ホームページ作成ツール「Wix」を使うと、ECサイトやブログ、企業サイトなど、誰でも自由にウェブサイトの作成が可能です。Wixの利用にプログラミングやコーディングなどの専門知識は不要で、店舗情報の発信、ECサイトでの販売など、やりたいことに即して料金プランを選べます。
この記事では、Wixの使い方や料金体系、メリット・デメリット、無料でできることなどを解説します。ECサイトを効率的に開設・運用したい人に便利なツールや、Wixの利用検討中に役立つ「よくある質問」も記事後半にまとめました。
📝この記事のポイント
- Wixは個人サイトから企業サイトまで多様なホームページ(ウェブサイト)を簡単に作成できるサービス
- Wixは5種類の料金プランから選んで利用し、それぞれに機能・データ容量などが異なる
- 無料プランでもWix エディタやAI サイトビルダーの機能を使い、十分な機能を持つウェブサイト作成ができるが、ECサイトは作成不可
- Wixの有料プランのうち、スモールビジネス、ビジネス、ビジネスプライムの3プランでECサイトを作成可能
- 決済サービスのSquareでは無料でECサイトを作成でき、テンプレートやカスタマーサポートも充実
目次
- Wixとは(ウィックスとは)
- Wixの料金プラン比較(料金表)
- 評判のWix無料プラン
・無料でできること
・無料でできないこと - Wixの有料プレミアムプラン料金
・パーソナル
・スモールビジネス
・ビジネス
・ビジネスプライム - Wixのメリットとデメリット
・メリット1:費用が抑えられる
・メリット2:ホームページテンプレートが豊富
・メリット3:メールマガジンが発行できる
・メリット4:決済サービスが選べる
・メリット5:充実したアプリ
・デメリット1:電話サポートを受けられる時間が限られている
・デメリット2:テンプレートの変更ができない
・デメリット3:外部ホストにエクスポートできない
・デメリット4:ECサイトを開設するには有料プランの登録が必要 - Wixは無料で独自ドメインが使えるのか?
- Wixでホームページ制作する方法・使い方
・Wixアカウントの作成
・サイト作成にあたっての基本設定
・ホームページのテンプレート選択
・ページ追加および編集
・各種SEO設定 - 無料ECサイトの開設ならSquareもおすすめ
- まとめ
- よくある質問
・Wixとはなんですか
・Wixは料金がかかりますか
・Wixでのホームページ作成は簡単ですか
・Wixに代わるサービスはありますか
・Wixのデメリットはなんですか
Wixとは(ウィックスとは)
2006年にイスラエルで誕生したWix1は、世界190カ国で2億6,000万人以上の登録ユーザーを有するホームページ作成ツールです。ウェブデザインの専門的な知識・ソフトウェアなしで、ドラッグ&ドロップの操作で誰でも簡単に本格的なウェブサイトを作れることから、日本でも多くのユーザーが利用しています。
Wixは個人から企業、団体までさまざまな目的に合わせてデザイン性の高いウェブサイトを作成できるのが特徴です。Wixを使って作成できるウェブサイトの例として次のようなものが挙げられます。
- 企業のコーポレートサイト
- 店舗・スモールビジネスのオフィシャルサイト
- ブログ形式の個人ホームページ
- 画像をメインにしたギャラリーサイト
- 新商品やサービスを紹介する情報サイト
- 商品販売が可能なECサイト

Wixの料金プラン比較(料金表)
Wixの料金プランを大きく分けると、無料プランと有料プラン(プレミアムプラン)2があります。プレミアムプランは4種類あり、個人、フリーランス、ビジネス一般、団体など、さまざまなウェブサイト作成のニーズに応じた機能やデータ容量などが用意されています。2025年末時点のWixのプランごとの料金は次の通りです。
| プラン | 無料プラン | パーソナル | スモールビジネス | ビジネス | ビジネスプライム |
|---|---|---|---|---|---|
| 料金/月 | 0円 | 1,300円 | 2,300円 | 2,700円 | 13,500円 |
| ドメイン登録 | 不可 | 1年間無料 | 1年間無料 | 1年間無料 | 1年間無料 |
| データ容量 | 500MB | 2GB | 50GB | 100GB | 無制限 |
| オンライン決済 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Eコマース機能 | なし | なし | あり | あり | あり |
