見て、触れる機会が増えるなかで心にとまったのが、ドライフラワーだったのだ。

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途端に売れ出した

扱う商品が無事決まると、次に課題としてあがったのは販売方法。最初のうちはネットショップでの販売も考えたものの、Instagramのみで販売するドライフラワーの作家さんを何人か見つけたことから、自分たちもまずはInstagramで販売してみることにした。恵介さんは本業の合間を縫いながらInstagramについて知識を蓄え、綿密な計画をもとにフォロワーを集めていった。目標の一つは「半年で10,000フォロワー達成」。ところが10,000フォロワーに達する前に、注文が次々と入るようになり「慌てました」と恵介さん。ちょうどそのとき、決済について何も決めていなかったことに気づいたという。

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▲mukutouでは注文の大半がお客さまからのカスタムオーダー。最も要望が多いのはウェディング用のオーダーだそう。そのほかにも不定期で菜実子さんのオリジナル作品を販売している。

せめて菜実子さんが作品を仕上げる前までには決済サービスを決めないと、と急いで決済手段を検索しはじめた恵介さん。すると以前から知っていたSquareで決済リンクを発行できることを発見。月額利用料もかからないと知り、速やかに導入を決めた。導入については「記憶にないくらいで、スムーズにできたと思います。何も悩むことはなかったと思います」と恵介さん。検討から導入までは一週間以内で終わったという。

使ううえで気に入っているところを聞くと、「やっぱり一番はすごく簡単なところです。UIもわかりやすいなと思いました」とのこと。mukutouではスマートフォン内のアプリを通して、またはパソコンからSquareの管理画面から決済リンクを発行している。発行するには、Square リンク決済の作成画面からお客さまの名前と売上額を入力するだけ

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するとリンクが自動的に生成されるので、あとはそれをコピーして、Instagram上でやりとりしているお客さまとのメッセージに貼り付け、送信するだけ。

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リンクをクリックすると、クレジットカード決済画面が表示される。ネットショップでいう、購入ページのようなものだ。注文されるお客さまの8割はクレジットカード決済を希望するそうだが(残りの2割は銀行振込)、決済リンクの発行は一つ30秒ほどで終わるそうで、恵介さんは本業を終えた後などに「一瞬で作っています」とのこと。

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売り上げの集計作業も、時間をかけずにできていることの一つ。mukutouでは月に平均で50件ほどのオーダーが入り、月末になるとSquareの管理画面からアクセスできる売上レポートを参照しながらエクセルシートに帳簿付けをしている。Squareだと決済リンクを通じた売り上げがどんどんデータとして蓄積されていき、売上レポートの画面上で期間を指定すれば、その月の売上額がすぐに確認できる。売り上げを期間で絞れなかったり、売上管理機能がついていなかったりすると集計作業もひと手間かかるかもしれないが、Squareではその心配はないよう。

もし宮下さんがほかの無店舗型のビジネスにSquareを勧めるとしたら、具体的にどんな点を勧めるだろう。

「やっぱりはじめやすさですかね。インターネットでものを売ることを本当に気軽にはじめられるところ。特にオンライン決済ができればすぐに販売をはじめられるので、それが一番だと思います」

ECサイト不要でオンライン販売が可能に

Square リンク決済なら会計リンクを作成しSNSやメールで共有するだけ。ECサイトがなくても誰でも簡単ににオンライン販売が可能です。

「やっぱりはじめやすさですかね。インターネットでものを売ることを本当に気軽にはじめられるところ。特にオンライン決済ができればすぐに販売をはじめられるので、それが一番だと思います(Squareの決済リンクのおすすめの点について)」ー mukutou オーナー 宮下恵介さま

mukutouがSquareで実現したこと

すぐに導入することができた

mukutouでは初めての注文が入った段階ではまだ決済方法を決めていませんでした。すぐにでも導入できる方法を探していたところ、見つけたのがSquareだったそうです。Squareなら無料アカウントを作成し、審査に通過すれば、すぐに決済を受け付けることができます。審査の結果は、最短即日で登録したメールアドレスに届きます。

本業と並行して難なく取り組める

恵介さんは本業の隙間時間や終業後にmukutouのInstagram販売業務をこなしています。お話を聞いた時点(2021年9月7日)では月に50件ほどのオーダーがあるとのことでしたが、決済リンクの作成は一つ30秒ほどで発行できるため、効率的にお客さまとのやりとりができているそうです。Squareの決済リンクの作成方法はこちらからご確認ください。

月別の売り上げがすぐに見れる

mukutouでは月末に当月分の売り上げをまとめています。Squareの決済リンクを通じた売り上げは、Squareの売上レポートから確認しエクセルシートにまとめているとのお話でした。Squareの売上レポートでは指定期間の売り上げを数クリックで簡単に表示できるので、帳簿付けがすぐに終わるそうです。

Squareでは、Instagram販売に役立てられるオンライン決済機能に加えて、キャッシュレス決済端末POSレジ機能など、花屋の業務に役立つサービスや機能を多く提供しています。

この事例に登場したSquareのサービスは:

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記事に掲載されている店舗情報 (商品内容、価格、営業時間など) は2021年9月時点のものです。