【POSレジスタートガイド③】商品の​カスタマイズ

この​​記事は​​全8回に​​わたる​​Square ​POSレジスタートガイドの​​第3回です。​​「Square POSレジ」は、​無料で​使える​Squareの​POSレジアプリ​(※)です。​​

※Square POSレジは​iOS端末と​Android端末の​どちらでも​利用できます。​端末に​よって​表示画面や​操作手順、​利用可能な​機能が​若干異なる​場合が​あります。

ここでは​商品を​サイズごと、​色ごとなどで​登録したい​ときに​便利な​カスタマイズ機能を​紹介します。

■シリーズ一覧は​こちらから​​ご確認ください。

Square POSレジなら​ここまで​詳細に​登録できる!

Square POSレジアプリを​使うと、​商品情報を​細かく​登録できます。

たとえば​小売店だと……

  • サイズ

ごとに​商品を​登録できます。

jp-blog-customizeitems12

また​カフェや​飲食店だと……

  • ミルクの​変更​(牛乳から​豆乳に​変更など)
  • ごはんの​量​(大盛り、​少なめなど)
  • サラダの​トッピング​(アボカド、​ナッツなど)

と、​ドリンクや​フードに​必要な​カスタマイズも​登録できます。

jp-blog-srcoffee01

上記のような​カスタム内容は​「オプション」または​「カスタマイズグループ」と​して​登録していく​ことに​なります。

ここからは、​この​二つを​使い分ける​方法を​紹介していきます。

同じ​商品に​種類が​複数ある​場合は​「オプション」機能を​使用

商品は​同じだけど​種類が​複数あると​いった​場合は、​「オプショングループ」を​活用しましょう。​たとえば​複数の​カラー展開や​サイズ展開が​ある​場合、​同じ​メニューでも​異なる​辛さで​提供している​場合などです。​さらには​種類ごとに​価格が​異なる​場合も​「オプショングループ」を​使って​登録していくのが​おすすめです。

以下は​オプショングループの​例です。

オプショングループ 個別のオプション
サイズ S、M、L
洋服の色 赤、黄、青、ピンク
辛さ 甘め、中辛、激辛

オプショングループも​後述する​カスタマイズグループも、​商品とは​別で​作成し、​必要な​商品に​追加していくのが​おすすめです。

たとえば​「S、​M、​L」を​含む​「サイズ」の​オプショングループを​個別で​作って​おけば、​あとは​ドリンクや​洋服などに​そのオプショングループを​追加するだけ。​商品ごとに​オプションを​いちから​入力する​手間が​省けるので、​効率よく​登録できます。

また、​商品ごとに​オプションの​価格を​変える​こともできます。​たとえば、​カフェラテの​S、​M、​Lと、​ドリップコーヒーの​S、​M、​Lには​それぞれ異なる​価格を​設定できます。

jp-blog-customize-items11

  • 💡使い方の​ヒント

    「帽子を赤、青、黄で展開しているけれど、価格はどれも同じ。こんなときも、オプショングループを活用するべき?」と思うかもしれません。

    オプショングループはそれぞれのオプションに異なる価格を設定できる点においても便利ですが、そうでない場合でも登録しておくと売上分析に役立ちます。次の記事で紹介するSquareの「商品別売上レポート」から、売れ行きのいいバリエーション・悪いバリエーションが確認できるようになります。ぜひご活用ください。

    jp-blog-customize03

オプショングループを​作成・設定する​方法

オプショングループは​以下の​手順で​作成・設定します。

  • 1. オプションの​作成画面に​アクセスする

    [≡その他]>[オプション]を順にタップします。

  • 2. オプションを​作成する

    [オプションを作成] をタップし、オプショングループ、表示名、オプションを入力します。表示名は任意です。

    例:
    オプショングループ:飲み物のサイズ
    表示名:ドリンクサイズ
    オプション:S、M、L

    ここでは価格設定はおこないません。

    jp-blog-customize10

  • 3. オプションを​商品に​追加する

    [≡その他]>[すべての商品]>[商品を登録] を順にタップしていきます。すでに商品を登録している場合は、該当する商品をタップします。商品の登録画面あるいは編集画面から [オプションを追加] をタップします。ここから追加したいオプションを選びましょう。

