Instagramで収益化する方法は?収益化の仕組みやポイントを解説!

日常生活のことからビジネスのことまで、主に写真や動画を投稿・共有するSNSアプリ「Instagram」。今や世界的に親しまれているInstagramは国内でも多くの人々に利用されており、2019年3月時点では月間アクティブアカウント数が3,300万を記録しています。

参考:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破(2019年6月7日、Meta)

アプリができたばかりの頃は写真の投稿が主な機能でしたが、近年では収益化を図るツールとして機能が目まぐるしく進化しています。収益を得る方法としてはインフルエンサーを目指すこと、あるいは商品を販売することの二つが主に挙げられます。

この記事では両者の具体的な方法や、収益を得るうえで押さえておきたい基本知識、収益化を目指すうえで準備したいツールなどを紹介していきます。

目次


Instagramで収益を得る5つの方法

Instagramで収益を得られる方法はさまざまですが、ここでは大きくインフルエンサーとして収益を得るための方法と、商品を販売する方法とで分けて見ていきます。

インフルエンサーとして収益を得る方法

(1) PR案件(企業案件)を見つける

Instagramで誰かが商品やサービスなどのレビューをしている投稿を見かけたことがあるかもしれません。このように企業の商品やサービスなどを実際に利用した感想をまとめた投稿をつくることが、現在だとインフルエンサーとして収益を得る最も王道な方法のようです。

報酬額はフォロワー数が基準になることが多く、1フォロワーが1円〜3円に換算されることが一般的です。1万フォロワーがいるとすれば、1投稿につき10,000円から30,000円ほどの報酬が望めるということです。

興味がある際にはまずインフルエンサーマッチングサイトなどに登録し、自分に合ったPR案件を探してみるといいでしょう。

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(2) アフィリエイト案件を見つける

アフィリエイトは、企業のサービスや商品を紹介するところまではPR案件と似ていますが、報酬が発生する仕組みが少しだけ違います。アフィリエイトの場合は、自身が紹介したリンクにフォロワーがアクセスし、商品を購入すると報酬が支払われます。

フィード投稿からリンクにアクセスできる機能は現時点では存在しないため、リンクが貼れるストーリーズで商品やサービスを宣伝することが多いようです。ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録するとさまざまな案件のなかから自分に適したものを見つけることができます。

(3) バッジ機能を活用する

近年Instagramに登場した機能に「Instagramバッジ」というものがあります。まだプロフェッショナルアカウント(ビジネス、もしくはクリエイター)を持つ一部のユーザーしか利用できないようですが、ライブ配信をした際に視聴フォロワーから投げ銭をしてもらえるという機能です。投げ銭をしたフォロワーには、配信中に送信したコメントが優先的に表示されるなどのメリットがあるようです。配信をするたびにとめどなくコメントを届けてくれる熱狂的なファンが一定数いるなら、ある程度の収益が望めるかもしれません。

参考:バッジについて(Meta)

(4) Instagramの集客・運営代行を行う

ある程度の数のフォロワーを獲得し、Instagramで収益を得られる仕組みが整ってからの話にはなりますが、その段階に達したら今度はノウハウを生かして企業や個人を相手に集客・運営代行を行うこともできるでしょう。まずは自分と同じ分野で発信をしているアカウントなどに自らアプローチしてみてもいいでしょう。

商品を販売する方法

(1) ネットショップをInstagramと連携する

Instagramで商品の販売をはじめるには、まずネットショップを開設する必要があります。厳密にいうとInstagram上で商品を販売するというよりも、Instagramを通してネットショップに飛んでもらい、ネットショップ上で商品を購入してもらうという流れになります。

Instagramでは現状投稿文にリンクがつけられませんが、ショッピング機能の誕生により、投稿画像にタグをつけることでネットショップ上にある商品の購入画面に遷移できるようになりました。

これからネットショップを開設する予定でこのような機能を活用したいと考えているのなら、検討しているネットショップ作成ツールにInstagramとの連携機能があるかは必ず確認しておきましょう。たとえばSquareなら無料でネットショップをはじめられるうえ、Instagramとの連携も簡単に行えます。

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(2) ダイレクトメッセージを通して、商品を販売する

商品点数が少なくネットショップは開設していないが、商品情報をInstagramに投稿すると「オンラインでも購入できますか?」と聞かれることがちょくちょくある、という人もいるかもしれません。

このような場合には会計リンクの作成がおすすめです。「会計リンクってなに?」と思うかもしれませんが、簡単にいえば商品購入ページへのリンクです。ネットショップの開設よりも手軽で、購入ページは商品ごとに作成することができます。

Squareならびっくりするほど簡単にこのリンクを作成することができます。

方法としては、商品名と価格を入力するだけ。必要なら商品の詳細や商品画像を添えることも可能です。あとは自動的に生成されたリンクをダイレクトメッセージなどにぺたっと貼り付け送信すれば、お客様はそこから商品をクレジットカード決済で購入することができます。

