EC決済とは?主な決済方法やサービスを選ぶ際のポイントを解説

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ECサイトにおいて欠かせない仕組みが「EC決済」です。オンラインでは直接現金をやり取りできないため、クレジットカード、電子マネー、コンビニ払い、銀行振込などの決済手段をオンラインショップ上に組み込む必要があります。

本記事では、EC決済の基本から主な種類、導入方法、ECサイト向け決済サービスを選ぶ際のポイントまで分かりやすく解説します。

📝この記事のポイント

  • EC決済とは、ECサイトでお客さまが商品やサービスを購入する際、支払いに使う決済システム
  • EC決済で最も多く利用されている決済手段はクレジットカード
  • 決済手数料だけでなく、入金サイクルや店舗売上と一元管理できるかどうか、サポート体制やセキュリティー対策も比較ポイント
  • Square オンラインビジネスなら決済機能付きECサイトを無料で簡単に開設できる
目次


EC決済とは?

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EC決済とは、お客さまがECサイトで商品やサービスを購入する際に、オンライン上で支払う仕組みです。実店舗のように現金を直接受け渡しできないため、決済サービスを導入してクレジットカードや電子マネーなどのさまざまな決済方法で支払いを受け付けます。

ECサイトで利用される主な決済方法

総務省の「令和7年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」によると、インターネットで商品を購入した15歳以上の人が利用した決済方法では、クレジットカード払いが79.7%で最も高くなっています1

決済方法 割合
クレジットカード払い(代金引換時の利用を除く) 79.7%
電子マネーによる支払い(QRコード決済、楽天Edy、Suicaなど) 45.8%
コンビニエンスストアでの支払い 35.2%
銀行・郵便局の窓口・ATMでの振込・振替 23.3%
インターネットバンキング・モバイルバンキングによる振込 21.3%
通信料金・プロバイダ利用料金への上乗せによる支払い 16.0%
代金引換 15.2%
その他 0.9%

ECサイトでは、まず利用率の高いクレジットカード払いへの対応を検討するとよいでしょう。そのうえで、客層や販売商品に合わせて、電子マネー、コンビニ払い、銀行振込などを追加するかを判断しましょう。

EC決済で確認したいセキュリティー対策

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EC決済を導入する際は、使いやすさだけでなく安全性も確認しておきたいポイントです。日本クレジット協会の集計では、2025年のクレジットカード不正利用被害額は510.5億円と、2020年の253億円に比べ大幅に増えています2

被害の多くは、カード番号などを盗用して決済に使う「番号盗用」によるものです。カードの現物を使わずに決済できるECサイトでは、こうした不正利用への対策が欠かせません。

ECサイト向け決済サービスを選ぶ際は、以下のような対策に対応しているかを確認しましょう。

  • 3Dセキュアなどの本人認証に対応しているか
  • 不審な取引を検知する仕組みがあるか
  • PCI DSSなど、カード情報を安全に扱うための基準に準拠しているか
  • チャージバックが発生した場合の確認方法やサポート体制があるか
  • 管理画面の権限設定やログ管理ができるか

不正利用を完全に防ぐことは難しいものの、セキュリティー対策が整った決済サービスを選ぶことで、被害や対応負担を抑えやすくなります。

ECサイトに決済機能を導入する方法

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ECサイトに決済機能を導入する方法は、主に3つあります。これからECサイトを作るのか、すでに自社で開発した独自サイトがあるのか、WordPressなどのCMSを使っているのかによって、適した方法が変わります。

決済機能が最初から備わっているサービスを使う

これからECサイトを立ち上げる場合や、サイト構築のノウハウが少ない場合は、決済機能が最初から備わっているECサイト作成サービスを使う方法がおすすめです。アカウントを作成し、商品登録や配送設定を行えば、システム開発をせずに販売を始めやすい点がメリットです。

代表的なサービスには、Square オンラインビジネス、BASE、Shopifyなどがあります。

サービス 特徴 主な費用・手数料
Square オンラインビジネス 月額費用ゼロから利用できる
Square POSレジアプリで店頭の売上データと同期可
取引ごとに決済手数料3.6%
BASE スタンダードプランは月額費無料 スタンダードプランの場合、取引ごとに決済手数料3.6%+40円
サービス利用料3%3
Shopify デザインや機能を拡張・カスタマイズしやすい Basicプラン(月払い)の場合、月額利用料4,850円
取引ごとに決済手数料3.55%〜4

