在庫管理は、ビジネスを運営するうえで欠かせない業務の1つです。商品の在庫数を正確に把握できていないと、欠品による販売機会の損失や、過剰在庫によるコスト増加につながる可能性があります。しかし、紙の在庫表やエクセルで管理している場合、入力ミスや更新漏れが起こりやすく、管理に手間がかかると感じている事業者も多いのではないでしょうか。
こうした課題を解決する方法として注目されているのが、スマートフォンやパソコンから在庫を管理できる「在庫管理アプリ」です。この記事では、在庫管理アプリの基本やメリット・デメリット、無料で利用できる在庫管理ツールの例などを紹介します。
📝この記事のポイント
- 在庫管理は紙・エクセル・ソフト・アプリ・POSレジなど複数の方法があり、事業規模に合った方法を選ぶことが重要
- 在庫管理ツールを選ぶ際は、バーコード機能や商品登録数の制限、外部ツールとの連携などを確認することが大切
- Square POSレジなど、無料で在庫管理機能を使えるツールもあり、小規模事業者でも導入しやすい環境が整っている
- 無料ツールは便利だが機能制限がある場合もあるため、事業規模や必要な機能に応じて有料プランの利用も検討すべき
目次
- 在庫管理アプリとは?
・在庫管理アプリの主な機能 - 在庫管理アプリのメリットとデメリット
・メリット1:在庫量の最適化が可能
・メリット2:スマホで手軽にかつ正確に管理可能
・メリット3:棚卸し業務の業務改善
・デメリット1:知識や手順の変更にあたり時間が必要
・デメリット2:有料プランの場合、コストがかかる - 無料で在庫管理をする方法
・紙の在庫管理表
・エクセルシート
・在庫管理ソフト
・在庫管理アプリ
・POSレジアプリ - 在庫管理アプリの選び方!押さえておきたいこと
・バーコードを読み取る機能はあるか
・在庫アラート機能はあるか
・登録できる商品点数に制限はあるか
・在庫管理と連携できる機能は充実しているか - 無料の在庫管理アプリ6選
・(1)Square
・(2)Zoho Inventory
・(3)zaico
・(4)Tana
・(5)MonoC
・(6)SASO - 無料在庫管理アプリの注意点
- 在庫管理アプリは無料と有料、どっちがおすすめ?
- Squareの在庫管理アプリを試してみよう
・Square POSレジ(リテール向け)を導入するには
・無料プランと有料プランの違い - まとめ
- よくある質問
・在庫管理アプリは無料で使えますか?
・在庫管理アプリを選ぶ際にどんな点に注意すべきですか?
・在庫管理アプリは個人・家庭用規模程度の事業でも使えますか?
・在庫管理アプリで棚卸しはできますか?
在庫管理アプリとは?
