【飲食店向け】英語メニューを作成するうえでのメリットやポイント

他国を訪れたときに困る場面の一つといえば、飲食のシーンかもしれません。店舗に一歩踏み込むと、そこには読めない言語だけでメニューが記されており、料理の写真は皆無……。何が何だかわからないまま、とりあえず勘を頼りに注文。そんな経験がもしかしたら一度はあるかもしれません。店員に「これはどんな食べ物ですか」と聞くことはできるかもしれませんが、相手の説明が理解できなければ、結局疑問は解消されないかもしれません。

日本を訪れる海外観光客にとっても、同じようなことは十分に起こりえます。そんなときに役立つのが、世界で広く話されている英語のメニューです。訪日観光客のことを指すインバウンドが回復しはじめている今だからこそ、対応がまだの場合は早い段階で取り組むことをおすすめします。

この記事では英語メニューを作成するメリット、載せる内容、インバウンドに役立つSquareのサービスなどを紹介します。

目次


英語メニューを作成するメリット

特に英語が苦手な人にとって英語メニューの作成は敬遠したいタスクかもしれません。ただしいち早く取り掛かることで後々の苦労から免れることも考えられます。具体的なメリットを四つ見ていきましょう。

(1)インバウンド集客につながる

インバウンド集客と聞いたときに、入国制限が緩和されてから訪日観光客がそもそもどれくらい戻ってきているのかは気になるところかもしれません。

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、入国者数の上限が撤廃された2022年10月の訪日客数は約50万人、2022年11月の訪日客数は約93人と、コロナ禍前の数字からは程遠いですが、着々と回復はしてきているようです。

参考:訪日外客数(2022 年 10 月推計値)(日本政府観光局、2022年11月16⽇)
訪日外客数(2022 年 11 月推計値)(日本政府観光局、2022年12月21⽇)

実際にコロナ禍以前はどれくらいの訪日客が年間で日本を訪れていたのでしょうか。感染が拡大しはじめる前年の2019年、日本は過去最大の訪日観光客数(3,188万人)を記録していました。観光においてはここ10年でかなりの盛り上がりを見せており、訪日観光客数が著しく伸び始めた2013年(1,036万人)と2019年(3,188万人)の数字を比べると、3倍ほど伸びていることがわかります。

参考:ビジット・ジャパン事業開始以降の訪日客数の推移(日本政府観光局(JNTO))

2019年の勢いを取り戻すにはまだ時間がかかるかもしれませんが、「日本の魅力を自分の目で確かめたい」と日本を訪れる観光客が増えていくことは、時間の問題といえるかもしれません。

しかし訪日客が来日するだけでは、売り上げにはつながりません。まず何よりも店に関心を抱き、入店してもらう必要があります。入店の決め手ともなりえるのが、英語メニューです。たとえば店先などで「English Menu Available(訳:英語メニューの用意があります)」と書かれたポップなどがあれば、少なからず日本語のわからない訪日客の関心を引くことができるかもしれません。

実際に観光庁が2019年に発表した資料によれば、日本を旅行していたときに困ったこととして「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」と答えた旅行客は2割近くいました。利用されやすい店づくりには、迷わせないこと、不安にさせないことが大事だといえるかもしれません。

参考:
訪日外国人が旅行中に困ったこと、受入環境整備の課題が明らかになりました(観光庁)

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(2)従業員の負担が減る

英語メニューの作成にはある程度の時間がかかりますが、一度メニューを作成してしまえば外国人のお客様はメニューを見るだけで疑問などが解消されるため、店員とのやりとりが減ります。「これはどんな食べ物?」「ナッツのアレルギーなんだけど……」などの質問に丁寧に答えたくても英語に慣れていないと聞き取るのも返答を絞り出すのもなかなか難しく、時間だけがとられてしまうかもしれません。そんなかゆいところに手が届くのが英語メニューといえるでしょう。

(3)トラブル防止につながる

慣れない言語で話すときに生じやすいのが、ミスコミュニケーションです。ナッツが苦手だと聞いていたつもりが蓋を開けてみたらガッツ(腸)のことだった、ということも聞き取りミスとしてはありえるかもしれません。英語メニューに正しい表記がされていれば、苦手なものは頼まないよう旅行者本人が注意することができます。

