クレジットカードのキャンセルはどうする?返金までの流れと注意点

クレジットカードで買い物をしていると、金額の入力ミスや二重決済、誤って購入してしまったケースなど、思いがけずキャンセルが必要になることがあります。キャンセルは珍しいことではありませんが、手続きの流れや返金のタイミングを正しく理解していないと、不安やトラブルにつながることもあります。

本記事では、消費者の立場から、クレジットカード決済をキャンセルする場面や手続きの流れ、注意点について分かりやすく解説します。

📝この記事のポイント

  • クレジットカードのキャンセルは、金額ミスや二重決済、誤購入、旅行の予定変更などで発生する
  • キャンセルしたい場合は、まず購入した店舗へ早めに連絡することが基本である
  • 返金のタイミングはカードの締め日によって異なり、場合によっては一度引き落とされることもある
  • 現金での返金は原則できず、カード会社の規約に沿った手続きが必要である
  • 返金が正しく行われたかどうかを、明細で必ず確認することが重要である

目次



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【利用者向け】クレジットカード決済のキャンセルをしたいとき

経済産業省によると、2024年のキャッシュレス決済比率は約43%1に達しており、クレジットカードを含むキャッシュレス決済額は年々増加しています。利用機会が増えるほど、キャンセルや返金対応が必要になるケースも一定数発生します。

まず、どのようなときにクレジットカード決済のキャンセルが必要になるのか、具体的に見てみましょう。買い物は注意深くするという人を含め、店舗側でミスが発生することもあり、誰でもクレジットカードのキャンセル処理を経験する可能性が十分あります。

【利用者ケース①】請求金額が間違っていたとき

決済代行サービスが増えるなか、中小事業者も気軽にクレジットカード決済を導入できるようになりました。小さなレストランや雑貨店、あるいはイベント出展者に対してクレジットカードで支払ったという人もいることでしょう。

金額をよく見ずにクレジットカードで決済し、支払いが終わってからレシートを見て金額の誤りに気づくかもしれません。同じことは大きな店舗でも起こりえます。たとえば小売店のレジで二度商品をスキャンされてしまい、クレジットカードで支払いを済ませたあとに金額の誤りに気づくといった具合です。

このような誤りは店舗で起こることが多く、その場でキャンセル処理をしてもらうのが一番です。あとから気づいた場合には、可能であれば店舗に足を運び、無理な場合は店舗に連絡をして対応をうながします。

【利用者ケース②】二重決済・重複請求があったとき

昨今のネットショップは多重決済防止機能が備わっていることもありますが、決済画面の反応が遅かったり、反応が返ってこないことに焦ったりして、何度も決済してしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。

また、実店舗ではスタッフのミスによって複数回決済されてしまうこともあるかもしれません。実際は一度決済されるはずなのに、決済が複数回行われた場合は、重複した処理をキャンセルする必要があります。

【利用者ケース③】誤って商品を購入してしまったとき

ネットショップでも実店舗でも、商品を誤って購入してしまうことがあります。あきらめがつく場合もありますが、どうしても目当ての商品を購入したいという場合は、決済をキャンセルして商品を購入し直すことになります。

このほかに商品を間違えて購入してしまうケースとして、ワンクリック購入があります。ネットショップのなかには利便性を高めるために、ボタンを1つクリックするだけで商品の購入を完了できる機能を提供しているショップもあります。このようなネットショップでは購入するつもりがないのに商品を購入してしまうこともあるでしょう。もし誤って購入してしまった場合、決済のキャンセル処理が必要です。

【利用者ケース④】旅行や宿泊をキャンセルしたいとき

航空券や電車の切符、宿泊など、旅行に関する計画を数カ月前から立て始め、価格が安いうちに予約してしまうという人も少なくないでしょう。ただし、直前の体調不良や急な予定変更で、すでに代金をクレジットカード決済していた旅行や宿泊をキャンセルまたは変更しなければいけないこともあります。

