epais coup|Square ターミナル導入事例

万博記念公園のある大阪府吹田市、JR吹田駅から歩いて1分ほどのところにグルメレビューサイトでも評価の高いとんかつのお店がある。ミシュランガイド認定のとんかつ専門店「北新地 epais(以下、エペ)」の姉妹店で、2016年にオープンした「epais coup (以下、エペ クープ)」だ。開業直後からメディアの注目を集め、瞬く間にテレビ番組で毎年取り上げられるほどの人気店となった。

店主の石塚隆さんはエペ クープを開業するまでバーを経営していたが、バーでは現金しか扱っていなかった。そんな石塚さんが選んだのが、レシートプリンター内蔵のキャッシュレス決済端末「Square ターミナル」だ。今回は、石塚さんにSquare ターミナルに決めた理由や使い勝手、PayPayを導入したことで変化した点について伺った。

業種 飲食業
業態 とんかつ専門店
利用しているサービス Square ターミナル
導入を検討した理由 ・時代の流れとお客様のニーズから、複数のキャッシュレス決済手段を導入したいと考えていた
・Square ターミナルは持ち運びができ、お客様の目の前で決済ができるので安心して使える
・決済端末の見た目がスタイリッシュ
・PayPayや交通系電子マネーなど、豊富な決済手段が一括で導入できる
Squareが役に立っている点 ・決済スピードが上がった
・豊富な決済手段でお客様のニーズに応えることができた
・複数の決済手段を一括で導入・管理できるので業務が楽になった

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割烹料理店を彷彿させるおしゃれな店構えで、のれんをくぐるとカウンター6席のみの落ち着いた雰囲気の店内。ランチ、ディナーともに、三元豚や山形豚ロースを使用したとんかつ定食やコース料理がお手頃な価格で食べられる。ランチタイムは待ち時間が出るほどの人気で、中でも、「三元豚ヘレカツシャトーブリアン」はひれ肉の中でも厳選した部位を使用しており、数量限定の人気メニューだ。

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じっくり低温で揚げられたとんかつは包丁を入れると肉汁が溢れ、断面がきらきら輝くほどジューシーで、噛んだ瞬間に口の中に肉の旨味が広がる。石塚さんはとんかつにつける塩やソースにもこだわり、カウンターには4種類のソースと、国内外の塩が10種類以上並んでいる。中でもおすすめなのはポルチーニ茸がブレンドされた塩。とんかつに合うようにと石塚さん自らがブレンドし、豊かな風味と香りの高さが特徴的だ。

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帰り際のお客様の笑顔に喜びを感じる

一皿一皿に手を抜かず、思いをこめて作ることができるのが、小規模なお店の強みだ。作ったその場で提供し、お客様の食べている表情を見れるのが嬉しいと石塚さんは話す。

22歳からバーテンダーとして働き、27歳で自身のバーを開業。バーの営業は夜のみだったため、昼間はエペの従業員として働いた。そんなある日、エペのオーナーから姉妹店を経営しないかと誘われ、「やるなら本気でやりたい!」と自身のバーを閉めることを決心。エペ クープの店主となった。

バーテンダーとして働いていた頃から、需要があることはどんどん取り入れたいという思いが強く、お会計に関しても考えは同じだったという。「未来を考えたら、キャッシュレス決済を導入したほうがいいのではないかという思いはずっとありましたね」

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キャッシュレス決済で直面した問題

2016年の開業当初は、エペと同じクレジットカード決済サービスを利用していたが、改善したいと思えるがいくつかあったという。

対応するクレジットカードブランドが少ない点や、電話回線を利用して決済を行うために決済を行っている間は電話が使えない点、決済端末は持ち運びができず設置場所が限られていた点だ。お客様の視界に入らないところに決済端末を設置していたため、目の届かないところで決済されることをお客様は不安に感じるのではないかという懸念があった。クレジットカードしか受け付けることができず、利用できるキャッシュレス決済手段が少ないことを不便に感じるお客様もいたという。

Squareとの出会い

そんなある日、営業で来店した銀行員からSquareのカードリーダーを紹介される。当時、お店にはインターネット環境がなかったため、すぐには導入できなかったが、以前より複数のキャッシュレス決済を一括で導入したいと考えていた石塚さんはすぐに導入準備に取り掛かった(※)。インターネット契約をし、やっとキャッシュレス決済を導入できる状態になった頃にSquare ターミナルを知り、「これだ!」と思ったという。持ち運びができるポータブル決済端末は他にもあるが、Squareにした決め手は何だったのだろうか。

※ Squareの決済端末(Square リーダー、Square ターミナル、Square スタンド)の利用には、Wifiや携帯電話回線によるインターネット環境が必要です。

「紹介された時からずっと意識していたっていうのもありますが、持ち運びができ、見た目がスタイリッシュで、交通系ICカードなど、決済手段が豊富だったという点です」

Square ターミナルを導入したことで、石塚さんが直面していたさまざまな課題を解決することができたそう。

Squareの導入で作業スピードが2倍に

「Square ターミナルを導入してから、作業は2倍ほどスピーディーになったと思います。電話回線を使った決済は読み込みに時間がかかるし、端末はキッチンの奥に設置していたのでカードを持って行って決済しなければなりませんでした。決済スピードが速いことと、客席で会計ができることで時間が大幅に短縮できました。硬貨を準備する必要性が低くなったので銀行に行く手間や両替にかかる手数料もおさえることができています」

