予約システムの料金はいくら?主要サービスの比較と選び方を解説

予約システムを導入すると、電話やメールでのやり取りを減らし、予約受付や日程変更をオンラインでまとめて管理できます。リマインドの自動送信やお客さま情報の記録にも対応するサービスなら、予約業務にかかる手間や確認漏れも減らせます。一方、料金は無料から月額数万円以上まで幅があり、利用規模や必要な機能によって追加費用が発生します。

美容室やスクール、クリニックなどで予約システムを検討している事業者の中には、「毎月いくらかかるのか」「無料プランだけで足りるのか」「どの費用まで比べればよいのか」と迷う人もいるでしょう。この記事では、料金相場や主要サービスの比較から、費用の内訳、無料・有料プランの違い、選び方までを解説します。自店舗の規模や運営方法に合うサービスを選ぶ際の参考にしてください。

📝この記事のポイント

  • 予約システムの料金は、初期費用や月額利用料から、従量料金、決済手数料、オプション費用までで構成される
  • 月額無料でも、予約件数やスタッフ数、使える機能に制限がある場合がある
  • 比較時は月額料金だけでなく、事前決済やLINE連携、外部連携、サポートを含む総額を確認する
  • 事業拡大を見据え、予約件数や店舗数が増えた場合の追加料金も確認する
  • Square 予約は月額無料から利用でき、複数店舗管理やスタッフ指名など、事業の成長に合わせた機能を追加できる
目次


予約システムの料金相場

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クラウド型の予約システムとは、インターネット経由で予約機能を利用し、店舗側でサーバーを用意せずに運用できる仕組みです。現在の予約システムはクラウド型が主流で、月額0円の無料プランから、月額数千円〜1万円台の小規模店舗向けプラン、月額数万円以上の法人・施設向けプランまで幅広くあります。

特に業態に特化した機能が充実しているシステムは、高度な機能を利用する場合に追加費用が発生することが多く、利用できる予約件数やスタッフ数によっても料金が変わります。複数店舗の管理、事前決済、外部サービスとの連携などを追加すると、上位プランやオプション料金が必要になる場合があります。

無料・月額制・従量課金の違い

予約システムは大きく、無料・月額制・従量課金制の3つに分けて考えることができます。

料金体系 仕組み 向いているケース
無料プラン 月額0円。機能や予約件数、店舗数などに制限がある場合がある 開業直後の店舗や、まず試したい事業者
月額制 毎月一定額を支払う。プランにより機能や上限が変わる 予約数が安定した店舗や、スタッフ管理が必要な店舗
従量課金制 予約件数や決済額、SMS送信数などに応じて料金が変わる 繁忙期と閑散期の差が大きい事業

そのほか、導入設定や構築費に加え、継続利用料が発生するサービスや、ポータルサイト経由の予約人数や件数に応じて費用が発生するサービスもあります。後者の場合、ポータルサイト自体が強い集客力を持っていることが多く、新規集客を重視する店舗にとっては、潜在顧客の目に触れる機会が増える、というメリットがあります。

無料プランは費用を抑えて始められる一方、スタッフ別予約や複数店舗管理、無連絡キャンセル対策などが制限される場合があります。長く使う前提なら有料プランへ移行した場合の料金も確認しておき、「予約数が増えたときも使い続けられそうか」という視点でサービスを選ぶと良いでしょう。

【サービス別】予約システムの料金比較表

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ここでは、主要な予約システムの初期費用や月額利用料を比較します。なお、料金プランや機能は2026年7月時点の情報を掲載していますが、最新情報は各社の公式サイトを確認してください。

汎用型予約システム

汎用型の予約システムとは、美容やスクールから、整体、相談業、イベント、施設予約まで、幅広い業種で利用できる仕組みです。予約ページや顧客管理などの基本機能を組み合わせたい店舗に適しています。

サービス 初期費用 月額利用料 月間予約件数
Square 予約 0円 フリー:0円
プラス:3,000円など
無制限
STORES 予約1 0円 フリー:0円
スモール:9,790円(年払いの場合)など
フリー:50件
スモール:200件など
RESERVA2 0円 フリー:0円
ブルー:3,850円(年払いの場合)など
フリー:50件
ブルー:200件など
Airリザーブ3 0円 フリー:0円
ベーシック:5,500円など
無制限

