インスタの収益化のやり方は?条件や設定、稼ぐ方法5選

インスタグラム(Instagram)はさまざまな使い方ができるSNSですが、なかでも近年は収益化ツールとしての利用が活発化しているようです。

この記事では、インスタグラムを活用するためのアカウントの設定方法から、収益化の方法とコツ、必要なツール、よくある質問までポイントをまとめました。インスタグラムをビジネスに利用したい人は、ぜひ参考にしてください。

📝この記事のポイント

  • インスタ収益化の第一歩は「プロアカウント」への切り替えから
  • PR案件、公式収益化制度など5つの方法から自分に合うスタイルを選ぼう
  • フォロワーを増やすには「ジャンル選び」と「質の高いコンテンツ」がポイント
  • ネットショップ作成・決済リンク・分析ツールを活用して収益アップを図ろう
  • インスタ収益化にはSquareのネットショップや決済リンクがおすすめ
目次


インスタの収益化の条件と設定方法

インスタグラム(Instagram)での収益化の第一歩は、アカウントの設定です。

収益化できるアカウントの条件

インスタグラムの収益化には、プロアカウントが必要です。プロアカウントを設定すると、アカウントのパフォーマンスを確認できるプロフェッショナルダッシュボード、プロフィール上部への連絡先情報、フォロワーに関する情報がわかるインサイトなどの機能を利用できます1

プロアカウントには、クリエイターアカウントとビジネスアカウントの2種類があります。クリエイターアカウントはインフルエンサーやコンテンツプロデューサー向け、ビジネスアカウントは企業や店舗などの事業主向けです。

アカウント設定からプロアカウントへの切り替え方

個人アカウントからプロアカウントへの切り替え手順は、次のとおりです。

  1. 個人アカウントのプロフィール画面の「プロフィールを編集」または右上隅の三本線をタップし、「アカウントタイプとツール」を選択
  2. 「プロアカウントに切り替える」を選択
  3. 自身のビジネスに当てはまるカテゴリーを選択
  4. 「クリエイター」または「ビジネス」を選択

個人アカウントからプロアカウントへの変更、クリエイターアカウントとビジネスアカウント間の変更は無料です。

インスタで稼ぐ方法5選 ! 自分に合う収益化のやり方を選ぼう

次に、自分がインスタグラム(Instagram)をどのように活用したいのかを考えましょう。自分が広告塔になりたいのか、自ら作ったコンテンツを売りたいのか、自社商品への認知や興味を獲得したいのかなどによって、方法は異なります。ここでは、主な5つの方法を一つずつ見ていきましょう。

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(1) PR案件(企業案件)を見つける

PR案件とは、企業の依頼を受けて商品やサービスのレビュー、使い方などを投稿することで報酬を受け取る方法です。企業はフォロワーの多いインフルエンサーに商品やサービスを提供し、使用者目線で好意的な感想を投稿してもらうことで、商品認知の向上や購買意欲の促進を狙います。

企業案件は、現在「インフルエンサーマーケティング市場」の中核を占めており、2025年には世界規模で325億5,000万米ドル(約3.6 兆円)に達すると予想されています2

報酬体系には、固定報酬型と成果報酬型の2つがあります。固定報酬型ではフォロワー数が基準になることが多く、1フォロワーあたりだいたい1円〜5円が相場です。一方、成果報酬型では投稿への反応が基準になり、たとえば「いいね!」1つあたり5円などのように設定されます。なお、案件によっては、商品やサービスの無償提供のみという場合もあるので注意しましょう。

報酬額はフィード投稿、ストーリーズ、リールなどフォーマットによっても異なり、企業から指定されるケースがほとんどです。ストーリーズは24時間で消えるため相場は低めですが、リールは拡散されやすく長期間見られる可能性があるため高めに設定されています。

案件の探し方は、インフルエンサーマッチングサイトなどを通す方法が一般的です。フォロワー数や発信内容によっては企業から直接声がかかることもあるようです。

なお、PR案件のコンテンツを投稿する際は、いわゆる「ステマ規制」のため、必ずその旨がわかるよう表示することが法律3で定められており、インスタグラムではタイアップ投稿ラベルの使用が義務づけられています4