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Instagramの収益化における基礎知識

Instagramで収益を得るうえで、押さえておきたい基礎知識がいくつかあります。まずはインフルエンサーとして収益を得たい場合に押さえておきたいことを見ていきましょう。

商品を販売して収益を得たい場合にも押さえておきたい知識についてはいずれの場合にも押さえておきたいことで説明していきます。

インフルエンサーを目指す場合に押さえておきたいこと

収益化に望ましいInstagramのフォロワー数

Instagramでは1,000フォロワーほどからでも収益化は図れるようですが、フォロワー数は多ければ多いほど報酬額が増えていく傾向にあり、たくさんフォロワーがいれば企業などから案件を提案してもらえる機会が増えます。前述の章ではアフィリエイト案件やPR案件を自ら見つける方法を簡単に説明しましたが、一定のフォロワー数を超えると企業側から声がかかることが増えてくるようです。

PR案件に関しては5,000人フォロワー以上、アフィリエイト案件に関しては1万フォロワー以上いると声がかかりやすいそうです。

ジャンルを決める方法

Instagramをはじめる際にはまずターゲットを決め、ジャンルを絞って投稿していくことが一般的でしょう。フォロワーを集めるうえでも「このジャンルならこの人」というような信頼性を得られるとフォロワーもつきやすくなります。

ジャンルを選ぶ際に大切なのは、自分がある程度興味を持って取り組めることと、案件がある程度見つけやすいことです。競合があまり多くないジャンルだと参入はしやすいですが、あまりにもニッチなジャンルだと案件が見つけにくい可能性もあります。興味と需要がいい塩梅のジャンルを見つけることが肝となるでしょう。

なかでも案件が見つけやすいとされているのは化粧品や健康食品、美容器具、美容家電などを含む美容系です。ただ美容系は人気がある分、参入するのも大変で、競合が多いといわれているジャンルでもあります。投稿だけでなく「母親にメイクをしてみた!」など、ほかとは違った切り口を持ち、差別化を図っていくことが重要になります。

そのほかにも案件が集まりやすいのは以下のようなジャンルです。

  • ファッション
  • ダイエット、筋肉トレーニング
  • グルメ
  • ペット
  • インテリア/DIY
  • 旅行
  • 金融(積立NISA、iDeCoの解説など)

ジャンルによって報酬単価が大幅に異なることもあるため、だいたいの相場は前もって調べておくといいでしょう。

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ターゲットを絞る

一つのアカウントに高級レストランの情報、積立NISAの説明、ダイエットサプリメントの紹介があったらどう思うでしょう。何を目的としたアカウントかがわからず、フォローしようという気は起きないかもしれません。

一方で「このアカウントでは環境にやさしい化粧品だけをピックアップする」などと投稿内容が統一されていると、その情報を求めるフォロワーが集まるようになります。

それでも複数のジャンルを取り扱いたい場合には、何かしら関連性のあるものにするといいでしょう。たとえば「グルメ」に特化しているアカウントなら「グルメ旅」と旅行を掛け合わせてみるなどです。

いずれの場合にも押さえておきたいこと

インフルエンサーとして収益を得るうえでも、商品を販売するうえでも押さえておきたいのは、Instagramのフォロワー数を増やすコツです。フォロワー数が増えることは、すなわち潜在顧客が増えることでもあります。Instagramを効果的に活用するためには、以下に積極的に取り組んでいきましょう。

Instagram インサイトを活用する

自身のアカウントの調子がいいか悪いかを知るにはフォロワー数やライク数を指標にするのもいいですが、アカウントを成長させていくにはフォロワーの行動や属性を掘り下げて把握することも大切です。たとえば「インサイト」というInstagram内にある分析機能を使用すると、以下のようなことがわかります。

  • フォロワーが最もアクティブな時間帯
  • フォロワーのうち、どれだけのユーザーがフィードから投稿を見ているか(ホーム率)
  • 各投稿が何人のユーザーに保存されているか
  • フォロワーの男女比率
  • ストーリーに載せたリンクのクリック数
    など

「投稿頻度は毎日が必須!」といったアドバイスもありますが、フォロワーの関心から外れた情報を毎日発信していたとしたら逆にフォロワーが減ってしまう恐れもあります。上記にあるような情報にも注目しておくとユーザーが投稿を目にしやすい時間帯や多くのユーザーが興味を示す投稿内容などが見えてくるので、より効果的に情報を発信できるようになるでしょう。

ほかのユーザーと交流を図る

フォロワーやライクの数が増えるのをただ待っているだけ、という姿勢はアカウントを成長させる上ではあまり好ましくないようです。類似アカウントをフォローしたり、フォロワーの投稿にライクやコメントをつけたり、ダイレクトメッセージを送ったりとほかのユーザーと交流を図ることも大切だといわれています。

このような行為はエンゲージメント(ユーザーとの結びつき)を高めることにつながり、投稿の露出度を高めるうえでは効果的なようです。フォロワー数の増加を目指すのであれば、継続的に取り組みたいことの一つです。

