mPOSとは?​どこから​でも​カード決済を​受け付けられる​モバイル決済機能を​解説

mPOSとは、​Mobileの​「m」と​Point of Salesの​略語である​「POS」を​合体させた​言葉で、​スマートフォンや​タブレットなどを​POSレジ代わりに​利用し、​カードリーダーと​連動させて、​キャッシュレス決済を​受け付ける​システムを​指します。

たとえば​「フードトラックでの​移動販売を​行なっている」​「フリーで​整理収納サービスを​提供している」​「イベントへ​出店する​機会が​ある」など​屋外での​販売や、​一つの​場所にとらわれない​ビジネスに​向いている​決済サービスです。

今回は​mPOSの​使い方や​選び方、​Squareでも​提供している​mPOSに​ついて​説明します。

目次



mPOSの​使い方とは?

まず​最初に​使いたい​mPOSを​選択し、​手持ちの​スマートフォン、​または​タブレット端末に​POSレジアプリを​ダウンロードしましょう。​その後、​カードリーダーと​お使いの​モバイル端末を​接続すれば、​その場で​決済が​受け付けられます。

ビジネスに​合う​mPOSの​選び方

自店に​適した​mPOSを​しっかりと​見極めたうえで​導入を​決めたい。​そうは​思う​ものの、​最近では​種類も​多い​ことからなかなか​決められず​途方に​暮れる……​なんて​ことも​あるかもしれません。​サービスに​よって​魅力と​する​ポイントは​少しずつ異なりますが、​なかでも​安全性・利便性・コストを​軸に​検討すると​いいでしょう。

ここでは​mPOSの​導入を​検討する​際に​重要視するべき点を​三つ紹介します。

1. セキュリティー基準を​満たしているかどうか

不正利用などの​リスクを​最小限に​抑えられるよう、​mPOSを​選ぶうえで​重要視する​べきなのは​安全性の​高さです。

たとえば​情報漏えいや​偽造カードに​よる​不正利用に​遭わないためにも​PCI DSSに​準拠している​ことや、​ICチップや​タッチ決済機能​(NFC)を​搭載した​クレジットカードなどの​情報が​暗号化されている​カードを​読み取れる​ことが​大切でしょう。​前者の​PCI DSSに​ご自身で​準拠するとなると​膨大な​時間と​コストが​発生しますが、​Squareが​提供する​ソフトウェアや​ハードウェアは​すでに​PCI DSSに​準拠しており、​特別な​プランに​契約する​必要も​ありません。​PCI DSSに​ついては​こちらでも​詳しく​説明しているので、​クレジットカードを​取り扱うので​あれば​必ず目を​通して​おきましょう。

2. 操作方法は​簡単か

従業員のなかには​スマートフォンや​タブレット端末に​触り慣れていない​人も​いるかもしれません。​そのためアプリの​操作方法が​複雑だと、​トレーニングに​時間が​取られてしまったり​ミスが​発生しやすかったりなどの​弱点が​挙げられます。

なるべく​操作方法が​簡単な​mPOSを​選ぶ​ことで、​トレーニング時間を​最小限に​抑え、​優先度の​高い​業務に​時間を​充ててみては​いかがでしょうか。

3. コストは​お手頃か

スモールビジネスの​事業者に​とって、​コストは​特に​気になる​ところでしょう。

端末費用や​決済手数料は​もちろんの​こと、​月々の​利用料金が​発生する​サービスも​あります。​一方で、​なかには​Squareの​POSレジアプリのように​月額費用が​発生しない​mPOSも​あります​(※)。​他の​サービスとも​比較しながら、​月々割ける​コストを​考慮したうえで​導入を​決めましょう。

※一部機能を​除きます。​詳しい​料金体系は​こちらから​ご確認ください。

mPOSが​実現した​こと

従来の​POSレジは、​サイズが​大きく​持ち運びが​できない、​店舗の​デザインに​馴染みにく​いうえレジ周りを​陣取ってしまう、​などの​弱点が​ありました。​また、​初期費用は​もちろんの​こと​ランニングコストも​高く、​費用面から​導入を​諦めていたスモールビジネスも​少なくなかったのではないでしょうか。