(2) アフィリエイト案件を見つける

アフィリエイトは、企業のサービスや商品を紹介するところまではPR案件と似ているものの、報酬が発生する仕組みが異なります。アフィリエイトの場合は、自身が紹介したリンクにフォロワーがアクセスし、商品を購入すると報酬が支払われます。

アフィリエイトの市場規模は世界的に拡大を続けています。ビジネスリサーチインサイト5によると、世界のアフィリエイトマーケティング市場は2025年には1,742億米ドルに達し、2033年には6,227億米ドルまで拡大すると予測 されています。

一方で、日本国内の現状を見ると、月3万円以上の収入を得ているアフィリエイターは全体の約9.4%にとどまるという調査結果があります6。多くの人が挑戦している一方で、安定した収益を上げるには継続的な運用や発信の工夫が必要であることがわかります。

アフィリエイト案件は、外部のASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を利用する方法が一般的です。主なASPには、A8.netや楽天アフィリエイト、もしもアフィリエイト、Amazonアソシエイトなどがあります。サービスによって必要なフォロワー数など条件が異なるため、比較して自分に合うものを選びましょう。ASPや広告主によっては、インスタグラムでのリンク掲載やプロモーションを認めていない場合もあるため注意が必要です。

PR案件と同様に、アフィリエイト案件の投稿でもその旨がわかるような表示が必要です。なお、ASPによっては、アフィリエイト投稿にもタイアップ投稿ラベルの使用を求めている場合があります。

(3) インスタの公式収益化制度を利用する

インスタグラムにはさまざまな公式の収益化制度があります。2025年7月の時点で、日本で利用できるのは次の4つです7

  • パートナーシップ広告:ブランドと契約し、自身が作ったコンテンツをブランド広告として利用してもらう
  • サブスクリプション:自身が決めた価格で、サブスクリプション登録者に限定コンテンツを投稿し、月額費用を受け取る
  • ギフト:動画をリールに投稿し、ファンから投げ銭(バーチャルギフト)を受け取る
  • バッジ(招待制):ライブ配信を行い、投げ銭(バッジ)を受け取る

上記のうちパートナーシップ広告以外は、利用できる対象者が18歳以上でフォロワーが一定数以上(ギフトは500人〜、サブスクリプションとバッジは1万人〜)のクリエイターに限られています。

(4) Instagramの集客・運営代行を行う

すでにある程度のフォロワー数を獲得し、インスタグラムで収益を生み出している場合は、そのノウハウを生かして稼ぐという手もあります。

個人経営の店舗やフリーランスなど小規模事業者のなかには、集客目的でのインスタグラム活用に興味はあるものの人手や時間を割けない、また何からはじめれば良いのかわからないというケースも少なくありません。そんな人々に向けてコンテンツの投稿、コメントやDMへの返信、フォロワー開拓などをサービスとして提供することで収益化を狙えます。

具体的な方法としては、まず興味のあるジャンルでエンゲージメントやフォロワー数が伸び悩んでいるアカウントを見つけて、「コラボ提案」や「運用支援モニター」などを提案してみるのがよいでしょう。そうして運用実績を積み重ねたら、将来的に本格的な事業として展開できる可能性があります。

(5-1) ネットショップをインスタと連携する

自身で商品やサービスを展開している場合は、インスタグラムのショッピング機能を利用して収益化を目指すことができます。ショッピング機能とは、投稿写真に商品タグを付けられる機能で、厳密にはインスタグラム上で商品を販売するのではなく、投稿写真からネットショップに誘導する仕組みです。

Instagramの2019年の発表8によれば、毎月およそ1億3,000万ユーザーがショッピング投稿のタグをタップしているそうです。

ショッピング機能を利用して投稿画像に商品タグを付ければ、ユーザーはその商品の購入画面に直接遷移できます。また、プロフィール画面の「ショップを見る」というボタン内で、ネットショップのように商品を表示することも可能です。うまく活用すれば、認知から購入までのプロセスを大きく短縮できるでしょう。

これからネットショップを開設する場合は、導入を検討中のネットショップ作成ツールがインスタグラムと連携できるかどうか必ず確認しましょう。

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(5-2) ダイレクトメッセージを通して、商品を販売する

