Squareで売上管理をはじめよう
指定した期間の売り上げを確認
●こんな情報が見れる
今日の売り上げ、先月の売り上げ、昨年の売り上げ。
気になる期間を指定するだけで、自店舗の売り上げが日別・曜日別・時間別のグラフとして表示されます。複数店舗を運営している場合は、店舗ごとでも売り上げが確認できます(※)。
パソコンからSquareのアカウントにログインする場合:
[レポート]>[売上サマリー]にアクセスします。
[レポート]>[売上]から期間を指定した上で確認します。
ワンポイントアドバイス💡 曜日別、時間帯別の売上グラフから店舗の混雑時間を把握しましょう。 混んでいない時間帯がわかれば、従業員数を減らすことで人件費の削減にも取り組めます。反対に混んでいる時間帯がわかれば、従業員数を増やすこともできます。時間帯に限らず、混み合う曜日も把握できれば、定休日を決める上での客観的な判断材料としても使えるかもしれません。タイ発のカフェ、AKHA AMA COFFEE JAPANは、まさにこの売上レポートを参考に混み時を把握したそうです。 🗣 「朝はのんびり一人でやってもらってるんですけど、だいたい昼を超えたら二人立ってもらうようにしてます。それこそ売り上げを見て、いたほうがいいよねってなりました。データがリアルタイムですぐに見れるので、何でもデータと相談しています」ー AKHA AMA COFFEE JAPAN オーナー 市川純平さま |
指定期間の売上を比較
(1)前年同日比、(2)前年同週比、(3)前年同月比の三つの指標で売上レポートが、グラフとして表示されます(上記にあるのは、今年と前年の売り上げを月ごとで比較したグラフです)。前年と比べて何パーセント上昇、あるいは減少したのか、前年と今年の売上高はそれぞれいくらなのか、などの情報がひと目でわかります。
パソコンからSquareのアカウントにログインする場合:
[レポート]>[売上サマリー]にアクセスします。
アプリからは確認できません。パソコンからSquareのアカウントにログインの上、ご確認ください。
ワンポイントアドバイス💡 このグラフは、売上アップに向けてできることを考える上で役立てましょう。 今年と前年の売り上げを月ごとで比較したグラフを参考にすれば、繁忙期・閑散期を一瞬にして把握することができます。売り上げが落ち着く時期が予測できるようになれば、その時期を目処に、お客様がつい足を運びたくなるようなイベントを開催する、など売上拡大に向けた戦略が立てやすくなるでしょう。また、前年の月々の売り上げがすぐに確認できれば、売上目標も立てやすくなります。 |
商品ごとの売り上げを確認
指定した期間内の全商品の売れ行きがわかります。グラフには売上上位を占めている五つの商品の時間別売れ行きがグラフとして表示され、その下には全商品の売上情報が数値として表示されます。
パソコンからSquareのアカウントにログインする場合:
[レポート]>[商品別売上]にアクセスします。
[レポート]>[売上]から期間を指定した上で確認します。なお、売上上位5点のグラフはパソコンからSquareのアカウントにログインした場合のみ、確認することができます。
ワンポイントアドバイス💡 売れ筋・死に筋を把握して、以下に役立てましょう。 (1)過剰在庫・欠品の防止 (2)課題の発掘 あまりお客様の目に留まらない商品を「お客様が気になる商品」へと昇華させることも、お店の大事な役目です。ところが商品の死に筋を知らないでは、売れない原因を解明することも、売れるよう工夫することもできません。店舗のスペースだけを占拠する「滞留在庫」を一つでも多く売り上げへと変えるためにも、死に筋の把握は欠かさないようにしましょう。 日本全国の雑貨・食品を取り扱う神楽坂プリュスでは、感覚よりも実際の売り上げが頼りになると肌で感じているそうです。 🗣 「思い込みで『これは売れてる』と思っている商品が、売れていなかったりもする。感覚でものをしゃべっていてもしょうがないから、データは大事だと思っています。そういう意味でSquareの売上レポートは便利です」ー 神楽坂プリュス コーディネーター 安美和さま |
カテゴリごとの売り上げを確認
●こんな情報が見れる
カテゴリ別の売上レポートは、前項の商品別売上と同様に表示されます。違いは、商品の代わりにカテゴリごとの売り上げが見れることです。
パソコンからSquareのアカウントにログインする場合:
[レポート]>[カテゴリ別売上]にアクセスします。
[レポート]>[売上]から期間を指定した上で確認します。なお、人気上位5カテゴリのグラフはパソコンからSquareのアカウントにログインした場合のみ、確認することができます。
ワンポイントアドバイス💡 カテゴリの使い方をうまく工夫しましょう。 たとえば |
売上管理にまつわる悩みをまとめました
悩み(1) レジ締めにかける時間を短くしたいです……。
スマートフォンやタブレットなどにダウンロードできるSquare POSレジを利用すれば、Squareのアカウントにログインするだけで当日の売上額が確認できます。その日の売り上げが一瞬で分かる上に、売り上げは支払方法別(キャッシュレス決済、現金払いなど)でも確認できるので、キャッシュドロワーの中身を確認する上でも困りません。アカウントの作成も、アプリの利用も無料です(※)。川崎市高津区にあるパン屋「Bakery & Cafe KOaA」では、Squareに変えてから一時間以上かけていたレジ締めを15分以内で終えられるようになったそうです。
悩み (2) ネットショップと実店舗の売上管理を一箇所で行いたいです。
実店舗ではSquare POSレジを、ネットショップにはSquare オンラインビジネスを利用すれば、Squareのアカウントにログインするだけで両方の売上状況が確認できるようになります。もちろんネットショップと実店舗の売り上げは、分けて見ることもできます。
悩み (3) 従業員別で売り上げを確認したいです。
Squareの有料機能「スタッフ Plus」を利用すると、従業員別の売り上げが確認できるようになります。月額利用料金は3,000円(税込)/店舗。Squareのスタッフ管理機能には無料プランもあります。それぞれのプランで使える機能はこちらからご確認ください。
悩み (4) オールキャッシュレス店舗に切り替えようか、迷っています。
店頭でのキャッシュレス決済の割合は、支払方法別レポートが参考になります。具体的には指定した期間内における、電子マネー・クレジットカード・現金・ギフトカードによる決済額が確認できます。実際にどれくらいのお客様がキャッシュレス決済を利用しているのかを確認し、決断を下してみるのも一つの手かもしれません。
パソコンからSquareのアカウントにログインする場合:
[レポート]>[支払方法]にアクセスします。
[レポート]>[売上]から期間を指定した上で確認します。
悩み (5) 商品別売上もカテゴリ別売上も同じページで見れたらさらに便利なのに……。
Squareのカスタムレポート機能を使えば、追いたい数値をまとめた自分だけのレポートを作ることができます。ほしい情報を付け足したり、いらない情報を省いたりすることができるので、自分にとって最も見やすい形に売上レポートをカスタマイズすることができます。
パソコンからSquareのアカウントにログインする場合:
[レポート]>[カスタムレポート]にアクセスします。
アプリからは確認できません。パソコンからSquareのアカウントにログインの上、ご確認ください。
悩み (6) 売上分析を無料でできるサービスが欲しいです。
ここまでお伝えしている売上レポート機能は従業員別売上レポートを除いて、全て無料で利用することができます。
執筆は2021年7月27日時点の情報を参照しています。
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