自社サイトにオンライン決済プラットフォームを組み込む

自社で独自に構築したウェブサイトをすでに運用している場合は、APIを使ってオンライン決済プラットフォームを実装するのも選択肢の1つです。ある程度のプログラミングの知識が必要となるため、やや上級者向けの手段になります。

すでに自社ウェブサイトへのアクセスが多く、たくさんのお客さまを誘致できている場合は、新たにECサイトを立ち上げるよりも既存サイトにEC機能を付け加えた方が販売促進につながるかもしれません。APIは無料で組み込めるものがほとんどで、知識さえあればスムーズに導入できます。

自社サイトに決済プラットフォームを組み込む方法にはほかにも、決済代行会社が用意した決済画面へ遷移する「リンク型」や、入力されたクレジットカード情報を暗号化(トークン化)して処理する「トークン型」などがあります。

WordPressなどのCMSにEC・決済プラグインを追加する

すでにWordPressなどのCMSでお店や会社のウェブサイトを運営している場合は、そこにECプラグインを追加して、既存サイトに決済を含むEC機能を組み込む方法もあります。

たとえば、WordPressで構築したウェブサイトの場合、WooCommerce(ウーコマース)のECプラグイン5を追加することで、商品登録、カート、購入手続き、注文管理などの機能を利用できます。さらに、WooCommerceに対応した決済プラグインを追加・設定すれば、クレジットカードなどを使った支払いを受け付けられるようになります。WooCommerceと連携できる決済プラグインには、SquareやPayPalなどがあります。

EC決済サービスを選ぶ際のポイント

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EC決済サービスを導入する際には、費用や機能のバランスを比較して選ぶことが重要です。以下の5つのポイントを踏まえて検討しましょう。

初期費用・月額費用・手数料などのコスト

ECサイト向け決済サービスを選ぶ際は、コストが自社の予算やビジネスモデルに見合っているかを確認しましょう。具体的には、主に以下のような費用が発生します。

  • 決済手数料(売上金額の数%)
  • 固定費(初期費用や月額費用)
  • 振込手数料

特に開業直後や売り上げが少ない時期は、固定費を抑えることがキャッシュフロー管理の観点からも重要です。一方で手数料などの安さだけを重視すると、必要な決済手段をカバーできず、より多様な決済手段に対応しているネットショップにお客さまが流れてしまうことも考えられます。

また、振込手数料が発生するかどうかも重要です。売上金の入金のたびに振込手数料がかかるサービスの場合、年間を通してみるとかなりのコストになる可能性があるため注意しましょう。

入金サイクル

入金サイクルとは、売り上げが発生してから実際に口座に振り込まれるまでの期間です。ネットショップ運営では、商品の仕入れ代金を先に支払うことが一般的なため、手元に現金が入るタイミングが遅れると資金繰りが悪化するリスクがあります。入金サイクルが短いサービスを選ぶことで、キャッシュフローがより安定します。

計画的な資金繰りのためにも、以下の点を確認しておきましょう。

  • 通常の入金サイクル(週1回・翌月払いなど)
  • 早期入金オプションの有無・手数料

早期入金を利用する場合、通常の入金サイクルより早く売上金を手にすることができますが、手数料が追加で発生する場合があります。

実店舗の売り上げとまとめて管理できるか

実店舗がすでにある場合、ECサイトでの売上を別で管理するとなると、管理画面などの行き来に手間がかかってしまいます。また、実店舗とECサイトの売上情報が連携できなければ、全体の売上計算においてミスが発生しかねません。

決済代行サービスによっては、実店舗とECサイトの販売情報を簡単に一元管理できるものもあり、管理画面から実店舗とECサイト両方の売上データを確認できます。実店舗とECサイト両方の管理業務を効率化したい場合は、共通で利用できる決済代行サービスも選択肢の1つとして検討してみましょう。

サポート体制が充実しているか

ECサイト向け決済サービスのサポート体制も、チェックしておきたい項目です。アクセスが集中するセール期間や休日などにトラブルが起きた際、すぐに対応できる窓口がなければせっかくの販売機会を逃してしまう恐れがあります。以下のようなサポートが用意されているかをチェックしてみましょう。

  • 疑問やトラブルを検索して、すぐに回答が得られるヘルプサイト
  • 電話やチャットでの問い合わせ窓口と営業時間
  • 週末や夜間帯の対応の有無

セキュリティー対策

EC決済では、購入者のカード情報を安全に扱うためのセキュリティー対策が不可欠です。代表的な基準として、以下の2つがあります。

3Dセキュア(本人認証サービス)