※金額はすべて税込

Square 予約は、フリープランでも予約件数やスタッフ登録数に上限がありません。予約管理に加えて、キャッシュレス決済やPOSレジも1つのアカウントで利用できる点も特徴です。「まずは無料で試してみたい」「店舗運営のさまざまな業務をまとめて効率化したい」という事業者に向いています。Square 予約の詳しい機能はこちらの章もご覧ください。

STORES 予約は、予約受付だけでなく、事前決済や顧客管理にも対応しています。必要に応じてLINEやPOSレジとの連携機能を追加できます。

RESERVAは、予約件数や必要な機能に合わせて段階的にプランを選べます。LINE連携やGoogleカレンダー連携などのオプションも用意されています。

Airリザーブは、すべてのプランで月間予約件数が無制限です。フリープランで基本的な予約管理を試し、必要に応じてリマインドや外部連携が使える有料プランへ移行できます。

業種別に強みがある予約サービス

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業種別の運用に強みがある予約システムも見てみましょう。スタッフの指名や座席・施術部屋の管理といった美容向けの機能が豊富なサービスや、公共施設や貸会議室などの管理に適したサービスなどがあります。

美容向け

eReserveは美容院やエステ向けの細かい設定ができるのが強みです。担当者ごとのシフトや予約枠を管理でき、予約サイトのデザインも選べるため、予約サイトに自店舗らしさを出したい美容室や美容サロンなどに適しています。

サービス 初期費用 月額利用料
eReserve4 eリザーブ:7,920円など eリザーブ:10,692円(年払いの場合)など

飲食向け

ChoiceRESERVEはレストランを含む幅広い業種で利用でき、予約件数に応じてコースを選べます。オンラインでの予約受付に加え、事前決済機能なども備えており、無断キャンセル対策にも役立ちます。

サービス 初期費用 月額利用料
ChoiceRESERVE5 33,000円〜 Aコース:22,000円など

施設向け

リザーブマート公共予約システムは、公共施設や貸会議室など、複数の部屋や備品を管理できる点が強みです。施設数や必要なカスタマイズに応じて、複数のプランから選べます。

サービス 初期費用 月額利用料
リザーブマート公共予約システム6 エコノミー:55,000円〜110,000円など エコノミー:27,500円〜38,500円など

※金額はすべて税込

LINE・ホームページ連携に強みがあるサービス

LINE連携型は、普段からLINEでお客さまと連絡を取る美容室や教室などに適しており、予約受付から通知まで同じ画面で完結させたい店舗に向いています。ホームページ連携型は、検索やSNSから自社サイトへ集客し、店舗の情報を確認したお客さまをそのまま予約へ案内したい事業者に適しています。

ここで紹介する3サービスはいずれもLINEを予約窓口として利用でき、ウェブでの予約にも対応しています。

サービス 初期費用 月額利用料
リピッテ7 9,800円(税別) 個人利用:1,980円(税別)など
スマラク8 通常9,800円
公式サイトでは0円キャンペーンを案内
ライト:2,980円(年払いの場合)など
CRAFT9 11,000円 プロ:2,750円など

※リピッテは税別、スマラクとCRAFTは税込

リピッテは、LINE公式アカウントからの予約受付に強いサービスで、顧客管理機能も搭載しています。ウェブ予約機能を追加すれば、LINEを使わないお客さまやホームページ経由の予約にも対応できます。

スマラクは、フリーランス美容師向けに設計された予約管理システムです。LINEやInstagramから予約サイトへ案内でき、再来店を促すメッセージの送信にも対応しています。

CRAFTは、LINE予約だけでなく、入会受付やチケット販売、オンライン決済まで1つのシステムで管理できます。LINEを使わない予約サイトも構築できるため、店舗や施設の運用に合わせて予約窓口を選べます。

LINEを予約窓口として使う場合は、予約システム本体の料金に加え、LINE公式アカウントの利用料金や連携オプション費用が発生することがあります。

予約システムにかかる費用

予約システムにかかる費用は、月額利用料だけではありません。ここでは主な費用項目について確認しましょう。

初期費用・月額利用料

初期費用は、アカウント作成や初期設定から、予約ページ設計、データ移行、導入支援までにかかる費用です予約システムを継続して利用するためには、月額利用料が発生するサービスも多いです。「最初の1カ月のみ無料でお試し」といったサービスもあるので、契約期間やキャンペーン期間などを確認したうえで、長期的にコストを抑えられるサービスを選ぶとよいでしょう。

