Square 予約とSNSの予約機能を連携して、集客アップを目指そう

集客のために予約システムやSNSの予約機能を利用しているというビジネスオーナーも多いことでしょう。複数の予約チャネルを利用するメリットの一つに挙げられるのが集客の機会を増やすことですが、その分予約管理が煩雑になるというデメリットもあります。複数ある予約のチャネルを一元管理することができれば、予約管理に割く時間も労力も省略できます。この記事では、無料で利用できるSquare 予約とSNSなどの予約機能との連携について解説します。

目次



予約システムの連携とは

インターネットを利用した予約システムが普及する中で、美容院やネイルサロン、マッサージ店などでは、複数の予約システムを利用している店舗もあるかもしれません。さまざまなプラットフォームから予約を受け付けていると、ダブルブッキングや管理ミスなどのトラブルも起こりかねません。予約システムを連携させ、それぞれのシステムからの予約が自動的に一つの管理画面に反映されるようにしておけば、こうしたトラブルの発生を未然に防ぐことができます。
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SNSの予約機能と連携するメリット

FacebookやInstagramなどのSNSは、無料で導入できる予約システムを提供しています。Facebookは、2022年3月時点で日本を含む全月間アクティブ利用者数が29億人、Instagramだけで考えても、2019年3月時点で日本国内の月間アクティブアカウント数が3,300万人に達するなど、どちらも巨大なプラットフォームです。こうしたSNSの予約機能と自店舗の予約システムを連携させるメリットについて考えます。

参考:
Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破(Meta)
Meta 2022年第1四半期(1月-3月)業績ハイライト(Meta)

拡散が期待できる

FacebookやInstagramには「いいね!」やコメント機能があります。お客様が店舗の投稿に反応すると、そのお客様のフォロワーのフィードに表示されることもあるので、情報の拡散が期待できます。また、お客様が店舗を利用し、感想などをタグや位置情報をつけて投稿すれば、より多くの人に知ってもらう機会が増えると同時に、投稿を見た人が興味を持てばその場で気軽に予約をしてくれるかもしれません。

ホームページよりも集客が期待できる

店舗にとってホームページを持つことは宣伝やマーケティングの面でも大切です。しかしながら、ホームページはSEO対策を行ったり、広告を打ったりしなければ、見つけてもらうことが難しいのが現実です。一方で、SNSでは情報拡散が期待できるだけでなく、たとえばInstagramであれば、2021年に新たに追加された「地図検索機能」で、ユーザーが今いる場所の周辺人気スポットを検索することが可能になりました。「カフェ」「レストラン」「美容院」などカテゴリー別の表示にも対応しているので、ユーザーの「近くにある美容院を知りたい」「すぐに美容院を予約したい」というニーズにも応えることができます。

ダブルブッキングの対策ができる

FacebookやInstagramからの予約と自店舗の予約システムを連携させ、予約情報を一括で管理することで、ダブルブッキングの発生を防ぐことができます。

管理の手間を簡略化できる

SNSの予約機能と連携が可能な予約システムのうち、顧客管理機能が利用できるサービスであれば、予約情報だけでなく顧客情報もまとめて一箇所で管理ができます。また、予約システムに事前決済機能がついていれば、お客様が来店した時の支払いも簡略化できます。
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Square 予約とSNSの予約機能を連携させる方法

決済代行サービスを提供しているSquareの「Square 予約」は、無料で導入できる予約システムで、FacebookやInstagramなどのSNS、Googleが提供している「Google で予約」との連携も可能です。ここでは、Square 予約との連携方法を解説します。

Facebookとの連携

Facebookとの連携には、Facebookのビジネスアカウントを作る必要があります。店舗名、住所、ビジネスの種類などを入力し、プロフィール写真とカバー写真をアップロードします。そして、ビジネスの内容を簡単に紹介する文章や営業時間、定休日、店舗への連絡方法を入力します。Facebookページが完成したら、コールトゥアクションと呼ばれるボタンを「予約する」に変更し、予約機能を有効化します。「別のツールを接続」からSquare 予約を選択すれば、連携が完了します。詳しくはこちらをご確認ください。

Instagramとの連携

Instagramとの連携には、Instagramのビジネスプロフィールを利用する必要があります。ビジネスプロフィールは、「設定」の「アカウント」から「アカウントタイプを切り替え」をタップするとビジネスアカウントに切り替えることができます。店舗情報やビジネスタイプなどを入力したら、プロフィールページに戻り「プロフィールを編集」をタップし、「連絡方法」の「アクションボタンを追加」に行くとアクションボタンを選択できるので、そこでSquare 予約を選択すれば連携が完了します。詳しくはこちらをご確認ください。

「Google で予約」との連携

「Google で予約」との連携には、Googleからビジネス情報を追加する必要があります。Googleのビジネス プロフィールマネージャでビジネス プロフィールを完成させたら、Square 予約のダッシュボードもしくはアプリから「有効化をリクエスト」をクリックすれば連携が完了します。Googleでの検索結果、Google マップ、Google アシスタントなどからの予約が可能になります。詳しくはこちらをご確認ください。

この記事では、Square 予約とSNSなどの予約機能との連携の方法を解説しました。Square 予約は、月額利用料がかからない無料プランでも顧客管理、事前決済在庫管理スタッフ管理などの機能が利用できます。さまざまな予約チャネルを利用しているというビジネスオーナーは、Square 予約で予約管理を簡素化してはいかがでしょうか。

予約管理はSquare 予約で

Squareの予約管理は無料から導入でき、事前決済はもちろん、有料プランの場合はキャンセル料も取れるので、ノーショウ対策もできます。専用アプリでも、お使いのブラウザでも、場所を問わず、どこでも予約の状況を確認、調整できます。


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執筆は2022年5月18日時点の情報を参照しています。
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