お客さまや仕事関係者に送る「お礼状」は、デジタル全盛の現代においてもマナーとして必要というだけでなく、円滑なビジネス運営に欠かせないコミュニケーション方法です。「どんなシーンでお礼状を送るのかわからない」「お礼状の書き方に自信がない」という人に向け、お礼状の作法や構文といった基本を解説します。
📝この記事のポイント
- お礼状を送ることで、デジタルツールや電話以上に深い感謝の思いを伝えることができ、仕事関係者との良好な関係維持にも効果的
- 作法として、お礼状は「3日以内」に送るのが基本で、重要度が高い場合は封書で送る
- お礼状の文章は「頭語、前文、主文、末文、結語」の基本構成に従って書く
- 送る相手や季節によって、「頭語・結語」や「時候の挨拶」を変え、相手の健康や状況を気づかうフレーズも必ず入れる
- 印象に残るお礼状を書くためのキーワードは、「具体性」と「相手との距離感」
目次
- ビジネスでのお礼状の意味とは?
- ビジネスシーンでのお礼状の書き方における注意点・マナー
・お礼の対象を明確に述べる
・お礼以外の要件は控える
・早めにお礼状が届くようにする
・重要な場合は縦書きで封筒・便箋で送る
・便箋は三つ折り - 構成レベルで見る!ビジネスで使うお礼状の基本の書き方
- ビジネスで使えるお礼状の例文・テンプレート
・商談成立後に送るお礼状例文
・祝辞後に送るお礼状例文
・お歳暮受領後に送るお礼状例文 - 印象に残るお礼状の書き方
・[時候の挨拶の使い分け方 - まとめ
- よくある質問
・お礼状はビジネスシーンに必要ですか?
・お礼状を書き送付する上でどんな点に注意すべきですか?
・お礼状の書き出しはどんな書き方をすべきですか?
ビジネスでのお礼状の意味とは?
ビジネスにおけるお礼状は、取引先やクライアント、日頃お世話になっている関係者などに、感謝の気持ちを文字に託して示すものです。
メールやチャット、電話など気軽なコミュニケーションツールは多々ありますが、あえて手紙や葉書でお礼状を送ることには一定の意味があります。お礼状は、感謝の気持ちの深さや礼儀正しさ、相手との関係を大切にする気持ちなどをより明確に印象付けることができます。
次のような場面では一般的に、お礼状を送ることがマナーとされています。
- 贈答品(お歳暮、お中元、お祝い品など)をもらった
- 冠婚葬祭に列席してくれた
- お世話になった人が退職、異動、転勤するのでお礼を伝えたい
- お客さまや取引先に日頃の感謝を示したい
- 商談の時間を取ってもらった
- 会食に招待された
相手の行動への感謝をお礼状として丁寧に表すことで、「今後も良好な関係を維持していきたい」という意思表示にもなります。ビジネスを運営するうえで欠かせないネットワーキングやコミュニケーションの一環と考え、適切なタイミングでお礼状を送りましょう。

ビジネスシーンでのお礼状の書き方における注意点・マナー
お礼状の書き方には、いくつかのルールやマナーが存在します。ポイントを押さえておけば、誰でも簡単にお礼状を書くことができます。
お礼の対象を明確に述べる
お礼状の第一原則として、「誰がしてくれた何に対するお礼なのか」が間違いなく伝わるように書きましょう。たとえば、次の2通りの書き方では、お礼の対象の見え方が違ってきます。
A.貴社のご親切に感謝申し上げます。
B.今回の展示会開催における◯◯さまのお力添えと貴社の寛大なるご理解に感謝申し上げます。
「A」の書き方だと、何に対する感謝なのか具体性が足りずわかりにくく、形式的なお礼という印象が否めません。「B」のほうは、特定の出来事に対する他社の特定の社員と組織自体の協力に対するお礼状であることがひと目でわかります。お礼状を受け取る側にとって、Bのように対象が明確なほうが送り主の感謝の気持ちを強く感じるのは間違いないでしょう。
お礼以外の要件は控える
お礼状を送るのは、あくまでも「感謝」を伝えるためです。そのため、お礼状の書き方の基本はシンプルで、お礼に関係のない要件は基本的に書かないものとされています。
季節の挨拶や手紙のマナーとしての頭語・結語などは入りますが、あとは感謝の気持ちが適切に相手に伝わればOKです。感謝を伝える具体的なエピソード、感情、今後の展望といった内容は、お礼の気持ちをより深く伝えるために役立ちます。
早めにお礼状が届くようにする