在庫管理アプリとは、商品の入出庫や在庫数の変動を記録し、在庫状況を可視化・管理するためのアプリです。従来は紙の在庫管理表やエクセルシートで管理していた在庫情報を、スマートフォンやタブレット、パソコンなどから入力・確認できるようにしたものと考えると分かりやすいでしょう。
なお、同じような用途のツールでも、管理対象や機能の違いに合わせて呼び方が変わることがあります。たとえば「在庫管理アプリ」のほかに、「棚卸しアプリ」「商品管理アプリ」「物品管理アプリ」「備品管理アプリ」などと表現されることもあります。名称が違っても、在庫(モノ)を把握して管理するという目的は共通しているケースが多いので、導入時は名前だけで判断せず、できること(機能)と管理対象が自社に合うかを確認するのがポイントです。
在庫管理アプリの主な機能
在庫管理アプリでできることはツールによって異なりますが、一般的には以下のような機能が搭載されています。
- 在庫数の記録・更新(入荷、出荷、返品、廃棄などの反映)
- 商品情報の登録・管理(商品名、SKU、単価、保管場所など)
- バーコードの読み取り(端末のカメラやスキャナーでの読み取り)
- 在庫状況の検索・一覧表示(商品別、カテゴリ別、拠点別など)
- 棚卸しのサポート(棚卸し結果の入力、差異の記録・出力など)
- 在庫アラート通知(在庫が一定数を下回ったときの通知)
- データの共有・権限管理(複数スタッフでの利用、閲覧権限の設定)
- 外部ツールとの連携(POSレジ、EC、会計ソフト等との連携)
アプリの中には在庫管理に特化したものもあれば、POSレジや売上分析など周辺機能まで一体化しているものもあります。自社が「在庫を正しく把握したい」のか、「発注や売上まで含めて一括管理したい」のかを整理したうえで選ぶと、ミスマッチが起きにくくなります。

在庫管理アプリのメリットとデメリット
商品管理アプリや物品管理アプリなどとも呼ばれる在庫管理ツールは業務効率化に役立つ一方で、導入時に注意したい点もあります。主なメリットとデメリットを確認しておきましょう。
メリット1:在庫量の最適化が可能
在庫の増減が自動で記録されるため、現在の在庫量をリアルタイムで把握できます。過剰在庫や欠品の傾向も分かりやすくなり、適切な発注量の判断がしやすくなるため、在庫コストの削減や販売機会の損失防止につながります。
日本では年間約464万トンの食品ロスが発生しており、そのうち約231万トンが企業などの事業活動から発生しています5。在庫管理の精度を高めることは、こうした廃棄ロスの削減にもつながります。
メリット2:スマホで手軽にかつ正確に管理可能
アプリによってはスマートフォンのカメラでバーコードを読み取るだけで在庫を更新できるため、手書きや手入力によるミスを減らせます。倉庫・売り場・バックヤードなど場所を問わず操作できる点も、アプリならではの利便性です。
日本政策金融公庫の調査6によると、中小企業で在庫管理システムを導入している企業は約39.6%にとどまっています。会計システムなどと比べると導入率はまだ低く、多くの企業が在庫管理を十分にデジタル化できていない状況がうかがえます。
| システム | 全体の導入率 | 49人以下の企業の導入率 |
|---|---|---|
| 会計システム | 86.9% | 83.5% |
| 勤怠・労務管理 | 58.4% | 46.2% |
| 在庫管理システム | 39.6% | 33.9% |
| 物流管理システム | 15.1% | 11.7% |
メリット3:棚卸し業務の業務改善
棚卸し時に在庫数をその場で入力・反映でき、差異の確認や記録も簡単になります。従来のような転記作業や再集計が不要になり、作業時間の短縮と人的ミスの削減が期待できます。
デメリット1:知識や手順の変更にあたり時間が必要
紙や表管理ソフトによる管理から移行する場合、操作方法の習得や運用ルールの整備が必要です。特に複数人で利用する場合は、慣れるまで一時的に作業効率が下がる可能性があります。
デメリット2:有料プランの場合、コストがかかる
多くの在庫管理アプリや棚卸しアプリは無料プランでも基本機能は使えますが、商品点数に制限があったり、高度な機能が利用できなかったりすることがあります。必要な機能によっては有料プランの契約が必要となり、月額費用が発生する点は考慮しておきましょう。
