都心から新幹線に乗り込むと1時間ほどでたどり着く、自然豊かな軽井沢。今回話を聞いたのは、軽井沢駅から徒歩5分の場所にある「232 work & hotel」。軽井沢本通り沿い、赤い屋根の建物が目印だ。創業者は、黄金色に輝くローストチキンが名物の同建物1階のレストラン「カスターニエ」を運営する、合資会社武田商会の武田稔さん。
▲232 work & hotelのリビング兼ダイニング
232 work & hotelは暮らすように軽井沢を楽しむための設備が整った、一室限定のホテル。コワーキングスペースも隣接している。
232 work & hotelでは、主にコワーキングスペースでSquareを利用している。現金のやりとりは一切なく、ドロップイン利用の支払いは全てSquare リーダーを介したキャッシュレス決済。そのほかにも、24時間利用可能な定額プランの請求にはSquare 請求書を利用し、毎月開催される映画上映会の事前決済にはSquare オンラインビジネス(決済機能付のウェブサイト作成機能)を活用している。さまざまな決済場面でSquareを活用するうえで気に入っているのはどんな点なのだろう。232 work & hotelでコミュニティマネージャーを務める株式会社ハルタの石野はるかさんに話を聞いた。
「(232 work & hotelは)1階にあるカスターニエさんと同じ会社なので、同じシステムが使いやすいというのが一番の理由ではあります。ただそのほかにも単にPOSレジの機能だけじゃなくて、顧客の管理もSquareさん一つでできたり、ドロップイン利用とは別に提供している月額制プランの希望者に定期的に請求書が送信できたりもします。使いたい機能が一つでできる便利さと、カスターニエさんと合わせて管理しやすいところが大きいです。あとはデザイン性の高さも大きいと思います。たとえばSquare リーダーには複雑な装飾がなく、見た目もシンプルでセンスの良さを感じます」
232 work & hotelではチャリティー上映とオフライン上映会の売上額の入金先を分けたいという思いがあり、ウェブサイトは二つ開設することに。Squareでは無料アカウントさえあれば最大10のサイトを作成でき、サイトごとに異なる入金先を設定することもできる。
事前決済用のサイト作成、コワーキングスペースでの対面決済、月額制プランの請求などさまざまな決済場面でSquareを活用している232 work & hotel。あらゆる機能をひっくるめて、コワーキングスペースを運営している、あるいはしようと思っている人にSquareを勧めるとしたら、石野さんはどんな点を勧めるだろう。
もちろん利用者はここで仕事にとことん打ち込むこともできる。ただ石野さんという仲介役がいることで、思い掛けない出会いに恵まれることもある。仕事と出会いの心地よいバランスを求める人にとって、232 work & hotelはぴったりの仕事場ともいえるかもしれない。
「やっぱり決済手数料だけで利用できるのは大きいです。そのうえ操作性もいいし、クレジットカードやICカードでの決済もできるし、顧客管理もできるというところでしょうかね(Squareをおすすめする点について)」ー232 work & hotel コミュニティマネージャー 石野はるかさま
232 work & hotelがSquareで実現したこと
初期費用・固定費なしに多彩な機能を利用できる
232 work & hotelでは、お金のやりとりとしてドロップイン利用者の対面決済、月額制プランの請求、イベントの事前決済などを想定していました。初期費用・固定費をかけずに決済手数料のみでこれら全てを実現できたことは、システム導入のコストを抑えるうえで役立ちました。
創業者の武田さんには施設の決済をオールキャッシュレスにしたいという思いがありました。232 work & hotelではSquareの決済端末を導入したことで、たったの一台でクレジットカードや電子マネーなど、さまざまなキャッシュレス決済に対応することができました。なかでもクレジットカード決済が8割を占めているといいます。
232 work & hotelでは催し物として、映画の上映会をはじめました。事前決済の受け付けには、Square オンラインビジネスで開設した決済機能付のサイトを利用しています。
Square オンラインビジネスなら無料プランで最大10のサイトが開設できるうえ、それぞれ異なる入金口座を設定することが可能です。そのため232 work & hotelが希望していた「オンラインとオフライン上映会の売上額の入金先を分けたい」という点も、簡単に叶えることができました。