    jp-blog-customize09

    前のステップで登録したオプションをすべて適用することもできれば、必要なものだけを選択することもできます。たとえばドリンクサイズのSとMだけを選ぶこともできます。

    jp-blog-customize02

  • 4. オプションの​価格を​設定する

    商品登録画面に [バリエーション] という箇所があります。

    jp-blog-customize02

    ここに、追加したオプションが表示されます。編集したいオプションをタップすると編集画面にうつります。ここに表示される [価格] に価格を入力しましょう。たとえば、Sサイズには350円、Mサイズには450円と入力したとします。

    jp-blog-customize01

    すると、お会計時の画面では以下のように表示されます。

    jp-blog-customize07

商品に​カスタム内容を​くわえる​場合は​「カスタマイズ」機能を​使用

トッピングや​追加オプションなど、​商品に​カスタム内容を​くわえる​ことも​あるでしょう。​こう​いった​場合は​「カスタマイズグループ」を​活用しましょう。

以下は​カスタマイズグループの​例です。

カスタマイズグループ カスタム内容
ラテのミルク変更 オーツミルク、ソイミルク、アーモンドミルク
ごはんの量 少なめ、普通、大盛り
定食の追加オプション 温泉たまご、納豆、韓国海苔、味付け海苔

カスタマイズグループも​前述の​オプショングループと​同様に、​商品とは​別で​登録し、​必要な​商品に​追加していくのが​おすすめです。​毎回​同じ​カスタム内容を​入力しないで​済むため、​登録作業が​効率よく​進みます。

※商品ごとに​カスタム価格を​変更する​ことは​できませんので、​ご注意ください。

カスタマイズグループを​作成・設定する​方法

カスタマイズグループは​以下の​手順で​作成・設定します。

  • 1. カスタマイズグループの​作成画面に​アクセスする

    [≡その他]>[商品]>[カスタマイズ] を順にタップします。

  • 2. カスタマイズグループを​作成する

    [カスタマイズグループを作成] をタップし、カスタマイズグループの名前と、各カスタム内容の名前、価格を入力します。

    例:
    カスタマイズグループの名前:ミルクの変更
    各カスタム内容の名前と価格:ソイミルク 0円、アーモンドミルク50円、オーツミルク50円

    オプションとは違い、カスタマイズグループでは価格を設定します。カスタマイズを適用した商品のお会計を受け付ける際には、同じカスタム内容が同じ金額で選択できます。

    jp-blog-customize05

  • 3. カスタマイズを​商品に​追加する

    すでにPOSレジに商品を登録している場合は、同じ画面にある [グループを適用する] から商品を選ぶだけでカスタマイズグループを適用できます。

    jp-blog-customize08

    商品をいちから登録する場合は、[≡その他]>[すべての商品]>[商品を登録] を順にタップしていきます。商品の登録画面にある [カスタマイズグループ] から適用したいものを選択し、そのほか必要な情報を入力のうえ、商品情報を保存します。

    お会計時の画面では以下のように表示されます。

    jp-blog-customize06

いかがでしたか。​商品情報を​細かく​登録しておくと、​売上分析も​細かくできるようになります。​次は、​売上レポートの​使い方を​見ていきましょう!

Square POSレジの​使い心地を​加盟店に​聞いてみました

Square POSレジは​さまざまな​ビジネスの​加盟店さまが​利用しています。​実際に​利用している​方々の​声を​ぜひチェックください。


続けて​読もう!
【POSレジスタートガイド④】売上レポートの​使い方


■Squareサポート
Squareに​​関する​​不明点の​​お問い​​合わせ、​​ご質問は​​Square サポートまで、​​お電話もしくは​​Eメールにてお気軽に​​ご連絡ください。


Squareの​ブログでは、​起業したい、​自分の​ビジネスを​さらに​発展させたい、と​考える​人に​向けて​情報を​発信しています。​お届けするのは​集客に​使える​アイデア、​資金運用や​税金の​知識、​最新の​キャッシュレス事情など。​また、​Square加盟店の​取材記事では、​日々​経営に​向き合う​人たちの​試行錯誤の​様子や、​乗り越えてきた壁を​垣間見る​ことができます。​Squareブログ編集チームでは、​記事を​通して​ビジネスの​立ち上げから​日々の​運営、​成長を​サポートします。

執筆は​2024年1月31日​時点の​情報を​参照しています。