老舗デパートに華やかな高級ブランドショップ、流行りの飲食店が数多く軒を連ねる、東京・銀座。実は世界でも有数のバーが集まる街としても知られている。その数は300軒を超えるといわれ、個性もさまざまである。今回訪れたのは、銀座七丁目交差点からほど近い「GINZA MUSIC BAR」だ。
GINZA MUSIC BARが入居するのは、買い物客がひしめく大通りから一本中に入った、銀座すずらん通りに面したビルの4階だ。エレベーターの扉が開くと、イブ・クライン・ブルーで彩られた空間と、壁際の棚にぎっしりと収められた3,000枚を超えるアナログレコードが出迎えてくれる。
「GINZA MUSIC BARでは独自の音楽的ミックスを楽しんでいただけます。何かワンジャンルのファンじゃなくても、新しい発見があったり、一緒にいろんなジャンルを聞くことで生まれてくる相乗効果みたいなものを楽しめるという点が、他のお店とは大きく違うと思います」と、ミュージックセレクターのDJ uroさん。
お客さまの8割がクレジットカードを利用するとあって、GINZA MUSIC BARでは2014年のオープン当初から決済端末を導入していた。ただ、2022年にそれまで利用していた決済会社からシステムと契約条件の変更を提示された。新しい契約では月々の固定費が増えることになるうえ、システムの変更にもかなりの手間がかかる。この機会に他社を検討してみようと動き出し、たどり着いたのがSquareだった。
時間がない中、最終的に選んだSquareだったが、オペレーション面にも思わぬ効果があった。お会計にかかる時間が減ったのだ。いくつかあるSquareの決済端末の中で、GINZA MUSIC BARが導入したのは持ち運びができ、レシートプリンターも内蔵されている「Square ターミナル」だ。
GINZA MUSIC BARでは基本的にテーブル会計を採用している。以前使っていた決済端末はワイヤレスではあったものの、近距離にしか対応できない仕様だった。そのため、お会計が発生する度に、ホールスタッフはお客さまから一旦カードを預かってカウンターに戻る必要があった。カウンターに置いてある決済端末で決済をし、レシートプリンターでレシートを出力したら再びお客さまのところに戻り、カードと共にレシートを渡すというオペレーションだった。客席とカウンターの往復が発生するうえ、カードの読み込みに時間がかかることも多かった。
最初はお客さまとして来店し、この環境に魅力を感じて今ではミュージックセレクターを務めるDJ uroさんはGINZA MUSIC BARの魅力をこう話す。
「GINZA MUSIC BARにはいろんなお客さまがいらっしゃいます。デートスポットとして利用される方もいますし、ディスコ時代を楽しまれたお客さまの接待の場に使われることもありますし、常連さんがお一人でいらして悩みを聞くこともあります。今は海外のお客さまも多いです。ミュージックバーですけど、社交の場というような雰囲気があると思います」(DJ uroさん)
「Square ターミナルを導入した効果は実に素晴らしく、それまでわざわざレジカウンターまでレシートや領収書のプリントアウトに戻っていたのは何だったんだろうという感じでした」ーGINZA MUSIC BAR チーフバーテンダー 渡邉海輝さま
Squareのアカウント登録手続きはすべてオンラインで完結し、審査結果は1〜2営業日でわかります。そのため、早ければ申し込んだその日からクレジットカード決済を受け付けることができます。スピーディーにSquareを導入できたことで、GINZA MUSIC BARでは以前利用していた決済会社からSquareにスムーズに切り替えることができました。