Square、安全性の高いICクレジットカードに日本でも対応

2015年5月12日

Square株式会社(所在地:東京都港区、代表:水野博商、カタカナ表記:スクエア)は、カードの不正利用や決済情報の漏洩に対し高い安全性を備えるポケットサイズのICクレジットカード対応リーダーを日本で提供します。新しい「Squareリーダー」は、磁気テープに比べて偽造が困難なICチップを読み取ることができ、事業者は業界最低水準の端末費用と、決済ごとに発生する3.25%の手数料だけでクレジットカード決済を受け付けることができます(※1)。予約受付の開始日は、確定次第、別途ホームページ等で告知します。

新しい「Squareリーダー」は、スマートフォンやタブレット端末のイヤフォンジャックに差して使うシンプルなICクレジットカード対応リーダーです。SquareのICカード対応ソリューションは、一般的なICクレジットカード対応端末と異なりカードホルダーによる暗証番号の入力が不要で、クレジットカードのオーソリゼーション後カードホルダーにサインをもらいます。この方式は、国際ブランドのルールに準拠するものです。

クレジットカードは、磁気テープに比べて偽造が困難なICチップ搭載のクレジットカードへの切り替えが全世界的に進んでいます。日本では、経済産業省が2014年7月にその安全性の高さからクレジットカードの完全IC化を目指すと発表しており(※2)、業界団体である(一社)日本クレジット協会において2020年までに100%を目指すことが決定されました。一方、ICクレジットカード決済端末は一般的に高額で、事業者にとって導入の障壁となっています。Squareは、安心安全で手頃なICクレジットカードリーダーを提供することで、日本におけるICカード対応端末の普及を促進します(※3)。

また、日本での提供に先立ち、本日、ICクレジットカードの安全性について加盟店を始めとする多くの人々に理解を深めてもらうため、ICクレジットカードと新しいSquareリーダーに関するウェブサイトを公開しました。 squareup.com/jp/emv

近年、キャッシュレス化の進行や外国人旅行者の急増により、クレジットカード決済は商売を営む事業者にとって一段と重要な存在になっています。Squareは創業以来、「Make Commerce Easy(商業活動をかんたんに)」をミッションに掲げ、登録がかんたんで1回のスワイプに付き3.25%の手数料だけで利用できるクレジットカード決済サービスや、無料の洗練された売上分析ツールを提供し、事業者の成長を支援してきました。ICクレジットカード普及後も、どのような規模の事業者でも簡単かつ安心安全、手頃に利用できるサービスを提供していきます。

※1カード情報を直接手入力して決済する場合は、手数料が3.75%になります。
※2経済産業省「クレジットカード決済の健全な発展に向けた研究会 中間報告書」平成26年7月発表、 http://www.meti.go.jp/press/2014/07/20140711002/201407110022.pdf 、p.8
※3 日本での販売価格は未定です。米国では、29米ドル(税抜き)で販売しています。

Squareについて
Squareは、商売の立ち上げから事業の成長まで事業者をサポートするツールを開発しています。Squareレジは、レジ機能やクレジットカード決済にくわえ、売上の記録や在庫管理、売上分析まで、事業者にとって必要なツールを一式揃えたPOSレジです。Square, Inc.は、2009年に設立、本社をサンフランシスコに構え、米国とカナダ、日本ではカード決済サービスを提供しています。Square株式会社は、Square, Inc. の日本法人です。Square, IncおよびSquare株式会社の詳細は、squareup.com/jp をご覧ください。

報道関係者問い合わせ先
Square株式会社 広報 press-jp@squareup.com / @SquareJapan

※「Squareレジ」は、2017年1月24日現在、「Square POSレジ」の名称で提供されています。