(4)レビューの高評価につながる

最近ではレビューを投稿する際に文章だけでなく写真も添えられるようになりました。英語メニューの用意があれば、その写真に付け加えて、「この店には英語メニューもある。注文もスムーズだった」などと評価してもらえる可能性があります。またそのレビューを読んだユーザーが店を利用してくれることも考えられるでしょう。このように、意図していなくても、英語メニューは間接的に人を呼び込むツールにもなりえます。

英語メニューの作成ポイント

英語メニューがあれば、従業員がたとえ英語を話せなくても、テーブルにメニューさえ置いておけば、お店が提供している食事の情報を訪日客に正確に届けやすくなります。必要な情報をうまく表記することができれば、英語メニューは立派なコミュニケーションツールとして機能するでしょう。

英語メニューを味方につけるためにも、メニュー作成の際に注意したいポイントを以下にまとめました。

  • 写真を載せて、メニューに番号を振る
  • 英語の直訳には注意する
  • つい食べたくなるような説明文を添える
  • 食べ方を記載する
  • 原材料やアレルギー情報を記載する
  • 宗教や慣習に配慮したメニューの作成も検討する

詳しく見ていきましょう。

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写真を載せて、メニューに番号を振る

この料理はどんな見た目で、量はどれくらいなのだろう。料理名を見ただけではわからないことにも一瞬で答えてくれるのが写真です。できれば全メニューの写真を載せておくと親切でしょう。加えて、注文の際のミスコミュニケーションを防ぐうえでは、どのメニューにも番号を振っておくとさらに効果的です。

英語の誤表記には気をつける

やっとの思いで作成した英語メニューの意味が通じなければ、せっかくの努力も水の泡です。たとえばある店舗では「各種人気麺」を「Popular Assorted Men」と訳していたことが、ある旅行者のブログで公開されていました。これでは食べ物どころか「各種人気の男性」と読めてしまいます。自動翻訳サービスだけに頼るのではなく、英語の話せる人などに最終チェックしてもらうことはできれば欠かしたくないステップです。

参考:29 funny translation fails(The Honest Traveler)

つい食べたくなるような説明文を添える

写真を見ても、料理名を読んでも、どんな味なのかが想像できないことがあります。辛いのか、すっぱいのか、甘いのか、訪日客が口にしたときに「想像と違った……」とショックを受けないように説明文を添えておくといいでしょう。また、食感を表す形容詞などを使い、食欲をそそるような書き方ができれば、一品といわずに二、三品注文してくれる人も増えるかもしれません。

食べ方を簡単に説明する

お茶漬けを提供するレストランに行くと、だしなどが急須に入って出てくることがあります。普通ならこのだしはご飯にかけて食べますが、お茶漬けを知らずにふらっと立ち寄った外国人だったとしたら、お茶だと思いそのままコップに注いで飲んでしまうかもしれません。このように食べ方がわかりにくいメニューについては説明文に食べ方も記載しておくといいでしょう。

使用している食材やアレルギー情報などを記載する

訪日客のなかには個人的、あるいは宗教的な理由で肉を食べない人も一定数いるため、どのような食材が使われているのかは細かく書き出しておくと不安なく注文してもらえるでしょう。

また、なかには「アレルギーがあるため、原材料を知りたい」という人もいるかもしれません。

使用している食材を全て書き出さないにしても、食物アレルギーの原因となる食品の有無だけでも記載しておくことで、健康被害防止につながるでしょう。アレルギーの原因として指定されている食品は、東京都福祉保健局のページに記載されています。

また、東京都は無料で多言語のメニューが作成できる「多言語メニュー作成支援ウェブサイト」というサイトを公開しています。メニューの作成のみならず、無料でダウンロードできる食品ピクトグラムなども掲載している便利なサイトです。アレルギー情報を記載するうえでこのようなピクトグラムを活用すると、メニューが一段と見やすくなるかもしれません。

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▲多言語メニュー作成支援ウェブサイトより

また、港区のウェブサイトには「多言語食物アレルギー伝達シート」が公開されており、指差しシートとして利用することで訪日客のアレルギーを知ることができます。英語メニューが完成するまではこのようなツールを利用してみてもいいでしょう。

