クレジット端末に「通信エラー」「通信できません」「センターと接続できません」といった表示が出ると、カード決済を受け付けられず、レジ前でお客さまを待たせてしまいます。現金を持ち歩かないお客さまも増えているため、通信エラーへの備えは店舗運営に欠かせません。
クレジット端末の通信エラーは、端末の故障だけでなく、Wi-Fiや有線LANなどの通信回線、ルーター、決済サービス側の障害など、複数の原因で起こります。この記事では、主な原因と店頭で試せる対処法に加え、再発防止策や通信エラー中に使えるSquareの便利な決済機能を解説します。
📝この記事のポイント
- クレジット端末の通信エラーは、通信回線やルーター、端末設定、決済サービス側などの問題で起きることがある
- まずはエラー表示と通信環境を確認し、端末やルーターの再起動を順に試す
- 再決済する前に最初の取引が成立していないかを確認し、二重決済を防ぐ
- 通信エラー中は、現金払いの案内や予備端末、スマートフォン決済などの代替手段を準備しておくと安心
- Squareなら対応スマートフォンだけでもタッチ決済を受け付けられるため、専用端末の故障時も安心
目次
- クレジット端末の通信エラーとは
・通信エラーと故障の違い
・まず確認したいエラー表示 - クレジット端末の通信エラーの主な原因
・インターネット回線・Wi-Fiの不調
・有線LANやケーブルの接続不良
・モバイル回線やSIMの不調
・ルーター・アクセスポイントの設定や混雑
・決済サービス側の障害やメンテナンス - 通信エラーが出たときの対処法
・1. 端末の表示とレシートを確認する
・2. 通信環境を確認する
・3. 端末・ルーター・POSレジを再起動する
・4. 決済サービスの稼働状況を確認する
・5. サポートに問い合わせる - 通信エラーを防ぐためのチェックリスト
- 通信エラー中に会計を止めないための代替手段
- Squareなら通信エラー時もスマートフォンや予備端末で会計を続けられる
・Square リーダーは予備端末にもおすすめ
・年中無休の電話サポートでトラブル時も安心 - まとめ
- よくある質問
・クレジット端末の通信エラーの原因は何ですか?
・通信エラーが出たら最初に何をすればよいですか?
・端末が使えない間もカード決済を受け付けられますか?
クレジット端末の通信エラーとは

クレジット端末の通信エラーとは、端末が決済処理に必要な通信先へ接続できない状態を指します。カード情報を読み取れても、決済センターや決済サービスと通信できなければ、承認を取れず決済は完了しません。
通信エラーと故障の違い
通信エラーは、端末そのものが壊れているとは限りません。インターネット回線が不安定な場合や、Wi-Fi・LANケーブルの接続に問題がある場合があります。モバイル回線の電波不足や、決済サービス側の障害が原因になることもあります。
一方で、同じ通信環境でほかの端末は使えるのに特定の端末だけ接続できない、再起動しても同じエラーが出る、物理的な破損や水濡れがある場合は、端末故障の可能性もあります。一般的な決済端末の不具合や故障時の対応は、こちらの記事も参考にしてください。
まず確認したいエラー表示
通信エラーが出たら、最初に端末画面の表示やエラーコードを確認します。表示内容はサポートへの問い合わせ時に必要になるため、可能であれば写真を撮るか、メモしておきましょう。
記録しておきたいのは、発生時刻、エラーコード、端末の型番です。あわせて、決済方法や通信方式、POSレジ・プリンターとの接続状況も確認します。レシートにエラー内容が印字される端末では、レシートも保管しておくと説明しやすくなります。
クレジット端末の通信エラーの主な原因