お礼状の発送のタイミングは、相手に何かをしてもらった日から1〜3日以内がベストです。贈答品なら受け取りから3日以内、会食に招待された場合はその日から3日以内、ということで、感謝の気持ちが新鮮なうちにお礼状を送ると覚えておいてください。
万が一、何か事情があってお礼状の発送が遅れてしまう場合は、「体調を崩していたためお礼をお伝えするのが遅くなり、大変失礼いたしました」といったように一言お詫びを添えましょう。
重要な場合は縦書きで封筒・便箋で送る
フォーマルの度合いが高い重要なお礼状や、大きな恩に対するお礼状の場合は、葉書ではなく封筒と便箋を使って送るのが基本です。その場合、書き方は縦書きとなります。お礼状の書き方に迷ったら封書で縦書きを選ぶと間違いないでしょう。
葉書は簡易的な郵便物なので、フォーマルの度合いが低く親しい相手へのお礼状であれば問題ありません。横書きの便箋も同様です。
便箋は三つ折り
お礼状に限ったことではありませんが、手紙は便箋を三つ折りにして封筒に入れます。その際、相手が便箋を開いた時に書き出し部分が最初に目に入るように折るのがマナーです。相手の読みやすさを思いやるマナーにも、感謝の気持ちを込めましょう。
なお、お礼状の便箋は白の無地を使い、黒または青のペンで書きます。手書きでなく印字のお礼状でも問題ありませんが、最後に添える自分の署名は必ず手書きでしたためます。
急なお礼状の送付に備え、便箋と封筒をセットで用意しておくと安心です。
構成レベルで見る!ビジネスで使うお礼状の基本の書き方
お礼状を書き始める前に、まず文章全体の構成を確認しておきましょう。お礼状に限らず、手紙を書く場合のベーシックな流れは次の通りです。
- 頭語(「拝啓」「謹啓」など)
- 前文:時候の挨拶(季節を感じさせる言葉と、相手の健康・状態などを気づかう言葉)
- 主文(感謝の言葉など)
- 末文:結びの挨拶
- 結語(頭語が「拝啓」なら「敬具」、「謹啓」なら「謹言」)
構成の決まりごとがあることでお礼状を書くハードルが高いと勘違いしてしまいそうですが、むしろ型通りに決まった語句やフレーズを選んで使う部分も多く、自分で考えて書く部分はわずかです。頭語、時候の挨拶、結びの挨拶、結語の4点は既存の表現から、相手との関係や状況、季節などに適したものを選べばOK、と覚えておきましょう。
自身の言葉で具体的に感謝を示すのは「主文」と呼ばれる本題の部分です。しかしこの部分も1〜3行程度で十分なので、難しく考えず、何よりも「お礼の気持ちの深さが相手に届くこと」を重視して書けば伝わるはずです。
前文の「時候の挨拶」の表現の幅については、当記事の後半で解説します。

ビジネスで使えるお礼状の例文・テンプレート
実際にお礼状を送るシーンがやってきた時に、どんな内容で書くべきか迷うかもしれません。そこで、お礼状のテンプレートとなる例文を、商談成立のお礼、祝辞のお礼、お歳暮のお礼という3パターンで紹介します。
なお、縦書きのお礼状の場合は数字の記載を「一、二、三」などの漢数字とし、横書きの場合は「1、2、3」などの算用数字を使用してください。
商談成立後に送るお礼状例文
商談成立のお礼状は、他のお礼状よりスピード感を大切にすることで感謝の深さが伝わる手紙です。商談が成立してから1日以内を目安にお礼状を発送しましょう。文例は次の通りです。
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびは、弊社製品の「◯◯」をご契約いただき誠にありがとうございました。◯◯は弊社の技術部門が◯年にわたる構想を試行錯誤の末に形にしたもので、◯◯◯◯の改善に大きく寄与する製品だと自負しております。
貴社のご期待に応えられるよう、弊社一丸となってアフターサービスに努めてまいりますので、ご意見やご要望がございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。
今後とも末永くお付き合いくださいますよう、謹んでお願い申し上げます。
敬具
冒頭の「時下」は「この頃」を意味する言葉で、時候の挨拶代わりとして季節を問わずに通年、ビジネスシーンでよく使われます。時候の挨拶で始めるのがお礼状の正式な形ですが、最近何度もやりとりがあるような場合では「時下」を使うのも良い方法です。