宗教や慣習に配慮したメニューの作成も検討する

宗教の決まりで特定の食材を控えている人や、菜食主義の人たちに向けたメニューはインバウンドが増えるにあたり検討したいことかもしれません。2021年には「Vegan Food Near Me(近辺にあるヴィーガン料理)」というキーワードのGoogleでの検索率が5,000%上昇したそうで、ヴィーガン料理に強い関心が集まっていることが伺えます。「ヴィーガンとベジタリアンの違いがいまひとつわからない……」という場合には観光庁が公開している「飲食事業者等におけるベジタリアン・ヴィーガン対応ガイド」も頼りにしてみるといいでしょう。また宗教ごとの食事事情を知るうえでは、旅行業者であるIACE TRAVELのサイトに掲載されている「知っておくべき宗教事情」が参考になるかもしれません。

参考:
Google Searches for “Vegan Food Near Me” Spike by More than 5,000 Percent in 2021(VegNews, 2021年12月28日)

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英語メニューの記載方法

英語メニューを作成する際に、各メニューに必要な情報を以下にまとめます。

  • メニューの番号
  • 日本語の料理名
  • 英語に訳した料理名
  • 料理の写真
  • 英語でのメニュー内容の説明、必要だと感じたら食べ方も記載
  • 原材料やアレルギーなどの表記
  • 提供価格

英語メニューの例

上記の項目に内容を当てはめていくと以下のようになります。

番号・日本語の料理名・英語に訳した料理名・提供価格:
月見ピーマンつくね / Stuffed peppers with yolk sauce for dipping (600 yen tax excl.)

英語でのメニューの説明、食べ方も記載:
Comes with two halves of green bell pepper with stuffed meat (pork). Dip the stuffed
bell pepper in the yolk sauce and let the
flavors burst in your mouth.

原材料やアレルギーなどの表記
This dish includes Sesame and Eggs.

※写真は省きます

また料理の情報のほかにもう一つ気になることといえば、支払方法かもしれません。料理とはまた別のページに決済方法を簡単にまとめておくと支払いまでスムーズでしょう。以下の英文もぜひご活用ください。

We accept cash only.(支払方法は現金決済のみです)
We accept Visa and Mastercard.(VISA、Mastercardをご利用いただけます)
Please pay at the table.(お支払いは席でお願いします)

英語のメニュー作成に役立つサービス

ここまでは英語メニューを作成するメリットやポイントについて説明してきましたが、次に気になるのは英語メニューを作成するうえで頼れるサービスかもしれません。英語メニューの作成には以下のサービスが役に立つでしょう。

サービス名 費用 サービス内容
Google翻訳 無料 自動翻訳ツール
DeepL 無料(有料版あり) 自動翻訳ツール
SquareのQRオーダーシステム 有料 QRコードのスキャンでアクセスできるオンラインメニューが作成できるサービス(サイトからはそのまま注文も可能)
FLAVOR JAPAN 有料 メニューの翻訳と、メニューにアクセスできるサイトやQRコード発行をしてくれるサービス
Canva 無料(有料コンテンツあり) デザインの知識なしにスタイリッシュなメニューが作成できるデザインツール
東京都多言語メニュー作成支援ウェブサイト 無料 12種類の言語からメニューが無料で作成できるサービス
お会計をすべてSquareで

決済受付、商品登録、価格設定、業務管理など、1台ですべてに対応できる「Square レジスター」。POSレジ搭載で、箱から出してすぐに使えます。お客さま用とスタッフ用の2画面が、スピーディーなお会計を実現します。

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英語メニューを作成しておく重要性

「英語メニューを作っても意外と使われないかも……」と思うかもしれません。

新型コロナウイルス感染症が流行しはじめてから観光客を目にする機会はぐんと減ってしまいましたが、2022年10月11日より入国者数の上限が撤廃されたことにより待ちに待った日本旅行に出かける観光客が徐々に増えていくことが期待されています。

ここでコロナ禍以前の日本の様子を思い出してみましょう。京都の嵐山や渋谷のスクランブル交差点などの人気スポットでは、スマートフォンを片手に写真を撮る観光客の姿を見かけない日はありませんでした。現に2010年から2019年までの間で訪日客数は4倍近く増加し、2019年には過去最多の年間3,188万人を記録したばかりでした。