通信エラーの原因を切り分けるには、端末と通信回線を確認したうえで、店舗ネットワークや決済サービス側に問題がないかを順に調べることが大切です。
| 原因 | 起きやすい症状 | 確認すること |
|---|---|---|
| インターネット回線・Wi-Fiの不調 | 端末がオンラインにならない、承認中に止まる | Wi-Fi接続、電波強度、ほかの機器の接続状況 |
| 有線LANやケーブルの接続不良 | 据え置き端末だけ通信できない | LANケーブル、ハブ、差し込み口、断線 |
| モバイル回線やSIMの不調 | 移動販売やイベントで接続が不安定 | 電波状況、通信容量、SIM、再起動 |
| ルーター・アクセスポイントの不調 | 店内の複数機器で通信が遅い | ルーター再起動、同時接続台数、設置場所 |
| 決済サービス側の障害 | 複数店舗・複数端末で同時に決済できない | ステータスページ、サポートからの案内 |
| 端末設定・アプリの不具合 | アップデート後に接続できない | アプリ更新、端末ソフトウェア、再ログイン |
それぞれの症状への対応策を見ていきましょう。
インターネット回線・Wi-Fiの不調
店舗のWi-Fiが不安定だと、決済処理中に通信が途切れることがあります。お客さま用Wi-Fiと業務用Wi-Fiを同じ回線で使っている場合、混雑時に通信が遅くなることもあります。
まずはスマートフォンやパソコンでインターネットに接続できるかを確認しましょう。接続できない場合は、クレジット端末ではなく回線やルーター側の問題が考えられます。
有線LANやケーブルの接続不良
据え置き型のクレジット端末では、有線LANケーブルの抜けや断線で通信エラーが起きることがあります。ハブや差し込み口の不具合も原因になるため、端末を動かした後や清掃後、レジ周辺の配線を変更した後は特に注意が必要です。
ケーブルを差し直し、別のLANポートや別のケーブルで試せる場合は切り分けを行いましょう。
モバイル回線やSIMの不調
移動販売や屋外イベントでは、モバイル回線の電波が弱い場所で通信エラーが起こりやすくなります。地下やビルの奥、混雑したイベント会場などでは、通信が不安定になることがあります。
端末やスマートフォンの電波表示を確認し、場所を少し変えて再試行します。SIMカードを使う端末では、通信容量や契約状態も確認しましょう。
ルーター・アクセスポイントの設定や混雑
ルーターやアクセスポイントに多数の機器が接続されていると、通信が不安定になることがあります。POSレジや注文端末をはじめ、さまざまな機器が同じネットワークに接続されている店舗では、業務用ネットワークを分けることも検討しましょう。
Wi-Fiは設置場所にも影響されます。金属棚や冷蔵庫、電子レンジの近く、水回りなどでは電波が弱くなる場合があります。
決済サービス側の障害やメンテナンス
まれに、決済サービス側のシステム障害やメンテナンスが原因で、端末や店舗側に問題がなくても決済できないことがあります。複数の端末で同時に同じエラーが出る、近隣店舗でも同じサービスが使えない、といった場合は、決済サービスの稼働状況を確認しましょう。
通信エラーが出たときの対処法

レジ前で通信エラーが起きたときは、原因を一度に探そうとせず、影響の大きい箇所から順番に確認します。次の手順で切り分けると、サポートにも状況を説明しやすくなります。
1. 端末の表示とレシートを確認する
端末画面のエラーコード、エラーメッセージ、発生時刻を確認します。決済途中で止まった場合は、決済が成立しているかどうかを管理画面や売上履歴で確認しましょう。
二重決済を避けるため、通信エラー後にすぐ再決済する場合は、最初の取引が承認されていないことを確認してから進めます。
2. 通信環境を確認する
Wi-Fiや有線LAN、モバイル回線の状態を確認し、必要に応じてルーターも調べます。スマートフォンやパソコンでインターネットにつながるかを試すと、店舗回線の問題か端末側の問題かを切り分けやすくなります。
Wi-Fiを使っている場合は、端末が正しいネットワークに接続されているかも確認しましょう。ゲスト用Wi-Fiや古いSSIDに接続されていると、決済通信に必要な接続ができないことがあります。
3. 端末・ルーター・POSレジを再起動する
一時的な通信不良であれば、端末やルーターの再起動で改善することがあります。再起動する際は、決済処理中でないことを確認し、通信中に電源を切らないようにしましょう。
POSレジや決済アプリと連携している端末では、アプリの再起動やログイン状態の確認も行います。アプリや端末ソフトウェアの更新が必要な場合もあります。
4. 決済サービスの稼働状況を確認する
店舗内の複数端末で同じ通信エラーが出る場合は、決済サービス側の障害やメンテナンス情報を確認します。公式サイトや管理画面を確認し、サポートページやメールでも案内が出ていないかを調べましょう。
5. サポートに問い合わせる
自力で解決できない場合は、まず端末の契約・提供元を確認します。決済代行会社と端末メーカーの窓口が異なる場合や、POSレジ・通信回線の提供会社への確認が必要な場合もあります。契約書や管理画面を見て、適切な問い合わせ先を選びましょう。問い合わせ時は、端末の型番やエラーコード、発生時刻などを伝えます。
通信エラーを防ぐためのチェックリスト
通信エラーを完全に防ぐことは難しいものの、日ごろの確認で発生リスクを減らせます。開店前や繁忙期前に、以下を確認しておきましょう。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| ✅通信回線 | 店舗のインターネット回線が安定しているか |
| ✅Wi-Fi | 業務用ネットワークに接続されているか、電波が弱い場所に端末を置いていないか |
| ✅有線LAN | ケーブルの抜けや断線、ハブの不調がないか |
| ✅ルーター | 再起動の手順、設置場所、同時接続台数を確認しているか |
| ✅端末 | 充電、ソフトウェア更新、アプリ更新、ログイン状態を確認しているか |
| ✅サポート情報 | 端末型番、契約先、サポート電話番号、営業時間を控えているか |
| ✅代替決済 | 予備端末、スマートフォンのタッチ決済、現金対応の案内を用意しているか |
決済端末は精密機器です。通信中は電源を切らず、水回りを避け、指定された周辺機器を使うなど、基本的な取り扱いも見直しましょう。
通信エラー中に会計を止めないための代替手段
通信エラーがすぐに解消しない場合は、お客さまへの案内と代替決済を同時に考えます。店頭で現金払いのみになる場合は、入店前や会計前に分かるように掲示しましょう。
| 代替手段 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 現金払いの案内 | すぐに実施できる | 現金を持たないお客さまの購入機会を逃す可能性がある |
| 予備の決済端末 | 通常の会計に近い形で対応できる | 予備端末の費用、充電、設定確認が必要 |
| スマートフォンのタッチ決済 | 端末故障時や予備端末がないときに使いやすい | 対応スマートフォン、対応カード、通信環境を確認する |
現場で混乱しないよう、通信エラー時の案内文や商品の取り置き対応を決めておきましょう。再決済する際の確認方法も、スタッフ間で共有しておくと安心です。
通信エラー時に便利!Squareのスマホでタッチ決済

