無料で開設できるネットショップはどこまで便利に使える?

総務省が2019年に発表した情報通信白書によると、インターネットの利用率は70%を超え、20代から30代の若い世代では70%近くがインターネットの利用目的の一つとして商品やサービスの購入・取引を挙げています。

参考:情報通信白書令和元年版 インターネットの利用状況(総務省)

業種や業態にもよりますが、事業者としてはネットショップを持っておきたいところです。「初期投資がかかりそう」「専門知識が必要そう」というイメージがあるかもしれませんが、実は無料のネットショップで十分な場合もあります。今回は、無料のネットショップとは何か、有料ショップとの違い、無料ネットショップが向いているケース、無料で始められるSquareのネットショップについて紹介します。

目次



無料で開業できるネットショップとは?

インターネット上にショップを開設する場合、「ECモール内にネットショップを作る」「個別のネットショップを作る」と、大きく二つの選択肢があります。ECモール内のネットショップ、個別のネットショップそれぞれに良さがあります。

アマゾンやYahoo!ショッピングなどに代表されるECモール内のショップは、既に知名度のあるECモールに来たお客様をそのまま自社のショップに誘導できる可能性があります。そのため、特にショップ開店初期のお客様が少ない時期に新規のお客様を獲得しやすいというメリットがあります。一方でECモールでは月額数万円といった少なくない出店料、つまり固定費がかかる場合がほとんどです。

個別のネットショップは、ECモール内にネットショップを作る場合と比べて、集客に力を入れる必要がありますが、その分費用を抑えて開店できます。ネットショップを作るといってもプログラミングなど高度な知識は必要ありません。インターネット上では無料のものから有料のものまで、さまざまなネットショップの作成サービスが登場しています。ショップのコンセプトに合ったテンプレートを利用して、早ければ数時間程度で、誰でもネットショップを開店できます。

「無料のネットショップ」の「無料」は、ここでは「固定費が無料」を指しています。つまり、ネットショップを開設し、維持すること自体が無料ということです。

無料のネットショップというと、ひと昔前まではたくさん広告が表示されたり、デザインに制約があったりしましたが、最新の無料のネットショップは大きく進化しています。

無料のネットショップと有料のネットショップの違い

「固定費」「カスタマイズ性・容量制限」「集客力」の三つの観点から無料のネットショップと有料のネットショップを比較してみましょう。

固定費

無料のネットショップでは、月額利用料などの固定費が無料です。固定費が無料だと、売り上げが少ない月にネットショップが赤字になるという事態を避けられます。

一方で、ECモールや、有料ネットショップの場合、月額利用料や利用したい機能、サポートによって固定費が発生します。事業のための資金やネットショップから安定した売り上げがある場合は、事業をスムーズに行うための投資と考えて有料のネットショップを利用するのも一つの手です。

カスタマイズ性・容量制限

デザインや機能などのカスタマイズ性については、有料のネットショップに軍配があがるでしょう。ただ、無料のネットショップでも流行のデザインを取り入れたテンプレートや、無駄のないシンプルでクリーンなテンプレートを提供しているサービスも少なくありません。独自ドメインを指定したい場合などは有料のネットショップを利用することになりますが、URLについては無料で利用できるものでも十分な場合があります。予算や、SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)の効果なども考慮して総合的に検討するとよいでしょう。

無料のネットショップには、利用できるストレージ容量や、画像サイズに制限のあるサービスが少なくありません。ただし、制限があるといっても一般的な物販やサービスの限り、容量制限は大きな制約にはならないことがほとんどです。

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集客力

集客については、SEO対策やソーシャルメディアとの連携に力を入れる必要があります。SEO対策というと難しく聞こえるかもしれませんが、基本はお客様にわかりやすく丁寧にネットショップを作っていくことです。丁寧にネットショップを作る過程で適切なキーワードがネットショップに盛り込まれ、検索エンジンに認識されます。ネットショップの運営に慣れてきてSEOについて詳しく学ぶ余裕が出てきたら、細部を調整しましょう。

SEO対策のほかに取り組みたい集客として、ソーシャルメディアとの連携があります。Facebook、Instagram、YouTube、note、LINEなど、すでにソーシャルメディアを使っているという事業者も少なくないことでしょう。ソーシャルメディアで適宜ネットショップをアピールしてソーシャルメディアのフォロワーをネットショップに誘導しましょう。

無料のネットショップが向いているケース

無料のネットショップが向いているのは具体的にどのようなケースなのでしょうか。

まず、事業を始めたばかりで資金を大事に使いたい場合です。月々の固定費が数万円は下らないECモールや、固定費のかかる有料のネットショップは避けたいところです。このような場合は、無料のネットショップを利用するとよいでしょう。ネットショップを維持するだけで事業が赤字になってしまうということがありません。

ハンドメイド作品を販売したいといった小規模のビジネスにも無料のネットショップが向いています。個人でマイペースに運営する場合、機能が多すぎると逆に負担が増えてしまうかもしれません。無料のネットショップの中には、有料のネットショップと比べて遜色のないネットショップも少なくありません。

いずれの場合でも、ショップが軌道に乗って売り上げが上がり始めたら、手数料を安く抑えられる有料のネットショップや、集客力の高いECモールを検討するとして、まずは無料のサービスを利用してネットショップを開店してネットショップ運営の感覚をつかむのがおすすめです。

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Squareでネットショップをはじめよう!

さまざまなネットショップの作成サービスがありますが、キャッシュレス決済を提供しているSquareでもネットショップを無料で開設・運営できます。クレジットカード決済の分野で豊富な実績のあるSquareのネットショップならスムーズな決済や実店舗との連携はもちろん、シンプルでクリーンなデザインのテンプレートを使って本格的なネットショップを作れます。

ネットショップを作るのにプログラミングなど難しい知識は不要です。Squareでネットショップを無料ではじめよう!の記事では、ネットショップの開設までのステップをわかりやすく紹介しています。

ネットショップの運営が軌道に乗ってきたら、より機能が豊富な有料プランに移ることもできます。

本記事では無料で使えるネットショップについて、有料のネットショップと比較しながら説明し、最後にSquareのネットショップ作成サービスを紹介しました。Squareを含め最新のネットショップ作成サービスを使えば、有料・無料を問わず驚くほど短時間で開設でき、運営の手間も少ないです。ネットショップを持ちたかったけれど、なかなか重い腰が上がらなかったという人は、ぜひ本記事をきっかけに無料のネットショップを開設してみてはいかがでしょうか。

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執筆は2020年11月23日時点の情報を参照しています。
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