なお、商談が成立したということは、相手が製品・サービスの良さを認めてお金を払ったということです。そのため、お礼状においても自社の製品・サービスについて謙遜するようなことはしないのが賢明です。一方で、「売りっぱなし」ではなくしっかりフォローアップする姿勢を伝えることも感謝の印になります。
祝辞後に送るお礼状例文
お祝いの席を設ける場合、目上の人から祝辞をもらうケースがあります。祝辞のスピーチを担当してくれた人に対してお礼状を送るのもビジネスでは欠かせない礼儀です。お祝いの席から3日以内にはお礼状を送りましょう。
次の文例は、会社の創立記念イベントでの祝辞を引き受けてくれた目上の人に対する、フォーマル度の高いお礼状のサンプルです。
謹啓 晩秋の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
このたびの私どもの創立10周年記念イベントにおいては、ご多忙の中ご参列いただき、ご丁重なるご祝辞までいただきまして誠にありがとうございました。お陰様で盛会裡に執り行うことができまして、衷心より感謝いたしております。
◯◯様のご祝辞にございました「◯◯◯◯」というお言葉は、社業を通じてよりいっそうの社会貢献を目指す弊社にとって、今後の成長の礎となるものだと噛み締めております。弊社が本年まで社歴を重ねることができましたのも、ひとえに◯◯様を始めとする皆々様の日頃のご支援があればこそと、温かくも重みのあるご祝辞を拝聴し思いを新たにいたしました。
これを機に、弊社一同初心に返り、まずは次の◯周年に向けて更なる精進を重ねてまいりますので、何卒ご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
師走に向けて日々忙しさが増すかと思いますが、季節柄くれぐれもご自愛下さいませ。
謹白
祝辞へのお礼状の場合はこの例文にあるように、祝辞の内容に触れることで丁寧に感謝の気持ちを表すと、感謝の思いが伝わりやすくなります。スピーチを引き受け、文章を練り、当日に聴衆の前で話すという大役を引き受けてくれた人に、その時間や手間、心意気に対してお礼状を送るということです。
お歳暮受領後に送るお礼状例文
お歳暮やお中元などの贈答品をもらった時は、品物の受け取りから3日以内にお礼状を送るのがマナーです。贈答品に対するお礼状には、確かに届いたことを伝えて送り主を安心させる意味合いもあります。
次に挙げる例文は事業者同士の間で送るお礼状を想定したサンプルで、目上の相手に限らず使いやすいシンプルな文章になっています。
拝啓 師走の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
さて、この度はお心のこもったお歳暮をお送りいただきまして、誠にありがとうございます。東北の珍しいお菓子を社員一同で美味しくいただきました。◯◯様の変わらぬお心遣いに厚く御礼を申し上げます。
年の瀬が迫り何かと忙しい時期かと存じますが、どうかご自愛くださいませ。
略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
上の例文の終わりにある「略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます」は、「本来であれば対面でお礼を伝えるべきところを略式で書面で済ませた」ことを意味しています。メールで丁寧に感謝を伝える際にも使える表現です。
印象に残るお礼状の書き方
感謝の気持ちや関係性を印象付けるためにお礼状を送る以上、より相手に好印象を残すお礼状を書けると理想的です。ただの儀礼的な手紙として受け取られないよう、次の2点を意識して印象に残るお礼状を書いてみましょう。
- 具体性のある表現、エピソードを入れる
- 相手との距離感やTPOに応じて文体を使い分ける
一例として、オーダースーツ店の常連客への「商品購入のお礼状」の文例を考えてみます。
拝啓 春爛漫の季節を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日は◯◯様の礼服のオーダーをいただき、誠にありがとうございました。
ご息女のウェディングパーティーのためのお衣装という特別なお仕立てをお任せくださいましたことを、スタッフ一同大変光栄に思っております。礼服を通してご家族の温かな思い出の1ページを彩るお手伝いができましたなら、私どもにとってこれほど嬉しいことはございません。