他社のクレジットカード決済端末で通信エラーが続く場合や、修理・交換に時間がかかる場合は、会計を止めないための代替手段が必要です。そんなときにおすすめなのが、決済代行会社Squareのスマートフォンを使ったタッチ決済機能です。対応スマートフォンがあれば、専用端末が使えない状況でもカードのタッチ決済を受け付けられます。
iPhoneとAndroidのスマートフォンに対応しており、タッチ決済機能付きのクレジットカードや、モバイルウォレットに登録されたクレジットカードでのタッチ決済を受け付けられます。
準備方法は簡単です。無料で作れるSquareのアカウントを作成し、スマートフォンにSquare POSレジアプリをインストールします。アプリに会計金額を入力してカード決済を選び、お客さまにカードやモバイルウォレットをスマートフォンへタッチしてもらいます。
利用にはインターネット接続が必要なため、店舗内のWi-Fiなどのインターネット環境は整備しておきましょう。すでに別の決済端末を使っている人も、万が一のときのために設定とテスト決済を済ませておくと、既存端末の通信エラーや故障時にスムーズに対応できます。
Square リーダーは予備端末にもおすすめ

普段使っている決済端末に通信エラーが起きると、キャッシュレス決済が受け付けられず、販売機会を逃してしまうことにつながりかねません。予備の決済端末があると安心ですが、決済端末の購入には数万円程度のコストがかかる場合が多く、購入をためらっている店舗オーナーもいるかもしれません。
そんな人におすすめなのが、4,980円で購入できるSquare リーダーです。スマートフォンやタブレットと組み合わせて使うコンパクトなカードリーダーで、高額な据え置き端末をもう1台用意する場合に比べて、予備の決済手段を低コストで準備しやすいのが特長です。
手のひらに収まる大きさで保管場所を取りにくく、普段の会計だけでなく、イベント出店や移動販売にも使えます。通信エラー時に慌てず切り替えられるよう、1台用意して定期的に充電し、スマートフォンとの接続やアプリのログイン状態を確認しておくと安心です。
年中無休の電話サポートでトラブル時も安心
Squareはサポート体制も整っており、トラブル時にも安心です。Square サポートでは、端末のトラブルシューティングやスマートフォンでのタッチ決済の設定方法を確認できます。
電話サポートは年中無休で、10:00から23:00まで受け付けています。夜まで営業する店舗でも相談しやすく、電話のほかにメールでも問い合わせができます。
Squareなら今すぐキャッシュレス決済導入できる
Squareはアパレル店やカフェからサービス業まで、あらゆる業種に対応するキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済が簡単に始められます。アカウント作成は無料、月額利用料も0円。売上は最短即時入金、スマホを使ったタッチ決済なら端末購入も不要と、キャッシュレス化をはやさでサポートします。
まとめ
クレジット端末の通信エラーは、端末故障だけでなく、Wi-Fiや有線LANなどの通信回線、ルーター、決済サービス側の障害など、さまざまな原因で起こります。まずはエラー表示と通信環境を確認し、再起動や回線確認を試したうえで、解決しない場合は契約先や端末メーカーのサポートに相談しましょう。
Squareのようにスマートフォンを使ったタッチ決済機能が使える決済代行サービスなら、決済端末の故障や通信エラー時の予備にも使いやすくて安心です。いざというときの代替手段を用意しておきたい人は、ぜひSquareのサービスを検討してみてください。
よくある質問

ここでは、クレジット端末の通信エラーについてよくある質問を紹介します。
クレジット端末の通信エラーの原因は何ですか?
主な原因は、Wi-Fiや有線LANなどの通信回線、ルーターの不具合、端末設定、決済サービス側の障害です。端末故障とは限らないため、まず通信環境を確認しましょう。
通信エラーが出たら最初に何をすればよいですか?
端末画面のエラーコードや発生時刻を記録し、決済が成立していないかを確認します。その後、Wi-FiやLANケーブルを確認し、ルーターや端末を順に再起動します。それでも直らない場合は取扱説明書を確認し、必要に応じて利用中の決済代行会社のサポートデスクに連絡しましょう。
端末が使えない間もカード決済を受け付けられますか?
利用中のサービスによります。Squareの場合、スマートフォンを使ってクレジットカードのタッチ決済を受け付けられるため、専用端末が使えないときの予備手段としても活用できます。
Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。
執筆は2026年8月6日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。