ネットショップを開設していない場合でも、インスタグラムを通じて商品を販売する方法があります。それが、ダイレクトメッセージ(DM)で決済リンクを送る方法です。

決済リンクとは、決済用画面への専用リンクです。商品を投稿する際に、「購入希望者はDMでお問い合わせください」などと一言添えておき、届いたDMに対して決済リンクを送付すれば、ユーザーはそこからクレジットカードやデビットカードなどで支払うことができます。やり取りの手間はかかるものの、個人経営の店舗やオーダーメイドが中心のビジネスには向いている方法です。

Sprout Social の「2024 Social Media Content Strategy Report」によると、SNS利用者の61%が「次に購入する商品を探すためにInstagramを利用している」と回答しており、商品発見を促すプラットフォームとして他のSNSを上回っています9。この結果からも、Instagramが購買導線づくりにおいて極めて重要な役割を担っていることがわかります。

決済リンクは、キャッシュレス決済サービスなどで作成できます。なお、ネットショップ作成サービスのなかには、ネットショップを開設しなくてもこのリンクだけを簡単に作れるものがあります。詳しくはのちほど紹介します。

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インスタの収益化を加速させるコツ

インスタグラム(Instagram)の収益化を実現するには、フォロワー数を増やすことが欠かせません。そのためは、まず投稿するコンテンツのジャンルを絞りましょう。

その際に大切なのは、自分の興味の範囲内から選ぶこと。フォロワーを増やすには、投稿を継続してユーザーの目に留まる機会を増やし、コンテンツを積み重ねていく必要があります。そのため、「続けるのが苦にならない」「熱意をもって取り組める」対象を選ぶことが非常に大切です。

多くの人が関心を持つような案件を選ぶことも重要です。競合の少ないジャンルは参入しやすいものの、あまりにもニッチな場合は案件自体が少ない可能性もあります。ジャンルを探す際は、自分の興味と需要のバランスを意識しましょう。一般的に案件が多いのは次のジャンルです。

  • 美容(化粧品、健康食品、美容器具など)
  • ファッション
  • ダイエット、筋力トレーニング
  • グルメ(レシピ、飲食店など)
  • ペット
  • インテリア/DIY
  • 旅行
  • 金融(節税、投資、家計管理の解説など)

人気のあるジャンルは競合も多く、参入するのは簡単ではありません。それでも挑戦したい場合は、競合アカウントや市場のトレンドを分析し、自分のアカウントならではの特色や強みを洗い出してみましょう。独自の切り口を見つけて差別化を図れば、収益化のチャンスがあるかもしれません。

また、ジャンルをかけ合わせるのも一つの方法です。その際は、何かしら関連性のあるものにするとよいでしょう。たとえば「グルメ」に特化しているアカウントなら、旅行とかけ合わせて「グルメ旅」をアピールするのも効果的です。

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ターゲットを絞る

ジャンルを決めたら、次は「誰に向けて発信するのか」を明確にしましょう。たとえば、美容情報でも20代向けと40代向けでは内容が変わるはずです。年齢層だけでなく、ジェンダー、職業、地域、居住形態、関心事など、ターゲット像を明確に定めておくと、コンテンツの内容や種類、投稿や配信の時間帯などを決めやすくなります。

ターゲット像を作成する際は、同じジャンルのインフルエンサーのフォロワーリストから複数のユーザーアカウントを覗いてみるのがおすすめです。フォロワーの属性のみならず、普段の生活の様子や関心事などの情報を集めれば、具体的な姿をイメージしやすくなるでしょう。

質の高いコンテンツを定期的に投稿する

フォロワーを増やすためには、アカウントを見つけてもらうことが必要です。そのために目指したいのは、虫眼鏡マークの「発見タブ」に掲載されることです。

ユーザーの発見タブに表示されるコンテンツは、ユーザーの過去の閲覧や「いいね!」などの行動に基づいて決まります。その際、ジャンルやコンテンツの種類が似ていることだけでなく、エンゲージメント(「いいね!」やコメント、シェア、保存)の数も考慮されます。

そのためコンテンツを作成する際は、「学び」の要素や、「何度も見たくなる」「誰かに見てほしくなる」内容を意識するとよいでしょう。上で決めたターゲット像のニーズを満たしたり、悩みや困りごとを解決するような内容を考えてみましょう。

