フリマ出店にはPOSレジが便利!事前準備と当日のポイント

フリマアプリやオークションサイトなどの普及により、インターネット上で個人間の売買を楽しむ人が増えていますが、地域で開催されるフリーマーケットにはまた違った楽しみがあります。

売り手と買い手が直接顔を合わせることで生まれるコミュニケーションや、出店者同士のつながりができるのもフリーマーケットならではです。フリーマーケットでは、使わないものを売るだけでなく、参加自体を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

フリーマーケット出店には念入りな準備が大切です。また、当日の集客や接客の工夫も欠かせないものです。

今回は、フリーマーケット出店の事前準備や用意するもの、楽しみながら商品を売るポイントを紹介します。

商品の準備

Alt text

まずは、フリーマーケットで売る商品の準備です。しばらく着ていない服や遊ばなくなった子どものおもちゃ、食器などは普段からなるべくきれいな状態で保管しておきましょう。

商品の入っていたパッケージが残っている場合はパッケージに入れて保管します。ない場合は透明なビニール製の袋などに入れておくと中身が見やすい上に、そのまま販売できます。

値札

値札は商品一つ一つに付けると手間がかかります。しかし買い手にとっては、値札が付いていると価格がわかりやすく、丁寧な印象を受けます。商品に興味を持っても、値札のない商品の値段を聞きにくいと感じる人もいるでしょう。

既製品の値札を使用したり、オリジナルのものを用意して使用したりする方法があります。また、ハンガーの色で価格を分ける、商品にシールを貼りその色で価格を分ける、値段ごとにボックスを作るなどの工夫も併せて行えば、値札付けを簡略化しつつ見栄えもよくなるでしょう。

出店の予約

フリーマーケットのブースを予約します。参加条件も会場・主催者ごとに違いがあります。商品の運搬手段を考慮に入れて、自宅からの距離や交通ルートも会場選びの判断材料になるでしょう。

フリーマーケットによって、車をブースに乗り入れて出店する方法とブースに手持ちで荷物を運び入れて出店する方法があります。商品が多い場合、荷物の搬入が楽な車での出店が良いかもしれません。

販売できない商品の確認

各フリーマーケットごとに販売を禁止している商品があるので、必ず出店要項を確認しましょう。手芸やクラフト品などの手作り品も、会場よっては禁止されている場合もあるので注意が必要です。食べ物は事前に保健所の許可を取らなければならず、一般的に販売できません。

また、ブランドのコピー・類似品であることを知っていて販売すると法律違反になります。ブランド品を取り扱う際には正規のルートで購入し、販売する前に製造番号を控えておくなど、取り扱いに注意しましょう。

ソーシャルメディアの活用

Alt text

TwitterやFacebook、Instagramといったソーシャルメディアを活用し、友達や知り合いにフリーマーケットに出店することを告知しましょう。また、出店者同士で交流を持てば情報交換をできたり、経験豊富な出店者からアドバイスを貰えたりすることが期待できます。
また、当日には商品の売れ行きをリアルタイムで投稿するのがオススメです。

開催日当日の流れと集客のヒント

両隣のブースの出店者に必ず挨拶をしましょう。特に一人で出店する場合には、荷物の搬入時やブースを離れるときに留守を頼むことがあるかもしれません。盗難やスリなどのトラブルを避けながら気持ち良く過ごすためにも、相手の荷物搬入を手伝ってあげるなど助け合いの精神を持って行動しましょう。

用意するもの

フリーマーケット当日に必要なものとしては、

・商品を置く敷物
・かご、ボックスなど商品の収納やディスプレイに使用するもの
・ハンガーラックやハンガー
・値札
・つり銭入れ
・電卓
・売り上げを記録するもの
・商品を入れるショッパー
・筆記用具、カッター、はさみ
・POP、POP用の紙
・ガムテープやセロテープ
・ごみ袋

他にも、折り畳み式の椅子や飲み物、季節によって日焼け止めやカイロなどを持っていくと便利でしょう。

ディスプレイのコツ

商品は、お客様から見て小さいものを手前に、大きい物を奥に配置する「ひな壇ディスプレイ」と呼ばれる方法があります。カテゴリーを分けたうえで、大きさに合わせて配置していきましょう。目玉商品や注目を集めたい物は、一番目立つ場所に配置します。

値段が同一のものは同じボックスに入れ、「すべて100円!」などのPOPをつければ、お客様の興味も惹きつけられます。

価格交渉

フリーマーケットでは、価格交渉が頻繁に行われます。「欲しい商品を値切ってお得に手に入れる」ことを楽しみとしている人もいるため、価格交渉を持ちかけられる前提で価格設定をしておくとスムーズです。

また、お客様のペースに押し切られないよう、商品ごとの最低価格を決めておくなど、あらかじめルールを設定しておきましょう。

値段を変更する際には、先に書かれた価格に取り消し線を入れ、脇に赤字で書き直します。元の値段からいくら安くなっているかがわかることで、お客様はお得に買い物をしたという満足感を得られます。

SquareのPOSレジなら高機能なのにずっと0円

キャッシュレス決済、在庫管理、顧客管理、スタッフ管理など、店舗に必要な機能をすべて搭載

お金の管理

売上帳を作り、いつ何がいくらで売れたか、割引の有無、在庫の個数などを記入しお金を管理ましょう。

店舗などとは異なり、慌ただしいフリーマーケットでこのような作業は難しいかもしれません。商品の数え間違いやお釣りのミスが起こってしまう可能性もあるでしょう。

Square POSレジなら、無料でダウンロードでき、お店にあるようなPOSレジと同じ機能が利用できます。事前に商品を登録しておけば、当日の売り上げの管理も楽です。POSレジの設定について詳しくはこちらを参考にしてみてください。SquareではPOSレジアプリとレシートプリンターが搭載されたオールインワン決済端末(Square Terminal)も提供しています。これ一台で、タブレットなどのモバイル機器を用意することなく、キャッシュレス決済を受け付けることができます。決済端末は無線、かつWi-Fiさえあれば利用できるので、コンセントを差し込む箇所がなくても安心して使えます。「POSアプリの導入とあわせて、キャッシュレス決済端末も導入したい!」などの場合にはぜひご検討ください。

jp_blog_T2_bluebottle mobile tap 0403

関連記事

コミケにもカード決済が必要!?当日を最大に楽しむために、事前の準備を確認
意外と簡単?リサイクルショップの開き方

執筆は2018年4月19日時点の情報を参照しています。2021年3月16日に記事の一部情報を更新しています。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。Photography provided by, Unsplash