インスタグラムの予約機能で売上アップ!美容室向けの導入方法や連携サービスを紹介

Instagram(インスタグラム)は美容室の宣伝や集客に使うだけでなく、予約ツールとして活用することも可能です。ユーザーにとって、Instagramアプリ上で美容室の投稿を見てすぐに予約まで進むことができれば、いつでもストレスフリーな予約体験が実現します。

美容室経営者にとってもメリットの多いInstagramの予約機能について、導入方法や連携サービスの種類を解説します。

目次



Instagramの予約機能とは?

Instagramのアカウントにプラスすることができる「予約機能」は、飲食店および美容室・美容サロンの予約のための機能です。アカウントのプロフィールページに「予約する」というアクションボタンを設置して利用します。

従来、美容室やサロンスタッフのInstagramアカウントを見たユーザーが、ヘアカットやカラーの予約をするためには、Instagram上でダイレクトメッセージ(DM)を送って問い合わせる、インターネットブラウザなどで予約専用ページを開く、または電話番号を探して電話をかけるという手間が必要でした。

しかし、Instagramの予約機能を導入すれば、ユーザーはヘアスタイルやヘアケアに関する投稿画像や動画を見ながら、その場ですぐ「予約する」のアクションボタンを押すことが可能です。思い立った時にすぐ感覚的な操作で予約ができることで、ユーザーが利用しやすくなり、美容室や美容師にとっては集客力アップというメリットがあります。

Instagramの予約機能の導入方法

Instagramの予約機能は、アプリで以下の設定をすると使い始めることができます。

  1. 「設定」ページのアカウントメニューからプロアカウント(ビジネス)に切り替える
  2. 「プロフィール」ページから「プロフィールを編集する」を選択する
  3. 「アクションボタンを追加」をタップし、「料理を注文」「予約する」「席を予約する」のいずれかを選択する(美容室の場合は「予約する」)
  4. 連携する予約サービスを選択する

Instagramの予約機能を使うには、パートナー企業の予約サービスに登録している必要があります。Instagramと連携可能な予約サービスの種類は、当記事の後半で詳述します。
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Instagramの予約機能を使うメリット

既に他の予約システムを導入している美容室でも、Instagramの予約機能を使うことで得られるメリットは非常に大きいため、まずはどんな利点があるかを考えてみましょう。

ソーシャルメディアからの集客を期待できる

美容室は特にビジュアル要素が大切なサービスであるため、Instagramとは好相性です。そこに予約機能が加われば、美容室の宣伝のために日々続けているInstagram投稿を、ただの宣伝だけで終わらせず、予約につなげることができます。画像や動画でヘアスタイルやヘアケアの提案を行い、投稿内容に共感したユーザーがその場でスムーズに予約できれば、集客と売り上げアップが期待できます。

Instagramのプロフィールに「予約する」ボタンを設置できる

Instagramのプロフィールページに予約のアクションボタンが設置されることで、予約方法は一目瞭然です。ユーザーから見て「予約方法が分かりにくい」「専用ページを探すのが面倒」といった理由による機会損失を減らすことができます。

アクションボタンの設置は短時間で完了し、あとは連携先の予約サービス上で管理することになるため、美容室のスタッフが操作方法に悩まされることや、お客様に利用方法を説明するという負担もありません。

スタッフごとに予約ページを設置できる

美容室のスタッフ個人のInstagramアカウントにも予約ボタンを設置することができるので、各スタッフの予約ページに接続して、指名予約に対応することも可能です。Instagramでの予約は全てオンラインで完結するため、電話やメールによる予約を受け付けるサロンスタッフの手間を減らすことにも直結します。

ハッシュタグや位置情報の表示機能を活用できる

Instagram投稿では検索の目印となるハッシュタグを使うことで、美容室やサロンスタッフのことを知らないユーザーもハッシュタグ経由で投稿を見るチャンスがあります。新規顧客の開拓にも使うことができ、Instagramの予約機能が新規ユーザーの集客に貢献するサポートとなります。