無料で在庫管理をする方法
無料で在庫を管理するには、
を活用することができます。順に見ていきましょう。
紙の在庫管理表
ノートなどに在庫管理表を作成し、在庫情報を記入し、確認する方法です。書き間違いや読み間違いなどのヒューマンエラーが起きやすく、商品数や店舗数が多いビジネスには不向きです。また、長期間保管するにはそれなりのスペースを要するうえ、書類の紛失リスクがあるなど、弱点の多い管理方法といえるでしょう。
エクセルシート
紙での管理を少しだけアップデートしたのが、エクセルシートでの管理です。数式などを組んでおけば手計算が不要なうえ、ペーパーレス化を実現できる点では、紙を使った管理よりも優れているといえるでしょう。ただし、運用ルールが徹底されていないと入力ミスが起こりやすい点には注意が必要です。また、パソコンに何かしらの不具合が生じるとデータが消えてしまう可能性もあるので、バックアップをとっておく必要があるでしょう。
在庫管理ソフト
在庫管理ソフトとは在庫管理にまつわるさまざまな機能が詰まったソフトウェアで、基本的にはパソコンにインストールして使います。バーコードスキャナーに対応しているソフトなら、商品バーコードをスキャンすることで、特定の商品情報をひと目で確認し、入荷情報を登録することもできます。
在庫管理アプリ
在庫管理アプリでできることは、おおむね在庫管理ソフトと似ています。大きな違いはパソコンからだけでなく、スマートフォンなどからも使えるところでしょう。パソコンよりも簡単に持ち歩けるスマートフォンからアクセスできると、倉庫やレジ、店舗外など、あらゆる場所から在庫状況の確認・更新がしやすく、その便利さに驚く人も少なくないようです。端末に内蔵されたカメラでバーコードをスキャンできる機能を搭載したアプリもあるので、バーコードスキャナーを別途購入する必要もありません。
POSレジアプリ
少し入り組んでいるように思えるかもしれませんが、在庫管理機能が含まれたクラウド型POSレジアプリを導入する手もあります。前述の在庫管理アプリは在庫に特化したアプリですが、POSレジアプリには在庫管理機能はもちろん、POSレジ機能や売上分析機能、シフト管理機能などビジネスのあらゆる側面を支える機能が含まれています。
たとえばPOSレジアプリを使うと、登録した在庫は基本的にそのままPOSレジに反映されます。このように商品登録作業がいっきに楽になるのはPOSレジアプリを利用するメリットでしょう。

在庫管理アプリの選び方!押さえておきたいこと
在庫管理ツールを導入する目的として、
- 業務効率を上げたい
- 在庫の適正化を図りたい
- 発注ミスを防ぎたい
を挙げる事業者が多いのではないでしょうか。こうした課題を解決するために押さえておきたいことがいくつかあります。
- バーコードを読み取る機能はあるか
- 在庫アラート機能はあるか
- 登録できる商品点数に制限はあるか
- 在庫管理と連携できる機能は充実しているか
バーコードを読み取る機能はあるか
バーコードスキャナーと接続できる、あるいは内蔵されたカメラでバーコードがスキャンできる機能の有無は、必ず確認しておきましょう。
たとえば、特定の商品の在庫状況を確認したいとき、レジや店内で商品のバーコードを読み取るだけで、該当する情報が表示されます。従来のように紙やパソコンの画面から商品情報を探す手間がなくなるので、ストレスがぐっと減るでしょう。
また、ビジネスによっては、バーコードのついていない商品を扱うこともあるかもしれません。このような場合には商品識別用バーコードを発行できる機能の有無を見ておくといいでしょう。

在庫アラート機能はあるか
在庫数が一定数を下回ると通知が届く機能のことを「在庫アラート機能」といいます。このような機能を活用すると在庫が底をついてしまう前に発注することができ、欠品による機会損失が防ぎやすくなります。残りの在庫数が何個になると在庫アラートが届くかは、商品ごとに設定できることが多いようです。

登録できる商品点数に制限はあるか
在庫管理アプリによっては無料プランだと商品登録数は50点までなど、制限が設けられていることがあります。導入後に気づくとアプリをまたいちから探す羽目にもなりかねないので、この点は事前にチェックしておくといいでしょう。たとえばSquareなら、無料プランでも制限なしに商品を登録できます。
