ex. flower shop & laboratory | Square導入事例

「花業界って、仕入れの支払いサイトが結構短いんですよ。キャッシュフローを考えると、入金サイクルが短いのはかなりありがたいです」ーBOTANIC Inc. 代表取締役 上甲友規さま

花は誰かに贈るにしても、自分の部屋で愛でるにしても、奥の奥まで知れると、きっともっと楽しむことができる。どこの農園で採花されたのか。どうすればうまく手入れができるのか。花にまつわるちょっとした裏話を丁寧にお客様に伝えている花屋がある。現在は、中目黒・蔵前・代々木上原と都内に三店舗を展開する「ex. flower shop & laboratory(以下、イクス)」だ。

イクスでは2013年に第一号店をオープンして以来、Square リーダーでキャッシュレス決済に対応してきた。最近ではオンライン上で受けた注文の決済方法として、メールで送れるSquare 請求書も活用している。今回は中目黒店を訪ね、イクスをはじめて以来、Squareを使い続けている理由や、Squareの活用方法について代表取締役の上甲友規(じょうこう・ともき)さんに聞いてみた。

業種 小売業
業態 花屋
利用しているサービス Square リーダーSquare スタンドSquare POSレジSquare 請求書
導入を検討した理由 ・導入コストが安かったため
・端末やアプリのデザインが店頭の内装とマッチしたため
Squareが役に立っている点 ・トレーニングにコストと時間がかからない
・ソーシャルメディアからの注文は、Square 請求書で対応できる
・入金サイクルが短い

一店舗目は50万円弱で作り上げた

2013年の7月、イクスは最初の店舗を中目黒に開いた。2021年時点では3店舗に拡大しているものの、当時は6畳弱の小さなスペースだった。上甲さんの話によれば、オープンにかけた資金は50万円弱。限られた予算でやりくりするなかで、オープン初日から決済端末を導入したのは「将来的なところも見越して」だと上甲さんは話す。「海外の事例を見ても、キャッシュレス決済はいずれ進んでくると予想していた、と創業者の田中からは聞いています」

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複数あるサービスのなかから選んだのが、Square。決め手となったのは、導入コストとデザインだった。

「POSレジの導入だけを考えたとしても、国内の売上管理ツールはそれなりにコストがかかってきますからね。(Squareだと)導入コストが安いですよね。あとはデザイン性がインテリアと合いました。お客様にお見せするお会計金額の画面(Square POSレジアプリ)もデザイン性を崩さないところがいいです」

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2店舗目、3店舗目でも続けて利用

オープンして3年が経った2016年には、東京の東側にある蔵前にもお店を開いた。翌年の2017年には、渋谷にほど近い代々木上原に3店舗目を、2020年にはイクス中目黒店があるビルの2階に「LIFFT Concept Shop」もオープンさせた。中目黒の店舗と同様に、蔵前店、代々木上原店、LIFFT Concept ShopでもSquare リーダーを導入した。決済まわりをSquareに統一する理由は、その使いやすさにあるという。

「操作性に迷いがない。使い方がすごくシンプルです」

特に気に入ってるのは、トレーニングに時間とコストがかからないところ。

「マニュアルを読ませなくても、一度一緒にやってしまえば、二回目以降は大体ひとりでできているので。その点ではすごく使いやすいですし、助かっていますね」

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キャッシュレス決済は全体の約5割

以前までは一輪の購入であれば、現金で支払うお客様が多かった。ところが最近では単価が低くても、電子マネー(※)などのキャッシュレス決済を希望する人が増えているそう。今では店舗売上の半分ほどをキャッシュレス決済が占めている。

※Square リーダーで受け付けられるクレジットカードブランド、QRコード決済、電子マネーについてはこちらからご確認ください。

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店頭でのキャッシュレス決済の比率が少しずつ上がっていくなかで、うれしいのは短い入金サイクルかもしれない。Squareなら最短翌営業日に売上額が指定口座に振り込まれる。

「花業界って、仕入れの支払いサイトが結構短いんですよ。キャッシュフローを考えると、入金サイクルが短いのはかなりありがたいです」

オンラインからの注文には、Square 請求書を活用

感染症の影響を受けて、外に出かけることなく、自宅から買い物が楽しめるネットショップが注目されている。イクスでは、2020年以前からオンラインでのサービスを提供してきた。たとえば花の定期便や花束をオンラインから注文できるサービス(「霽れと褻(ハレとケ)」、「LIFFT(リフト)」)もあれば、SNSのメッセージ機能からも注文できるようにしている。

「LINEやFacebookなどでやりとりをしながら決めたい、というお客様が一定数いらっしゃいまして。それからLIFFTのほうでは、ご自宅需要の増加をきっかけにオンライン接客をはじめました」