| 利用可能な管理者数 | 1人 | 2人 | 5人 | 10人 | 100人 |
Wixのプレミアムプランはウェブサイトの基本機能・スペックの他、マーケティング、請求・支払い管理といった運営機能にも違いがあります。こうした運営機能は無料プランにはないため、「ウェブサイト開設の目的」に合わせたプラン選びが肝心です。
評判のWix無料プラン
Wixの無料プラン3では具体的にどんなウェブサイトを作ることができるか、使える機能を確認していきましょう。
無料でできること
インターネットブラウザ上で使う「Wix エディタ」と呼ばれるウェブサイト作成・編集機能を使用すると、Wixの無料プランでも基本的な機能を持つウェブサイトを問題なく作ることができます。Wix エディタを使用して、次のような作業が可能です。
- 800以上のテンプレートから好みのデザインを選択
- ドラッグ&ドロップで感覚的にレイアウト
- ページの追加(問い合わせフォーム、スライドショーなど)
- SNSとの連携
- SEO対策設定
- アプリ追加による機能拡張(予約フォーム、メールマガジン配信など)
Wixの無料プランで使えるテンプレートには、ランディングページ、ポートフォリオ、ブログなどの他、ビジネス向けウェブサイトに使いやすいデザインも充実しています。テンプレートを元に、一切のコーディング作業なしで色やフォント、テキストの配置などを自在に変えることができ、オリジナルのウェブサイトを完成させられます。
さらに、AIにリクエストしてウェブサイトを自動生成する「Wix AI サイトビルダー(旧:Wix ADI)」の機能もWixの無料プランで利用可能です。AI サイトビルダーは、AIとのチャットで「ビジネスの概要」や「デザインの要望」などを伝え、微調整を経て、洗練されたデザインのウェブサイトを効率的に構築する機能です。ウェブサイト作成が初めての人にも利便性の高い機能といえます。
無料でできないこと
Wixの無料プランでは対応していないこともあります。無料ではできない次の項目もしっかり確認したうえでプランを検討するのがおすすめです。
- 独自ドメインが取得できない
- 作成したウェブサイトに表示されるWixのロゴ・広告バナーを削除できない
- ECサイト(ネットショップ)機能が使えない
- データ保存容量が500MBと少なく、掲載できる画像数・画質が限られる
- 月間帯域幅が最大1GBしかないので、多量のアクセスに対応できない
「Wixを初めて利用するので使い勝手を試したい」「簡易的なウェブサイトがほしい」といった場合には、利用料・維持費のかからない無料プランが役立ちます。とはいえ、独自ドメインが使えないことや、Wixロゴの入った広告バナーがウェブサイトに表示されることで、プロフェッショナルというより個人サイトの印象になることは否めません。
そのため、次のようなケースでは有料のプレミアムプランを選択することが望ましいでしょう。
- ビジネスで本格的に利用する
- 月間アクセス数が1,000PVを超えると想定される
- 画像・動画を多用したウェブサイトを作成したい

Wixの有料プレミアムプラン
Wixのプレミアムプランには、「パーソナル」「スモールビジネス」「ビジネス」「ビジネスプライム」の4種類があります。各プランの詳細4を確認してみましょう。いずれも、独自ドメインを利用でき、Wixのロゴは非表示で、サイトのアクセス解析機能を利用できます。
パーソナル
月額1,300円で利用できるWixの「パーソナル」は、個人やフリーランス向けのプランと謳われています。
無料プランと違ってパーソナルプランでは問い合わせフォームに最大10の入力項目を自由に設定でき、アクセス解析などもできるのでビジネスでも利用しやすいといえます。たとえば次のような使い方が可能です。
- ブランドや販売商品の情報を紹介
- 事業内容や料金表を載せ、見積り依頼を受ける
- ビジネス概要や実績をサイト上で説明し、商品販売は外部リンク先へ誘導
Wixのパーソナルプランでは無料プランと同じくECサイトやオンライン決済機能は使えないことから、Wixで作ったウェブサイト上での商品販売はできません。
スモールビジネス
Wixの有料プランの1つ、「スモールビジネス」は月額2,300円で利用でき、個人事業主や小規模店舗におすすめとされています。
スモールビジネスプランはGoogleの検索結果やYouTubeなどのオンライン広告表示に対応しているほか、ウェブサイト内で顧客アカウントの登録ができるなど、Wixのパーソナルプランよりもマーケティングに強いプランといえます。また、ECサイト機能もあることから、Wixで作ったウェブサイト内で販売からオンライン決済までが可能で、ビジネスをより効率化し、顧客にもプロフェッショナルな印象を与えられます。