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ハッシュタグを活用する

フォロワーの数を増やすには、まずアカウントの存在をより多くのユーザーに認知してもらう必要があります。そのうえで効果を発揮するのがハッシュタグの活用です。ハッシュタグを活用すると、アカウントをフォローしていない人にもハッシュタグを通して発見してもらえるようになります。

ただし投稿数が10万を超えるビッグキーワードと呼ばれるハッシュタグを最初から狙ってしまうと、ハッシュタグ検索ですぐには上位表示されず、たくさんの投稿のなかにただ埋もれてしまうかもしれません。まずは投稿数が1万未満のスモールキーワードを活用し、上位表示を狙うのが堅実でしょう。

広告を活用する

アカウントの存在を知ってもらう無料の方法がハッシュタグを活用することだとしたら、有料の方法は広告を使うことです。Instagramのアプリ上で設定できる有料の広告を使うと、年代や地域、興味などを細かく指定したユーザー層に向けて、投稿した画像やストーリーを打ち出すことができます。

ハッシュタグだと上位表示されなければアカウントが発見されにくいですが、広告を出せば指定した層に投稿を見てもらうことができます。情報を届けたい層に、確実に情報を打ち出せる方法だといえるでしょう。

フォロワー数が伸び悩んでいる場合には一度活用してみてもいいかもしれません。

Instagramでの収益化を狙ううえで必要なツール

Instagramはスマートフォンさえあれば誰でもはじめられますが、目的に応じて以下のツールも用意しておきましょう。

ネットショップ作成ツール

前述のようにInstagramで商品を販売したい場合には、ネットショップとInstagramの連携が必須といえるでしょう。

そのためネットショップをこれから開設しようと考えている場合、Instagramと連携できるネットショップ作成ツールを選ぶといいことは前章でも触れました。

Squareなら初期費用も月額利用料金もかけずに、Instagramと簡単に連携できるネットショップが作成できます。気になる使い心地はアカウントを作成するだけで試してみることができます。

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無料、あるいは低コストのネットショップ作成サービスのなかには、サービス利用料や振込手数料、早期入金手数料など、さまざまな手数料が発生することがあり、もろもろ差し引かれると案外手元に残る金額は少なかった……ということが意外とよくあります。

Squareならかかるのは決済ごとの手数料のみ。振込手数料もSquareが負担します。入金日は最短翌営業日で、早期入金手数料なども発生しません。手数料について詳しくはこちらをご確認ください。

詳しくは「ネットショップにかかる手数料はコスト節約の鍵」を読む>>>

会計リンク作成ツール

(2) ダイレクトメッセージを通して、商品を販売するの章で紹介したような形で商品販売をしたいのであれば、前述の通り、簡単に使えるSquareの会計リンク機能がおすすめです。ネットショップ機能と同様、初期費用や月額利用料はかからず、かかるのは決済ごとの手数料のみです。まずはアカウントを作成して試しにリンクを作成してみると、一瞬にしてオンライン販売がはじめられることがわかるでしょう。

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ドライフラワー専門店のmukutouでは、実際にSquareの会計リンク機能を利用してInstagram販売を行っています。導入について、オーナーの宮下恵介さんは以下のように話していました。

「記憶にないくらいで、スムーズにできたと思います。何も悩むことはなかったと思います」ーmukutou オーナー 宮下恵介さん

mukutouの会計リンク機能の感想をもっと知りたい方は以下の記事をお読みください。

mukutouの導入事例はこちら>>>

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ECサイト不要でオンライン販売が可能に

Square リンク決済なら会計リンクを作成しSNSやメールで共有するだけ。ECサイトがなくても誰でも簡単ににオンライン販売が可能です。

分析ツール

Instagram内の分析機能については前章でも紹介しました。ただ、利用していくうちに、それだけでは物足りないように感じることも出てくるかもしれません。

たとえば、Instagram上で分析できるのは90日前までの情報です。またデータをCSVファイルなどとしてダウンロードできないため、情報を常にトラッキングしたい場合には自らエクセルなどに打ち込むことになります。こういったかゆいところに手が届くのが、第三社が提供している分析ツールです。

Instagram上ですでに分析できるデータのほかに、前もって作成しておいた投稿が指定時間になると自動的に投稿される予約投稿機能や、おすすめのハッシュタグを提案してくれる機能、ハッシュタグ別のエンゲージメント率を教えてくれる機能など、運営に役立つ機能が豊富に揃っています。ほとんどのツールではデータのダウンロードも可能です。

分析ツールは無料ではじめられるものから、月々数千円から数万円する有料のものまでありますが、まずはほしい機能に狙いを定めて選んでみるといいでしょう。

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この記事ではInstagramアカウントを活用しながらインフルエンサーとして収益を得る方法と、商品を販売して収益を得る方法を紹介してきました。目的が明確にできたら必要なツールを揃えて、早速上記のことに取り組んでみてはいかがでしょうか。


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執筆は2023年2月14日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。
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