フリーランスのためのワーク・ライフ・バランス

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さまざまな面で自由が効くフリーランスは、ワーク・ライフ・バランスがとりやすいイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。ただし、自由度が高い分だけ公私の区別が付きにくく、自己管理能力が求められます。

今回はフリーランスで働く人にとって、理想的なワーク・ライフ・バランスを得るためのコツや注意点を紹介します。

フリーランスのワーク・ライフ・バランスで気をつけたいこと

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1日の労働時間や休日の設定、仕事の内容や量など、さまざまなことを自分の裁量で決める、フリーランス。育児や介護の時間を確保するため、残業や休日出勤を避けるためなど、仕事とプライベートを両立するためにこのスタイルを選ぶ人もいます。

すべてが意図したとおりにコントロールできていれば問題はありませんが、管理が上手くいかないと、「仕事を引き受けすぎて休みがない」「想像していたよりも収入が少ない」などバランスが上手く取れない状態を引き起こす可能性があります。

今回は、フリーランスとして、仕事とプライベートのバランスが取れるよう、「時間の管理」「仕事の管理」「お金の管理」という3つにまつわるヒントを紹介します。

フリーランスのワーク・ライフ・バランスのヒント

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時間の管理

ワーク・ライフ・バランスを保つための基本は、時間の管理です。公私ともに充実した日々を過ごせるよう効率的に行動しましょう。

・休みを決める
いつでも働ける、いつでも休めるフリーランスですが、公私の区別をはっきりさせるために、まず一週間のなかで休む曜日を決めておくことが大切です。さらに、仕事をする日のなかでも作業時間を可能な限り一定に保ち、一日のタイムスケジュールを決め、スケジュールに沿って仕事を進めるようにすることで時間の使い方にメリハリをつけます。

きちんと休むためには、仕事をしないと決めた曜日や時間には、作業をしないだけでなく、仕事関係のメールであっても急を要するものでなければ返信しないくらいの気持ちで臨むようにしましょう。

また、休業日や始業、終業時間を決めたら取引先などの関係者に伝え、できるかぎり自分のペースを保ちながら仕事をできる体制を作っておくことが大事です。

・予備日、予備時間を用意しておく
イレギュラーな仕事も多く発生し、仕事の量が一定しないのもフリーランスの特徴のひとつではないでしょうか。

作業量が収入に直結するため、目いっぱい仕事を詰め込みたくなりがちですが、急な依頼や不測の事態に対処できるよう、仕事に割く時間に余裕を持たせておくのもワーク・ライフ・バランスを保つコツといえます。

たとえば土曜日と日曜日を休業日として設定している場合、「土曜日は直前までなるべく予定を入れず、場合によっては仕事をする時間に充てる」など、心構えをしておくだけでも急な案件が飛び込んできたときにも対応できるようになるでしょう。

仕事の管理

ワーク・ライフ・バランスを保つためには、仕事の量は多すぎても少なすぎてもいけません。難しい部分ではありますが、仕事量を上手にコントロールすることが、フリーランスを長く続けるコツとなります。

・請け負う仕事を選ぶ
仕事を選ぶ自由があるのもフリーランスの醍醐味といえます。単純に好き嫌いで選ぶこともできますが、自分なりの基準を用意して、仕事を選ぶ際の判断基準を作っておくとスムーズに対処できます。

たとえば、報酬額で判断する場合、目標とする月収とひと月の作業時間から時給を計算し、時給に見合った仕事であるかどうかで判断するという方法があります。また、仕事の質についてもよく考える必要があります。「その仕事が別の仕事につながるような発展性はあるか」「新たなスキルや知識が身に着くなど将来に活かせる要素はあるか」「自分にしかできない仕事であるか」など、優先的に受ける条件を前もって準備し、判断するようにしてみてはいかがでしょうか。

・経理、営業を意識的に行う
2016年の小規模企業白書によれば、フリーランスの職業は、デザイナーやシステムコンサルタント、ライターなどの専門職が多いようです。

参考:小規模事業白書(2016年度 中小企業庁)

フリーランスとして働いている以上、メインとなる仕事以外にも、資金繰りをしたり、新たな受注に向けて働きかけたりするなど、経理や事務作業も行うことになります。中には苦手な作業もあるかもしれませんが、一日や一週間のスケジュールの中に定期的にこれらの作業を行う時間を意識して作るようにしましょう。

業務効率化につながるツールを活用することも効果的です。たとえば、Square 請求書なら、簡単にパソコンやスマートフォンを使って請求書を作成し、クライアント宛にメールで送信できます。印刷や郵送など、請求書作成にかかる手間を減らせます。ぜひ導入を検討してみてください。

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お金の管理

経済的な不安はワーク・ライフ・バランスを保つ上で大きな障害となります。売掛金の回収から今後の備えまで、幅広い視野でお金を管理していくことが大切です。

・銀行口座を使い分ける
お金の管理に使う銀行口座は、事業用の口座と生活費用の口座に分けておくことをオススメします。生活のために使うお金は毎月、自分自身に給料を支払うように、決まった日に事業用口座から生活費用口座へ振り込むようにすると、管理しやすくなります。

・働けない場合の収入を担保する
代わりが効かないフリーランスにとって、ケガや病気はできるだけ避けたいものです。治療や入院によって仕事ができなくなると、その間収入が途絶えてしまうので、できるかぎり備えておくと安心です。

積立貯金などで毎月少しずつ蓄えておくほか、最近ではフリーランス向けの保険などもあるので、必要に応じて利用を検討してみてください。

・将来に備えておく
定年退職のないフリーランスですが、もしある年齢でのリタイアを考えている場合は、引退後の生活費を準備しておく必要があります。

まず、フリーランスの場合は会社員と違って退職金がありませんが、中小企業や個人事業主を対象とした共済制度を利用すると、退職金と同様の積み立てを行うことができます。掛金の全額が所得控除となるので節税にもつながります。詳しい条件や内容は、ウェブサイトを確認してみてください。

参考:小規模企業共済(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)

また、フリーランスの公的年金は国民年金のみです。厚生年金にも加入している会社員と比べると将来の年金受給額に差があるので、より受給額を増やしたいなら、オプションとして国民年金基金を利用することも考えておきましょう。詳しい条件や内容は、ウェブサイトを確認してみてください。

参考:国民年金基金(国民年金基金連合会)

他にも、民間の生命保険会社が提供している生命保険に加入するという選択肢もあります。支払う期間や受け取り時の年齢、受け取り方なども比較的自由に設定できるので、自身のライフプランに合わせて利用するとよいでしょう。

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執筆は2018年3月23日時点の情報を参照しています。
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