予約件数・スタッフ数による追加料金

予約システムによっては、月間予約件数や予約ページ数から、スタッフ数、店舗数、顧客登録数までに上限があります。スタッフごとに予約枠を持つ美容室やサロン、複数の講師がいるスクール、複数店舗を運営する事業者は、現在の規模だけでなく、半年後や1年後に増えた場合の料金も試算しておくと安心です。

決済手数料・送客手数料

予約時の前払いだけでなく、カード情報の保存やキャンセル料の徴収などを利用すると、決済額に応じた手数料が発生します。また、ポータルサイトや集客媒体経由の予約では、来店人数や予約件数に応じた送客手数料が発生する場合があります。仮に1人あたり200円で月500人が来店すると、送客手数料は月10万円になります。お客さまの数が増えれば増えるだけ、コストも増えることになるので、費用対効果を慎重に見極めましょう。

オプション・外部連携費用

追加費用が発生するケースが多い機能には、以下のようなものがあります。

  • LINE連携:LINEからの予約受付や予約通知を利用できる
  • Googleカレンダー連携:予約予定をカレンダーへ反映し、個人の予定との重複を防げる
  • SMSリマインド:予約日前にお客さまに通知を送る
  • オンライン決済:予約時の事前決済・キャンセル料の徴収に利用
  • 顧客管理・カルテ・会員管理:予約履歴や施術内容、会員情報を記録
  • 複数店舗管理:複数の店舗の予約状況をまとめて管理  など

このほか、既存の予約情報や顧客データを新しいシステムへ移行する場合や、初期設定や操作方法の導入サポートにも追加料金がかかる場合があります。

無料プランと有料プランの違い

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無料プランと有料プランには、どんな違いがあるのでしょうか?プランごとの細かい機能は各サービス会社によって異なりますが、ここで無料・有料プランの両方がある一般的な予約システムでよく見られる仕組みをまとめます。

比較項目 無料プランで多い内容 有料プランで使えることが多い内容
予約受付 基本的な予約ページや予約台帳 複数スタッフや複雑な予約ルールへの対応
通知 メールによる基本通知 SMSや通知文面の編集、無連絡キャンセル対策
お客さま管理 基本情報や予約履歴 メモやカルテ、詳細な分析機能
サポート ヘルプページやメール 電話窓口・スタッフによる訪問サポート

無料プランでも、小規模店舗や開業直後の事業であれば十分に運用できる場合があります。一方、スタッフ指名や複数店舗、無連絡キャンセル対策、詳細な権限管理などが必要になったときは、有料プランが適しています。

予約システムの料金を比較するポイント

予約システムの料金を比較するときは、現在必要な機能だけでなく、予約件数や店舗数が増えた場合の費用も考える必要があります。運用に必要な機能と追加費用を合わせた総額で比較しましょう。

必要な機能を含む総額

最初に、店舗の予約受付に最低限必要な機能を洗い出します。スタッフ別予約やリマインドが必要かを整理し、事前決済やキャンセル料、LINE連携などは運用方法に合わせて検討します。

予約件数や店舗数が増えた場合の料金

予約件数やスタッフ数が上限を超えた場合、追加課金で対応できるのか、上位プランへの変更が必要なのかを確認しましょう。複数店舗展開を考えている場合は、店舗追加料金や店舗ごとの月額料金も重要です。

決済・送客などの従量料金

固定費が安くても、決済額や送客人数が増えると総費用が高くなるサービスもあります。自店舗の客単価と予約見込み数を使って試算してみましょう。

既存サービスとの連携

他の業務ツールと連携できる予約システムなら、予約受付だけでなく、店舗運営全体が効率化され、多面的なコスト削減につながるかもしれません。たとえばPOSレジや決済サービスと連携すれば、予約内容を会計へ引き継ぎ、売上データの二重入力を減らせます。

Googleカレンダーとの連携は、予約と個人予定を同じ画面で確認し、ダブルブッキングを防ぐのに役立ちます。SNSと連携できるサービスなら、店舗の投稿やプロフィールから予約ページへ案内できます。連携機能が基本料金に含まれるか、有料オプションとして追加する必要があるかどうかも比較してみましょう。