【利用者向け】キャンセル手続きの流れ

一度完了したクレジットカードの支払い処理をキャンセルしたいという状況では、どうキャンセル処理を進めていけばよいのでしょうか。

店舗にすぐに連絡する

購入先にかかわらず、商品・サービスを購入した店舗になるべく早く連絡をしましょう。連絡を受けた店舗はクレジットカード会社にキャンセルに関するデータを送信します。キャンセルが確定すると、その月または翌月に返金されます。

クレジットカード利用者と店舗、または店舗とクレジットカード会社の間でキャンセルの通知が遅くなり、クレジットカードの締め日をまたいでしまうと、いったん請求がきて、支払いをしたうえで、翌月に返金されることもあります。キャンセル処理のタイミングによっては、返金までに長くて2カ月ほどかかります。

クレジットカード会社に連絡する

2カ月以上待っても返金がないときには、トラブルが発生していることもあります。このような場合にもまずはクレジットカード会社ではなく店舗に連絡を取ります。店舗によっては独自の返金・返品条件を設けていることもあり、この点についても確認が必要です。条件を満たしているようであれば、店舗からクレジットカード会社にキャンセルデータが送信されているかどうかを確認してもらいます。店舗がキャンセルデータを送信済みであれば、クレジットカードの裏面に記載されている連絡先に連絡してください。

国民生活センターではネット通販で販売事業者と連絡が取れない場合の対応について、以下のように説明しています。

事業者の電話番号など連絡先の記載がなく、サイトと連絡が取れない場合は、カード会社に相談することにより返金されることがあります。できるだけ早くカード会社に相談しましょう。相談する際に備え、通販サイトを利用した際の最終確認画面等をスクリーンショットで残しておき、事業者とのやり取りの記録などの資料を保管しておきましょう。
– 国民生活センター2

【利用者向け】キャンセル時の注意点

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現金で返金されない理由

現金での返金は加盟店規約で禁止されている場合があります。クレジットカード利用者も店舗も規約に定められた手続きで返金処理を行いましょう。

いつまでキャンセルできるのか

決済代行会社によって決済をキャンセルできる期間は異なります。また、店舗が独自にキャンセル可能な期間を設けている場合もあります。決済のキャンセルを希望する場合は、なるべく早く店舗に申し出て、キャンセル処理ができる期間内かどうかを確認するのが無難です。

キャンセルできないケースとは?

クレジットカードが利用停止になっている場合、キャンセルが行えないことがあります。このような場合でもクレジットカード会社に連絡して解決する可能性もあるので、店舗もクレジットカード利用者も諦めずに連絡をしてみましょう。

締め日をまたいだ場合の返金タイミング

請求金額の締め日の前後でキャンセル処理をした場合、キャンセルした金額が暫定的に引き落とされることがあります。引き落とされた金額は以降の請求で返金されますが、カード利用者は一時的に支払いをしなければなりません。一度支払うことを覚悟して引き落とし口座の金額に余裕を持たせておくとよいでしょう。

キャンセルの取り消しができない場合もある

クレジットカード会社によりますが、一度したキャンセル処理を取り消せない会社もあります。決済をキャンセルする場合は、該当する決済だけがキャンセルされるよう入念に確認をしてください。

返金状況は必ず確認する

キャンセルを依頼した日とクレジットカードの締め日を把握し、返金があったか、返金金額は正しいかを確認しましょう。もしトラブルがあった場合は、キャンセル処理を依頼した店舗と必要に応じてクレジットカード会社に連絡をします。

まとめ

本記事では、クレジットカード決済のキャンセル処理がどのような場面で起きるのかから始め、キャンセルの流れ、注意点を説明しました。クレジットカードのキャンセルはクレジットカードの利用者にとっても店舗にとっても時間と労力を要します。なるべくキャンセルのないようにクレジットカードを利用したいところですが、ミスはつきものです。本記事を参考に、もしもの事態に冷静に対応できるように備えてください。

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執筆は2021年7月19日時点の情報を参照しています。2026年3月16日に記事の一部を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。