美容室のメニュー名をハッシュタグに入れてユーザーの利用しやすさをアップするという使い方の他にも、たとえば英語のハッシュタグ「#tokyohairsalon」などを使えば、英語ユーザーにアプローチすることもできます。中国語、韓国語など、開拓したい層の外国語のハッシュタグの使用も検討してみると良いでしょう。

また、Instagramは投稿ごとに位置情報を表示することも可能であるため、初めてアカウントを見る人でも美容室のロケーションがわかりやすく、利用を後押ししてくれます。

ユーザーが簡単に利用できる

Instagramの予約機能を導入することで、ユーザーの利便性は大きく向上します。わざわざ予約フォームや電話番号を探す手間が省けるため、利用しやすくもっと身近な存在に感じられるでしょう。

Instagramはユーザー側の設定によりアクションボタンが異なる言語で表示されるため、外国語ユーザーにとっても美容室利用のハードルが下がる可能性もあります。

Instagramの予約機能を使うデメリット

Instagramの予約機能の導入には、事前に検討しておくべきデメリットも存在します。自店に影響するかデメリットかどうか、事前に理解しておきましょう。

Instagramの「プロアカウント」が必要

美容室のInstagramアカウントを「プロアカウント」に切り替えると、アカウント自体の公開・非公開を選択することができなくなり、常に公開状態となります。しかし、個人アカウントに戻してしまうと予約機能が使えなくなるため、誤操作などがないよう覚えておく必要があります。

とはいえ美容室のアカウントでは非公開の設定を利用する可能性は低いため、プロアカウントに切り替えることによる不都合は生じにくいかもしれません。プロアカウントにすると、プロフィール欄に業種を表示できる、無料でアクセス解析が可能になる、有料広告を出稿できるといったメリットもあります。

予約サービスへの登録が必要

Instagramのプロアカウントそのものの利用は無料ですが、美容室が予約機能を使うためにはパートナー企業が提供する予約サービスへの登録が必須で、登録するとサービスごとに月額料金や予約手数料がかかることがあります。

ユーザーがInstagramの予約機能を使うと、パートナー企業の予約サービスを経由して美容室の予約を取ることになり、ユーザー側には手数料は発生しませんが、美容室側が手数料を負担する仕組みです。とはいえ、電話予約などのアナログな手法では予約対応時にも人件費が発生しているため、予約の数だけ手数料を支払うInstagramの予約機能は合理的で、コスト削減につながるかもしれません。予約に人手を割かず、その分、美容室の他の業務を充実させることができると考えれば、決してデメリットとばかりも言い切れません。
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美容室向けのInstagram連携サービス

現在、美容室や美容サロン向けの予約サービスで、Instagramと連携できるサービスは5種類あります。
・Square 予約
・minimo
・EPARKビューティー
・かんざし
・ビューティーメリット

これらいずれかの予約サービスに登録をした上で、Instagramの予約機能が利用可能となります。それぞれの連携サービスの詳細は以下の通りです。

1.Square 予約

「Square 予約」は、美容室だけでなくあらゆる業種の予約に対応している予約システムです。Instagramのほか、Facebook、「Google で予約」とも連携が可能で、お客様がいずれかのチャネルで予約を行うと自動的にSquare 予約の管理画面に反映されます。無料プランでは、POSレジ、顧客管理、スタッフ管理、在庫管理、事前決済など、美容院の運営に役立つ機能を利用することができます。また、有料プランでは、キャンセル料金の請求に役立つ機能や、カラーやパーマなどの施術で美容師の手が空いた時に別の予約を受け付ける「対応時間」機能などが利用できます。

詳しい使い方については、記事の下部にある動画からご確認ください。

利用方法:Instagram連携、専用アプリ、ウェブ 
運営企業:Square株式会社
費用:初期費用・月額利用料無料、1店舗あたり月額3,000円の「プラスプラン」と1店舗あたり月額8,000円の「プレミアムプラン」の有料プランもあり

2. minimo

「minimo(ミニモ)」は、美容室やネイルサロンなどの予約に特化したプラットフォームで、約6万人のサロンスタッフの情報が掲載されています。指名予約を主として設計されたサービスで、事前の相談などのやりとり、口コミ情報の確認などもできるため、ユーザーに安心感を与えることができます。
・利用方法:Instagram連携、専用アプリ、ウェブ 
・運営企業:株式会社ミクシィ
・費用:初期費用無料、施術料金によって0円から660円の手数料がかかる