Wixのスモールビジネスプランで作ったウェブサイトは、例として次のような使い方が考えられます。
- ECサイトとして商品カタログ(最大5万点)を掲載し、国内向けにオンライン販売
- 予約注文機能を活用し、販売前商品の予約から販売までをオンラインで完結
- オーダーメイド商品やカスタム商品の販売用に見本を紹介し、問い合わせフォームを使って商談のうえ、オンラインで販売
データ容量が50GBなので、商品点数または商品画像の枚数・データサイズを抑えるといった工夫は必要と考えられます。さらに、スモールビジネスプランのECサイト機能は「KudoBuzz」のレビュー機能には対応していないため、外部の複数の販売チャネルなどで付いた商品レビューをウェブサイトにまとめて掲載することはできません。ただしライブチャットが利用できるので、お客さまからの問い合わせへの対応しやすさでレビューの情報量をカバーすることはできそうです。

ビジネス
Wixの「ビジネス」プランは月額2,700円で利用でき、規模の大きいビジネスや成長が期待できるビジネス、本格的なネットショップ運営に適しています。
ビジネスプランではデータ容量が100GBと、「スモールビジネス」プランの2倍あるため、画像で多くの情報を伝えるタイプのECサイトを作成できるのも魅力です。また、ポートフォリオとして作品や商品を多数掲載したいビジネスにも適しています。
Wixのビジネスプランで作成したウェブサイトは、次の例のような使い方が見込めます。
- ECサイトとして商品カタログ(最大5万点)上で複数の画像を使って商品詳細を伝えながら販売
- 企業・店舗のウェブサイトとECサイトを複数の管理者(最大10人)で運営
- メイン通貨以外での取り引きに対応する機能(メイン+5通貨)で、一部の国・地域への海外販売を展開
ビジネスプランで作ったECサイトではKudoBuzzレビューを最大1,000件掲載できるため、情報量アップで販売強化に貢献しつつ、お客さまからの問い合わせ数を抑える効果も期待できそうです。もちろん、予約販売機能などスモールビジネスプランに搭載されている機能も全て利用できるほか、ビジネスプラン独自の機能として商品の再入荷を顧客に通知する機能などもあります。
ビジネスプライム
Wixの「ビジネスプライム」は月額13,500円で、機能・データ容量は有料プランの中で最上級です。最大100人でウェブサイトを共同管理できることから、従業員数や支店数の多い大規模なビジネスでも利用できます。加えて、データ容量は無制限となっており、ECサイトとしても企業サイトとしても掲載コンテンツの制限が少なくなり、ビジネスの加速に大いに役立ちそうです。
ビジネスプライムプランを利用して作成したウェブサイトは、次のような用途例が考えられます。
- 多数の高画質画像を載せた商品カタログ(最大5万点)で高級路線のECサイトを運営
- 問い合わせフォーム(最大75個まで設置可)を商品部門ごとに活用し、回答担当者を細分化することで専門性・即時性の高いカスタマーサービスを実現
- メイン通貨以外での取り引きに対応する機能(メイン+10通貨)で、幅広い国・地域への海外販売を強化
ビジネスプライムプランの機能ラインアップは、Wixの有料プランの中で最もオンラインでの販売・マーケティングに強いため、日本国内にとどまらずグローバルでのブランド認知拡大や販売を目指すビジネスにも適しています。
Wixのメリットとデメリット
ここまで、無料・有料プランそれぞれの機能や制限をチェックしてきましたが、数あるウェブサイト作成サービスの中でWixを選ぶメリットとデメリットについても考えてみましょう。
メリット1:費用が抑えられる
専門業者にウェブサイトの作成を依頼すると、数十万円から数百万円かかる場合があります。また、情報の更新や商品の入れ替え、ECサイト上での割引キャンペーンなどを行うたびに、ウェブサイトの掲載・編集作業を業者に依頼することになり、その都度コストがかかります。その点、Wixなら自分で作業ができ、制作費用や維持費用を抑えることができます。
先述のようにWixの無料プランでは、Wixの広告が表示される、独自ドメインにできない、ECサイト機能が使えない、データ容量が少ないといった制限があります。一方、有料プランの場合は、広告が表示されない、独自ドメインが利用できる、ECサイト機能が使える、データ容量が大きいなど、無料プランと比べるとできることが大幅に増えます。月々数千円からのコストでECサイトが維持できるのは大きな利点といっていいでしょう。