参考:
ビジット・ジャパン事業開始以降の訪日客数の推移(日本政府観光局(JNTO))
訪日外国人消費動向調査2019年年間値(確報)~訪日外国人旅行消費額4兆8,135億円~(観光庁、2020年3月31日)

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もちろん入国制限が緩和されたからといって、すぐに2019年の賑わいを取り戻すことは難しいかもしれません。ただ、政府が円安のメリットを生かして訪日客の旅行消費額を年間5兆円に回復させることを掲げていることもあり、徐々に元の姿を取り戻していくことが期待されています。

インバウンド対策を先送りにしていた……などの場合、訪日客がまだ少ない時期をチャンスととらえて、早速準備に取り掛かりましょう。次の章では英語メニュー作成のほかにも対策すべきことを紹介します。

参考:
新たな総合経済対策が決定 物価高や円安にどう対応?(2022年10月28日、NHK NEWSWEB)

英語メニュー作成以外のインバウンド対策方法

あらゆる国籍のお客様を迎え入れるうえで準備しておきたいことは大きく三つあります。

  • キャッシュレス決済を導入する
  • Wi-Fi環境を整える
  • 外国人の利用者が多いグルメサイトに登録する

キャッシュレス決済を導入する

日本では感染症の影響を受けてようやくキャッシュレス決済比率が3割ほどになりましたが、世界主要国に関していえば、5割を超えているところがほとんどです。特にコロナ禍以前も入国緩和以降も、多くの訪日客数を誇る韓国ではキャッシュレス決済比率が9割ほどで、現金がほとんど使われていません。コロナ禍以前は訪日客の中で最も多くの割合を占めていた中国でも8割ほどでキャッシュレス決済が主流です。

参考:
ビジット・ジャパン事業開始以降の訪日客数の推移(日本政府観光局(JNTO))
キャッシュレス・ロードマップ 2022(2022年6月、一般社団法人キャッシュレス推進協議会)

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このような背景から、キャッシュレスで支払えないと不便に感じてしまう訪日客も出てくるかもしれません。現金を十分に持ち合わせていない人に限っては、キャッシュレスで支払えないことを理由に入店を諦めてしまうことも考えられます。台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドのアジア7カ国の対象者に向けて行われた調査によれば、各国で共通する不満の第1位は「カードが使えない」だったそうです。この不満に付随して、以下のような声が挙がっていました。

  • 「カードでの支払いができず、かつ現金の持ち合わせがなかったため、欲しいと思ったものが買えなかった
  • 「アウトレットモールでカード払いができないお店があり、買おうと思ったものをあきらめた
  • 「小売店での買い物時に1万円札で支払おうとしたら「お釣りがない」と言われ、買えなかった
  • 「買い物の前にATMで現金を引き出さなければならない」

このようにクレジットカード決済に対応していないお店は訪日客に不便と感じられてしまうだけでなく、商品の購入を諦めざるを得ない方向へと追い込んでしまうことも考えられます。小売店について触れている意見が多かったものの、こういった不満は飲食店でも同じように感じられる可能性があります。

参考:インバウンド・訪日旅行者が日本旅行中に使いたい支払い手段は?オンライン調査データを発表!(2020年1月31日、株式会社Fun Japan Communications)

たくさんのお客様に自慢の味を届けたいと思うのであれば、キャッシュレス決済には対応しておきたいところです。

Wi-Fi環境を整える

食事の時間を活用して次に向かう場所を調べたい、などと思う訪日客は少なくないでしょう。そんなときに必要になるのが、Wi-Fi。どうしてもインターネットを使いたい人に限っては、Wi-Fiが使えないことを理由に入店を諦めてしまうかもしれません。このような機会損失を招かないためにも、Wi-Fi環境は整えておくのが賢明でしょう。

外国人の利用者が多いグルメサイトに登録する

日本の代表的なグルメサイトといえば、「食べログ」や「ぐるなび」などが思い浮かぶかもしれませんが、英語圏では「Yelp」や「Trip Advisor」などにユーザーが集まっているようです。中国だと「大衆点評(ダージョンディエンピン)」というサイトがよく利用されているようです。このようなグルメサイトにも情報を登録しておき、訪日客に発見されやすい状態を作っておくといいでしょう。

