「海外旅行で現地の人と話をしていると、日本に行きたい気持ちはあるものの『言葉が通じない』『価格が高い』など、ネガティブなイメージを持っている人が多数 … 日本にもっと気軽に来てもらえるようにするにはどうすればいいのか考えるようになりました」
つなぐ加盟店 vol. 17 Kinco. hostel + cafe 小林 有美さん
金庫屋からKinco.へ、移住してつくった”街のホステル”
海外からの訪日ハードルを下げるために
▲小屋とベッドの中間をイメージしてつくられた「寝小屋(ねごや)」。外国人にも満足してもらえるよう、ゆとりのある広々とした空間となっている。
▲旅好きではあるが、「バックパッカーではなかった」と話す小林さん。さまざまな理由で旅をする人たちの気持ちを汲みながら、どのような宿にするかを考えたという。
東京から高松へ - 低コストで学びながらはじめる宿づくりを
▲1Fのカフェラウンジ。入口のすぐ左手にはレセプション、奥に進むとワンフロアをまるまる活用したカフェスペースがある。1Fのカフェラウンジ。入口のすぐ左手にはレセプション、奥に進むとワンフロアをまるまる活用したカフェスペースがある。
オープンするまでに待ち受けていた3つの困難
▲宿泊スペースとなる予定だった2Fの倉庫。2016年10月には、このスペースを活用した写真展を開催予定。宿泊だけでなく、近隣住民も気軽に立ち寄れる空間にするという。宿泊スペースとなる予定だった2Fの倉庫。2016年10月には、このスペースを活用した写真展を開催予定。宿泊だけでなく、近隣住民も気軽に立ち寄れる空間にするという。
“hostel + cafe”が生み出す、ゲストとローカルが融けあう空間
▲宿泊のチェックインは16時から。しかしカフェの利用は8時から22時のため、ゲストはカフェで飲食や本を手にしながら、ゆったりと時間を待つことができる。宿泊のチェックインは16時から。しかしカフェの利用は8時から22時のため、ゲストはカフェで飲食や本を手にしながら、ゆったりと時間を待つことができる。
▲外国からのお客さんのニーズに応えてSquareを導入。長期滞在の場合、宿泊料金も高額になるため、現金よりもクレジット利用を好む人は多いという。 外国からのお客さんのニーズに応えてSquareを導入。長期滞在の場合、宿泊料金も高額になるため、現金よりもクレジット利用を好む人は多いという。
▲カフェメニューにある「桃のソーダ」は、知り合いの農家から仕入れた桃を使用している。ドリンク、フードともに国内外のローカルを感じられるメニューが並んでいる。カフェメニューにある「桃のソーダ」は、知り合いの農家から仕入れた桃を使用している。ドリンク、フードともに国内外のローカルを感じられるメニューが並んでいる。
お客さんが過ごしやすい「余地」のデザインを目指して
▲カフェラウンジでは、それぞれのゲストが好きな時間を過ごす。時々、この場を使ってイベント開催することも。去年は「パラダイス仏生山」というまち歩き演劇の出発地点となるなど、さまざまな催しが行われている。 カフェラウンジでは、それぞれのゲストが好きな時間を過ごす。時々、この場を使ってイベント開催することも。去年は「パラダイス仏生山」というまち歩き演劇の出発地点となるなど、さまざまな催しが行われている。
▲小林さんも、他のスタッフと同様にレセプションに入ったり清掃業務などを行ったりしている。現場ならではの気づきを得ることも多いという。 小林さんも、他のスタッフと同様にレセプションに入ったり清掃業務などを行ったりしている。現場ならではの気づきを得ることも多いという。
香川県高松市花園町1-6-6
tel:087−887−0747