メリット2:ホームページテンプレートが豊富
Wixには800種類を超えるテンプレートと、数百もの高画質の写真・動画素材が用意されています。豊富な素材を無料で使えるのが嬉しいところです。
Wixのテンプレートは、次のようなテーマごとに分類されています。
- ビジネス
- ネットショップ
- クリエイティブ
- コミュニティ
- ブログ
それぞれのテーマの中にはサブカテゴリーがあり、ネットショップというカテゴリーを例にとっても、アパレル、アクセサリー、家電、書籍、ハンドメイド、ベビー服など、具体的な事業内容にあわせたテンプレートが用意されています。そのため、ビジネスに適したテンプレートを簡単に選ぶことができるのが特徴です。
また、HTMLやCSSなどの専門知識がなくても簡単にサイト作成できる点や、スマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末にも対応したサイトが作れる点も便利です。
メリット3:メールマガジンが発行できる
Wixでは無料プラン・有料プランを問わず、ウェブサイトにメールマガジン発行の機能が付帯しています。メールマガジンの情報発信はビジネスの売り上げにつながる可能性が高いことから、メールマガジン発行機能はWixでウェブサイトを作るメリットの1つといえます。
ちなみに、マーケティングシステム開発企業の株式会社WOW WORLDが2023年に行った「企業に求める情報発信方法」の調査5では、メールマガジンがビジネスにもたらす効果を示す次のような結果が出ています。
- 55%の人が、企業から重要な情報を受け取る手段にメールマガジンを選択
- 66%の人が、商品の値下げや再入荷の情報が届いたら嬉しい
- 57%の人が、企業から届く情報を煩わしいと思ったことがある
Wixでは毎月200通まで無料でメールマガジンを送信でき、メールマガジンのデザインもテンプレートから選べます。さらに多くのメールマガジンを送りたい場合は、Wixの「メルマガ配信用の有料プラン」を申し込むことで月間の送信数を増やすことが可能です6。これはWixプレミアムプランの月額利用料とは別の料金なので注意が必要です。
メリット4:決済サービスが選べる
Wixの有料プラン(パーソナルプランを除く)で作ったウェブサイト上では複数の決済代行サービスを利用できます。
日本の場合、利用できる決済代行サービスは次の通りです7。
- Square
- PayPal
- Stripe
- デジカ(KOMOJU)
- KOMOJU スマホ決済
- 楽天ペイ、あと払い(ペイディ)(いずれもKOMOJU 経由)
たとえば店舗でSquareのPOSレジやキャッシュレス決済サービスを利用している場合、ECサイトでもSquareを利用することができれば、売り上げの一括管理が可能になります。Squareを選んだ場合、利用可能なカードブランドは、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discoverの計6ブランドです。1回の決済ごとに決済手数料3.6%がかかります。Squareとの連携について、詳しくはWixヘルプセンターのSquareを決済方法として設定するを参考にしてください。
メリット5:充実したアプリ
Wixではウェブサイトの機能を拡充する便利なアプリも充実しています。お客さまからの質問に答えられるチャット機能や、マーケティングに役立つSNSとの連携機能、予約機能などはビジネスに大いに活用できるでしょう。無料で利用できるアプリが多数そろっています。

デメリット1:電話サポートを受けられる時間が限られている
Wixの利用開始前に、デメリットについても確認しておきましょう。Wixは日本語による電話やチャットのサポートを提供していますが、このサポートが受けられるのは平日のみです8。
もし週末にWixの利用方法について不明な点が出てきた場合や、ウェブサイトに不具合が生じた場合、Wixヘルプセンターで同じような内容の質問が投稿されているかを検索し、回答を参照することになります。「検索したが回答が見つからない」「もっと具体的な回答がほしい」という場合は、平日まで待たなければなりません。
デメリット2:テンプレートの変更ができない
Wixでは、サイトを一度作成したらテンプレートを他のものに変更することができません9。ただし、1つのアカウントで複数のウェブサイトを作成することができるため、他のテンプレートを使いたい場合は新しいテンプレートを選んで改めてサイトを作成することになります。その場合、機能によっては新しいテンプレートで作成したサイトに移行できないものもあるので注意しましょう。
