業種: 古本屋
店舗: 吉祥寺
OUR STORY
古本屋なのに、古本屋らしくない本屋
白い壁に木の扉。小さな看板には「book obscura(ブックオブスキュラ)」とある。カフェのようだけど、本屋さん。
吉祥寺駅から井の頭公園を抜けると、閑静な住宅街に出る。その合間を通る商店街には、駅周辺の喧噪とはうってかわってのんびりした空気が流れる。2017年の秋、井の頭公園の側に写真集の専門店「book obscura」はオープンした。
明るい声で迎えてくれた黒﨑さんは、小柄で華奢だけれど笑顔のあふれるエネルギッシュな女性。紺色のエプロンがよく似合っている。
店内は、大きな窓から差す光で明るい。置かれている本はほとんどが写真集で、古書を扱っているのに古本屋っぽくない。本棚は入って右手の壁一面にあるのみ。中央の大きな平台には大判の本が手に取りやすいように置いてあり、左手は写真展などを行うギャラリースペース。入り口脇にはコーヒーの飲める細いカウンターもある。何だか新しい空気を感じる。
「うちは古本屋ではありますが、古本の匂いがしたり、店内ぎっしり本だらけって店にはしたくなかったんです。写真のことを知らなくても、ふらっと遊びにきてコーヒーを飲みながらぱらぱら写真を見てもらえるような、そんな空間が理想でした」
book obscuraのストーリーについて詳しくは:【商いのコト】写真集を開けば、いつもと違った世界が見えてくるーbook obscura
小さな店舗にぴったりな決済手段
book obscuraではオープン当初からSquareを導入し、対面でのカード決済とPOSレジ、そしてクラウド請求書を活用しています。具体的にどんな風に利用しているのかを伺いました。
—Squareを導入してどうでしたか?
やはり大きなレジやドロワーを置かないでいられるのが、小さなお店にとってとてもありがたいです。空いたスペースも商品の販売に有効活用できます。
「委託」で預かっている商品の販売数の管理や、棚卸しほど大変な作業はありませんよね。小売店を営んでいる方ならお分かり頂けるかと思います。Squareは画像付きで登録できる商品数の多さに驚きました。しかも、在庫数まで入力できるという。販売した数などはSquareデータで確認でき、在庫数まで出るので棚卸しが楽にこなせます。レジだけでは無く、在庫管理も出来てしまうSquareにはとても助かっています。
—Square 請求書はどのようにお知りになりましたか。
実は最初は知りませんでした。売り上げを確認しようとSquareデータを見ている時に「請求書」の項目があることに気が付いて、「まさか!?」と、それ以来めちゃくちゃ駆使しています。
—Square 請求書の利用方法を教えてください。
実店舗がある小売店の場合、店舗で販売している物をオンラインで売るためには写真を取って、販売金額や詳細を入力したりと手間も時間も多くかかります。
「入荷しました!」ってInstagramなどで発信したあとに、オンラインストアを経由せずに、請求書機能を使ってお客様とメールで決済のやりとりができるので、オンラインストアに商品を上げずとも売れちゃうのが嬉しいポイントの1つです。
お客様に、オンライン上で決算が可能なURLをお送りして、そのページでクレジット番号などを入力してください、とお伝えするとお客様も安心してクレジットカード決済をして下さいます。
もう1つ、気に入っている部分は、決済の際にクレジットカード番号をお客様が入力する画面で発送先も入力できるところです。これで、お客様とのメールのやりとりを省略できます。
ー導入にあたって他のサービスと比較しましたか。
Square以外にも4社検討しました。手数料はもちろんのこと、入金日の比較とともに、銀聯カードが使える他社と最終的に悩みました。ですが、小さな店舗なのでまずは契約も簡単で、初期費用が抑えられるSquareにしました。
小さな小さな店舗なのでまずは契約も簡単で、初期費用が抑えられるSquareにしました。ー book obscura 黒﨑由衣さん
Square が実現したこと
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コンパクトなレジ:面積が限られている小売店ではレジを置けるスペースも限られています。Squareなら必要なものはスマートフォンやタブレットとICカードリーダーのみ。使わない時は仕舞っておけます。
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SNSを利用したタイムリーな販売:希少な本、ファンの多い写真集は入荷があったらすぐ購入したいというお客様もいます。SNSに入荷情報をアップし、購入したいお客様にはメールで請求書を送付することで、タイムリーな販売が実現しています。
Squareでは、クレジットカード決済の受付に加えて、POSレジや請求書、在庫管理など、店舗運営に欠かせないサービスや機能を多く提供しています。