Sprout Socialの「2025 Content Benchmarks Report」10では、投稿頻度をただ増やすよりも質の高いコンテンツを重視するブランドの方が、高いエンゲージメントを得ていると指摘しています。

Social platforms are reaching peak saturation, and posting for the sake of posting only creates noise. Instead, the best brands will craft truly original identities and prioritize engagement over talking to their audiences. (=ソーシャルプラットフォームはすでに飽和状態にあり、投稿するためだけの投稿はノイズを生むにすぎない。最も優れたブランドは、独自のアイデンティティを築き、オーディエンスに話しかけるよりもエンゲージメントを重視するようになる)
– 2025 Content Benchmarks Report10

Instagramインサイトを活用する

フォロワーが少しずつ増えてきたら、最初に決めたターゲット像が適切かどうか見直してみましょう。プロアカウントで利用できるインサイト機能により、次のようなデータを確認できます11

  • フォロワーの獲得状況
  • どれだけのユーザーが投稿を見たか
  • 各投稿に何人のユーザーがアクションしたか
  • フォロワーの傾向(居住地域、ジェンダー比率、最もアクティブな時間帯)
  • コメント、保存、「いいね!」の数

こうした情報をターゲットの理解やコンテンツの作成に活用し、投稿タイミングを調整すれば、フォロワーのさらなる増加が期待できます。

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ほかのユーザーと交流を図る

投稿へのエンゲージメント(「いいね!」やコメント、シェア、保存)の数はアカウントの認知を広げるうえで重要です。ユーザーにこうしたアクションを取ってもらえるような仕掛けを積極的に作りましょう。

たとえば、コンテンツ内で「皆さんの意見を教えて!」とコメントを促すのも一つの手です。ほかにも、各ボタン上にあたる位置に「投稿が役立ったらいいね!をよろしく」「気に入ったら保存」という文言を入れておくだけでも効果が期待できます。

また、日頃から積極的に同じジャンルのアカウントをフォローしたり、似たようなコンテンツに「いいね!」やコメントを残したりすることもおすすめです。ダイレクトメッセージを送るのもよいでしょう。そうすることで、フォローバックや投稿へのコメントが期待でき、アカウントのエンゲージメントが伸びやすくなります。

広告を活用する

フォロワーを増やすために、有料広告を活用するという方法もあります。フィード投稿やリール、ストーリーズなどを投稿する際に「宣伝する」をクリックまたはタップすると、予算やリーチしたい相手、期間などを設定でき、狙ったターゲットに効率よく投稿を届けられるようになります。ただしコストがかかるため、フォロワー数が伸び悩んでいる場合などに限って、効果的に活用するのがよいでしょう。

インスタでの収益化を狙ううえで必要なツール

上で見たように、インスタグラム(Instagram)の収益化には外部ツールが欠かせないケースがあります。また、それ以外の方法でも、外部ツールの活用で収益化を加速させる可能性があります。ここでは3つのツールを紹介します。

ネットショップ作成ツール

インスタグラムのショッピング機能を使うには、ネットショップと連携して商品カタログを管理する必要があります。ネットショップ作成サービスにはさまざまな種類がありますが、おすすめは低コストで幅広い機能を利用できるものです。

たとえば、決済代行会社のSquareが提供するSquare オンラインビジネスなら、初期費用や月額料金をかけずにインスタグラムとの連携を含めたさまざまな機能を利用できます。

インスタグラムのショッピング機能との連携設定も簡単で、商品をインスタグラム上で一つずつ登録する必要はありません。一度連携してしまえば、Squareの商品カタログからインスタグラム上の商品を管理できます。

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決済リンク作成ツール

ダイレクトメッセージで商品を販売するのに必要なのが、決済リンク作成ツールです。Squareには、簡単に決済専用のリンクを作成できるSquare リンク決済という機能もあります。商品名と価格を入力するだけでリンクが自動で生成されるほか、必要に応じて商品の詳細や商品画像を添えることも可能です。

ネットショップ機能と同じように初期費用や月額利用料はかからず、必要なのは決済手数料のみです。試しにアカウントを作成して決済リンクを作成してみると、スピーディーにオンライン販売がはじめられることがわかるでしょう。