飲食店でのインバウンド対策にはSquare

Squareといえば、キャッシュレス決済をイメージするかもしれませんが、実は英語メニューを作成できる機能も提供しています。キャッシュレス決済の導入も英語メニューの作成も同時に叶えられます。

具体的な利用方法を見ていきましょう。

Squareで英語メニューを作成するには

Squareで英語メニューを作成するには、Square オンラインビジネスという機能を活用しましょう。Square独自のウェブサイト作成サービスです。ここにメニューの一つひとつを商品として登録していきます。いつでも編集ができるので、季節ごとにメニューを変える場合などにも便利です。

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登録が完了したらサイトにアクセスできるQRコードを発行し、テーブルの端などに掲示しましょう。お客様はQRコードを読み込むだけで、メニューにアクセスできるようになります。また、アクセスしたオンラインメニューからそのまま注文・決済ができるように設定することも可能です(※)。

※QRコードによる注文・決済は有料機能になります。詳しい料金についてはこちらをご確認ください。

設定方法については、以下の記事もご参考ください。

英語だけでなく、中国語や韓国語でもメニューを作成したいという場合には、セルフオーダーサービスの「QR Order」がおすすめです。QR Orderにはメニューの自動翻訳機能があり、英語、中国語(簡体字と繁体字)、韓国語に対応しています。QR OrderはSquareと連携できます。注文の受付業務をQR Order、お会計業務をSquareに任せることで、少人数のお店でもスムーズなインバウンド対応が叶うでしょう。

Squareでキャッシュレス決済を導入するには

Squareなら導入は簡単。はじめるには無料アカウントを作成し、ニーズに合った決済端末を手に入れるだけです。導入に必要なのは端末代金のみ、利用料金は決済ごとにかかる手数料のみです。また時間がかかるとされる審査も、Squareなら最短即日に結果がわかります。

決済端末は規模やニーズにあわせて、4種類提供しています。自店舗にぴったりの端末を見つけるには、以下の表をご参考ください。
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  おすすめの飲食店 おすすめの飲食店規模 価格 特徴
Square リーダー お手頃にキャッシュレス決済に対応したい飲食店 小・中 4,980円 タブレットにつなげ、Square POSレジアプリと一緒に利用
Square ターミナル タブレットやレシートプリンターを別途で用意せずに、キャッシュレス決済に対応したい飲食店 小・中・大 39,980円 タッチスクリーンで操作できる決済端末。レシートプリンター内蔵
Square レジスター レジカウンターが広めで、カスタマーディスプレイを利用したい飲食店 中・大 84,980円 POSレジ内蔵、スタッフ用タッチスクリーンとお客様用ディスプレイの2画面を搭載
Square スタンド たった一台でスッキリ・スタイリッシュなレジカウンターを実現したい飲食店 中・大 29,980円 スタイリッシュなレジスタンド。iPadをはめこんで使用

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▲Square レジスターの利用例

Squareの入金サイクル

キャッシュレス決済というと現金のように売上額がすぐに手元に入らないことに不安を感じる人もいるかもしれません。

Squareなら振り込みは最短翌営業日です。気づいたら口座に売上額が振り込まれているような感覚を覚えるかもしれません。詳しくは振り込みスケジュールのページもご確認ください。

決済ごとにかかる手数料率や導入可能な決済方法については、以下をご参考ください。

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※キャッシュレス決済の導入には審査を通過する必要があります。審査結果によってはご使用いただけないこともございます。

この記事では着々と戻ってくるであろうインバウンドに向けて作成しておきたい英語メニューについて紹介してきました。誤表記などには十分注意しながら作成すれば、英語を話すのが苦手でもメニューがあなたに代わって料理の魅力や注意点などについて説明してくれます。

最後に、インバウンド対策として備えておきたいことは英語メニューの作成に限りません。上記で説明した対策法なども、対応がまだであれば要検討項目として念頭に置いておくといいでしょう。


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

執筆は2023年1月16日時点の情報を参照しています。2024年4月3日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。Photography provided by, Unsplash