今すぐタクシーに導入したいカード決済システム

飛び乗ったタクシーがクレジットカード決済に対応していないことを知らずに、現金を持ち合わせていない乗客と会計時にトラブルになったという話を耳にすることがあります。

年々増加している訪日外国人観光客の受け入れや、2020年の東京オリンピックに向けて交通機関が整備されていく中、タクシーの利便性向上も例外ではありません。

タクシー業界は、バリアフリーを意識したユニバーサルデザイン車の導入や、多言語対応など、より多くのお客様を効率的かつ安全に目的地まで案内するため様々な工夫を行っています。

タクシー運賃の支払いもその一つでしょう。ミスやトラブルのないスムーズな会計処理はお客様の満足度を上げ、好感度が高まれば次回の乗車に繋がります。

今回は、タクシーにおけるカード利用の需要と、カード決済システムの導入ポイントについてご紹介していきます。

目次



タクシーでカード決済は敬遠される?

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カード決済に対応しているタクシーは、都市部を中心に増えています。利用するタクシーがカード決済に対応しているかどうかは、タクシーの車体に貼ってあるクレジットカード会社のステッカーで判断できます。

しかし、カード決済に対応しているタクシーであるにも関わらず、お客様のカード利用を必ずしも快く受け付けてくれない場合もあるのが現状のようです。次のような理由が挙げられます。

手数料の負担

全てのタクシー会社に当てはまるわけではありませんが、運賃の支払いにカードを利用した場合、決済手数料が運転手の報酬から引かれる場合があるようです。クレジットカード会社によっては、8%を超える高い手数料を徴収されることもあるので、少額の料金であれば割りに合わないと感じるのは自然のことで、カード受付に消極的になるのも理解ができます。

決済にかかる時間

カード決済は、車内に搭載した専用端末を使って行います。操作に不慣れな運転手であれば、処理に手間取るおそれがあります。降車場所が細い路地や車の往来が激しい街中であれば、後続車が気になりますし、早く済ませようと焦る余り逆に時間がかかってしまうこともあります。

また、決済処理には通信を行う必要があります。電波環境が悪いとエラーが発生したりと、個人情報などの貴重な情報が含まれるカードを預けているお客様に不安を与えてしまいます。

このような想定外の機械の不都合や故障があると、次回も同じトラブルが発生するのではないかと危惧し、更にカード決済に対して億劫になることもあるかもしれません。

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カード決済に積極的なお客様は売り上げアップのチャンス!

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しかし、利用者の立場に立ってみると、乗車したタクシーがカード決済に対応しているということは大きな魅力になります。

急遽、タクシーで長距離を移動することになった時や、終電を逃してしまった時など、現金の持ち合わせを心配することなく、カード一枚あれば料金が高額になっても支払うことができます。

また、多くのクレジットカード会社は、利用者向けに支払い金額に応じてポイントを付与するなどの特典を揃えているので、特典目当てに進んでカード利用するお客様も多いようです。タクシー会社と提携しているカード会社もあります。

他にも、利用明細で支払い履歴を確認できるというメリットも挙げられます。

高い客単価を見込める

以上のように、持ち合わせの現金だけでは払いきれない距離を利用し、料金をクレジットカードで支払うお客様からは、一度の乗車で高い客単価が見込めるといえます。移動距離が長ければ長くなるほど料金が上がるわけですから、これに伴い決済手数料もかさむとはいえ、まとまった売り上げになることは変わりありません。

比較的高額の売り上げが見込めるのであれば、売り上げチャンスは逃したくないものです。そのためにもカード決済受付ができるように準備しておきましょう。

増加する外国人客

外国人客のタクシー需要も売り上げ確保のチャンスです。特に観光客の場合、不慣れな土地で公共交通機関を使って移動することは勇気も要りますし、負担と感じる場合もあるようです。タクシーを利用すれば、目的地の名称や住所を運転手に伝えるだけで直接移動できるので、国内観光客に比べ外国人観光客のタクシー利用率は高いといえます。

また、空港からホテルへの移動など、比較的長距離の利用が多いことから、まとまった売り上げの確保にもなります。特に欧州では、一ヶ月間など長期に渡る休暇を取る習慣があるので、長期滞在者を得意客にすることができれば、安定した売り上げが期待できるでしょう。

日本に比べてクレジットカード利用が浸透している外国から訪日する観光客は、飲食店や小売店に限らず、タクシーもカード決済に対応していることを想定しています。このようなお客様からの売り上げを逃さないためにも、カード決済に対応しておくことは重要なのです。

これまで、カード決済に積極的なお客様からは高い単価や頻繁な利用が見込めるということをお伝えしてきました。車体にカード決済対応の目印があるのとないのとでは、集客効果が大きく異なってきます。支払い手段としてカード決済が気軽に選べるサービス環境を目指すことが重要です。

Square Readerでかんたんにカード決済を導入!

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カード決済の需要やカード決済を好むお客様と客単価の関係が理解できても、やはり従来のカード決済システムの初期導入費用や手数料の負担を考えるとなかなか導入まで踏み込めないかもしれません。

このような悩みを解決するのが、Squareの決済端末です。手のひらサイズのコンパクトなカードリーダー(Square Reader)を、お使いのスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末とBluetoothで接続するだけで、カード決済システムを簡単に導入することができます。スマートフォンにSquare POSレジアプリをダウンロードすると、その日の売り上げがひと目でわかる売上分析機能なども無料で活用できます。

「仕事用のタブレットがない」という人には、クレジットカード決済の受け付け・POSレジ機能・レシートの印刷が一台で行えるオールインワン決済端末(Square Terminal)も提供しています。レシートプリンター・タブレット・決済端末を個別に用意するよりもコストを大幅に抑えて導入できるカード決済端末です。

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気になる決済手数料も3%台です。普段から馴染みのあるスマートデバイス上で、タップやスワイプなど画面を見ながら直感的に操作を行えるので、打ち間違えなどのミスを減らし、短時間でのクレジット決済が可能です。

お客様のニーズに合わせてレシートはEメールまたはテキストメッセージで送信したり、プリンターに接続してその場で印刷することもできます。複数のタクシーで利用したいときも、カードリーダーとスマートデバイス(※Square Terminalの場合は、決済端末のみ)を増設するだけで全車でカード対応が可能になりますし、各車の売り上げも同一アカウントで一元管理できます。お客様の購買行動が多様化していく一方、タクシー業を含め、あらゆる業種で支払い手段の拡充が求められています。売り上げの増加と顧客確保の機会を少しでも逃さないためにも、早期にカード決済システムの導入をおすすめします。

Squareの決済端末を利用した決済に関する決済手数料はこちらをご確認ください。執筆は2017年2月21日時点の情報を参照しています。2021年3月16日に記事の一部情報を更新しました。現時点では、タクシー・ハイヤー等での電子マネー決済のご利用はできません。ご了承ください。