3Dセキュアは、クレジットカード決済時に追加の本人認証を行うことで、不正利用を防ぐ仕組みです。購入者がカード情報を入力した後、カード会社が設定したパスワードやワンタイムパスワードで本人確認を行います。不正利用のリスクを低減できるため、多くのEC決済サービスが対応しています。

PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)

PCI DSSは、クレジットカード情報を取り扱う事業者が遵守すべき国際的なセキュリティー基準です。カード情報の保護・管理に関する要件が定められており、EC決済サービスを選ぶ際はPCI DSSに準拠しているかどうかを確認することが重要です。

利用するサービスがこれらのセキュリティー基準に対応しているかを事前に確認し、お客さまが安心して決済できる環境を整えましょう。

EC決済を始めるならSquare

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「EC決済機能付きの自社サイトを簡単に立ち上げたい」という人におすすめなのが、決済代行サービスSquareのネットショップ作成サービス「Square オンラインビジネス」です。

Square オンラインビジネスは月額費用が無料のフリープランから利用でき、シンプルな手順で自社ECサイトを作成できます。アカウントを作成し、豊富な種類のテンプレートからウェブサイトのデザインや内容を編集して商品情報を登録するだけで、EC決済システムが組み込まれたサイトを開設できます。

フリープランの場合、かかる費用は決済ごとにかかる決済手数料(3.6%)のみ。専門業者に依頼してサイトを一から構築するよりコストが抑えられるうえ、複雑なプログラミングの知識は必要ありません。EC決済で最も利用割合の大きいクレジットカード決済に対応しており、​5大国際ブランド​(Visa、​Mastercard、​JCB、​American Express、​Diners Club International)に加え、​Discoverもご利用いただけます。

※各種プランと決済手数料に​ついて、​詳しくは​こちらを​ご確認ください。

実店舗とネットショップの決済方法をSquareに統一すれば、両方の売上情報などの連携も簡単です。Square オンラインビジネスでネットショップを運営し、実店舗での販売はSquare POSレジで管理すれば、在庫は自動で同期され、オンラインと店舗両方の売上確認や分析を1つのアカウントで行えるようになります。

すでに運営している自社ウェブサイトがある場合、サイト上にSquareのEコマースAPIを組み込む方法も利用できます。SquareのEコマースAPIを入れることで、お客さまはSquareが提供する決済手段で商品を購入できるようになります。詳しくはこちらをご覧ください。

ネットショップを無料で開始するならSquare

Square オンラインビジネスはモバイル対応のオンラインストアを無料で構築できるサービスです。実店舗と在庫を自動で連動させたり、店頭受取やデリバリーに対応していたりと、便利な機能が豊富。無料でECをはじめたい小売店や飲食店に向いています。

まとめ

EC決済とは、ECサイトで商品やサービスを販売する際に、オンライン上で代金を受け取る仕組みです。

ECサイトではクレジットカード払いの利用率が高く、まずはクレジットカード決済への対応を検討するとよいでしょう。EC決済サービスを選ぶ際は、既存の自社サイトに決済機能だけを組み込むのか、ECサイト自体を作成するのかを決めたうえで、手数料や入金サイクル、サポート体制やセキュリティー対策を比較して決めるのがおすすめです。

よくある質問

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最後に、ECサイトの決済に関するよくある質問をまとめました。

EC決済とは何ですか?

EC決済とは、ネットショップなどのインターネット上で商品やサービスの料金を支払う仕組みです。クレジットカード決済が最もよく使われており、ほかにもQRコード決済やコンビニ払い、銀行振込など複数の手段があります。実店舗のように現金を直接受け渡しできないため、ECサイトを運営する場合は、オンライン上で安全に決済を受け付けられる仕組みを整える必要があります。

ECサイトでよく使われる決済方法は何ですか?

ECサイトでよく使われる決済方法には、クレジットカード払い、電子マネー、コンビニ払い、銀行振込、インターネットバンキング、代金引換などがあります。なかでもクレジットカード払いは利用率が高く、ECサイトを開設する際にまず対応を検討したい決済方法です。

EC決済サービスを選ぶときは何を比較すればよいですか?

EC決済サービスを選ぶ際は、決済手数料だけでなく、初期費用や月額費用、振込手数料、入金サイクル、対応している決済方法、サポート体制、セキュリティー対策を比較しましょう。実店舗も運営している場合は、店舗とECサイトの売上や在庫をまとめて管理できるかも重要なポイントです。手数料の安さだけで選ぶのではなく、自社の販売方法や運営体制に合ったサービスかどうかをよく吟味しましょう。


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

執筆は2026年7月3日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。