デメリット3:外部ホストにエクスポートできない
Wixで作成したウェブサイトが正常に動作するためには、Wixのサーバー上で操作される必要があります10。Wixで作成したサイトのテンプレートやテキストをファイルなどにして書き出すというオプションは提供されていないため、他のサービスへ移行したいと思ったときにWixで作成したウェブサイトをそのまま移行することができないのが難点です。
Wixの有料プランは、すべてのプランで14日間の全額返金保証付きです。まずは無料プランか有料プランを14日間を使って、自分にとって使いやすいかどうか、自分のショップに適したウェブサイトを実現できるかどうかを確かめてみることをおすすめします。
デメリット4:ECサイトを開設するには有料プランの登録が必要
Wixは無料でウェブサイトを作成することができますが、ECサイトの作成・運用機能を利用するには有料プランの申し込みが必須となります。新たにビジネスを立ち上げ、ECサイトを開設する場合、売り上げの見通しが立たないうちから月額コストがかかることを負担に感じる事業者もいるでしょう。
ネットショップを無料で開始するならSquare
Square オンラインビジネスはモバイル対応のオンラインストアを無料で構築できるサービスです。実店舗と在庫を自動で連動させたり、店頭受取やデリバリーに対応していたりと、便利な機能が豊富。無料でECをはじめたい小売店や飲食店に向いています。
Wixは無料で独自ドメインが使えるのか?
Wixの無料プランで作成したウェブサイトは、独自ドメインの使用ができません。無料プランで作ったWixのウェブサイトのURLには必ず「wixsite.com」という文字列が入ることになり、有料プランにしない限りこれを回避することは不可能です。
ただし、「wixsite.com」の前に入る登録ユーザー名や、後に入るサイト名にビジネスネームや屋号、会社名を入れることはできます。
Wixでホームページ制作する方法・使い方
Wixでオリジナルのウェブサイトを作るにあたって、まずは基本的なサイト作りの操作方法を確認しておきましょう。ウェブデザインの専門知識は不要で、日本語の手順に従って操作するだけでサイトを完成させられます。
Wixアカウントの作成
まずはWixのページに必要事項を入力してアカウントを作成します。メールアドレスがあれば、誰でもWixのアカウントを作ることができます。
サイト作成にあたっての基本設定
Wixでウェブサイトを作るために必要な基本情報を設定します。これは「どんなウェブサイトにしたいか」を言語化するステップなので、次のような情報を適切に入力しましょう。
- ウェブサイトの種類(ネットショップ、飲食店のサイト、企業ブログ、イベント情報サイトなど)
- ビジネス名
- サイト作成の目的(商品販売、サービス予約、ビジネスの宣伝、作品の展示など)
- サイトに追加したい機能(チャット、予約機能、問い合わせフォームなど)
- ウェブページ作成の経験(初めて、プロレベルなど)
このステップで入力した情報を元に、サイト作成方法のおすすめなどが提示されます。
ホームページのテンプレート選択
Wix エディタ(編集ツール)で作成する手順に進むと、豊富なテンプレートの中から好みや目的に合うデザインを閲覧して選ぶことができます。テーマごとにテンプレートを見る、またはキーワードに合うテンプレートを探してみましょう。Wixでは一度設定したテンプレートを後から変えることができないため、しっかり確認してから選ぶよう注意が必要です。
Wix エディタではなくAI サイトビルダーを利用する場合は、AIの質問に答えていくことでウェブサイトが完成します。この場合、AIが自動的にデザインを決定していくので制作が簡単にできる一方で、細部(色、フォント、テキストや画像の位置など)のデザイン変更などがしにくいのがデメリットです。豊富なテンプレートからデザインを選び、細部を自分好みにアレンジしながらオリジナルサイトを作りたい場合は、Wix エディタでの作成がおすすめです。
ページ追加および編集
Wix エディタでは、ダッシュボード(管理画面)からウェブサイト内の各ページの追加や編集ができます。トップページ、ビジネスの概要ページ、商品紹介ページ、問い合わせページなど、サイトの目的に応じてページを作成しましょう。
各種SEO設定
ウェブサイトを公開する前にSEO(検索エンジン最適化)の基本設定を行い、検索エンジンに対して「このウェブサイトはどんな内容か」という情報を提示します。SEOの設定は、サイトのカテゴリーや、どんなキーワードで検索している人に適したサイトかを明確にするものです。つまり、「検索した人がウェブサイトにたどり着きやすくする」ための工夫がSEOの設定といえます。
