Androidスマホが決済端末に!Tap to Pay on Androidを導入するには

安全でスムーズにお会計ができる新たな決済方法を導入するビジネスオーナーが増えています。なかでも、クレジットカードのタッチ決済を含む非接触決済の利用は拡大しています。クレジットカードブランドのVisaがメディア向けに開催した説明会によると、Visaの対面決済におけるタッチ決済取引の割合は2023年時点で25%でしたが、2025年には2倍以上の59%に伸びました1。日常的に利用する店舗や交通機関など、タッチ決済で支払える場所が増えています。

「自分の店舗でもタッチ決済を導入したいけど、決済端末などのコストがかさみそう……」とお悩みの人もいるかもしれません。実は、Androidスマートフォンをお持ちの事業者なら、専用の決済端末がなくても、Tap to Pay on Androidを使って対面決済を受け付けられます。

この記事では、非接触決済を導入したいビジネスオーナーにとっての強い味方になるTap to Pay on Androidを紹介します。手持ちのAndroidスマートフォンでタッチ決済を受け付けるための設定方法や使い方、実際の利用者の声などを見ていきましょう。

📝この記事のポイント

  • Tap to Pay on Androidは、Androidスマホでタッチ決済を受け付ける方法
  • 導入には、NFC対応のAndroid端末とSquare POSレジアプリが必要
  • 受け付けられるのは、タッチ決済カードやモバイルウォレット決済
  • ポップアップ、マルシェ、出張販売、テーブル会計などに向いている
  • Squareなら初期費用・月額固定費0円でTap to Pay on Androidを始められる
目次


Tap to Pay on Androidを導入するには

Tap to Pay on Androidを使用すると、Apple Payなどのモバイルウォレットや、タッチ決済マークの付いたクレジットカードによる支払いの受け付けが可能になります。導入には、NFCを搭載したAndroid端末が必要です。

キャッシュレス決済サービスのSquareなら、Square POSレジアプリをAndroidスマートフォン(OS Android 9以上、NFCチップ搭載)にダウンロードするだけで、Tap to Pay on Androidの導入が可能です。

こちらのページからAndroidスマートフォンの互換性をご確認いただけます。

SquareでTap to Pay on Androidを利用する場合、初期費用・月額固定費は0円です。かかるのは、決済ごとに発生する対面決済手数料(2.5%〜)のみです(※)。

※年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の事業者で、主要カードブランドによる対面決済の場合。それ以外の場合は3.25%〜、またはカスタム手数料が適用されます。決済手数料について、詳しくはこちらをご覧ください。

なお、お手持ちのスマートフォンがiPhoneの場合、iPhoneのタッチ決済機能を使えば、iPhoneでもタッチ決済を受け付けられます。

Tap to Pay on Androidで決済を受け付けるには

まず、Tap to Pay on Androidを使用するAndroidスマートフォンの設定方法を見ていきましょう。

Tap to Pay on Androidの設定を行う

1) AndroidスマートフォンにAndroid 9以上が搭載され、NFC機能が付いていることを確認します
2) スマートフォンの設定画面で、[接続] > [NFCと非接触型決済] の順に選択し、[NFC] をオンに切り替えて有効にします
3) Square POSレジアプリを開きます
4) [その他] > [設定] > [ハードウェア] > [Tap to Pay] を選択し、オンに切り替えて有効にします

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NFCの読み取り機能はAndroidスマートフォンの背面にあるため、Tap to Pay on Androidを利用して決済を受け付けるには、Androidスマートフォンの画面を自分に、背面をお客さまに向け、お客さまのカードやスマートフォンが背面にタッチするようにします。

Tap to Pay on Androidでタッチ決済を受け付ける

1) Square POSレジアプリを開き、商品ライブラリから商品を追加するか、キーパッドを使用して任意の金額を入力します
2) [売上の確認] > [お会計] の順にタップし、[Tap to Pay] を選択します
3) お客さまにタッチ決済カード、またはスマートフォンを準備していただきます。カードにタッチ決済対応マークがあることを確認します
4) Androidスマートフォンをお客さまの近くに置き、スマートフォンの背面にお客さまのタッチ決済式カードまたはスマートフォンをタッチします
5) 決済受付が終わると、取引が無事完了したことを知らせる音が鳴ります

※Tap to Pay on Androidのご利用方法について、詳細はこちらのページでもご確認いただけます。
※受け付け可能な決済方法は、タッチ決済対応のクレジットカード、またはApple PayやGoogle Payなどのモバイルウォレットに登録されたクレジットカードのみです。電子マネーによる決済は受け付けられません。

Tap to Pay on Androidは、他のSquareの決済サービスと同様のセキュリティーで安全に利用できます。決済受け付け用Androidスマートフォンには、お客さまのカード情報は一切保存されません。