Square 予約なら無料プランから予約管理を始められる

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予約受付からお会計までを一つのサービスで管理したい店舗におすすめなのが、決済代行会社Squareが提供するSquare 予約です。Square 予約は、予約受付だけでなく、スケジュール管理やお客さま情報の管理、決済をまとめて行える予約システムです。1店舗のみのビジネスであれば、フリープランを月額無料で利用できます。

フリープランでは、以下の機能を利用できます。

  • オンライン予約サイトの作成
  • InstagramやGoogleからの予約受付
  • メール・SMSによる自動リマインダー
  • 事前決済
  • 予約履歴・売上履歴の管理

フリープランでは予約件数やスタッフ登録数に上限がないため、スタッフが複数いる1店舗のビジネスでも、予約数の増加を理由に月額料金が上がることはありません。まずは基本機能で運用を始め、必要になった段階で有料プランへ切り替えられます。

プラスプランは店舗ごとに月額3,000円で、複数店舗の予約を一つのアカウントで管理したい事業者に適しています。スタッフ指名やGoogleカレンダー同期、無連絡キャンセル対策などを利用でき、予約枠の調整や日程管理をより細かく行えます。

プレミアムプランは店舗ごとに月額8,000円の料金がかかります。たとえば、複数の施術部屋があるエステサロンのように、設備や部屋とスタッフの両方を管理する必要がある店舗に適しています。勤怠管理や歩合給、アクセス権限管理にも対応するため、スタッフ数が多く、役割ごとに管理範囲を分けたいビジネスで活用できます。

予約情報とSquare POSレジの会計情報を連携すると、予約内容を確認しながら施術メニューや商品を会計へ追加でき、受付から支払いまでの操作を一つの流れにまとめられます。会計が完了すると、売上情報が予約履歴やお客さま情報とひもづくため、来店内容を振り返る際に別々のシステムを確認する手間も減らせます。

さらに、過去の予約や購入履歴を確認しながら次回予約を受け付けられるため、お客さまに合ったメニューの提案や継続的なフォローにも役立ちます。予約から会計、次回予約までを一元化したい幅広いビジネスに適しています。

予約管理はSquareで

Square 予約は、予約サイトの作成から、サービスやスタッフの登録、キャッシュレス決済までを網羅したオールインワンの予約管理ソリューションです。美容院、理容室、スパ、ネイルサロンなどのサービスには欠かせない機能を備え、無断キャンセルの削減にも役立ちます。

まとめ

予約システムの料金には幅があり、予約件数やスタッフ数、決済手数料などによって総額が変わります。小規模店舗や開業直後は無料プランから試し、必要な機能や事業規模に応じて有料プランを検討すると、固定費を抑えながら導入できます。Square 予約は1店舗なら月額無料で始められ、予約管理やお客さま管理、決済、POSレジを一つの仕組みで運用できるため、「まずは無料で試してみたい」という事業者にもおすすめです。

よくある質問

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ここでは、予約システムの料金や無料プラン、LINE連携についてよくある質問に回答します。

予約件数が増えると料金も高くなりますか?

サービスによって異なります。予約件数にかかわらず月額固定のサービスもあれば、上限を超えると追加料金が発生するサービスや、上位プランへの変更が必要なサービスもあります。導入前に、現在の件数と将来の予約見込み数の両方で料金を確認しておくと安心です。

無料の予約システムだけでも運用できますか?

個人事業主や小規模店舗であれば、無料プランだけで運用できる場合があります。ただし、スタッフ指名や複数店舗管理、無連絡キャンセル対策、外部連携などが必要になると、有料プランが必要になることがあります。まず無料で試し、運用上の課題が見えた段階で有料プランを検討するとよいでしょう。

LINEで予約を受け付ける場合、料金はかかりますか?

LINE公式アカウントは無料プランから利用できますが、予約を自動化するには外部の予約システムや連携ツールが必要になる場合があります。予約システムの利用料に加えて、LINE公式アカウントの料金やメッセージ通数、初期設定費、決済手数料を合算して比較してください。


Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。

執筆は2026年7月31日時点の情報を参照しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。