フランチャイズのオーナーとして知っておきたい、カード決済のメリット

本部からノウハウの提供やサポートを受けながら、売り上げや商品の管理、人材育成といった店舗経営を行うフランチャイズのオーナー。接客やサービスの提供、宣伝、従業員のシフト管理や給与管理、魅力的な店舗づくりといった業務を行うこともあります。多岐にわたる業務で日々忙しいオーナーにとって、クレジットカード決済の導入は煩雑な経理の手間を減らすだけでなく、集客率や売り上げアップにも貢献します。

今回は、フランチャイズオーナー向けにクレジットカード決済導入のメリットとデメリット、そして導入方法について解説します。

フランチャイズとは

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フランチャイズとは、「フランチャイジー」と呼ばれる加盟店が「フランチャイザー」と呼ばれる事業本部と契約を結び、ロイヤルティーを支払うことで、フランチャイザーの商標の利用、商品やサービスの販売権を得るシステムです。フランチャイズ展開している主な業種としては、コンビニエンスストア、飲食店、介護サービスや教育などが挙げられます。

クレジットカード決済導入のメリットとデメリット

2017年夏、大手ファストフードチェーンがクレジットカード決済と電子マネー支払いの導入を開始しました。2019年までに、約2,000店のフランチャイズ店を含めた全2,900店に新たな読み取り端末を導入することを計画しています。国内の利用客の利便性の向上と、2020年の東京大会に向け訪日外国人観光客をの増加を見込んでの決定です。

また、政府が2025年までにキャッシュレス比率40%を目指す方針を打ち出していることもあり、クレジットカード決済や完全キャッシュレス店舗を導入する大手ファミリーレストランやカフェなどのフランチャイズチェーンも登場しています。

参考:
マクドナルド、カード払い 今夏から全店で 訪日客に対応 海外の電子マネーも(2017年3月/21日、日本経済新聞)
飲食店、キャッシュレス続々 注文も支払いもスマホで(2018年9月19日、朝日新聞)

フランチャイズ店を経営するオーナーにとって、クレジットカード決済を導入するメリットとデメリットは何があるでしょう。

メリット
1, 現金管理の手間を削減
現金を扱う機会を減らすことにより、会計時やレジ締め時の作業ミスを減らし、オーナーが確認する際の手間と時間を削減します。

2018年にSquareが行った調査では、中小規模事業者が現金管理に費やす時間は年間で147時間、人件費に換算すると約8,861億円にものぼることがわかりました。クレジットカード決済を導入することで、生産性が向上するだけでなく、人件費を抑えることにもつながります。

参考:現金管理コストや機会損失のリスクが明らかに。キャッシュレス化、人手不足解消でもメリット大

2, 集客率のアップ
たまたま手持ちがないお客様、クレジットカード決済に慣れている訪日外国人観光客、法人カードを使用するお客様などの取り込みを期待できます。

3, 客単価のアップ
「手持ちの現金だと足りないから、今日買うのをやめよう」と商品を戻すお客様が減り、客単価アップを見込めます。

デメリット
1, 初期費用がかかる
クレジットカード決済導入には、費用がかかります。クレジットカードの情報を読み取るのに使う決済端末は契約する会社によっても異なりますが、10万円以上かかる場合も少なくありません。

2, 決済手数料がかかる
クレジットカードによる決済を受け付けた場合、決済金額の数%が決済手数料として発生します。決済手数料の仕組みについては、「クレジットカードの決済手数料とは?その仕組みを説明」をご覧ください。

3, 導入までに時間がかかる
クレジットカード会社と直接契約したり、代行業者と契約したりする場合、導入しても実際に店舗で使えるようになるまで数週間から数カ月かかることがあります。

4, 入金までに時間がかかる
現金払いであれば、売り上げ金が手元に残り、翌日の支払いなどに回すことができます。しかし、クレジットカード決済だと多くの場合、売り上げ金の入金は翌月や翌々月となるため、資金繰りが厳しくなるようなことが発生するかもしれません。

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クレジットカード決済導入方法

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クレジットカード決済を導入するには、大きく分けて二つの方法があります。

クレジットカード会社と個別に契約する

クレジットカード会社と個別に契約する方法です。たとえば、異なる3ブランドのクレジットカード決済を導入しようと考えた場合は、3社それぞれと交渉や契約が必要になります。JCBの場合、申し込みから加盟までは以下のような流れです。

1, 申込書などの資料を請求する
2, 申込書に記入・捺印して返送する
3, クレジットカード会社での受付および加盟判定が行われる
4, 加盟手続き完了後、ステッカーや売り上げ票などカード取り扱いツールが届けられる

参考:加盟の流れ(JCB)

個別契約では、売り上げ金の入金日などが会社ごとに異なるため、経理処理が煩雑になることが考えられます。また、規模が大きな大手チェーン店と違い、小規模店舗にとっては手数料を安くするための交渉などが難しい場合があります。

クレジット決済サービスを利用する

クレジット決済サービスを利用して、クレジットカード決済を導入する方法です。一つのサービスが複数のクレジットカードブランドを取り扱うため、窓口を一本化でき、オーナーが各クレジットカード会社に個別対応する必要はありません。

Squareは、簡単かつ低コストでクレジットカード決済を導入できるサービスです。準備で必要なのは、アカウントの作成と専用の決済端末の購入のみです。アカウントの申し込みはオンラインからでき、早ければ申し込みの当日から利用可能です。お使いのスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に無料のPOSレジアプリをインストールし、イヤホンジャックに決済端末を差し込めば、クレジットカード決済に対応できるようになります。

決済手数料は、Visa、Mastercard、American Express、Diners Club、Discoverの五ブランドは3.25%、JCBは3.95%で、金融機関によりますが決済手数料を引いた金額が最短で翌日に入金されます。決済手数料以外の費用がかからないため、導入する際のコストが抑えられます。また、複数店舗の売り上げ情報を一括で管理したり、店舗ごとの売り上げをリアルタイムで簡単に把握したりすることも可能になります。

参考:【使い方のヒント】複数の店舗でSquareを使うには?

クレジットカード決済は、お客様の利便性を高めて売り上げアップをもたらすだけでなく、経営者の日々の手間の削減と業務の効率化にも貢献します。

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執筆は2019年3月20日時点の情報を参照しています。
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