3. EPARKビューティー

理容室・美容室の予約を専門に扱うプラットフォーム「EPARKビューティー」は、予約ごとに貯まるポイント制度や、クーポンを使った割引などが特徴です。掲載店舗は1万店以上で、有名サロンチェーンも利用しています。Instagramとの連携の他、Google マップの店舗情報からの予約や、Facebookページからの予約にも対応可能です。
・利用方法:Instagram連携、専用アプリ、ウェブ、Google 連携、Facebook連携
・運営企業:株式会社EPARK メディアパートナーズ
・費用:要問い合わせ

4. かんざし

美容室の予約情報とスタッフのシフト情報の一元管理システム「かんざし」は、電話や店頭での予約も一つの画面上に入力できます。InstagramやGoogleからの予約は自動入力され、ダブルブッキングや入力ミスの心配がありません。美容室のPOSシステムと連携するオプションサービスも提供しています。
・利用方法:Instagram連携、Google 連携、手入力(電話・店頭)、ウェブ
・運営企業:パシフィックポーター株式会社
・費用:初期費用無料、月額利用料5,500円

5. ビューティーメリット

美容室のスタッフごとの予約に対応した管理システム「ビューティーメリット」は、見やすい予約画面やクーポン発行機能が特徴です。各窓口からの予約を一つの画面で一元管理でき、日本語の他、英語と中国語にも対応しています。
・利用方法:Instagram連携、Google連携、LINE連携、ウェブ
・運営企業:株式会社サインド
・費用:要問い合わせ

その他の予約サービス

Instagramの予約機能と連携したサービス以外にも、以下に挙げたようなサービスを使った予約受付の方法もあります。公式の「予約する」のアクションボタンを使うことはできないため、予約サービスのリンクをプロフィールやストーリー投稿内に掲載することで導入します。

リザービア

サロンスタッフを指名予約できる「リザービア」では、Instagram投稿の画像を元に予約するため、スタッフの得意なスタイルが伝わりやすい点が特徴です。InstagramへのURL掲載以外にも、GoogleやLINEとの連携も可能です。
・利用方法:Instagram掲載、Google連携、LINE連携、ウェブ
・運営企業:株式会社リザービア
・費用:初期費用100,000円、月額利用料21,000円から

STORES 予約

美容室だけでなくスクールなどでも利用可能な予約システム「STORES 予約」。Instagramだけでなく、TwitterなどさまざまなソーシャルメディアにオンラインシステムのURLを掲載して使えるため、多くの企業が利用中です。
・利用方法:Instagram他ソーシャルメディア掲載、ウェブ
・運営企業:ヘイ株式会社
・費用:初期費用無料、月額利用料はスタンダードプランで26,378円

RE:RE

RE:REは、美容室やサロン、ジムなどで使われている予約システム。最大の特徴はLINE公式アカウントを使って予約管理と顧客管理を行うことです。複数の予約サイトの統合管理にも使え、店頭販売商品の掲載もできます。
・利用方法:LINE公式アカウント、Instagram他ソーシャルメディア掲載
・運営企業:株式会社BLETH
・費用:初期費用50,000円、月額利用料9,800円

ソーシャルメディアは交流や閲覧のためだけでなく、情報収集の場としても使われています。ビジュアル情報に強いInstagram上に新たな予約窓口を設置することで、これまでとは違った層のユーザーとの接点や利用ニーズを発見できる可能性が広がります。予約につながりやすいソーシャルメディアの運用方法も考えながら、Instagramの予約機能の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

予約管理はSquare 予約で

Squareの予約管理は無料から導入でき、事前決済はもちろん、有料プランの場合はキャンセル料も取れるので、ノーショウ対策もできます。専用アプリでも、お使いのブラウザでも、場所を問わず、どこでも予約の状況を確認、調整できます。


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執筆は2022年3月29日時点の情報を参照しています。2022年5月10日に一部情報を更新しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。Photography provided by, Unsplash