リピーター客獲得チャンス!飲食店のための雨の日の集客ポイント

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気象庁が発表している平年の梅雨入りによると、最も早い沖縄で5月9日ごろ、関東甲信は6月8日ごろとされています。梅雨時に限らず、日本は気候の特徴から年間通して雨が降る日が多く、全体の3割にまでのぼります。

天気や気圧は、私たちの体調や心の状態に大きく影響する上、自然の力なのでかんたんに抗うことができません。雨が降ると外出を面倒に感じたり、出先から寄り道をしないで真っ直ぐ帰宅したいと思うものです。「買い物にいくのが億劫だ」、「今日は外出しないで食事は家で済ませよう」と思う人も多いのではないでしょうか。

外出する人の数が減ると、飲食店への客入りに影響が出るのも自然のことです。通常に比べて営業が暇だと感じる飲食店も少なくないでしょう。しかし、日本では雨の日が多いことを考えると、雨が降るたびに客入りが減少し、これに伴い売り上げも減ってしまう現状を受け入れているのでは、利益の増加に繋がらず、経営の先行きが不安です。客入りが少ないままお店を開けていても、従業員の人件費や店舗の光熱費、その日の食材の仕入れなどで経費が発生していることを忘れてはいけません。

今回は、「雨の日」という一見飲食店にとってはデメリットに思える条件を、雨の日ならではのサービスを打ち出すことで集客に繋げる工夫をお伝えします。

「雨の日はこのお店!」と思ってもらう

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雨の日ならではの最も分かりやすいサービスの例として、「雨の日割引」が考えられます。割引といっても、季節ごとの商戦のように大々的に行う必要はなく、例えば、合計金額から5%割り引いたり、対象メニューを絞ってそれぞれの価格から50円引きしたりします。割引とは単純に聞こえがちですが、お客様にとっては来店の決め手となる分かりやすい魅力の一つです。少しでも安く食事ができると分かれば、雨の中でも足を運んでくれるお客様はいるでしょう。

雨の日にしか食べられないメニューを準備するのもアイデアの一つです。通常は注文できない裏メニューのようなものを雨の日だけに登場させるのです。このためにメニューをゼロから開発したり、仕入れる食材を追加したりする必要はなく、通常の営業中に突然雨が降ってもすぐに提供できるようなメニューを準備しましょう。例えば、従業員が普段食べているまかないメニューを提供したり、厨房にある食材でシェフが気まぐれで作る温かいスープなどは魅力的です。

普段から人通りが少なく決まったお客様だけが利用するような立地だったり、駐車場が無いため雨が降ると客入りがほとんど見込めないような立地にある場合、遠方からでもお客様が来てくれるような思い切った企画をしてみましょう。例えば、雨の日限定で料理の提供を食べ放題やおかわり自由に変えてみます。多少アクセスが悪くても、雨がザーザー降っていても、このようなイベントに魅力を感じるお客様は家を飛び出して来店してくれるかもしれません。

しかし、重要なのは、いずれのサービスも一度打ち出したからには、徹底しなければいけないということです。わざわざ来てくれたお客様から促されてから初めてサービスを提供するのではなく、雨の日には積極的に雨の日割引や雨の日限定メニューなどのサービスを紹介しましょう。気まぐれが許されるのは天気だけです。お店側は徹底してお客様を迎え入れる準備をしましょう。すると、お客様からも「雨が降ったらあのお店に行こう」と思ってもらえるでしょう。

雨の日に来店するメリットを知ってもらう

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「雨が降ったらあのお店に行こう」と思ってもらえるお店になるためには、雨の日に来店するとどんな良いことがあるのかを多くのお客様に予め知ってもらう必要があります。

店内に張り紙などをして、雨の日に来店するメリットのアピールをしましょう。雨が降っていない日に来店したお客様の目にも触れるように、壁に掲示したり、メニューの一部に分かりやすく盛り込んでみましょう。目にするお客様に「今度、雨が降ったらここにまた来てみよう」と思ってもらえれば大成功です。また、後になって「そういえば、あのお店には雨の日限定サービスがあったな」と思い出してもらえるように印象付けることも重要です。

もちろん、お客様への積極的なアプローチも必要です。時には、天気予報が外れて想定外の雨が降ることもあります。こんなときは、お客様に「今日みたいな雨の日は、是非当店へお越しください。サービスいたします」といった内容のメールマガジンを配信してみましょう。ソーシャルネットワークを利用して宣伝を拡散するのもいいでしょう。「今だけの特典」をリアルタイムで受け取ることはお客様にとって魅力です。「今から行ってみよう」という気持ちになってもらえるような楽しい情報を発信してみてください。

なるべく多くのお客様に情報を発信できるように、普段からメルマガ登録数を増やすことに注力しましょう。参考:メルマガ登録を増やす6つのおすすめ方法

お客様のメールアドレスや住所などはSquareの顧客リストで管理しましょう。顧客情報は、お客様との関係を管理するための重要な情報です。ポイントカードを作ったりアンケートを実施したりして、お客様一人ひとりの情報を集めて管理しましょう。

雨降る中の来店には感謝の気持ちを

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雨の日ならではのサービスを日頃から知っているお客様や、お店が発信したメルマガやSNSなどに反応を示してくれたお客様、または、雨にも負けず雪にも負けず、普段から得意客として来店してくれるお客様、雨が降る中わざわざ来店してくれた全てのお客様には感謝の気持ちを込めておもてなしをしましょう。

傘立ての設置は当然ですが、お客様の中には他人の傘と混同して傘を預けることに抵抗を覚える方もいるかもしれません。傘専用のビニール袋を用意して席まで持っていってもらったり、お店で預かった傘を乾かして帰り際に渡すなど、ちょっとした気遣いで満足度を上げましょう。

雨に濡れながらも来店してくれたお客様には、例えば、着席と同時に服や鞄を拭くためのタオルを渡したり、身体を冷やさないように温かいお茶を先に出すなどして、快適に食事を楽しんでもらえる空間作りに注力しましょう。

快適な雨宿り

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雨の日は、外を行き来する人の数も少なく、普段は人で賑わっている通りも静まりかえっているように感じるかもしれません。そんな時は、来店してくれたお客様と窓の外を眺め、雨の音を感じながら、ゆっくり会話を楽しんでみるのもいいかもしれません。普段の営業では意外と難しい直接コミュニケーションを持つチャンスにもなります。

子連れのお客様は、一日中家で過ごすと子どもが飽きてしまうのでどこか雨を凌げて且つゆっくりできる場所を探しているかもしれません。例えば、子どもが遊べるようなスペースをお店の一角に設けたり、お絵かきやちょっとしたおもちゃを用意して、子どもを遊ばせながら保護者同士も食事を楽しめるような、雨の日を素敵に過ごせる空間を提供してみてはいかがでしょうか。

雨の日のサービスをきっかけに、翌日の快晴の日にも、同じお客様が早速来店してくれるかもしれません。リピーター客をどんどん増やして、雨の日も晴れの日も、多くのお客様に愛されるお店を目指してください。

執筆は2017年5月15日時点の情報を参照しています。
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