日本特有の素材に焦点を当て、最もおいしい形をとことん追求し、提供していく。そんな着眼点をもとに急ピッチで店舗拡大を遂げている会社がある。京都発の株式会社roomだ。2019年秋オープンの抹茶専門店「八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)」を皮切りに、こだわりの砂糖が自慢の「糖太朗(とうたろう)」、国産大豆でつくる自家製豆腐を主役に据えた「鬼とうふ」と、たった6年で新ブランドを次々と立ち上げてきた。
糖太朗のオープンをきっかけに、ほぼ全店舗でSquareを導入。他社から乗り換える形で導入を決めたそうだが、どんな点が改善されたと感じているのだろう。2024年11月にオープンした旗艦店「八十八良葉舎嵐山」にて、八十八良葉舎をはじめるきっかけや、Square導入の感想を代表の丸山順裕(まるやま・のぶひろ)さんに伺った。
| 業種 | 飲食 |
| 業態 | 抹茶専門店 |
| 使用しているSquareのサービス | Square リーダー、Square POSレジ、Square 請求書 |
目次
- コーヒーから抹茶の世界へ
- 省スペースかつスタイリッシュな見栄えのSquareに乗り換え
- 乗り換えて感じた、うれしいポイント
- 特別なリクエストなどにはSquare 請求書で対応
- Squareで実現できたこと
コーヒーから抹茶の世界へ
自分のお店をもとうと、大学時代から10年近くに渡ってバリスタを続けてきた丸山さん。それが1杯の玉露との出会いをきっかけに、まったく目を向けてこなかったお茶の世界に興味が湧き、思い切り方向転換することにした。

縁もゆかりもない業界に踏み込むと決めたからには、猛勉強するしかない。基礎知識はもちろん、茶畑に出向いては無償で収穫作業を手伝ったりと、五感をフル活用させながら抹茶について学んだ。つながりのない世界なだけに飛び込むには緊張もあったそうだが、農家さんたちは丸山さんのがんばりを温かく受け入れてくれたそうだ。
「人と人とのつながりをすごく大事にされていたり、畑で一緒に歩いていると『この畑はおじいさんが仲間と開拓して……』という話が飛び交ったり。昔の日本がまだ残っているようで、すごくおもしろいんです。ここに受け入れてもらえることに、すごく嬉しさを感じています」
そうして出身地でもある京都・嵐山で、抹茶専門店「八十八良葉舎」を2019年にオープンした。たった2坪の小さな店舗を、1人で運営しはじめた。
省スペースかつスタイリッシュな見栄えのSquareに乗り換え
時は2023年。八十八良葉舎をはじめて4年が経ったタイミングで、新たなブランドを立ち上げることになった。良質な国産砂糖を使ったこだわりのスイーツを提供する「糖太朗」である。
あえて新ブランドを立ち上げたのはなぜだろう。
「新しいことをしたい人間で、同じことができないんです。苦しみを選んでしまう人間なんです」と小さな笑みを浮かべる。
抹茶のほかにも、日本特有の素材を奥深く知りたい。そんな好奇心が糖太朗のオープンにつながった。
「お砂糖がどこでつくられて、どうやってつくられているかってあんまり考えないじゃないですか。でも日本には黒糖や和三盆と職人さんがつくってはるものがある。そこを追求したお店をつくりたいと思うようになりました」
オープンに伴い、それまで使用していた他社の決済端末から、コンパクトかつスタイリッシュなものを望むようになり、Squareへの移行を決めた。

レジスペースをあまり広く設けられないことから、手のひらサイズのSquare リーダーを導入。タブレットでSquare POSレジを操作している。今回訪れた八十八良葉舎嵐山を含め、Square導入店舗ではすべてSquare リーダーで決済を受け付けている。

2019年に八十八良葉舎をオープンして以降、2025年末時点は8店舗を運営している。まだまだ店舗拡大を目論むなかで、導入が煩雑でないのはうれしいポイントだと話す。
「お店でキャッシュレス決済を導入するときって、最初にいろいろ申請するのが面倒くさいんですよね。Squareやったら一括で(いろいろな決済方法を)申請できるので、いいですよね」
乗り換えて感じた、うれしいポイント
Squareに切り替えてうれしいポイントは、いくつかある。たとえば最初に気づいたのは、決済スピードだ。
「レジであんまり時間を取りたくないんです。Squareやったら一瞬で終わるので、お客さまにもストレスがかからへんし、楽です。
以前使用していた端末は、接続するのも手間で、決済をするときも結構時間がかかってたんですよね。ここは観光のお客さまが多くて、みなさまが一番に求めていることって、早く出してもらうことだと思うんです。それが10秒であっても5秒であっても、無駄な時間を削るのは重要だと考えています。Squareを導入したら時間短縮につながって、ラッキーだと思っています」
さらにお客さまから注文を受ける際にホット・アイスをはじめ、希望にあわせて「白玉」「アイス」などのトッピングをPOSレジから追加できるよう設定している。商品をつくる際には印刷されたオーダーシートを見れば、何をつくればいいのかがひと目でわかる。これも効率化につながっているそうだ。
「何が通っているかを全部いちいち口頭で確認しなくても、オーダーシートを見ればわかるようにしたかったので、商品登録に関してはそうやって設定していますね」