Wixで作ったウェブサイトのSEOの基本設定には次のようなものがあります11。
| 設定項目 🔧 | 項目の説明 📘 | 作業する内容 ✏️ |
|---|---|---|
| タイトルタグ 🏷️ | 検索結果に表示される「サイトのタイトル」を設定 | サイトのタイトルを追加・編集 (例:●●●カフェ ☕️) |
| メタディスクリプション 📝 | 検索結果で、URL とサイトのタイトルの下に表示される「ページの詳細情報」を設定 | サイトの説明テキストを入力 (例:◯◯県◯◯市の◯◯駅前にある、本格イタリアンコーヒーとケーキが楽しめる●●●カフェの紹介です 🍰☕️) |
| ページをインデックスさせる 🔍 | 検索エンジンに対して、ページを検索結果に表示させる(検索した人がページを見つけられるようにする) | トグルを有効にする 🔓 |
さらに、SEO設定の「ページごとに編集」という機能で、Wixで作ったウェブサイト内の個々のページのSEOの基本設定も次のように行います。
| 設定項目 ⚙️ | 項目の説明 📘 | 作業する内容 ✍️ |
|---|---|---|
| タイトルタグ 🏷️ | 「ページのタイトル」を設定 | ページのタイトルを追加・編集 (例:メニュー|●●●カフェ ☕️) |
| メタディスクリプション 📝 | 「ページの詳細情報」を設定 | ページ内容の説明テキストを入力 (例:●●●カフェのドリンク、フード、ケーキのメニュー 🍰☕️) |
| URLスラッグ 🔗 | 「URLの末尾の部分」を設定 | ●●●-cafe.co.jp/menu |
| 画像タイトル 🖼️ | ページ内の画像の内容を説明する「代替テキスト」を設定 | 画像の内容をできるだけわかりやすくテキスト化 (例:●●●カフェの定番セット、深煎りカフェオレとアップルケーキのセット 🍎☕️) |
ウェブサイトの各ページのコンテンツ本文と同様に、タイトルタグやメタディスクリプション、画像の代替テキストなどに使用する言葉は、検索キーワードに影響します。たとえば「◯◯市 カフェ おしゃれ」で検索した人に対して表示されるようにするには、そうしたキーワードが設定されたウェブサイト・ウェブページであることが必要です。
無料ECサイトの開設ならSquareもおすすめ
ここまでに解説したように、Wixの無料プランでウェブサイトの開設はできますが、ECサイトを開設するとなると有料プランを選ぶことが必須となります。
決済サービスのSquare(スクエア)では、無料でECサイトを開設できる「Square オンラインビジネス」というツールを提供しています。無料プランなら初期費用や月額利用料は無料。かかるのは決済手数料のみという仕組みなので、ビジネスを立ち上げたばかりの事業者や、事業規模が小さい場合でも負担をおさえて導入できます。

Square オンラインビジネスでは、ECサイトなどのウェブサイト作成に役立つ機能がそろっています。いずれの機能も無料で利用可能です。
- プロフェッショナルなデザインで各業種に適したテンプレート
- 登録できる商品数は無制限
- Instagramとの連携
- 実店舗のPOSレジと連動させて在庫管理・売上管理などを一本化
- メールやSNSにリンクを貼るだけで決済を受け付けられる「Square リンク決済」 を提供
Square リンク決済は、「オンラインでの販売には興味があるけど、ECサイトの運営はまだ先でもいいかな」と考えている事業者にもおすすめの機能です。ECサイトを作って商品登録をするタイプの販売でなく、ウェブサイトに1点物の商品・作品の画像を掲載して商談・販売はメールなどで個別で行うといったタイプのビジネスにも、Square リンク決済なら簡単に対応できます。決済用のリンク作成は商品画像や必要事項を入力するだけで簡単にでき、作成したリンクをメールやSNSなどに添付し顧客に送信すれば、スムーズな支払い受け付けが可能です。

さらに、Wixユーザーからの日本語問い合わせ対応が平日に限定されるのに対して、Squareの場合は不明な点やトラブルには土日・祝日も電話やメールでのサポートを受けられます(年末年始や臨時休業を除く)。そのため、初めてのウェブサイト作成やECサイトの運営にも安心して取り組めます。
また、Squareは売上金の入金もスピーディーです。通常入金と即時入金の2パターンがあり、通常入金の場合、売上金は最短で翌営業日(※)に自動で振り込まれます。振込申請は不要で、振込手数料もかかりません。