在庫管理と連携できる機能は充実しているか
在庫管理はもちろんのこと、取引先管理や注文書作成なども同じアプリで行えるかは事前に確認しておきたい点です。特定の作業のためにほかのツールを探さなくて済むうえ、在庫にまつわる業務を1カ所で管理できるので、効率化につながります。
また、在庫管理の一歩先まで視野を広げ、POSレジ機能も使えるアプリを導入すれば、POSへの商品登録作業にかける時間を抑えられ、さらなる業務効率化が期待できます。在庫管理アプリを単体で導入する場合でも他社のPOSレジと連携できる可能性があるので、確認しておくといいでしょう。
無料の在庫管理アプリ6選
上記を踏まえて、無料で利用できる在庫管理のアプリやソフトを6つ見ていきましょう。
(1)Square
決済サービスのSquareは充実した在庫管理機能が使える「Square POSレジ(リテール向け)」を無料で提供しています。有料プランもありますが、無料プランでも商品数に制限がなく、端末のカメラをスキャナーとして使えるバーコード読み取り機能や、在庫アラート機能などを使うことができます。
在庫登録した商品情報がPOSレジにそのまま反映されるうえ、商品が売れるたびに在庫数が自動で調整されます。さらに無料で商品別売上も見れるので、各商品の売れ行きを見ながら仕入数量の調整もできるでしょう。
| バーコードを読み取る機能はある? | ○ |
| 在庫アラート機能はある? | ○ |
| 商品点数は無制限に登録できる? | ○ |
| 在庫管理以外の機能も使える? | ○ |
(2)Zoho Inventory
営業・マーケティング・会計・人事と幅広い分野でのサービスを提供しているZohoの在庫管理システムです。無料プランでは1倉庫のみの管理が可能で、月に管理できる注文数は50件までです1。在庫管理に特化したツールでPOSレジとは連携できないようですが、Shopifyで作成したネットショップとは連携が可能です。
| バーコードを読み取る機能はある? | ○ |
| 在庫アラート機能はある? | ○ |
| 商品点数は無制限に登録できる? | × |
| 在庫管理以外の機能も使える? | Zoho CRM とZoho Booksとの連携が可能 |
(3)zaico
累計18万社以上が使用しているクラウド型在庫管理アプリ、zaico。無料プランだと最大200点までの商品登録が可能です2。また市販のスキャナーを使って、商品バーコードを読み取ることができます。zaicoは在庫管理に特化したツールですが、SquareのPOSレジをはじめ、多数の外部アプリやシステムと連携することで、機能性を拡張させることが可能です。
| バーコードを読み取る機能はある? | ○ |
| 在庫アラート機能はある? | ○ |
| 商品点数は無制限に登録できる? | × |
| 在庫管理以外の機能も使える? | 外部との連携が可能 |
(4)Tana
複数のメンバーで在庫状況を共有し合えることを目的に掲げたクラウド型在庫管理アプリです。「大学の研究室での資材の欠品を防ぎたい」というリアルな悩みをもとに開発されたアプリで、使い手に寄り添った機能性が期待できます。ユーザーは2人目から1人月々200円かかる従量課金制で、無料で利用できるのは1人までです3。
| バーコードを読み取る機能はある? | ○ |
| 在庫アラート機能はある? | 記載なし |
| 商品点数は無制限に登録できる? | 記載なし |
| 在庫管理以外の機能も使える? | × |
(5)MonoC
製造業や建設業を含むさまざまな業界で利用されている無料の在庫管理アプリです。iPhoneとAndroidの両方に対応しており、スマートフォンのカメラでバーコードの読み取りが可能です。無料プランでは利用できるユーザーが1人まで、管理できる商品が100までになります4。
| バーコードを読み取る機能はある? | ○ |
| 在庫アラート機能はある? | 記載なし |
| 商品点数は無制限に登録できる? | × |
| 在庫管理以外の機能も使える? | × |
(6) SASO