また、Tap to Payに対応したAndroidスマートフォンをお持ちではない場合や、電子マネーもまとめて受け付けたい場合は、Squareの決済端末を使ってタッチ決済を受け付けることができます。Squareの決済端末は4,980円から導入可能です。

Tap to Pay on Androidが向いている利用シーン

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Tap to Pay on Androidは、専用の決済端末を持ち運ばずにスマホ決済を受け付けられるため、店舗内だけでなく、ポップアップやマルシェ、展示会などの出張販売、テーブル会計、フードトラックなどでの利用にも向いています。

東京・清澄白河に1店舗目を開業し、現在は複数店舗に拡大したパンとコーヒーのお店「B²(ビースクエアード)」では、通常の営業ではSquareの決済端末Square リーダーを使用しつつ、店舗近隣のマンション敷地内でポップアップを行う際にはTap to Payを活用しています。

「決済端末を​持っていっても、​Wi-Fiの​設定を​しないと​いけなかったりするので。​スマートフォンだけで​決済を​受けられるのは​すごく​ありが​たいです」​
– B² 統括マネージャー 下口あみるさん

このように、常設店舗以外の場所で営業することがあるお店にとって、スマートフォンだけでクレジットカード決済を受け付けられる機能があれば、機器や通信環境の準備といった手間を減らす助けになります。

Tap to Pay on Androidのメリット

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1. 無料で導入できる

通常、キャッシュレス決済を受け付けるには専用の決済端末が必要ですが、「Tap to Pay on Android」なら、お手持ちのAndroidのスマートフォンを決済端末として利用できます。登録費用や月額費用をかけずに、無料でキャッシュレス決済を始められます。

2. 専用端末なしでタッチ決済に対応できる

「Tap to Pay on Android」では、タッチ決済対応カードとApple Payなどのモバイルウォレットを受け付けられます。かざすだけで決済が終わるタッチ決済は、スピーディーかつ安全な決済方法です。持ち運びも簡単で、屋外や出張先、イベントなどでもインターネット環境さえあれば決済を受け付けられます。

3. 簡単にレジを増設できる

セールやイベントに備えてレジを増やしたいというときも、Androidのスマートフォンが決済端末として利用できればコストをかけずにレジを増設できます。繁忙期だけ一時的にレジを増やしたい場合にも、新しい端末を購入する必要がありません。混雑時にお客さまをお待たせする時間を減らすことにもつながります。

4. 端末故障やトラブル時でもすぐ導入できる

2026年7月、決済代行サービスを提供していた株式会社全東信が破産手続開始決定を受けたとの報道を受け、困っている人もいるでしょう。このように、利用中の決済サービスでトラブルがあり、急いで乗り換えたい場合や、決済端末が故障したときも「Tap to Pay on Android」は便利です。新しい決済端末が届くのを待つ必要がなく、導入手順もとてもシンプルです。

Tap to Pay on Androidと決済端末はどう使い分ける?

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Tap to Pay on Androidは、手持ちのAndroidスマートフォンを決済端末のように使える便利な方法ですが、受け付けられるのはタッチ決済対応のクレジットカードや、モバイルウォレットに登録されたクレジットカードのみになります。

交通系ICカードなどの電子マネーも受け付けたい場合や、レシートプリンター一体型の端末を使いたい場合は、持ち運び可能なオールインワン決済端末Square ターミナルなどの決済端末も検討するとよいでしょう。

たとえば前述のB²のように、移動販売やポップアップではTap to Pay on Androidを使い、通常店舗では決済端末を使う、といった併用もできます。また、セール開催中や繁忙期など、レジを追加したいときだけ使うことも可能です。万が一決済端末が故障したり、店舗のWi-Fiに問題が起きたりした場合に備え、モバイル通信が使えるAndroidスマートフォンを予備手段として準備しておくのもおすすめです。

まとめ

Tap to Pay on Androidは、対応するAndroidスマートフォンとSquare POSレジアプリがあれば、専用の決済端末を用意しなくてもタッチ決済を受け付けられる方法です。Squareなら、初期費用や月額費用なしで導入できるため、ポップアップやイベント、出張販売、繁忙期のレジ増設などにも活用しやすいでしょう。

受け付けられる決済方法はタッチ決済対応カードやモバイルウォレットに登録されたクレジットカードに限られるため、電子マネーやレシート発行なども必要な場合は決済端末との併用がおすすめです。利用シーンに合わせて使い分けることで、会計作業をよりスムーズにし、お客さまの利便性を高められるよう工夫してみましょう。


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執筆は2023年9月6日時点の情報を参照しています。2026年7月16日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。