スモールビジネスにぴったりなカード決済端末の選び方

新聞やニュース報道で「キャッシュレス」という言葉が頻繁に登場するようになりました。この波に乗り遅れないよう、すでにレジカウンターにはカード決済端末を設置しているという事業者も多いのではないでしょうか。日本に観光で訪れる外国人旅行者は年々増加しています。2018年の調査ではキャッシュレス決済の比率は全国平均43%でした。キャッシュレスに慣れている外国人旅行者やキャッシュレスの国内での普及により、まだ現金のみを受け付けているお店は、気付かない間に機会損失をしているかもしれません。

参考:キャッシュレス決済の先進県は? 47都道府県ランキング発表(2018年12月15日、日経クロストレンド)

キャッシュレスと一言でいってもさまざまな手段があり、どれを導入したらよいか判断に迷っている経営者もいるかもれません。JCBの調査によれば日本人のクレジットカード保有率は85.1%、一人あたりの平均保有枚数は3.2枚でした。キャッシュレスの最初の一歩としては、クレジットカード決済を受け付けるところから始めるのが良さそうです。

参考:JCB、「クレジットカードに関する総合調査」2017年度の調査結果を発表(株式会社ジェーシービー)

今回は、クレジットカード受付には欠かせないカード決済端末の選び方について解説します。

カード決済端末とは

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カード決済端末とは、その名の通りクレジットカード決済に必要なデバイスです。

現在ではあまり見かけなくなりましたが、クレジットカード情報の読み取りにインプリンターという機械が使われることがあります。1970年代ごろまで日本ではこの方法が主流でした。エンボスと呼ばれるカード表面に浮き出た会員情報(カード番号、有効期限、カード保有者の氏名など)を転写し、加盟店情報や決済金額などを手書きで記入して売上票を作ります。この際、カードの有効性を確認するためにカード会社の信用照会(オーソリゼーション)窓口に電話をし、口頭で承認番号を取得する必要がありました。

1990年代に入り、インプリンターに代わって台頭してきたのが、信用照会端末を意味するCAT(Credit Authorization Terminal)です。CAT端末は、クレジットカード情報の読み取りとカードの有効性(有効期限、限度額、盗難紛失の届出など)の確認を同時に行うことができるので、売上処理と同時に決済を完了させることができます。この機能によって、CAT端末の普及は一気に進みました。普段買い物などで、CAT端末見かけたり使ったりすることも多いかもしれません。

ただ、CAT端末を自分の経営するお店に導入するとなると躊躇する経営者も多いのではないでしょうか。CAT端末の導入には初期費用だけで数十万円になることがあります。更に、サポートやメンテナンスなどの月額利用料や決済手数料が発生したりと負担する出費は少なくありません。小規模の事業や個人事業主にとっては手軽に導入できるものではないでしょう。

インプリンターの課題である複雑な信用照会手順やCAT端末利用の壁となっている導入費用をまとめて解決するのが、モバイル端末を利用したカード決済です。たとえば、Squareなら、必要なものはスマートフォンやタブレット端末とIC カードリーダー(Square Reader)のみです。Square Readerはキャンペーン期間中なら定価7,980円が実質ゼロ円になるため、初期費用はほとんどかからないのが特徴です。使い方も簡単で、スマートフォンやタブレット端末とSquare ReaderをBluetoothで接続し、Square Readerにカードを差し込んで読み込むだけなので、操作が難しくって使いこなせないという心配もないでしょう。

カード情報の読み取りには、カードに埋め込まれたICチップを読み込む方法と、カードの裏側に着いている磁気ストライプを読み込む方法の二種類があります。カード情報を盗み取ることが比較的容易にできてしまう磁気ストライプに比べ、ICチップは情報を暗号化して格納することができ、安全性が高いため、クレジットカード業界では2020年までに100%普及させるとしています。

Square Readerにカードを差し込むとICチップの情報を読み込みます。しかしながら、磁気ストライプしかないというカードを持っているお客様もいます。Square Readerには小さな磁気ストライプを読み込むリーダーも付属しているので、そんな場合も心配なくクレジットカード決済ができます。

どんなビジネスにカード決済端末は必要?

カード決済端末といえば、カフェやアパレルショップなど会計カウンターがあるようなお店に置いてあるもの、という印象があるかもしれません。実は、カード決済端末はさまざまなシーンで役に立ちます。

前述のSquare Readerは、手のひらサイズなので、スマートフォンさえあればどこででもクレジットカード決済が可能です。フードトラックやイベントでの利用をはじめ、ヨガのレッスンや水道の修理など、インターネットに接続している環境なら手軽にクレジットカードを受け付けられるので、「現金が手元にない」というお客様がいても対応できます。カード決済の代金は最短で翌日には登録した口座に振り込まれるので、キャッシュフローの心配がないのも個人事業主や小規模な事業を営む事業主にとっては嬉しい点ではないでしょうか。