※三井住友銀行またはみずほ銀行の場合、売り上げは翌営業日に振り込まれます。三井住友銀行・みずほ銀行以外の金融機関口座の場合、毎週水曜日に締め、同じ週の金曜日に合算で振り込まれます。
さらに即時入金の場合、タップひとつで売り上げをすぐに登録口座へ入金することができます。入金額の1.5%の手数料がかかり、手数料を差し引いた金額が入金されます。売り上げが迅速に手元に入ることは、安定したECサイトの運営にもつながるでしょう。
ネットショップを無料で開始するならSquare
Square オンラインビジネスはモバイル対応のオンラインストアを無料で構築できるサービスです。実店舗と在庫を自動で連動させたり、店頭受取やデリバリーに対応していたりと、便利な機能が豊富。無料でECをはじめたい小売店や飲食店に向いています。
まとめ
ウェブサイトやECサイトを作成するとなると、費用面や運営にかかる手間などが気になり、躊躇してしまうという事業者も多いでしょう。しかし、オンラインでビジネスを紹介し、商品やサービスを販売することで、多くの顧客にアプローチすることが可能になります。ぜひこの機会にWixやSquareを活用したウェブサイトやECサイトの作成を検討してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
最後に、Wixでのウェブサイト作成を考えている人が気になるポイントを、「よくある質問」としてまとめました。Wixへの登録前にぜひ役立ててみてください。
Wixとはなんですか
Wixは世界中で使われているホームページ作成ツールです。日本語にも対応し、ウェブデザインの知識なしで個人からビジネスまで誰でも、ウェブサイトやECサイト、ギャラリーサイトなどを開設できます。
Wixは料金がかかりますか
Wixには無料プランと有料プランがあります。Wixの無料プランや一部の有料プランではECサイトの開設・運営はできません。4種類の有料プランのうち3種類のいずれかを利用すると、ECサイトとそれに付随するマーケティング機能、オンライン決済機能などを使うことができます。
Wixでのホームページ作成は簡単ですか
用意されたテンプレートを選んでWix エディタで編集、またはAI サイトビルダーの機能を利用して、Wixで簡単にウェブサイトを作成可能です。ただし、利用したい機能があるプランを選ぶ必要があることと、一度設定したテンプレートは変更不可であることを覚えておきましょう。
Wixに代わるサービスはありますか
Square オンラインビジネスの無料プランなら、登録から月々の利用までて無料でECサイトを作成できるため、Wixに代わるホームページ作成サービスとして役立ちます。
Wixのデメリットはなんですか
ECサイトを運営したい事業者にとって、Wixのデメリットは有料プランでしかECサイトを開設できないことでしょう。また、プランごとに使える機能が異なるため、初めてのECサイト開設ではまずプラン選びに悩むかもしれません。
さらに、電話サポートが受けられるのが平日に限定されていることや、別のサービスへ移行したいときに外部ホストにデータのエクスポートができない点などもデメリットといえます。こうしたデメリットも検討し、ビジネスの運用スタイルや予算に合うウェブサイト作成サービスを選ぶのがおすすめです。
Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。
執筆は2019年4月15日時点の情報を参照しています。2026年1月8日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。
1:会社情報(Wix)
2:Wix ご利用料金(Wix)
3:Wixの無料プランでできることとは?メリットやデメリットを徹底解説(Wix Blog)
4:プレミアブランを選択する(Wix Help Center)
5:【調査レポート】2,009人の生活者に聞いた「企業に求める情報発信方法」(株式会社WOW WORLD)
6:メルマガ配信プランをアップグレードする(Wix Help Center)
7:お住まいの国で利用可能な決済代行サービス(Wix Help Center)
8:Wix カスタマーケアへのお問い合わせ(Wix Help Center)
9:サイトテンプレートを変更する(Wix Help Center)
10:Wix サイトを外部ホストにエクスポートまたは埋め込む(Wix Help Center)
11:SEO 設定をカスタマイズする(Wix Help Center)