縫製には万全の注意を払っておりますが、万が一、お仕立てに気になる点などがございましたら誠心誠意対応させていただきますのでご連絡ください。
今後におきましても、相変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
上の文例は、オーダースーツ店から個人客へのお礼状を想定しているため、企業間同士のお礼状より柔らかい表現を使用しています。さらに「商品を使うシチュエーション」や「仕事にかける思い」といった具体的な情報を記すことで、印象に残りやすいお礼状となっています。
同じ内容でも、違う表現を使用するとどんなお礼状になるか、下の例を比較してみましょう。
拝啓 春陽の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、このたびは◯◯様の礼服のご注文を誠にありがとうございました。弊社をご用命くださいましたことを大変光栄に存じております。
万が一、ご不便や調整の必要性などがございましたら、弊社までお気軽にお問い合わせくださいませ。
今後とも相変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
こちらのお礼状の文例は、内容が必要事項だけに限定されすぎていて、イメージを喚起するような具体的な表現もなく、特定の人へ宛てたメッセージというよりも、ビジネスライクなテンプレートそのままという印象です。相手が個人のお客さまで、常連客という距離感も考慮すると、もっと心に残るような書き方をしたほうがお礼状として効果的であることがうかがえます。
このように相手との距離感や状況に応じて、お礼状の書き方を工夫してみるのがおすすめです。
時候の挨拶の使い分け方
お礼状などの手紙を書くうえで、一見難しく感じてしまうのが「時候の挨拶」です。時候の挨拶は季節感を大切にする日本らしい礼儀の一部分でもあり、印象に残るお礼状には正しい時候の挨拶表現を入れることが欠かせません。
まずは下に挙げるような型通りの時候の挨拶を使うことから始めて、お礼状を書くことに慣れたらより豊かな表現を加えてみるという方法がおすすめです。ここで紹介するのはあくまで一部の表現で、他にもたくさんの時候の挨拶表現をお礼状に使うことができます。
お礼状の「時候の挨拶」に使える表現
| 月 | ビジネス向けの漢語表現 | カジュアルな和語・口語表現 |
|---|---|---|
| 1月 ❄️ | ・全般:寒中の候 ・前半:初春の候、新春の候 ・後半:大寒の候、厳冬の候、寒風の候 |
・新春の喜び ・初春とはいえ ・厳しい寒さとなり ・例年にない寒さですが |
| 2月 ⛄ | ・全般:残寒の候、梅花の候 ・前半:立春の候 ・後半:余寒の候、春寒の候、向春の候 |
・立春とは名のみの寒さですが ・寒気は冴えかえり ・三寒四暖と申しますが ・梅のつぼみもそろそろ膨らみ |
| 3月 🌱 | ・全般:弥生の候 ・前半:浅暖の候 ・後半:春色の候、春暖の候 |
・風はまだ寒く ・日増しに暖かさを増し ・つぼみも膨らむ頃 ・急に春めいて |
| 4月 🌸 | ・全般:陽春の候、春和の候 ・前半:春爛漫の候 ・後半:晩春の候 |
・春たけなわ ・花曇りの昨今 ・うららかな好季節を迎え ・春光うららかな |
| 5月 🌿 | ・全般:新緑の候、緑風の候 ・前半:若葉の候、葉桜の候 ・後半:薫風の候 |
・新緑の色増す季節となり ・緑濃く ・風薫るこの頃 ・木々の芽吹く季節となり |
| 6月 ☔ | ・全般:梅雨の候、向暑の候 ・前半:初夏の候、入梅の候 ・後半:長雨の候、向夏の候 |
・時候不順の折 ・うっとうしい梅雨の季節となり ・初夏の風に肌も汗ばむ頃 ・暑さ日増しに厳しく |
| 7月 🌞 | ・全般:盛夏の候、猛暑の候 ・前半:小夏の候 ・後半:酷暑の候、大夏の候 |
・連日厳しい暑さの中 ・うだるような暑さが続き ・楽しい夏休み ・夏祭りの賑わう頃 |
| 8月 🌻 | ・上旬:晩夏の候、厳暑の候 ・8月7日〜23日頃:残暑の候 ・下旬:残炎の候、処暑の候 |
・まだまだ暑い日が続いており ・残暑厳しき折から ・秋にはまだ遠く ・夜空に秋の気配を感じる頃 |
| 9月 🍂 | ・全般:爽秋の候 ・前半:涼風の候 ・後半:秋涼の候、仲秋の候 |