カード決済端末を選ぶポイント

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座席会計用に持ち運べるタイプにしたい、お客様を待たせないために決済のスピードが早いものにしたい、カード決済端末を選ぶ基準は人それぞれです。また、カード決済端末の種類が多すぎて、違いがよく分からないという人もいるでしょう。ここでは選ぶ際のチェックしておきたいポイントについて紹介します。

初期費用:初期費用は一番違いが出るところです。カード決済端末自体の費用だけでなく、契約費用やソフトウェア代、月々のサポート費用、カード決済があった際の決済手数料など、思いがけず費用がかさんでしまうこともあるでしょう。まずは、周囲でカード決済端末を導入している経営者に費用について聞いてみたり、色々調べてみたりすることをおすすめします。たとえば、Squareならカード決済端末自体がキャンペーン中なら無料で手に入ります。契約費用、月々支払う固定費用は一切なく、かかるのは決済手数料だけです。

持ち運び可能か:昔ながらのレジといえば、会計カウンターにレジスターとカード決済端末が置いてあり、カードの有効性を確認するために決済端末は電話回線とつながっている場合が多かったです。現在では、Wi-Fiなどの無線でインターネットとつながる環境と、スマートフォンやタブレット端末があればカード決済ができるようになっています。つまり、会計カウンターのスペースを取らないだけでなく、お席での会計も可能なので顧客満足度をアップさせるチャンスになるかもしれません。

決済手数料:カード決済による売り上げには数%の決済手数料がかかります。この決済手数料の割合は契約先や契約方法によって異なったりと明確な基準はありませんが、できるだけ決済手数料が安いものを選びたいものです。Squareの場合、Visa、Mastercard、American Express、Discover、Diners Clubの5ブランドは3.25%、JCBは3.29%です。事業の種類や規模に関係なく、手数料の割合が一律なので、月々どれくらいの決済手数料を支払うことになりそうかの計算も簡単にできます。決済手数料の仕組みについてもっと知りたい場合は、「クレジットカードの決済手数料とは?その仕組みを説明」をぜひお読みください。

ランニングコスト:初期費用、決済手数料の次に気になるのはランニングコストです。月々数百円、数千円だったとしても、ランニングコストはなるべくかけたくないものです。Squareなら、決済手数料以外は費用がかからない上に、カード決済業界のセキュリティ基準であるPCI DSSに準拠しているので、セキュリティ面も安心です。

入金のタイミング:初期費用・決済手数料・ランニングコストを把握したら、次は入ってくるお金のことです。入金のタイミングは経営に大きく関わるところです。カード決済の売り上げ代金の入金が1カ月後、2カ月後になってしまうようだと、手元にキャッシュがないことに困ってしまう経営者も多いのではないでしょうか。Squareは登録する金融機関にもよりますが、最短で翌営業日には入金されます。また、振込手数料はSquareが負担するので、売り上げ代金から決済手数料を引いた金額が口座に入金されます。

POSとの連携:売り上げに関する情報を自動的に記録するPOSシステム。このPOSシステムと連携して使えるかどうかも重要なポイントです。カード決済端末が単純にカード情報を読み取るだけのものなのか、POSシステムは別に費用がかかるのかは、初期費用や業務の効率化にも関わる部分です。Squareは無料のPOSレジアプリを提供しています。スマートフォンやタブレットにダウンロードしておけば、カード決済の売り上げだけでなく、現金の売り上げも随時記録しておくことができます。

ほかに考慮すべき点は?

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費用や機能以外でも、自身のビジネスにフィットしたカード決済端末を選ぶポイントがいくつかあります。

使いやすさ:新しい端末を導入するとき、特に複数の従業員で使う場合、トレーニングに時間をかけず、なるべく効率的に全員が使えるようになりたいものです。Squareなら、スマートフォンやタブレット端末とSquare ReaderをBluetoothで接続すればセットアップは終了。あとは、お会計時にSquare Readerにカードを差し込んで読み込むだけなので、誰でも簡単に操作方法を覚えられるでしょう。

デザイン性:デザインは優先順位としては高くないかもしれません。しかし、毎日目に触れるものならできるだけ、気に入ったデザインを選びたいものです。また、レジに何が置いてあるかが、お店全体の雰囲気にも関わってきます。セレクトショップや美容院、エステサロン、フレンチレストランなど、お店に飾る花一つにもこだわっているというお店も多いでしょう。そんなお店なら、実用性だけでなく、カード決済端末の見た目も大切です。Square Readerなら手のひらに収まるサイズで、お店の雰囲気にすっと馴染みます。また、iPadをはめ込んで使うレジスタンド(Square Stand)は、昔ながらのレジスターに比べてコンパクトでシンプルなデザインが特徴です。

この記事を機会に、キャッシュレス対応に一歩踏み出してみませんか。

執筆は2019年5月8日時点の情報を参照しています。
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