開発用のコードを編集することで、使い勝手をカスタマイズできるオープンソースの在庫管理システムです。もちろんコードをいじらなくても、商品登録やカテゴリー別の分類、商品ラベルの印刷を設計当初のままに使うこともできます。まずはデモサイトから機能の使い心地を試してみるといいでしょう。
| バーコードを読み取る機能はある? | ○ |
| 在庫アラート機能はある? | 記載なし |
| 商品点数は無制限に登録できる? | 記載なし |
| 在庫管理以外の機能も使える? | × |
無料在庫管理アプリの注意点
無料の在庫管理アプリや棚卸しソフトには、以下のような制限があります。
機能を不十分に感じることも
ほとんどのアプリやソフトには有料版があり、プランをアップグレードすることでさらに豊富な機能が使えるようになります。逆にいえば、無料プランだと使いたい機能が使えないという壁にぶつかることがあるかもしれません。
登録できる商品数に限りがある
無料プランだと登録できる商品点数に制限があるケースも少なくありません。
セキュリティー対策に不安を感じることも
社内ネットワークからしかアクセスできない在庫管理システムなら、セキュリティーは担保しやすいでしょう。一方で無料アプリに多いクラウド型のものだと、誰もがアクセスできるインターネット上に情報を保管するため、情報漏えいが発生する恐れやアカウントが乗っ取られてしまうリスクなどがあります。
セキュリティー対策に不安がある場合は2段階認証を設定しておく、バックアップをこまめにとっておくなどの措置を講じておくと安心です。
在庫管理アプリは無料と有料、どっちがおすすめ?
具体的にどのようなビジネスに無料ツールは向いているのでしょうか。以下からどちらに当てはまるかを見てみましょう。
無料の在庫管理アプリが向いている場合
アナログな管理に負担を感じているものの、在庫管理にコストをかけている余裕はない……という事業者にとって、無料ツールは試してみる価値があるでしょう。
また、ビジネスをはじめたばかり、あるいはこれからはじめる予定で、どのツールを使おうか迷っている事業主もいるかもしれません。高額なツールをいきなり導入する前に、まずはコストのかからないツールでニーズを満たせるかどうかを検討してみると、無料アプリで案外ことが足りることに気がつくかもしれません。ただし、無料プランは基本的な機能しか使えない場合が多いため、店舗数や倉庫数が多いビジネスよりも、店舗数も在庫数も少ないビジネスに向いているでしょう。
導入を決める前にいくつか試しに利用し、比較してみるのが理想的です。
有料の在庫管理アプリが向いている場合
多数の店舗を展開しているようなビジネスの場合、業種に特化した機能を使いたい、カスタマイズしたいなどの場合は有料アプリがおすすめです。
有料の在庫管理アプリには数千円の月額利用料で使えるものから、開発に数百万円かかるものなど、多種多様な種類があるので、ニーズや予算を明確にしたうえで比較検討すると、相性のいいツールが見つけやすくなるでしょう。
Squareの在庫管理アプリを試してみよう
キャッシュレス決済サービスで知られるSquareですが、実はそれ以外にもたくさんのサービスを提供しています。在庫管理機能を備えたPOSレジアプリもその1つです。
有料プランもありますが、まずは無料プランからはじめて、ビジネスを拡大するタイミングで有料プランへの切り替えを検討してもいいかもしれません。
Squareの導入方法と詳しい機能を紹介します。
Square POSレジ(リテール向け)を導入するには
Squareの導入はとても簡単です。
(1) 無料アカウントを作成する
(2) Square POSレジアプリをお手持ちの端末にダウンロードする
(3) POSレジアプリにログインして「リテールモード」を選択する
おおまかには以上の3ステップだけです。なお、POSレジをダウンロードする端末を用意するのが面倒という場合におすすめなのが、Square ハンディです。Square POSレジとバーコードスキャナーが搭載されているので、決済受付から在庫管理までを1台でこなせます。

無料プランと有料プランの違い
Square POSレジ(リテール向け)の料金プランは以下の通りです。
- フリープラン:無料
- プラスプラン:月々6,000円(税込)/店舗
無料プランと有料プランの機能を見比べてみましょう。
| フリー | プラス | |
| 無制限の商品登録 | ○ | ○ |
