【Squareガイド】費用が高い!気軽に試せるPOSレジはないの?

百貨店やスーパー、コンビニなどのレジカウンターに鎮座するPOSレジ。レジは聞き慣れた単語ですが、POSとは何を意味するのでしょうか。普通のレジとPOSレジだと何が違うのでしょうか。

POSとはPoint of Sale(販売時点情報管理) の略で、従来の会計を行うだけのレジスターではなく、商品がいつ、どの店舗でいくつ売れて、売上額はいくらだったかなどの販売情報を記録できるレジのことです。多くの場合は売上分析機能も備えています。

会計から売上分析までできたら店舗運営の効率が上がってとても便利だと思いませんか。ただPOSレジはコストがかさむという印象を抱く人が多いようです。たとえば以下のような声をよく聞きます。ひょっとしたら共感できるものもあるかもしれません。

  • 初期導入費用だけで数十万!! ……今のレジのままでいいかな。使えてるし
  • 導入費だけじゃなくて月額費用やらオプション費用やら、結局結構お金かかりますよね?
  • どんな機能があったほうがいいのかいまひとつイメージがつかないけど、一度決めたPOSレジの機能が合わなかったら、買い換えなきゃいけないでしょ? 解約料もあるだろうし、なかなか気軽に始められない

POSレジはさまざまな機能を兼ね備えている分、サービスによってはコストがかさむこともあります。なかには導入コストだけで数十万円かかるものもあります。効率化を望んで思い切って導入してみたものの、操作方法が意外にもややこしく、苦戦する人もいるようです。解約料も考えると尻込みしてしまう気持ちもよくわかります。

そんな方にはSquare!

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目次


無料で使えるSquare POSレジを活用しよう

Squareといえばキャッシュレス決済端末を提供しているイメージがあるかもしれませんが、実は会計・売上分析・在庫管理などが行えるPOSの機能「Square POSレジ」を無料で提供しています。

Square POSレジはiOSとAndroid、両方に対応しているアプリです。ご自身のスマートフォン、あるいはタブレット端末にダウンロードして利用します(※)。利用に必要なのは、Squareのアカウントだけ。開設は無料です。アカウントを作るとSquare POSレジアプリをお試しできるので、気になる人は早速作成してみましょう。

▶︎Squareの無料アカウントを開設する

※Squareのオールインワン決済端末、Square Terminalなら、Square POSレジは決済端末に搭載されています。タッチスクリーンから操作して利用します。

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Square POSレジの5つの特徴

Square POSレジの特徴を以下五つのポイントにまとめてみました。

ポイント1 初期費用も、月額利用料も、解約料も無料!

無料のSquare POSレジアプリをインストールするだけで、お持ちのスマートフォンやタブレットがPOSレジになります。月額利用料はなし。解約料も無いので、使ってみて合わない場合はいつでもやめられます。

※レシートプリンター、キャッシュドロワー等の周辺機器をあわせてご利用の場合は、別途ご自身でご用意ください。周辺機器の詳細はこちらをご確認ください。

ポイント2 操作がとにかく簡単!商品の追加も、削除も、リアルタイムで反映されます

商品登録はアプリからでもパソコンからでも可能で、アカウントにさえログインすれば、どの端末からでも登録内容を変更できます。

季節の限定商品など、必要なときに必要な商品だけ、リアルタイムで追加・削除が可能です。カテゴリ分けやサイズ、色の種類の設定も行えます。

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Square POSレジを利用している花屋「ex. flower shop & laboratory」では、操作が簡単なことからトレーニングに多くの時間を割かなくて済むといいます。

「(Square POSレジは)マニュアルを読ませなくても、一度一緒にやってしまえば、二回目以降は大体ひとりでできているので。その点ではすごく使いやすいですし、助かっていますね」ーBOTANIC Inc. 代表取締役 上甲友規さま

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ポイント3 新機能もアプリをアップデートするだけ!

使い始めてからこんな機能もあったらいいな……と気づくこともあるかもしれませんが、機能追加の依頼から実装にはある程度の時間がかかったり、最悪の場合、レジをまるごと買い替えないと実装できなかったりするケースもあります。

Squareは、キッチン用のレシート発行や、テーブルごとの伝票管理、クレジットカードや電子マネーを含むキャッシュレス決済も必要に応じて自由に追加可能。さらに、iPadやスマートフォンにインストールしたレジアプリをアップデートするだけで、定期的に追加される新機能も使えるようになります。新しく追加された機能については管理画面上、メール、そしてSquare コミュニティのページでもお知らせをします。

※ クレジットカード決済・電子マネー決済をご利用いただく場合には、別途[Square リーダー][5]{: target=”_blank”}をご用意ください。現時点では、タクシー・ハイヤー等での電子マネー決済のご利用はできません。ご了承ください。*

ポイント4 売上管理/分析機能も充実してます

Squareは売上管理、分析機能にも力を入れています。

最初に決済を受け付けた日まで遡って商品別、日別、曜日別、時間帯別などの売上データを確認できます。また、当日の客単価や再来店率、売上データなどもリアルタイムで確認ができます。売上分析の詳しい機能については以下の記事で紹介しているので、気になる人はチェックしておくといいでしょう。

▶︎【Squareガイド】Squareで売上分析はできる?

「平日は売れ行きがいいから●曜日も営業しよう」「この商品はあまり売れていないから仕入れを減らそう」などの経営戦略にも活かせます。こちらも無料で使える機能ですので、ぜひお気軽にお試しください。

ポイント5 小売店・飲食店用のPOSレジもあります

Squareではどんな業種にも幅広く対応しているPOSレジのほかに、小売店や飲食店に特化したPOSレジもあります。

小売店向けのPOSレジ「Square リテールPOSレジ」には、商品を多く扱う小売店にとって便利な機能が充実しています。

Square POSレジにある商品登録や在庫管理などの機能はそのままに、バーコードをスキャンして在庫を追加できる機能や、店舗間での返品受付機能などが使えるようになります。

▶︎Square リテールPOSレジについて
▶︎Square リテールPOSレジの機能について

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飲食店向けのPOSレジ「Square レストランPOSレジ」ではメニュー登録やテーブル会計管理の機能はそのままに、座席のレイアウト設定機能や、ホールと厨房間の注文管理を効率化するキッチンディスプレイシステムを使うことができます。

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▶︎Square レストランPOSレジについて詳しくはこちら

いずれも無料と有料プランの用意があるので必要に応じて選ぶといいでしょう。

▶︎Square リテールPOSレジの料金プラン
▶︎Square レストランPOSレジの料金プラン

POSレジの導入にあたりコストが大きな障壁になっているのであれば、SquareのPOSレジを試してみてはいかがでしょうか。


■Squareガイドでは、Squareが提供している豊富な機能の使い方を紹介しています。シリーズ一覧はこちら

■Squareサポート
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執筆は2016年4月12日時点の情報を参照しています。2023年9月1日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。Photography provided by, Unsplash