端末が持ち運べることは、お客様の安心感にもつながっているという。

「以前はお客様の目の届かないところでクレジットカードをスキャンしていましたが、お客様にとったらクレジットカードを持って行かれるっていうのは嫌じゃないですか。しかも読み込みに時間もかかったので、怪訝に思われるお客様もいらっしゃいました。そういった点でお客様の目の前で会計ができるのは助かります。決済手段が増えたことで、喜んでくださるお客様もいらっしゃいますね」

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ランチでは6割、ディナーでは8割がキャッシュレス決済

エペ クープではランチの単価は1,800円ほど、ディナーの単価は3,100円ほどになる。以前は、エペのやり方を引き継ぎ、クレジットカード決済はディナーのみで、ランチは現金対応だった。ランチはディナーと比較して単価が低いため、決済手数料を懸念して現金での支払いしか受け付けていなかったが、お客様のニーズや業務の簡略化を考え、Square導入後は回転率の早いランチでもキャッシュレス決済の利用を開始した。決済スピードが早くなったことで作業効率が上がり、ランチタイムの回転率を落とすことないので、助かっているそう。

また、決済手段が増えたことで、ランチでは6割、ディナーでは8割のお客様がキャッシュレス決済を選択する。ランチでは特にPayPayを利用するお客様が多く、石塚さん自身もPayPay利用者の多さにびっくりしたという。

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ランチのキャッシュレス決済の約5割はPayPay

「導入前から、『ランチは現金のみ』とウェブサイトや店外で案内しても、『PayPayは使えますか?』と聞かれることはありました。導入してからはランチのお支払いのほとんどがPayPayです」

PayPayを利用するお客様が増え、今ではランチタイムのキャッシュレス決済の約5割を占める。ポイント還元キャンペーンの期間中は利用するお客様がさらに増えるという。

Squareの導入は店舗にとってどんなメリットがあったのだろうか。

「導入前はランチでPayPayが利用できるかどうかを訊ねるお客様が2割ほどいました。導入後は、キャッシュレス決済の約5割がPayPayなので、お客様のニーズに応えることができているのだと感じます。あと、Square ターミナルにレシートプリンターが内蔵されているのもいいですね。ランチではレシートが欲しいというお客様もいらっしゃるのですが、現金にしか対応していなかった頃は手書きで発行していたので、作業がスムーズに行えるようになりました。レシートが端末から出てくることにびっくりされるお客様もいらっしゃいます」

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スタッフもSquare ターミナルを使いこなせるようになると、「会計作業が楽になった」と言ってくれたそう。

石塚さんにこれからどんなことに挑戦したいかを伺った。

「メニューや外観を変えるつもりはないですが、お客様の利便性を高めるものや、時代の流れには対応していきたいですね」

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Square ターミナルを導入してから作業は2倍ほどスピーディーになったと思います。 ーepais coup (エペ クープ)石塚隆様

epais coupがSquareで実現したこと

お客様のニーズに応えることができた
Square ターミナルを導入してから、エペ クープではランチ・ディナーともにキャッシュレス決済を利用するお客様が増え、石塚さんもお客様のニーズに応えることができていると実感しているそうです。Square ターミナルはコンパクトかつコードレスな決済端末なので、客席まで端末を持っていき、お客様の目の前でキャッシュレス決済を受け付けることができます。また、主要なカードブランド(Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover)、QRコード(PayPay)、交通系ICカード、iD、QUICPayに対応しているので、お客様は豊富な決済手段から利用したいものを選ぶことができます。

決済スピードが速くなり、ランチタイムの作業効率の改善ができた
エペ クープのランチタイムはスタッフが三人、カウンター六席で約四回転します。忙しいランチタイムでもSquareのキャッシュレス決済なら、会計のスピードも上がり、スタッフにかかる負担を軽減することができました。Square ターミナルは決済、POSレジ操作、レシートの印刷が一台の端末で完結し、画面の指示に従ってタップするだけのシンプルな操作性と、スピーディーな決済が特徴です。

複数の決済手段を一括で導入・管理できるので業務が楽になった
石塚さんはキャッシュレス決済の導入を検討する際、煩雑になりがちな作業を避けるため、各決済会社との契約や、毎月の入金管理の一元化を最重要に考えていました。Squareでは、クレジットカード・QRコード・電子マネーといった豊富な決済手段を一括で導入することができ、毎月の入金管理も一元化することができます。

Squareなら、QRコード決済も最短翌営業日入金

SquareのQRコード決済は、お店が表示したQRコードをお客さまがスマートフォンで読み込むだけで完了。クレジットカードでも交通系電子マネーでも、QRコードでも、売上金の入金タイミングはすべて同じ、最短翌営業日。キャッシュフローも安心です。

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この事例に登場したSquareのサービスは:


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