| iPad/iPhoneのカメラでバーコードをスキャン | ○ | ○ |
| 複数店舗の在庫管理 | ○(最大200店舗/アカウント) | ○(最大200店舗/アカウント) |
| 在庫アラート | ○ | ○ |
| 商品検索 | ○ | ○ |
| バーコードの読み取りから商品を自動登録 | ○ | ○ |
| SKUの自動生成 | ○ | ○ |
| 店舗間での商品交換 | × | ○ |
| 在庫予測 | × | ○ |
| 自動注文書作成 | × | ○ |
| 在庫調整履歴 | × | ○ |
| 取引先管理 | × | ○ |
無料プランでもたくさんの機能が使えることが分かります。
有料プランを選ぶと、もっと多くの作業を自動化できるので、さらなる業務効率化に取り組めます。たとえば売れ行きを分析しながら仕入れのタイミングを予測する「在庫予測」や、「追加注文する」というボタンをクリックするだけで注文書が作成できる機能などを活用すると、日々の業務が一層さくさくと進むでしょう。
以下のページに詳しい比較表があるのでぜひ参考にしてみてください。
▶️ Square POSレジ(リテール向け)の料金・機能を比較する
無料ですぐに利用できるPOSレジならSquare
Square リテールPOSレジは、小売業の複雑な在庫管理や売上データを正確に把握するために設計された特化型POSレジシステムです。実店舗とオンラインの在庫情報を自動で同期する高度な機能を備えながらも、無料ではじめられるのが特徴。アパレルやスーパー、チェーン店など、小売事業者の事業運営に役立ちます。
まとめ
この記事ではエクセルシートや紙での管理から脱却する方法として、無料の在庫管理アプリについて説明してきました。さまざまな無料ツールが登場しており、導入のハードルも低く、その利便性は侮れません。有料ツールのほうが機能も豊富で何かと便利なのでは……と思いがちですが、無料ツールに目を向けてみるとそれだけでもニーズが案外満たせることに気がつくかもしれません。
よくある質問
在庫管理アプリは無料で使えますか?
在庫管理アプリの中には、無料プランを提供しているものもあります。無料プランでは基本的な機能が使える場合が多く、商品登録や在庫数の更新、バーコード読み取りなどを利用できることがあります。
ただし、登録できる商品点数や利用できる機能に制限が設けられているケースも少なくありません。複数店舗の管理や高度な分析機能などを使いたい場合は、有料プランへのアップグレードが必要になることがあります。
在庫管理アプリを選ぶ際にどんな点に注意すべきですか?
在庫管理アプリを選ぶ際には、以下のようなポイントを確認するとよいでしょう。
- バーコード読み取り機能があるか
- 商品登録数に制限があるか
- 在庫アラートなどの便利機能が使えるか
- POSレジや会計ソフトなど外部ツールと連携できるか
- スマートフォンやタブレットから利用できるか
自店舗の業務規模や管理したい商品の種類に合った機能が備わっているかを確認することが大切です。
在庫管理アプリは個人・家庭用規模程度の事業でも使えますか?
個人事業主や小規模ビジネスでも利用できます。近年の在庫管理アプリは、スマートフォンだけで手軽に利用できるものも多く、少ない商品数から管理をはじめることも可能です。
ネットショップ運営やハンドメイド販売、フリマアプリでの商品販売など、在庫数を把握したい場面でも役立ちます。無料プランを提供しているサービスも多いため、小規模な事業でも導入しやすいでしょう。
在庫管理アプリで棚卸しはできますか?
多くの在庫管理アプリには棚卸し機能が搭載されています。バーコードを読み取って在庫数を確認したり、実際の在庫数を入力して差異を記録したりすることができます。
棚卸し結果はそのままデータとして保存できるため、紙の棚卸し表に記録して後から入力する必要がなくなります。棚卸し作業の効率化や入力ミスの防止にもつながるでしょう。
Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。
執筆は2023年6月7日時点の情報を参照しています。2026年3月16日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。