・スポーツの秋を迎え ・残暑去り難く ・朝夕はめっきり涼しくなり ・さわやかな秋晴れが広がる時期 |
| 10月 🍁 | ・全般:清秋の候 ・前半:秋晴れの候 ・後半:錦秋の候 |
・味覚の秋となり ・さわやかな秋晴れの続く ・日増しに秋も深まり ・夜長の頃となり |
| 11月 🌬️ | ・全般:霜寒の候、深冷の候 ・前半:冷雨の候 ・後半:向寒の候 |
・秋も一段と深まり ・鮮やかな紅葉の候となり ・冷雨が降り続く昨今 ・小春日和の今日この頃 |
| 12月 🎄 | ・全般:師走の候、寒冷の候 ・前半:初雪の候、孟冬の候 ・後半:歳晩の候、月迫の候 |
・年末で寒さも厳しい頃となり ・あわただしい師走となり ・めっきり寒くなり ・霜が降りる季節となり |
※ ビジネスのお礼状では、主として漢語表現を使用
※ 「〜の候」だけでなく「〜の折」「〜のみぎり」の形でも使用可能
※ カジュアル表現は、親しい相手や柔らかい印象にしたい場合に有効
※ その年の気候や地域に合わせた表現選びが重要
ここに挙げたもの以外の時候の挨拶も上手に取り入れることで、独自性のある自分らしいお礼状を書いてみましょう。
まとめ
お礼状は、ビジネスを円滑に運営するうえで価値あるコミュニケーションの方法です。クライアントや取引先への感謝の思いを伝えつつ、ビジネスの存在感をしっかり印象付けるためにも、お礼状を送るタイミングや書き方のマナーを覚えておきましょう。実際にお礼状を書く際は、当記事で挙げた例文を参考にしてみてください。
よくある質問
最後に、ビジネスにおけるお礼状のあり方や書き方について、よくある疑問・質問を以下にまとめます。お礼状を送るか迷った時にも役立ててください。
お礼状はビジネスシーンに必要ですか?
お礼状は現代のビジネスシーンにも必要なコミュニケーション手段です。仕事でお世話になった人に感謝をしっかり伝え、安否を気づかうことで、良好な関係維持にプラスになります。お礼状などを通じて日頃から人との良い距離感を大切にしておくことで「あの人に仕事を発注しよう」「あの人のビジネスを助けてあげたい」という状況が生まれる可能性もあります。
「感謝していることを丁寧な形で伝えたい」「メールや電話ではお礼の伝え方として十分ではなさそうだ」と感じたら、お礼状を送るタイミングです。特に年上の人や目上の人に対しては、伝統的なマナーとしてもお礼状を送ったほうが好印象といえます。
お礼状を送る可能性のある相手は、お客さま・クライアントに限らず、取引先、出資者、ビジネスに助言や知識を提供してくれる人、ビジネス拠点の近隣の住人など多岐にわたります。
お礼状を書き送付する上でどんな点に注意すべきですか?
お礼状を出すうえで注意すべきポイントは、内容、タイミング、手紙のスタイルの3点です。
ただの手紙ではなくお礼状である以上、あくまでも「感謝していることを伝え、お礼を言う」ことにフォーカスした内容が重要です。関係のない話を散漫に書き綴るのは、お礼状としては不適当です。ただし、プライベートでも友人のように親しい仲であればお礼状に余談を含めても問題ありません。
お礼状を送るタイミングはできるだけ早いのが理想で、3日以内がマナーです。感謝の気持ちを抱いたらすぐに便箋と封筒を準備すると良いでしょう。葉書は略式にあたりますが、親しい間柄でのお礼状には使用できます。それ以外のお礼状はシンプルなレターセットでの封書が好ましいです。
お礼状の書き出しはどんな書き方をすべきですか?
お礼状では、「拝啓 入梅の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます」といったように、拝啓・謹啓などの「頭語」と、季節ごとに異なる「時候の挨拶」の2点を必ず最初に書きます。
頭語は手紙の最後に書く「結語」と必ずセットで使います。「拝啓」と「敬具」のセットが最も一般的です。時候の挨拶はその月ごとにある程度決まった言い回しがあるので、お礼状のトーンや送る相手に合わせて、自分らしいフレーズを選んで使いましょう。
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執筆は2017年10月18日時点の情報を参照しています。2026年1月30日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。