ドライフラワー専門店の「mukutou」では、実際にSquareの決済リンク機能を利用してインスタグラムで商品を販売しています。導入について、オーナーの宮下恵介さんは以下のように話しています。

「記憶にないくらいで、スムーズにできたと思います。何も悩むことはなかったと思います」
– mukutou オーナー 宮下恵介さん

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分析ツール

インスタグラムのプロアカウントには分析機能がありますが、利用するにつれ物足りなく感じるかもしれません。というのも、分析期間は90日前までの情報に限られており、フォロワー数の累積推移や年間のエンゲージメント推移などを可視化できないからです。また、データをCSVファイルとしてダウンロードできないため、情報を常にトラッキングしたい場合には自らエクセルなどに打ち込むことになります。

こうした制限をもどかしく感じたら、外部の分析ツールの利用を検討してみましょう。幅広くデータ分析を行えるほか、事前に作成した内容が指定の時間に自動投稿される予約投稿や、おすすめのハッシュタグの提案、ハッシュタグ別のエンゲージメント率の表示など、運営に役立つ機能を活用すれば、効果的に収益化を目指せます。ほとんどのツールでデータのダウンロードも可能です。

分析ツールは無料ではじめられるものから、月々数千円から数万円する有料のものまでさまざまです。まずはほしい機能に狙いを定めて選んでみるとよいでしょう。

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よくある質問(FAQ)

インスタグラム(Instagram)の収益化をはじめるうえで、よくある質問をまとめました。

Q. インスタの収益化はフォロワー何人から可能?

インスタグラムは1,000フォロワー程度でも収益化は図れますが、フォロワー数が多いほど報酬額も増えていく傾向にあり、企業などから案件を提案してもらえる機会が増えます。PR案件に関しては5,000人フォロワー以上、アフィリエイト案件に関しては1万フォロワー以上いると声がかかりやすいといわれています。

Q.インスタの収益化ができないケースとは?

インスタグラムの投稿で収益化できない主なケースは、次のとおりです。

  • コミュニティ規定に違反している
  • コンテンツ収益化ポリシーに違反している
  • 誤った情報やフェイクニュースを投稿している
  • 金銭などと引き換えに、フォロワーやエンゲージメントを増やした
  • 支払い規約に違反した
  • フォロワー数を維持していない
  • 政治家、政治団体、政府機関である

特に、事前に理解しておきたいのがコミュニティ規定とコンテンツ収益化ポリシー12です。コミュニティ規定はすべてのユーザーが守るべきルールで、暴力や脅迫の禁止、ヘイトスピーチの禁止、スパムやなりすましの禁止などが定められています。

一方、コンテンツ収益化ポリシーは公式収益化ツールを使うためのルールで、禁止されているコンテンツフォーマットや行為、禁止または制限されているカテゴリが含まれています。

Q. インスタの収益化は儲かる?

インスタグラムの収益化が儲かるかどうかは、アカウントと方法次第です。

たとえば、フォロワー数が10万人を超えるような人気アカウントであれば、ブランドによっては数十万あるいは数百万の報酬を期待できるでしょう。また、ネットショップに商品を揃え、インスタグラムを主な集客導線としてうまく活用すれば、広告宣伝費を抑えながら売り上げを伸ばすことも可能です。

さらに決済リンクを活用したダイレクトメッセージでの物販も、商品の宣伝と販売の場を集約できるため、小規模ビジネスにとっては効率よく収益化できる方法だといえるでしょう。

ECサイト不要でオンライン販売が可能に

Square リンク決済なら会計リンクを作成しSNSやメールで共有するだけ。ECサイトがなくても誰でも簡単ににオンライン販売が可能です。

まとめ

インスタグラム(Instagram)の収益化には、「アカウントを育てる」意識と長期的な戦略が必要です。ユーザーのニーズや課題に合うコンテンツを作る、地道にほかのアカウントに「いいね!」する、投稿へのアクションを促す工夫をするなどの努力を積み重ねることでリーチが広がります。すぐに儲かることを期待せず、長い目で取り組みましょう。


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

執筆は2023年2月14日時点の情報を参照しています。2025年10月31日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。Photography provided by, Unsplash