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お客様が「これぞ」という花束がオンライン上で決まると、決済方法として、Square 請求書を送付する。

「まず予算、デザイン、送付先などを聞いて、送料をお伝えする、というやりとりを、メッセージなりチャット上でさせていただいています。その内容に応じてSquare 請求書を作成して、送付しています。ソーシャルメディア上でやりとりをするお客様にスムーズに決済いただく手段としては、かなり使いやすいものかなと思ってます。POSレジアプリでのレジ打ちと同じくらいの知識があれば、請求書の作成もすぐにできますね」

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基本的には国内のお客様が多いものの、ときおり、海外のお客様から「日本に住む友人に花束を贈りたい」と注文を受けることもある。アメリカやオーストラリア、イギリスでも認知度が高いSquareの請求書だと、やりとりがスムーズに進むという。

しかし店舗での売り上げにあわせて請求書の売り上げも管理するとなると、なかなかの時間がかかりそう。ところがレジ締めにかかる時間を聞いてみると、「10分以内にはできているかと思います」と上甲さん。

請求書も店舗での決済もSquareで統一しているイクスでは、パソコンからSquareのアカウントにログインするだけで、それぞれの売り上げがひと目で確認できる。売り上げの内容はSquare POSレジアプリからも見れるので、スマートフォンさえあればどこからでも、気になったときに売り上げをチェックすることができる。

イクスの今後

2019年12月には、イクスをはじめて以来、最も長い時間をともにしてきた中目黒店が移転に伴い、閉店した。移った先は、Blue Bottle Coffee 中目黒カフェが1階にあるビルの3階。同ビルの2階には、ワークショップやイベントなどが随時開催されるLIFFTのコンセプトショップも併設している。中目黒駅からだと、歩いて10分ほど。駒沢通りを祐天寺方面へとぐんぐん上っていったところにある。

新たな店舗は天井が高く、スペースも広い。以前まではあまり置いていなかった観葉植物も、豊富な種類を提供できるようになった。花はもちろんのこと、今後はお客様がさまざまな観葉植物にも触れられるよう、店舗やオンラインでのサービスを充実させていく予定だという。

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気づけばもうあと少しで、オープンから10周年が経つ。上甲さんにイクスの今後についてを聞いてみた。

「中目黒の店舗に関しては、駅からちょっと遠いこともあり、わざわざ足を運んでいただくお店になっているかと思います。そのなかでお花はもちろん、それ以外のサービスも心地よく感じてもらえるよう改善を図っていきたいと考えています。目下の課題は、お客様との関係性をもっとパーソナルにしていくことです。提供するサービスもそうですが、その提供方法やサービス内容も、今後はもっとレベルアップしたいと考えています」

「(Square 請求書は)ソーシャルメディア上でやりとりをするお客様にスムーズに決済いただく手段としては、かなり使いやすいものかなと思ってます」ーBOTANIC Inc. 代表取締役 上甲友規さま

Squareが実現したこと

トレーニングには時間もコストもかからない

新しいスタッフを雇うたびに行うことになる、決済まわりのトレーニング。操作方法が簡単なSquareなら、トレーニングに時間やコストはかかりません。イクスでは一度一緒に操作をすれば、二回目以降は一人でできてしまうスタッフがほとんどだそうです。

SNSからの注文はSquare 請求書で対応

イクスでは、オンライン上でお客様と一緒に花を選ぶことがあります。このような場面で使用している決済方法が、Square 請求書です。数分でかんたんに作成でき、メールで送れる請求書機能は、お客様にとってもスタッフにとっても使いやすいツールです。

1万円以内で導入できた

イクスは一店舗目を50万円ほどでオープンさせました。Square リーダーなら4,980円(税込)で購入できるうえ、Square POSレジアプリのダウンロードと利用は無料(※)です。限られた予算のなかでも導入できる価格帯は、イクスにとって大きな決め手となりました。

※一部有料機能を除く。詳しい料金体系はこちらからご確認ください。

短い入金サイクル

決済サービスのなかには、入金サイクルが月1回のものもあります。Squareなら売上額の振り込みは、最短翌営業日。支払いサイトが短い花業界にも向いているといえます。

Squareでは、キャッシュレス決済が受け付けられる決済端末に加えて、POSレジやメールで送れる請求書など、花屋の業務に役立つサービスや機能を多く提供しています。

Square 請求書なら、作成からオンライン送信まで簡単スピード対応

請求書の作成、送信、支払いまでの流れが簡単に。自動送信、定期送信など便利機能も無料。

この事例に登場したSquareのサービスは:

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