キャッシュレス決済方法問わず(※)、Squareでの決済額がまとまって振り込まれるのもうれしい点だ。
「以前までは決済会社とはまた別でPayPayと契約していたので、PayPayだけ別日に振り込まれていて、それがとても面倒くさかったんです。それがなくなったのはだいぶ嬉しいです」
※Squareで受け付けられる決済方法はこちらをご確認ください。
実は、八十八良葉舎では海外出店の話も進んでおり、出店する国まで視察に行ったりと丸山さんは大忙し。そんななか、Squareの売上レポートから全店舗の売れ行きをパッと見られるのも利点だという。
「Squareやったら、全店舗の売り上げをまとめたレポートが一瞬で出てくるので、すごいです。僕のなかで、いいなと思っているところです」

特別なリクエストなどにはSquare 請求書で対応
八十八良葉舎にはオンラインショップもあるものの、特別なリクエストはSquareの請求書で対応することもあるという。
「海外観光客のお客さまから『ホテルに抹茶を送ってほしい』というリクエストをDMで受けることがあるんです。そういうとき、Squareで請求書を送れるのは大きいですね。だいぶ助かります」
Square 請求書を利用するには商品内容とお客さま情報を入力して、メールで送るだけ。お客さまは受け取ったメール内のリンクからクレジットカードで請求額を支払える。各請求書の支払ステータスが管理画面からひと目でわかるのも便利なポイントだ。
海外観光客のお客さまだと日本での滞在日数も限られているため、送付日の確認などをしながら、Square 請求書でオンライン決済を促しているようだ。

海外出店におけるやりとりでも請求書を活用することがある。
「今、マレーシアでお店をやりたいと言われていて、抹茶をマレーシアまで送ることがあるんです。そういうときは請求書を作成して、メールで送るだけなのでめっちゃ簡単じゃないですか。日本円で受け取れますし。外国への送金ってすごく面倒くさいんですよ。請求書だと楽なので、いいですよね」

今後のプランを聞くと、アメリカとインドネシアでのフランチャイズ店舗に向けて動いていると教えてくれた丸山さん。さらにはいまあるブランドのほかにも、何か新しいことはできないだろうかと常にアンテナを張っているという。次なる店舗ではまた新たな素材を掘り下げてくれるのだろうか。楽しみに待ちたい。
「レジであんまり時間を取りたくないんです。Squareやったら一瞬で終わるので、お客さまにもストレスかからへんし、楽です」ー株式会社room 代表取締役 丸山順裕さま
Squareで実現できたこと
お客さまをお待たせしない決済スピード
株式会社roomが以前利用していた決済端末は起動や決済に時間がかかっていました。SquareならPOSレジで商品を選択した後、端末で滞りなく決済を受け付けることができます。おかげで、決済から商品提供までの時間も短縮できたといいます。
決済方法問わず、売上額がまとまって振り込まれる
Squareに乗り換える前まではQRコード決済を別で契約しなければいけなかったため、売り上げの振り込み日を統一できないという課題がありました。SquareならQRコード、電子マネー、クレジットカードなど幅広いキャッシュレス決済方法に対応しているうえ、決済方法問わず、決済額は最短翌営業日にまとまって振り込まれます。
取引先やお客さまの特別なリクエストへの対応
八十八良葉舎では海外観光客から商品をホテルに郵送してほしいというリクエストを受けることがあるそうです。さらには海外の取引先から抹茶を送付してほしいという依頼もあります。こういった際にはメールで送れるSquare 請求書を活用。メール内のリンクからクレジットカード決済ができるため、オンライン上で決済を受けなければいけない場面では有効活用しているといいます。
請求書の作成から送信まで簡単スピード対応
Square 請求書は決済機能付きのクラウド請求書サービスです。無料ではじめられ、自動送信や定期送信など便利な機能も盛りだくさん。フリーランス、個人事業主、業務請負やサービス請負業の請求業務を簡単に効率化できます。
記事に掲載されている店舗情報 (商品内容、価格、営業時間など) は2025年10月時点のものです。