特に​夏にだけ稼働するなど​季節限定の​ビジネスや、​出張の​ピアノレッスンや​整理収納サービスなど​場所を​選ばない​ビジネスの​場合、​POSレジの​利用すら​検討しなかったかもしれません。

Squareは​「持ち運びが​難しい」​「導入費用が​高い」など​従来の​POSレジや​カード決済の​懸念点を​解消した​デザインと​サービスで、​どこから​でも​気軽に​POSレジに​加えて​キャッシュレス決済を​受け付けられる​サービスを​提供しています。

Squareの​mPOSで​キャッシュレス決済を​お手頃に​スタートしよう

Squareの​カード決済端末​(Square リーダー)は​4,980円​(税込)です。​ICチップや​タッチ決済機能​(NFC)を​搭載した​カードでの​決済も​可能です。​あとは​無料で​Square POSレジさえダウンロードすれば、​決済が​受け付けられます。

Squareの​mPOSの​使い方

  1. まずは​無料アカウントを​作成しましょう。​その後、​Square POSレジアプリを​ダウンロードしましょう。​アプリの​ダウンロード・利用に​費用は​発生しません。

  2. 店舗での​支払いであれば​Square リーダーに​クレジットカードを​差し込むか、​かざして​決済を​行います。​QRコード決済で​あれば、​POSレジに​表示された​QRコードを​お客様に​読み取って​もらいます。​電子マネーの​場合は、​Square リーダーに​お客様の​スマートフォンや​カードを​かざして​もらえば、​決済が​完了します。​決済手数料は​3.25%です。

カード決済の​詳しい​手順は​こちらでも​ご案内しているので、​合わせて​ご確認ください。

他の​機能と​連携させて、​Squareを​より​幅広く​活用しよう

Squareで​あれば、​他の​サービスとの​連携も​簡単に​行なえます。

たとえば​実店舗の​他にも​オンラインショップを​開きたい​場合。​それぞれの​売り上げを​異なる​プラットフォームで​管理するとなると​行き来が​面倒ですが、​Square オンラインビジネスを​使用すると、​実店舗での​売り上げと​オンラインショップでの​売り上げを​Square POSレジアプリ、​または​Squareデータで​一本化できます。

また、​「freee」を​はじめと​する​会計ソフトと​同期を​すると、​Squareの​データを​自動で​取り込めるようになります。​そのため、​レジ締めを​行なう際に​売上伝票を​印刷する​必要や、​「数字が​合わない」などの​ミスの​心配もなくなります。

その他Squareと​連携している​サービスは​Squareアプリマーケットから​ご確認ください。

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mPOSが​活用されている​ビジネスとは

「周りに​使っている​人が​いない」など​mPOSに​触れた​ことがないと、​利用シーンが​パッと​浮かびにくいかもしれません。​最後に​mPOSが​活用されている​ビジネスを​いくつか​挙げます。

  • 屋外で​販売を​する​フードトラック
  • お客様の​自宅に​伺って​行なう​整理収納サービス
  • ファーマーズマーケットに​よく​出店する​クラフトショップ​八百屋さんなど

こちらの​導入事例も​合わせて​ご確認ください。

一つの​場所にとらわれない​ビジネスを​経営している​場合、​「イベントや​出張日前に​釣り銭を​用意する」と​いう​タスクが​一つ​減り、​銀行に​出掛ける​時間や、​現金の​持ち運びや​保管に​まつわる​ストレスなどが​削減できます。​また、​当日の​決済を​キャッシュレスに​してしまえば、​「お釣りがない」と​いう​事態にも​遭遇せずに​済むでしょう。

スマートフォンや​タブレット端末に​つなぐだけで​気軽に​決済を​行なう​ことができる​mPOS。​気軽に​持ち運びが​できない​ことを​理由に​外出先での​キャッシュレス決済を​諦めていたスモールビジネスも、​ぜひ導入を​検討してみては​いかがでしょうか。


執筆は​2019年9月11日​時点の​情報を​参照しています。​2023年4月28日に​一部情報を​更新しています。​当ウェブサイトから​リンクした​外部の​ウェブサイトの​内容に​ついては、​Squareは​責任を​負いません。​Photography provided by, Unsplash